来年こそは習慣を変えて人生を絶好調に導きましょう号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

みなさんはどんなクリスマスを過ごされたでしょうか。

注文殺到で「嬉しい悲鳴」だったでしょうか。それとも家族や大切な人とのひとときを体験されたでしょうか。いよいよ今年もあとわずかです。

振り返って、年初にどんな誓いを立てられたか、それがどの程度実現したのかを確認してみましょう。100%実現したなら大いに結構ですが、「また計画倒れに終わってしまった」のなら、来年は改善が必要ですね。

計画通りの結果を得るには、自分の習慣を見直して改善することが効果的だといいます。習慣は人生の結果の9割を握っているという説もあるくらいですから、有意義な人生が歩めていない人は、まず習慣を変えてみることを考えてはいかがでしょうか。

というわけで、年内最後の「オススメ参考書」は、習慣を変える本を取り上げました。お正月休みにいかがでしょうか。

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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

理想の人生をつくる習慣化大全

古川武士・著/ディスカヴァー・トゥエンティワン・刊

1,782円(キンドル版・税込)/1,980円(紙版・税込)

偶然ですが、2回続けて同じ出版社の本になりました。カタカナで書くと長い社名ですが、英語表記の「Discover 21」のほうがお馴染みかもしれません。1985年創業の比較的若い出版社で、取次を通さない書店直接取引が特徴です。

著者の古川武士氏は「習慣化コンサルティング株式会社」の代表取締役で、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社としては日本唯一をうたっています。関西大学を卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。24冊100万部の習慣化に関する著書があります。

本書のテーマは、「幸せの9割は習慣から生まれる。だから習慣化スキルを身につけて理想の人生を手に入れよう」というものです。

具体的には「計画したことが続けられない」(→第1章)、「すぐにあきらめてしまう」(→第2章)、「マイナスのことばかり考えてしまう」(→第3章)、「自分はこのままでいいのか疑ってしまう」(→第4章)といった形で、読者が自分のタイプに合わせて習慣を変えていく方法が示されています。総ページ数343という、なかなかに厚い本です。

全体を通して、65の習慣化の方法が提示されており、どんな人でもこのうちのいくつかを実践することで、自分の苦手を克服できるような構成になっています。

今回はこの65の方法をずらっとご紹介しようと思いますが、その前に、著者の考えを「はじめに」から読み取ってみましょう。

***
「なにをやっても三日坊主……コツコツ続けられるようになりたい」
「自分のやりたいことってなんだろう? それが見つかれば人生変わるのに……」
「自分を変えたいのに同じ毎日を繰り返してばかりで進歩していない!」
誰しもがこうした思いを大なり小なり抱いているのではないでしょうか?
実はこれらはすべて「習慣」が原因です。
あなたの人生は「習慣の積み重ね」によってかたちづくられています。
「人生を変える」ということは「習慣を変える」ことなのです。
(中略)
本書で、行動・思考・感情・環境の切り口からうまく自分を乗せて習慣化できるようになる65の方法をご紹介します。
いますぐ習慣化のスキルを身につけて悔いのない理想の人生をつくりましょう!
***

本書は第1章で行動の習慣が変わる26の方法を、第2章で思考の習慣が変わる18の方法を、第3章で感情の習慣が変わる15の方法を、第4章で環境の習慣が変わる6の方法を紹介しています。ではさっそく、それらをご紹介しましょう。

第1章 行動の習慣〈先延ばし・続かないを乗り越える〉
01 楽しむことを第一優先にする
02 「これならできる!」からはじめる
03 試しにとりあえずやってみる・やめてみる
04 大変な日は「例外ルール」で乗り切る
05 カタチから入る

06 人と一緒にやる
07 人の真似をしてみる
08 テンションが上がるご褒美を用意する
09 記録をつけて達成感を味わう
10 みんなに「いいね」をもらう

11 やる気アップツールを探す
12 「いつやるか!」タイミングを工夫する
13 みんなに宣言して退路を断つ
14 燃える目標を設定する
15 「損したくない」心理を活力にする

16 憧れの理想をつくる
17 自分を乗せるルーティンをつくる
18 「ながら作業」にしてしまう
19 気持ちが上がる場所に行く
20 飽きたら刺激と変化をつける

