「世界史の基礎知識、頭に入っていますか?号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
ウクライナが世界地図のどのあたりに位置するかは、もうたいていの人が知っていると思いますが、ロシアが攻め込む前はどうだったでしょうか。
南米のコロンビア、エクアドル、ペルーの位置関係を正確に覚えている人も、それほど多くはないかもしれません。
私たちの「世界」に関する知識は、じつは相当かたよっています。毎日のニュースで情報や地図が頭に入ってくる国のことは詳しくなっても、そうでない国や地方のことには疎くなってしまうものです。
世界史や世界地理の基礎知識は、持っていて損なものではありません。ただ、学生時代に「暗記」を強要されたことでその教科が嫌いになってしまい、基礎知識が薄い人が出てきているわけです。
しかし、できればその方面の基礎知識を持っていたいというのは、誰にも共通の思いでしょう。楽しみながらそういう知識が得られればいいわけです。
今回の「オススメ参考書」では、人気YouTuberでもある高校教師が教える、年号を使わない世界史の勉強法を取り上げます。
おちゃのこ最新ニュース
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今週のトピックス |
お知らせ アップロード画像の1ファイルのサイズ制限を緩和
ベーシックプランで200KBが500KBに! アップロード画像の1ファイルのサイズ制限を緩和
商品詳細ページ説明欄やフリーページで大きなサイズ画像をご利用いただいている方は、これまで200KBに画像を圧縮してアップロードする必要がありましたが、制限を緩和し倍以上の容量500KB(※ベーシックプラン)でもアップロード可能となりました。 是非ご活用ください。 【旧仕様】 ベーシックプランなど:200KB/枚 アドバンスドプラン:500KB/枚 専用サーバープラン:10MB/枚 ↓ 【新仕様】 ベーシックプランなど:500KB/枚 アドバンスドプラン:1MB/枚 専用サーバープラン:10MB/枚(変更なし) |
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
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何が強み・特徴でどこのどんなお店なのかがよくわかりません。 実は、電話インタビューをさせていただいてわずか数日なのですが、気の早い店長さんが私のダメ出しを元にすでにサイトを修正・リニューアルされていまして…(^^;) ダメ出し前の状態が一部見られなくなっています。 数日前は看板画像が「AYTURK」の店名だけでしたし、メニューの「About us はじめまして」もなくて、どこの何のお店で何をウリにしているのかも曖昧でした。 店長さんにとってはトルコのカッパドキア在住で、伝統工芸OYAレースの技法を使って自店デザインのオリジナルで製造~販売していることは「当たり前」の日常なのですが、初見・初来店のお客様には、すでに削除されていますがトルコの伝統工芸品のランプや刺繍品など単純仕入れ商品のカテゴリーバナーもあったので、漠然とトルコの雑貨やアクセサリーを売っている(仕入れ販売?)お店として見える状況でした。 ブログやSNSからすでにお店のことや店長のライフスタイルをある程度知っているお客様だけが来店するお店、という意識が強かったようですが… トルコ雑貨、トルコ工芸品、トルコ土産などのキーワードで集客したいわけではなく、「オヤレース」というレース編みの手芸工芸技術を用いていますし、伝統的なスタンダードデザインのモチーフも使っていますが、あくまで商品としてはすべて店長自らのオリジナルのデザインと現地のプロのオヤレース職人さんたちの手によるプロダクトだそうです。 そして、店長は、「伝統工芸品」を押して売りたいのではなく、OYAレースの精緻な技術と美しさをベースにしつつも、あくまで自らの感性でデザインした現代の日本や(トルコ外の海外)で通じるファッションアイテムとしてアクセサリーや服飾雑貨を販売したいという思いでAYTURKを運営しているとのことです。 店長の高木尚子さんは、かつては日本の大手旅行会社の添乗員として世界中を訪れておられました。縁があってトルコの有名な世界遺産の町カッパドキアのホテルに転職。観光の目玉である気球体験に携わるものの、気球ツアーは朝だけなので、それ以外の時間に何かしたいと考えていた矢先、元々ハンドメイド好きであった高木さんが出会ったのがOYAレースというトルコの伝統的なレース編みの工芸でした。 自らも習う中、先生であった方のお店のネット販売を担当してビジネスをスタートし、先生は高齢で引退されましたが、そのお弟子さんやお仲間たちを作り手の職人さんとして、高木さんがデザイン・企画・マーケティング・販売を行い、現地に法人も設立して、日本やアジア、欧米もターゲットとして、それぞれに向けてネットショップやモール、マーケットプレイスに出店・出品して販売されているとのことです。 