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「昭和の仕事術は令和に通用するか号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
みなさんはどのような大型連休を過ごされたでしょうか。私は1日は孫と娘夫婦を連れて母のいる老人ホームを訪ね、この夏で93歳になる母親を笑顔にしてきました。
もう1日は車の定期点検で午前中ディーラーに行き、午後は家族と都内の懐かしい場所を散策しました。どちらも混雑とは無縁の、お金のかからないアクティビティでした。
もの書き兼編集者として仕事をしている身だと、比較的自由に時間が使えます。もちろん〆切に追われている時は散歩にすら出かけられませんが、そうでない時は平日や早朝・深夜など「思い立った時」に行動を起こせます。
「カレンダーの赤い日」しか休めない人々が多数派になったのは、高度経済成長期以降のことといわれます。サラリーマンが労働者の大半ではなかった時代は、みな適当に休んでいたので、休日の大混雑はあまりなかったのでしょう。
休日の大混雑が昭和以降の風物詩なのだといわれると、「昭和」という時代への感慨が深くなります。「三丁目の夕日」のようなノスタルジー一辺倒ではないにせよ、「明日は今日より良くなる」と人々が信じていた時代のエネルギーは、今とはずいぶん違っていたのでしょう。
さて、そんな昭和時代のビジネスメソッドが今に通用するかというと、首を傾げる向きも多いと思いますが、ずばり、そんなタイトルを付けた本が話題になっています。
今回のオススメ参考書ではその本を取り上げてみたいと思います。
おちゃのこ最新ニュース
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今週のトピックス |
お知らせ おちゃのこネットデザイン作成プランに作成事例を追加
クチュール軽井沢 https://www.couture-gift.com/ 皆さん、こんにちは。 大変ご好評をいただいているおちゃのこネットデザイン作成プランに、ご利用いただいたショップさまの作成事例を追加しました。ご利用いただいたショップさまにも見やすくなった、商品を探しやすくなった、感動した!など、大変満足いただいております。 おちゃのこネットのデザイナーが作成しますので、HTML、CSSで高度なデザインカスタマイズが可能です。 綺麗なだけでなくユーザー利用目線で商品を売るためのデザインで作成します。 是非この機会にデザインプランをご検討ください! 今ならお待ちいただくことなく制作が可能です。 デザインプランの詳細、事例は下記ページよりご覧ください。 https://www.ocnk.net/design/list.php |
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
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ご本人は「12年前にオープンした時のままで古臭い」と感じておられるようですが、扱っている商品が「アンティーク品」で「中古品」なので、アンティーク品の写真を使ったバナーが整然と並んだトップページは落ち着いた印象で、「何の専門店なのか」とてもわかりやすく、決して悪い意味で「古臭く」は感じられません。 スマホ(レスポンシブ)対応ではないですが、携帯サイトも文字ばかりでなく、キチンとカテゴリーバナー画像を用意されていますので、見栄えも良くわかりやすいと思います。 ただ、後ほどインタビューで見えてきた本当の【強み】である部分は、初見のお客様には伝わりにくい、気づかれにくいかも知れませんので、看板画像やトップページ内のキャッチコピー・見出しなどを見直してアピールされるのが良いと思います。 ------------------------------ ロンドン在住40年、店主のボーイズ直子さんにオンライン通話にてインタビューさせていただきました。 直子さんは1983年に日本でイギリス人の旦那様と出会いご結婚。 高く売れて儲かることもあったそうですが、売れ行きは不安定で生活を安定させるために商売はだんな様に任せて直子さんはロンドンの日本食レストランや日本企業の現地オフィスで働き収入を安定化。 商売の方は日本がバブル期に入ったこともあって円高で日本人の購買力を狙うべしと、英国アンティーク家具を日本人に売る方へ切り替え、日本語の堪能なだんな様と輸出業務に精通しただんな様の友人とで徐々に軌道に乗り、日本の個人客だけでなくアンティークショップなどへも輸出卸するようになっていったそうです。 日本のバブルの崩壊後も暫くは好調は続いていたとのことですが、輸出業務を担ってくれていたパートナーさんが96年に引退されたのを機に、直子さんが日本企業への勤務を辞め、だんな様と一緒にお仕事を再開。その後、イギリスのアンティーク家具の業界で、幅広いネットワークを持つ会社になったそうです。 直子さんはその後、出産~子育てを経て、インターネットが普及したのもあって、家具ではなく、銀器を仕入れて日本人向けに売ってみようとヤフオクに出品を始めたとのこと。 ただ、ヤフオクではなかなか高いモノも売れにくいですし、オークション形式では最低落札価格を設定すると入札されにくく、設定せずに低価格からスタートすれば仕入れ原価割れで落札され赤字になることもあり、なかなか収益が上がりません。 そこで「ちゃんと店を構えて良い顧客を作り販売を!」と2012年におちゃのこネットに出店し The Victorian Tea Room を始めたそうです。 当初は、銀器の中でも高価な純銀製ではなく、純銀製品に比べれば低価格なシルバープレート(銀メッキ)品を中心に販売されていたそうですが、徐々にお客様も目が肥え、上客も増え、お店としてもより良い品を! で、現在は高価格帯の純銀製品や、品質、細工、状態の良いシルバープレート品に絞って展開。