21 15分単位で区切る
22 リストアップして終わったら消す
23 タスクを細かく分解する
24 ピンポイント行動にする
25 余計なことを考えず淡々とやる
26 「今やる主義!」で乗り切る

第2章 思考の習慣〈マイナス思考から抜け出す〉
27 他人ではなく昨日の自分を超える
28 “ある”ものにフォーカスする
29 結果は、行動量と確率で考える
30 「できること」に目を向ける

31 複数の選択肢を探す
32 「1%改善」の行動で最適化する
33 相手も自分も得する解決策を考える
34 人事を尽くしたら天命を待つ
35 「今はこれでいい」と納得する

36 相手への期待値を見直す
37 がっかりタイムを想定済みにする
38 骨太の理由を考える
39 よいストーリーに自分を投影する
40 プラスの意味を見いだす

41 自分の過去の体験とつなげて考える
42 やる気の湧く口グセを使う
43 無駄なものはないと考える
44 感謝思考で世界観を変える

第3章 感情の習慣〈やりたいことを見つける〉
45 放電を減らし、充電を増やす
46 マインドフルになる
47 「主導権」を取り戻す
48 わくわく行動を実践する
49 あるがままの自分を受け入れる
50 無条件に愛されていることを思い出す

51 他人からの評価に振り回されない
52 ダメなときがあっていいと受け入れる
53 過去の成功体験からパワフルな信念をつくる
54 座右の銘をつくり自分の心に刷り込む
55 「やるべき」と「やりたい」を区別する

56 自分の性格タイプを知る
57 熱中できることを大切にする
58 他人から認められたい自分を受け入れる
59 自分の使命を見つける

第4章 環境の習慣〈変化しない自分を成長させる〉
60 環境を変えてみる
61 自分の憧れ・手本となる人を持つ
62 自分の波長に合う仲間と時間を過ごす
63 チャンスに気づく感度を高めておく
64 良いタイミングを待つ
65 最高のフィードバックをもらう

それでは第1章から気になったところを見ていきましょう。
01 楽しむことを第一優先にする
これは実践している人が多いのではないでしょうか。しかし、著者によると「楽しむ!」は習慣化において意外と見落とされがちなポイントなのだそうです。

日本人が昔から教育されてきた「苦痛なことでも根性で続けることにこそ美徳がある」という価値観は、習慣化にとっては邪魔な考えでしかありません。その価値観を受け入れると、楽しみながら取り組むことが「遊び」に思えてしまうからです。

しかし、楽しくないことを無理にやっても長続きしません。好きなことは続くし辛いことは続かないというのは人生の大原則だからです。

たとえば、著者はジムにあるランニングマシンが苦手です。でも水泳は好きなので、行くのが楽しみになります。脂肪燃焼効率から考えると水泳よりもランニングの方が効果が高いのですが、歯を食いしばって苦手なランニングをするよりも楽しく感じられる水泳の方が継続できるので、長い目で見れば効果的です。

同様に、早起きや片付けも楽しめるようにできれば継続は簡単になります。習慣化の第一歩は、「なにをすべきか」ではなく「なにをしたいか」からスタートするべきなのです。

02 「これならできる!」からはじめる
継続のコツは「無理しないこと」と著者は言います。たとえば10年間毎日日記を書き続けている人に継続のコツを聞くと「1行だけでもいいから、毎日書くこと」だと言っていたそうです。これを「ベビーステップ」と言います。赤ちゃんの小さな1歩のことです。

習慣化の大きなポイントは、「0を1にするのは大変だが、1を2にするのは簡単」ということです。完璧を目指す人はここがわからず、いきなり0から5や10を目指して挫折してしまいます。「どうせやるのなら、ちゃんとやろう」と考えてしまうからです。

そういう人には「日記を1行だけ書く」という発想は出てきません。自分で心の中に高いハードルを築いてしまい、実行を困難にしているわけです。

ベビーステップのコツは、「面倒」「怖い」「不安」などの感情が出てこなくなるまで徹底的に行動のハードルを下げることだと著者は言います。どんなにハードルを下げても、0にはなりません。

著者が示したベビーステップの具体的な設定方法を参考にしてください。
・ジョギングをする → ウェアに着替える
・ダイエットする → お昼ご飯のライスを半分にする
・片付ける → 5分間だけ片づけをする、トイレだけ綺麗にする
・禁酒する → ビール3杯のところビール2.5杯に減らす
・朝5時に起きる → 今より15分だけ早起きする