高木さんのデジタル(パソコン)で作るデザインを、パソコンなどほとんど使えない職人さんたちに製作してもらうコミュニケーションやノウハウは、独自に共に創り出した手法なので、容易に他社は真似できません。 伝統工芸品から脱却したオリジナルデザインのオヤレースは、正にオンリーワンのプロダクトであるようです。 おちゃのこショップは基店・メインサイトとして考えてはいるものの、実際の販売は他のハンドメイドサイトなどの方が売れており、おちゃのこサイトへの集客や販売方法に悩んでいるというのが現状。 作る方のスタッフは10名程度いますが、ネットの運営やSNS、ページ制作、マーケティングは高木さんお一人なので、優先順位や労力不足にも悩んでおられるご様子です。 ほとんどは個人客への小売通販とのことですが、海外のセレクトショップさんからセミオーダー、カスタマイズ、オリジナルなど、卸売りのまとまったオーダーもあるそうで、この成功体験は今後のB to Bへのきっかけ、ヒントにつながりそうです。(総評でコメントします) まずはお店の自己紹介。すでに看板画像に「伝統伎で作る、AYTURKのオヤレース。トルコのカッパドキアからお届けします」と入れたり、メニューに「About us はじめまして」を用意されて、お店の概要は作り始められてはおられますが… 初見のお客様目線で見てみると、「AYTURKって何て読むの? どんな意味?」から始まって、オヤについての説明はありますが、客観的な事実だけで面白味もなく、お客様の興味や関心が湧くような内容ではありません。 「店主でありデザイナーである高木尚子とはどんな人間なのか?」「なぜカッパドキアに暮らすことになったのか?」「どんなきっかけでオヤレースに関わったのか?」「オヤのどんなところに魅力を感じて惚れ込んだのか?」「伝統工芸を伝えたいのか? それとも自分のデザインしたアクセや雑貨を世界中の人に使って欲しいのか?」などなど、今までの経緯やお店・店主の経験や歴史、オヤや職人さんとの出会いに関するストーリーやエピソード、お客様方に知ってほしい、伝えたいメッセージ(思いや意思)がありません。 生活必需品であればこうしたものも不要ですが、趣味・嗜好・アートやファッションなど思考や思想、「好き!」という動機が買い物に影響する商品の場合は、店主の思いやライフスタイルから発せられるメッセージ性が重要です。それらに「共感」「共鳴」したお客様が「共有」=「購入」したくなることが受注・売上につながります。 実店舗への来店で接客すれば、なんとなくの感覚(右脳)でそれらを感じて、衝動買いも起きやすいのですが、左脳で冷静な判断をされがちなネット通販では、事実や理屈と価格だけではお客様の心・気持ちをなかなか動かせません。 ぜひ、ご自分の言葉で「思い」を伝えてお客様の「心」や「感性」に感じさせてあげてください。 これはお店の自己紹介でもそうですが、店長やスタッフ、職人の紹介にも有効で、知れば知るほど親近感や信頼感も湧きますし、商品そのものの外観やスペックだけでなく、作り手の意思や思いを知った方がよりその商品への思いも強く(欲しく)なるものです。 何の説明もない絵画や美術品よりも、作り手のプロフィールや生い立ち、ストーリー、思いなどを知れば、高額な作品も売れるようになるのと同様です。 AYTURK は単に小売店のとして「店名」ではなく、Oya lace fashion items designed by Naoko Takagi の「ブランド名」であると思います。 「ブランド」には物語やメッセージが重要です。 そこを今一度考えて、自己紹介に盛り込んでいきましょう。 ------------------------------------------------------------ ネックレス、ラリエット、ブレスレット、ストール、スカーフなどある程度大きくて、身に着ける過程や、付けていても動きのあるものはその「動き」や「質感」を伝える工夫も大事です。 現状は静止画の写真ばかりですが、どんな生地感、糸の質感、柔らかさ、固さ、ハリやコシ、揺れ感、ドレープ感であるかを数秒でよいので短い動画も使って商品ページで見せることで購入確率(転換率)を高めることができると思います。 Instagram でもぜひリール動画を使って質感を見せつつ、新規フォロワーを増やしていきましょう。 ------------------------------ いろいろな服装とのコーディネート提案や事例で、対象となる流通小売店の幅も変わってきます。(いろいろな年齢層やファッションタイプ) 従来通りの自社でプロのモデルを雇い撮影という方法も有りですが、地元への旅行客や留学生を着ている服ごとスポットで安く雇うとか、Instagramで自撮りの上手なモデルさんを見つけてオファー・契約し、商品を送って、リモートで撮影してもらうなども検討の価値ありです。(いろいろなタイプ、ファッション傾向のモデルさんを数人契約) ------------------------------ SNSに関しては Instagram をメインに発信していくのが良いと思いますが、リール動画投稿をメインに新規フォロワーを増やす。