また長年の実績から、高い技術の銀職人の工房で修理・修復・磨きなどメンテナンスもできるので、変色やくすんでしまっているアンティーク銀製品をキレイな状態にして販売・出荷できることが強みとなっています。 また高額な品々を大量に在庫するのは資金的に大変ですが、長年の取引での信用が築かれているので、現地のアンティーク業者数社から、直子さんがセレクトした商品を貸し出してもらえるようになったので、在庫を持たずに撮影してドロップシッピング的にネット販売できるようになっているそうです。 一般的なドロップシッピングでは商品画像は卸元が用意した写真を使い、出荷も卸元からの発送で、お店は商品の現物を見ることも触ることもないままに「販売」しますが… The Victorian Tea Roomさんではあくまで直子店長が目利きし、商品の現物を借りて確認し、撮影も商品説明もすべて行いますので、商品情報の濃度が高く信頼できます。 これ(一点物の高額商品の貸し出し)は通常はなかなかさせてもらえることではありません。The Victorian Tea Roomさんの英国内での信頼度の高さゆえの大きな強みの一つだと思います。 ただ、最近の急激な円安と英国のインフレによって、円での販売価格を上げざるを得ず、日本でも物価高や先行き不安感が広がり顧客の財布の紐が締まっているようです。 商品価格帯は 数万円~300万円弱と幅広いですが、ネット通販平均と比べればかなりの高価格・高級品ショップです。 おのずと顧客、見込み客は高所得層、富裕層。リピーターさんが多いようですが、新規客獲得が課題のようです。 第一印象でも述べましたが、英国アンティーク銀器の専門店であることまでは一瞬でわかるのですが… 日本のお客様にとってのいくつかの他の魅力 など英国アンティーク銀器のプロショップとして、日本国内で営業する他店との明確な差別化ポイントをファーストビューでお客様に気づいていただけるような見出しやキャッチコピー、マークなどが必要だと思います。 看板画像への From London や 英国国旗の掲載 をすれば一瞬で英国からとわかります。 お店(直子さん)にとってはもはや当たり前のロンドンに住んでいることさえも、日本のお客様には大きな魅力なのです。 ------------------------------ 新規の方が多く見られるページなので、年数や情報が古いので最新の情報に修正しておきましょう。 また、「何ができるか」「私たちにできること」「得意なこと」という視点で考えると、お客様にとってわかりやすくなると思います。 ------------------------------ 商品ページ 3面 ビスケット ウォーマー 商品ページ アールデコスタイル ティー&コーヒーセット テーブル、クロス、背景、白い手袋をしての見せ方なども高級感があり、落ち着いたピアノのBGMなど演出面も良いと思います! 改善点としては… 例)●●のお花の柄が美しい…、 ------------------------------ Youtube studio を使って サムネイル画像だけ変更できますので、できればサムネイル画像に 店名や品名、キャッチコピーを入れたり、明るさとコントラストの調整をして、明るく目を引くサムネイルにしていきましょう。 ------------------------------ 商品そのものにお茶やケーキを載せることが可能なら、そういう写真も欲しいです。せめてトップページにはイメージカットとして直子さん個人所有の茶器や器を使って実際に使用時の盛り付け写真のイメージカットを掲載したり、「いかにも」な英国風ティータイムシーンをモデルさん(ご本人&ご主人やご家族やご友人などでOK)の談笑シーンなども入れて掲載するような演出もあると良いでしょう。 英国アンティーク好きな日本のお客様にとって、イングリッシュティータイム、ティーパーティの典型的なシーンは憧れでしょうし、そういうシーンを見せることで、「私もこういう風にやってみたい!」という欲求が刺激されることでしょう。 実際には現代のロンドンで貴族のような身なりでエレガントなティーパーティなんて日常はないのかもしれませんが(^^;) 日本でも東京の方が、京都人が和室で着物姿でお抹茶を飲んでいるシーンに憧れたり想像したりするように、ステレオタイプでベタな演出は必要だと思います。 ------------------------------ ------------------------------ The Victorian Tea Roomさんのような一点物で多くの種類の商品があるお店は、カテゴリーで細かく分けてそれぞれを見に行かせるよりも、トップページにできるだけ多くの商品をサムネイル陳列して、縦スクロールでざーっと見せて気になったものをクリックさせる方が店内回遊率が高まると思います。 テンプレートこそ古いですが、商品写真、説明文、動画、見せ方などはクオリティが高く、専門店・プロショップであることがわかります。 あえて言えば、既存客(リピーター)優先で、新規初見客へのアピール度が低いので、「新規客」へ最初に知って欲しい自店の特徴や強みを見直してトップページに上手く散りばめましょう。(スマホサイトでも) ターゲットは狙い通り、高所得富裕者層で良いと思いますのでその分、お一人お一人に丁寧な接客が必要ですし、一品一品に手抜きすることなく、知りたいことが知れるだけの商品説明や背景のストーリーやメッセージを充実させていきましょう。 高価格商品ほど、商品ページは カタログや自販機ではなく「売り場」としての要素が強く必要です。リアルタイム接客ができない分、想定されるお客様の疑問や不安、懸念事項を前もってできるだけ作り込んでおくことが高価格品であっても購入率を高めることにつながります。 また最近ではメッセージアプリやオンライン通話アプリなども一般化してきましたので、時間帯を決めて通話接客も検討されるのも一案かと思います。商品単価、客単価が数十万円~数百万円の貴店なら、直接通話接客でも十分に採算が合うと思いますので。