次は第2章です。
27 他人ではなく昨日の自分を超える
「できる人」と自分を比べて「成長できていない」と嘆いてしまうタイプの人がいます。そういう人は、自己嫌悪に陥る前に比較対象を変えることが大事です。他人ではなく、「過去の自分」と比較するのです。

ここで大切なのは、「できること」を数値化して過去の自分と比較することです。その結果、過去の自分より1ミリでも成長していれば、それは自分の史上最高記録を更新したことにほかなりません。今の自分は史上最高だと実感することがモチベーションになり、継続する意欲につながります。

28 “ある”ものにフォーカスする
「起業したいのに資金がありません」という起業家志望の人に、若き日の孫正義は「あるお金ではじめればいいんだよ」と答えたといいます。

私たちはともすれば「何かがない」ということを「できない理由」にして前に進もうとしなくなります。しかし「今“ある”ものでスタートする」という発想に変えると、視界が180度変わります。

『ユダヤ人大富豪の教え』で有名な作家の本田健は、わずかな資金で無料の小冊子を作り、それを知り合いに配ることからビジネスをスタートさせました。どんな人でもやりたいことのために必要なスキルや知識はゼロではないはずです。充分になるまで待つよりは、今すぐスタートするべきです。

29 結果は、行動量と確率で考える
著者は処女作を世に出すとき、人脈がなかったので出版社に片端から企画書と手紙を送りました。100社の出版社に送ろうと思っていたそうです。しかし33社に送った時点で11社から返答があり、のちにシリーズ12万部を記録する『30日で人生を変える「続ける」習慣』を2010年に発刊することができました。

今では非常に評判の悪いテレアポですが、それが廃れないということは、一定の確率で成果が上がっていることを示しています。大量行動は普遍の成功法則です。結果が出ないことについて私たちは「スキルがないから」「人脈がないから」と理由を口にしますが、そもそも行動量が足りていないことが原因であることも多いのです。1%の成功確率があるなら、100回やれば成就します。

第3章を見てみましょう。
45 放電を減らし、充電を増やす
この章では「感情習慣」を変えることが目的ですが、まずは自分の心のエネルギーを下げている要因について考えてみようというのがこの項目です。

1日の中で、自分の感情・気分・エネルギーを下げているものには、何があるでしょうか。
・朝早く起きようと思っていたのに、7時半ギリギリに起きてしまった
・お昼ご飯をドカ食いしてしまった
・洗濯物が山ほど溜まっている
・イライラして子どもに怒ってしまった
・家が片づいていなくてため息をついた
・友だちとの飲み会の約束をドタキャンしてしまった
・仕事で先週出さなければいけなかった報告書を今日も先延ばしにしてしまった

これらの感情エネルギーを下げたものを、著者は「心の放電リスト」と呼んでいます。そういうものにエネルギーを奪われないようにするためには、まず放電リストを書き出して自覚することです。

しかし、それだけでは心は豊かになりません。マイナスがゼロに近づくだけで、プラスにはならないからです。次に自分の心を豊かにするものを数え上げてリスト化してみましょう。著者はこれを「心の充電リスト」と呼んでいます。
・書斎でゆっくり30分、読書ができた
・クイーンの音楽を移動の電車で聴いた
・腕立て、腹筋運動ができた
・じっくりと日記を書いた
・家族と一緒にご飯を食べられた
・上司から「資料がわかりやすいね」と褒められた

これらのリストを1日の最後に振り返ることで、その日の総合的な充実度がはかれます。しっかりとリスト化することで、徐々に放電が少なくなり、充電が増えていきます。その結果、感情習慣が良くなっていきます。

最後は第4章です。
63 チャンスに気づく感度を高めておく
著者は2006年に勤めていた会社を辞めようか迷っていました。ある日、新聞を何気なく見ていたら、「雇われない生き方」という文字が目に飛び込んできました。その瞬間、心の内側で「そうだ。雇われない生き方がしたいんだ!」との共鳴が起こり、次の行動を起こしました。そして何をするかを決めないままに独立を決意したのです。