個人だけでなくファッション業界のバイヤーの目を意識した投稿内容やハッシュタグを付ける。英語、中国語(台湾語)のハッシュタグや投稿文もできるだけ添える。バイヤーやテレビ局、ファッション雑誌などからの取材や相談DMをwelcome と毎回アピールするなどの工夫も必要です。ハッシュタグや説明文に手を抜いた投稿は無意味です。 プロダクトのデザイン洗練度、精緻な作りの商品のクオリティは本当に高いと思います。トラディショナルだけどデザインは古臭くて工芸品の域を出ない作品ではなく、リアルな現代のファッションシーンの中での実用にかなうアイテムだと思います。 なので自らがハンドメイドの工芸品としての検索キーワード対策や個人向けマーケットでの小売りに留まることなく、おちゃのこサイトはブランドサイトとして小売よりもコンセプトやストーリーやメッセージを優先し、服飾雑貨・アクセサリーブランド・メーカーとして小売り店や流通業のバイヤーさん向けを意識して、直売小売りは別商号で各国向けの外部モールやマーケットプレイスでされるのが良いかと思います。 商品そのもののアピールはモチロンですが、「私たちAYTURKにできること」「何が得意か」「なにができるか」オリジナル、色変などカスタマイズやアレンジ、モチーフ製作・変更、小ロット複数バリエーション対応など、できるだけ具体的に事例なども含めてアピールしていきましょう。 価格帯に関しても、もっと強気に高価格シフトしてハイブランド化し、卸売りでも自社も卸先も十分に利益の出るようにしていく必要があると思います。(ショップ経営者やバイヤーはデザインは好きでも儲からない商品は扱いたくないもの) 低価格で個人向け通販を一人で行うのは、すぐに労力的な限界が訪れてしまいます。十分な量を小売販売するには、人的資源や物流投資が必要ですが、B to B製造卸へのシフトであれば、今の製造キャパでも販売は高木さん一人体制でも数倍の売上規模にはできると思います。 得意な部分(企画、デザイン、営業)を活かすにもB to Bに力を入れてアピール、アプローチされてみるのが良いと思います。 特に日本市場に力を入れたい場合は、帰国の頻度を増やして営業するか、日本国内で動いてく入れる営業マンを雇うか、いっそ代理店を募集・面談して任せられるパートナーを見つけるなども一案だと思います。 いずれにせよ、メーカー・ブランドとしてとてもポテンシャルの高さを感じます。Instagram でコラボ先やインフルエンサーを募集してみるのも一案かも知れませんね。(契約内容、方法は十分慎重に吟味してください) その他具体案、具体策でお悩みの場合はまたお気軽にご相談ください。 以上「ダメ出し!道場」でした! さてさて、週末はトルコ料理を食べに行こうかな! っと(^^;) ────────────────────────────── 国際紛争や情勢不安による円安物価高、資源高、エネルギーコスト高などで逆風の強い時代ですが、マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品、新サービスを開発して乗り越えましょう! 差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください! 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: さて… もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。 |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、先日リリースした記事コンテンツのご紹介です。
最新情報や店長日記と同じように、写真と記事で表示できるコンテンツです。
利用例としては、アパレルショップのコーディネイト紹介やハンドメイドショップのユーザー作品事例、食品飲料ならレビュー、ユーザーの商品利用事例などです。
また既に、最新情報と店長日記をご利用いただいている方でも新たに記事コンテンツを追加することができます。更新が簡単なコンテンツはネットショップにとっても重要です。
是非ご活用ください。
コンテンツ管理→記事コンテンツから設定できます。
What's New・店長日記と同様に記事を作成することができます。
※レスポンシブ、HTML5テンプレートのみ。
詳しくは以下のFAQをご確認ください。
https://www.ocnk.net/faq/index.php?action=faq&id=1747
https://www.ocnk.net/faq/index.php?action=faq&id=1749
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。
編集後記
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