声を聴いて会話すれば親近感、信頼感、距離感も一気に縮まります。 ------------------------------ 今回のインタビューで気付いた貴店の最大の強みは、ロンドンでの優良アンティーク業者さんとのつながりと信頼感です。 高額な商品を信頼して貸し出して下さることは、もっともっと活用して良いと思います。お電話でもお話ししましたが、博物館級の高価なアンティーク品もそれらアンティーク業者さんの倉庫には多数あるとのこと。高過ぎて売れないだろうと決めつけず、陳列できるものはとにかく撮影してもっともっと高額商品もアップしていきましょう。 そうした商品が新たな高所得者層の顧客を呼びますし、話題性もあるので、SNSなどで拡散の可能性も出てきます。 アフィリエイト可能にすればアフィリエイターが紹介したくなると思います。 数百万円、数千万円などという商品も多く並べれば、数十万円クラスの商品は安く感じられるようにもなります。円安だから日本からの注文は少ないだろう、売れにくいだろうと決めつけず、それを気にしない客層を取り込む意気で高価格商品の販売はぜひチャレンジしてみてください。 ------------------------------ 決済方法・手段を柔軟に考えて外貨で払える手段を用意すれば、外貨決済したいというお客様もいらっしゃると思います。 まずはドルやポンドやユーロでの価格も表記したり、お見積りします、外貨でのお支払いも可能ですよとご案内してお問合せしてもらい相談するのはいかがでしょうか? ------------------------------ オーナー中小企業やクリニックなど経営者向けに「減価償却資産」として法人でのご購入も歓迎! お問合せを! としておくなど購入機会、対象者を増やすことも一案です。 まずは日本の税理士さんに詳しいことを相談してみましょう。 ------------------------------ ------------------------------ インタビューまでは商品投稿ばかりでしたが、ライブ配信のチャレンジを始められています。 その他、ロンドンでのライフスタイル、街並みやティーパーティー、ティータイムシーン、商品以外のアンティークインテリアや蚤の市シーンなど投稿の幅と頻度を高め、貴店の顧客が興味を持ちそうなコンテンツも増やして既存顧客への情報発信と新規集客UPへのフォロワー獲得を目指していきましょう。ショート動画のリール投稿を優先して増やし、新規フォロワー数をUPしていきましょう。ハッシュタグが重要です。面倒でもいろいろなキーワードでハッシュタグをできるだけ多く付けましょう。 ------------------------------ 以上。「ダメ出し!道場」でした! ────────────────────────────── 国際紛争や情勢不安による円安物価高、資源高、エネルギーコスト高などで逆風の強い時代ですが、マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品、新サービスを開発して乗り越えましょう! 差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください! 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: さて… もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。 |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、先日リリースしたコンパクトヘッダーのご紹介です。
1カラムまたは2カラムテンプレートで1カラム設定時にヘッダーをコンパクトに表示できます。
スマートフォン表示の際に、グローバルメニューをハンバーガーメニューに畳んでシンプルに表示可能です。
コンパクトヘッダーの設定が利用可能なテンプレートは、「レスポンシブデザインテンプレート」と「スマートフォン版HTML5テンプレート」です。
利用するには、「サイドメニュー」が「使用しない」の設定になっている、または1カラムデザインのテンプレートが選択されている必要があります。
ショップロゴ、ヘッダーナビゲーション、商品検索ボタン、右上ヘッダーボタンが1行で表示されます。
パソコン幅ではヘッダーナビゲーションを表示し、スマートフォン幅では右上のハンバーガーメニュー内にメニューが格納される形式です。
ヘッダー部分をコンパクトに表示するとこで、メインのコンテンツの表示領域をより大きく見せることができます。
詳しくは以下のFAQをご確認ください。
https://www.ocnk.net/faq/index.php?action=faq&id=1725
サンプルサイトでは、グローバルナビのアイコンを非表示にし、区切り線を入れています。
カスタマイズされる場合は、下記の指定をご利用ください。
デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
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content: "";
}
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margin: 0;
}
@media screen and (min-width: 840px) {
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padding: 0px 5px;
border-left: 1px solid #E0DFE3;
}
}
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。
編集後記
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