学生時代の友人に声をかけ、起業しないかと誘ったところ、あっさりと承諾してくれました。そして毎晩のように2人でファミレスに行き、事業アイデアを練りました。その中からコーチングというアイデアが生まれ、スクールに入ってプロコーチとして独立したわけです。

あとから見てみると、人生とは不思議な偶然の重なり合いから展開していくものです。しかし、それぞれの瞬間に人生を変えるサインや兆し、人との出会いがあり、それをつかみ取ってきたからこそ、今の自分があるわけです。

人生を変えるようなサインに出会うと、心が強く反応します。大事なのは、サインに気づく感度を高めておくことと、心の反応を無視せずに行動することです。具体的には、すぐに行ってみる、やってみる、会ってみることです。そこから運命が動き始めます。

人生を好転させる65のヒント、ぜひ一読してみてください。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

最古の人類の祖先がチンパンジーから分かれた(A)が700万年前、現生人類(ホモサピエンス)が現れた(B)が20万年前といわれています(諸説ありますがおおよそで捉えてください)。

数字だけだとわかりにくいのでグラフで示すと下記のようになります。

Aが700万年前、*1つが1万年です。

B→ホモサピエンス(現生人類)誕生:20万年前
Z→ 記録が残っている時代はこの直近1万年の後半部分

日本史の授業だと大昔の印象の縄文時代でさえ、たったの1万3000年前~2300年前なので、上の図の右下Zのちょっと前頃、それより後の時代、弥生時代も古墳時代、奈良時代も、平安も戦国も江戸も…明治、大正、昭和、平成、令和もぜ~~~んぶ上図の最後の1万年(Z)の終盤の出来事なのです。

Aからの人類の長~い歴史からすれば、わかっていることなんてほんのつい最近のことだけなんですよね。もちろん、エンジンや電気ができたのなんてその中でもついこの百年。それで農業も漁業も急激に発展して、食料も大量に得られるようになってきました。

ここで何が申し上げたいかというと、こんなにも長い人類の歴史の中で、人類の半数以上がまともに腹いっぱい食えるようになったのはここ数十年のことで、それ以前の歴史の大半は常に空腹で栄養不足であったということです。

空腹や飢餓の中で進化してきた生物としての人類は、当然、飢餓や空腹により耐えられるタイプの個体の方が生き残る確率が高く、生き残ってきたわけです。つまり、代謝が高くて燃費の悪い大飯食らいよりも、小食でもエネルギーを溜め込んでより動ける燃費の良い者が生き残ってきたということです。

生き残って来た現代人のDNAには、食べた物のエネルギーを少しでも多く貯えて使えるようにする(脂肪を蓄える)仕組みがあるわけです。言い換えるなら現代人はできるだけ太ろう太ろうとするように進化してきたので、どうしても太りやすく痩せにくいというわけです。

でも直近の100年足らずは比較的多くの人類が食料に恵まれ、いつでも食べたいときに好きなだけ食べられる環境になってしまい、その結果として粗食→過食になってきました。

上の数百万年にも及ぶ長~~い****の間にすっかり粗食に対応できるように進化してきたのに、急につい最近過食になってしまったので、短期間では対応進化は間に合わず、あり余る食物から摂ったエネルギーは否応なく高まった血糖値を消費しきれずに脂肪に変えては蓄え、高脂肪&高血糖(肥満・メタボ)になってしまっているわけです。特に食料の乏しい寒冷地で長年進化してきた人種ほど同じカロリーを摂取してもより脂肪を蓄えやすいということです。

未来には過食になっても肥満しにくいとか、そもそも食欲が控え目なタイプの個体が多く生き残るような人類の新たな進化が起こるのかもしれません。

それにはまた数万年~数十万年かかることになるので、今を生きる私たちは肥満やそれによる病気という身体の変化に、ダイエットという自然に反した行為(薬やサプリや必要もないのに無理して運動するという自然や生物学的には不合理な方法)で対処していくしかありません(^^;)

数百万年もかけてできるだけ太るように進化してきたのに、ここ数十年で急に太らないように無理している人類って、なんとも自然に反したおかしな生き物になってしまったものです。(自戒と言い訳を込めて…(^^;))

さてさて、今回のお店にはダイエットにオススメのサプリもあるようですが、主力はお肌を美しく整えるジェルやローション、オイルなど美容系の商品。

すべて国産で天然の超ナチュラル植物原料で製造されたもののようです。これらを使ったマッサージやエステは、代謝を高めたりむくみを改善するなどダイエット効果もあるようです。

自然に反してしまった人類ですが、自然の力で健康的で美しく蘇る!
そんな人類の願望を叶える!? 素敵なお店のようです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
露-tsuyu-オンラインショップ

ショップ名 :
露-tsuyu-オンラインショップさん

サイトURL:
https://www.tsuyu-shop.com/

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

SNSでの既存集客、リピーター以外の新規の購入が少ないことが悩みです。世界観は崩さず、もう少し新規獲得できたらと思っています。

第一印象:高級感ある美容系ショップだが、よくわからない

トップページの大きな画像に見える高級感ある商品ボトルやエステの文字などから、エステ系の美容商品のお店であることまではわかるのですが…

店舗名の看板画像も、メインとなるようなキャッチコピーもなく、その他の画像には特にコピーテキストもないので、「どこのどんなお店なのか?」「メーカーなのか、単なる小売店なのか?」もわかりません。

現状は、既にお店や店長のことを知っているお客様だけを相手にしているお店にしか見えませんので、ご要望されている「新規のお客様」にとっては情報不足で不親切なサイトとなってしまっています。

どこのどんな人がどんな思いで立ち上げたお店なのか?
どんなきっかけ、どんな苦労を経て商品を開発し、創り上げたのか?
そして主力はどんなお客様に向けたどんな商品でどんな成分で、どんな美容への期待に応えてくれるのか?(効果は謳えないので)

などなど、初来店のお客様の期待や懸念点を短時間で理解させるような自己紹介、アピールコンテンツがまとめられていません。

SNSや外部の広告、口コミなどから当サイトへの誘導がメインなのはわかりますが、こここそがカートに商品を入れ購入を決定する最終的な「売り場」であるので、しっかりとまとめておきましょう。

インタビューで浮き彫りになったこと

オーナー店長の内田露美奈さんにお電話でインタビューさせていただきました。

内田さんは元々は大手エステサロンに就職し、そこで技術だけでなくサロン経営やマーケティングなどビジネスの基本も学ばれ、その後独立し自身のサロンを経営。

ご自身が小さいころアトピーなどお肌が弱くご苦労されたこともあって、特に「敏感肌の方でも安心して使え、お肌の状態を改善できるものを!」の思いで自らのお名前にちなんだ「露tsuyuシリーズ」のジェルやオイルなどを開発されました。

露tsuyuシリーズの商品を使っていただけるサロンが増えてきたこともあり、13年目の昨年に意を決して、ご自身のサロンを閉じて「施術が好きで、接客が好きで、サロン業で幸せになりたいオーナーやセラピストのために力を使うことに決めた」のだそうです。

それだけ、多くのエステ業界のプロの方々に認められた商品であり、内田さんご自身のアドバイスやコンサルティングも多くのプロに期待されているようです。

当おちゃのこショップも、一見すると個人のお客様への小売ショップにも見えますが、サロン向けの業務用卸売りサイトの側面も持ち、アカウント登録してログインすれば卸価格で仕入れ発注ができるのだそうです。

ただ現状は、想像の通り、既存のお客様、サロン様からのリピートが主で、新規客はあるものの、それはFacebookやInstagram、既存のお客様からのご紹介などからがほとんどで、おちゃのこショップの外で内田さんや露tsuyuシリーズのことを知ってから購入アクションのためだけにアクセスしてきているようです。

また、既存の業務系の顧客は、起業初期に参加していた起業塾やビジネス系の交流会などアナログな出会いで知り合ったサロンオーナーさんたちのつながりが多いようです。ただコロナ禍で人との接触必須のエステ業で起業する人たちがぐっと減り、今後どう新規のサロンや顧客を開拓していくかが課題であるようです。

また、14年の間にスマホの普及やSNSの動画化、世代交代、高齢化、少子化などの環境変化も進んでいるので、情報発信やお客様との出会い、交流の手段・手法、ビジネスモデルそのものも合わせて対応していくことなども経営課題としてしっかりと認識されているようです。

具体的なダメ出し&改善策

現状の主要な販売収益モデルがプロ用(サロン向け)の卸であるのに、サロンへの新規取引の案内がほとんどないし、目立っていません。

上部メニュー、左メニュー、主要バナーに「サロン様へ」とか「卸売りについて」などの項目を目立たせた1ページを用意して、新規お取引についての条件(実店舗を持つこと)確認や契約の手順、取引条件(最低ロットや掛け率などは個別に)と、露tsuyuシリーズ導入のメリットなどをしっかりとアピールされる必要を強く感じました。もったいない!

また、これからサロンを起業計画中の方は将来のヘビーリピーター候補なので、個別の電話相談や書籍のプレゼントなどの特典を付けて、とにかく「直接お話しする機会」を作られてはいかがでしょうか?

内田さんなら、とにかく直接お声を聞いてお話しすれば、高い確率で「この人に相談してみよう、信じてみよう!」という流れになっていくと思います。

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細かいことですが、おちゃのこ店内の商品ページそのものではないのですが、主力商品である「露-tsuyu-ジェル」のページ
https://www.tsuyu-shop.com/product/3
の下部にあるYoutube動画のページ
↓↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=0dkLwKlP-7o

の説明文欄にはお店や内田さんのプロフィール、各SNSへのリンクがあるのですが、GoogleのショートURLを使っているのが一部無効になっていてリンク切れしているので、更新修正しておきましょう。

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動画の活用

Youtubeに自ら出てお話しされたり、ライブ配信などもされている内田さん。セミナーでプロに向けてお話しされる機会もあるようですし、話せば話すほど、見せれば見せるほど内田さん自身にも、露tsuyuシリーズ商品にもファンが増えていくと思います。

所詮ネットショップでは触感や香りまでは伝えられませんが、TV通販のインフォマーシャルのように、実際にモデルさんを使ってお肌に塗ったりマッサージしたりするシーンを話しながら動画で見せれば、ジェルやオイルの液体の質感や、お肌での伸びや浸透性、香りなども感じて貰いやすく(想像しやすく)なるはずです。

親しいお客様やご友人、サロンオーナーさんたちにご協力いただいて、そういう動画をどんどん作って、Youtube、FB、X、Instagram、Tiktokなどできるだけ多くの環境で発信していくことで客層が広がり、販売機会が増えていくはずです。

その際は幅広くいろいろな客層ではなく、今回はシニアの女性、今回は敏感肌の若い男性、今回はアトピー持ちのお子様など、できるだけ具体的に的を絞ってその層に「刺さる」動画を作っていくのが良いでしょう。

露tsuyuショップさんにとって動画活用は必須です。

60点
総評

第一印象でも申し上げましたが、とにかく初見・初来店のお客様にとっては「なんだかよくわからないお店」。

ダメ出しポイントは、それを下記3点から改善するのが第一歩。
このお店(サイト)の目的は単に商品小売ではないはずです。

1)まずは 初来店のお客様に数十秒で「強み・特徴」をわかってもらうページを用意する
・露shop がどんなお店なのか?
・どこのどんな店主がどんな思いで立ち上げ運営しているのか?
・主力商品は何でどんな商品なのか?
・誰をターゲットに、どんな有益な情報があるのか?
(個人客と業務客、それぞれにわかりやすいメニュー導線ガイド)

2)新規業務客(代理店)を正しく募るアピール
どうすれば代理店になれるのか?
基準や登録・契約の方法を説明するページをきちんと用意して、上部メニューや左メニューに入れる。

3)具体的にどんなタイプのお客様に合う商品なのか?
性別、年齢、肌質、体質などをわかりやすく。

イメージされやすいミドルエイジ女性層だけでなく、老若男女を問わず、敏感肌の方であればお子様や、若年層、男性、シニア、高齢者にもオススメしたい、使ってもらえることをしっかりアピールして市場を自ら狭めない、客層を広げる!

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とても頭の回転が良く、目先のことだけでなく幅広く自社や市場のことを俯瞰で見ておられる内田さん。お話ししていても打てば響く方で、1、2、3まで言えば4、5~…8、9、10と先まですぐに見通せる大変優秀な経営者さんだと感じました。

とはいえお一人でできることには限りもありますので、今後は顧客であるサロンオーナーさんたちを上手に巻き込んでコラボしていき、相互にWinWinできるビジネスモデルの構築が成長のカギになってくるように思います。

また新規客を増やす戦略について、現状はお試しサイズの小容量商品などはないようですが、初めてのお客様にとってはいきなり大容量で高額な標準品を買って試すのはハードルが高く、自分の肌に合うかどうかを試してもらえません。

ただ安っぽい無料サンプルなどを作れというのではなく、小容量&低価格の「お試しセット」的な商品を用意して、単なる口コミだけから物理的な友人知人への啓蒙商品でお届けできるようにして体験者を増やしていくような戦略は有りだと思います。

(お試し商品はお一人様1回限り、購入者には標準品を安価に買えるクーポンを付ける。リピーターさんから新規さんへのギフトの場合はポイントなどで還元)

実際のお試し商品代を新規さんが買うか、リピーターさんがギフトとして負担するかは両方のパターンがあると思いますが、とにかくリピーターさんやプロの方が、自分が良いと思った商品を好きな家族や友人や見込み客にも比較的安価にお試しさせたい! というニーズを満たしてあげられる商品を用意しておくのは有効だと思います。

お試しさせたくても標準品1セットが高価だと、プレゼントする場合のハードルも、本人に買わせるハードルも高く、その結果、使わなければ良さは永遠にわからず、リピーターにさせることもできません。

割高であっても良いので、小容量で、お試し購入の総額が低いセットは必須だと思います。商品に自信があり顧客満足度の高い場合ほど有効な戦略です。

敏感肌やお肌トラブルを抱える方は常に自分に合う良い物を探しておられますが、高くて容量のある1本を買って合わなければ無駄になるという懸念・ジレンマと常に闘っていらっしゃいます。

またそういう家族や友人を持つお客様も、価格ハードルが高いと無理に薦めにくいし、かと言って自腹でプレゼントもしにくいので、なかなか広がっていきにくい。でもそれを助けるお試しセットがあると、薦めやすくなりますよね。

お電話でも申し上げましたが、ナショナルブランドの化粧品などはCMやメディアでの露出によって、一見さんがふと購入していくのですが、こういうサロン系商品はお客様が信頼できる誰かが直接オススメしてくれたり、これは良い! と説明してくれるから、商品スペックよりも人への信頼感で購入される商品だと思います。

つまりは、「オススメされる人を増やす=新規客が増える」なので、「オススメしやすい環境を作る=既存客に利便性やメリットを用意する」こと(お試しセットや紹介特典など)が重要です。

アフィリエイトやドロップシッピング、個人代理店のような仕組みを用意すれば、自ら積極的に動いて露tsuyuシリーズを薦めて(売って)やろう! という方も増えやすくなりますし、SNSインフルエンサーさんたちが手軽に薦めやすくなり、ネット上の投稿や露出、認知度も広がりやすくなっていきます。

いずれにせよ、メーカーとして見た時にも顧客満足度の高い良い商品をお持ちですので、今後に大きな期待が持てると感じます。

以上、「ダメ出し!道場」でした!

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さてさて、大地震や航空機事故という不穏なことから始まった2024年でしたが、私個人は還暦の厄年ということでいろいろとしんどいこともありましたが、なんとか元気で(持病はいろいろあれど…)今年を終えられそうです。

生きてるだけで丸儲け! 元気があれば何でもできる!(^-^)

皆さまにはどんな1年でしたでしょうか?

本年も「ダメ出し!道場」をお読みいただきありがとうございました。

また新しい年に皆さま元気でお会いしましょう!
それでは皆様、良いお年をお迎えください!

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国際紛争や情勢不安による円安物価高、資源高、エネルギーコスト高などで逆風の強い時代ですが、マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品、新サービスを開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!
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EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 11,000円(税込)
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
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【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



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さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回は、2024年のデザイン道場を振り返ります。
下記の一覧ページに全デザイン道場へのリンクがございます。
No343~No.365が2024年のデザイン道場です。
どんなサイトでも活用できますので、年末年始に是非ご覧になってください。

本年もありがとうございました。

https://www.ocnk.net/ocnk_ma/design301-350.html

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

編集後記

インフルエンザが猛威をふるっています。「寝正月」にならないように、くれぐれもお気をつけください。それではみなさま、よいお年を。
(おちゃのこ山崎)

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