すごいビジネスモデルを作りましょう!号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

今日が終わると2023年もあとひと月。カレンダーが残り1枚になってしまいますね。本当に月日の経つのは早いものです。

そろそろ「年賀欠礼のご連絡」などが届くタイミングでしょう。それを見て、初めて知人の不幸を知ることも少なくないと思います。そして、年賀状送付リストの訂正…。

ある調査によると、「もう年賀状は出さない」という人が調査対象の半分を超えたそうです。もちろん調査対象の選び方によっては、結論も変わってくるでしょう。しかし、明らかに日本の習慣が変わりつつあるということは否めないと思います。

人々の生活習慣が変化すれば、当然のことながらビジネスもそれに応じて変わっていかなければなりません。これまで高収益をもたらしてきたビジネスモデルを改変するのは勇気の要ることですが、それをしないと時代に取り残されてしまいます。

今回のオススメ参考書では、船井総研が選んだ「優れたビジネスモデルにより市場を切り拓いた8社」のストーリーを紹介します。お正月の読書候補の1冊にいかがでしょうか。

お知らせ おちゃのこネットデザイン作成プランに作成事例を追加

皆さん、こんにちは。
大変ご好評をいただいているおちゃのこネットデザイン作成プランに、ご利用いただいたショップさまの作成事例を追加しました。
ご利用いただいたショップさまにも大変満足いただいております。
ショップテンプレートを作成したデザイナーがカスタマイズしますので、高度なHTMLやCSSの技術が必要な独自デザインのショップ作成が可能です。
是非この機会にデザインプランをご検討ください!

デザインプランの詳細、事例は下記ページよりご覧ください。
https://www.ocnk.net/design/list.php

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

グレートカンパニーに学ぶ
このビジネスモデルがすごい!

船井財団・監修/船井総合研究所・著/あさ出版・刊

1,760円(キンドル版・税込)/1,760円(紙版・税込)

本書は2019年の刊行ですが、売れ行きが好調だったらしく、本年9月に続編が刊行されています。本書をお読みになって「参考になった」と思われた方は、続編のほうもご覧になってみてください。

内容に入る前に、監修者と著者である船井総研グループについて触れておきましょう。以下、Wikipediaの記事を引用します。
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株式会社船井総合研究所は、大阪府大阪市中央区に本社をおく日本の経営コンサルティング会社。日本マネジメント協会に勤務していた船井幸雄が、コンサルティングの仕事を通じて「組織体の経営はトップ1人で99.9パーセント決まる」、「トップが『素直』『勉強好き』『プラス発想』の3条件を満たしていないと会社が発展しない」と考えるようになり、マネジメント協会と意見が合わず退社。1970年に「株式会社日本マーケティングセンター」を設立(後に社名変更)。地域で一番規模の大きな店を目指す「地域一番店戦略」を唱え、中小企業の経営者の支持を集めた。2005年に東証一部に上場。2014年7月に持株会社体制に移行した。
なお、大東市にある家電メーカー「船井電機」とは無関係。
***

つまり船井総研グループは、中小企業を対象にしているコンサルティング会社であるということです。それを裏付けるように、本書の「はじめに」には、こうあります。
***
日本の中小企業の経営者がこれからの時代、どのような経営を目指すべきか。このような時代に元気な経営を推進している企業にはどのような特徴と戦略、ビジネスモデルがあるのか、これらを解説する書籍の出版企画に参加させていただくことになりました。そこで船井財団が毎年開催しているグレートカンパニーアワードの歴代受賞企業の中から数社をセレクトしました。それら優秀企業の取り組みと成功事例をご紹介しながら、優秀企業創りに必要な視点と中小企業のビジネスモデルの作り方の解説に重点を置き、読者の皆様の企業経営にお役立ていただけるように構成しています。
***

つまり本書は、船井総研が毎年開催している「グレートカンパニーアワード」の受賞企業の中から、とりわけ優れたビジネスモデルを有する企業8社を選んで掲載しているものということになります。

その「グレートカンパニーアワード」ですが、船井総研による定義は次のようになっています。
***
グレートカンパニーとは、社会的価値の高い「理念」のもと、その「企業らしさ」を感じさせる独特のビジネスモデルを磨き上げ、その結果、持続的成長を続ける会社のことです。そして、社員も顧客も誇りを持つような独特のカルチャーが形成されている企業を、グレートカンパニーと定義します。
***

さらに、グレートカンパニーには次の5つの要件が求められるといいます。
1.持続的成長企業であること
2.熱狂的ファンを持つ、ロイヤルティの高い企業であること
3.社員と、その家族が誇れる、社員満足の高い企業であること
4.自社らしさを大切にしていると思われる、個性的な企業であること
5.地域や社会からなくてはならないと思われている、社会的貢献企業であること

ちなみに、「グレートカンパニーアワード2023」の受賞企業は、次の7社です。
・グレートカンパニー大賞 城南信用金庫
・顧客感動賞 株式会社biima
・働く社員が誇りを感じる会社賞 社会福祉法人風の森
・ユニークビジネスモデル賞 株式会社サテライトオフィス
・社会貢献賞 かすもり・おしむら歯科 口腔機能クリニック
・社会貢献賞 株式会社いちごの里ファーム
・業績アップ賞 株式会社ニッソウ

ところで、私達が日常、当たり前のように使っている「ビジネスモデル」という言葉ですが、20世紀終盤から有名になった概念です。そのため『デジタル大辞泉』には「企業が行う事業の仕組みや方法」と、そっけない解説があるだけです。

そのあたりは、話題のChat-GPTに解説してもらったほうがいいでしょう。
***
ビジネスモデルとは、企業がどのように収益を上げるかを示す仕組みのことです。ビジネスモデルは、企業がどのように顧客ニーズを満たし、市場の変化に適応するかを考える上で重要な役割を果たします。すでに確立したビジネスモデルには、広告モデル、販売モデル、小売モデル、サブスクリプションモデル、レンタルモデル、従量課金型モデル、フリーミアムモデル、ライセンスモデル、マッチングモデル、コレクションモデルなどがあります。例えば、広告モデルでは、FacebookやGoogleが代表的な例です。
***

さらにChat-GPTは、ビジネスモデル選択の要素を次のように挙げています。
・市場のニーズ:顧客が求める価値とニーズにマッチしたモデルを選択
・競合状況:競合他社との差別化ポイントを明確にし、競争力を高める
・収益構造:あなたのビジネスはどのように収益を得るのか?
・キーリソース:価値提案を提供し、収益を得るために必要な資源やアクティビティは何か?

そして、競合他社との差別化についてはこのように指摘しています。
・価格:競合他社よりも安い価格を設定する
・品質:競合他社よりも高品質な商品やサービスを提供する
・デザイン:競合他社とは異なるデザインを採用する
・カスタマーサポート:競合他社よりも優れたカスタマーサポートを提供する
・ブランド:競合他社とは異なるブランドイメージを作り上げる
・機能:競合他社にはない機能を提供する
・サービス:競合他社にはないサービスを提供する
・マーケティング:競合他社とは異なるマーケティング戦略を採用する

と、本書を理解するうえでの基礎知識が整ったところで、目次を紹介しましょう。

・はじめに
・本書の構成
・プロローグ 50年間の成長企業研究、グレートカンパニー研究からわかった優秀企業の条件
・第1章 オーレンスグループ(北海道)
・第2章 インフォマート(東京都)
・第3章 白ハト食品工業(大阪府)
・第4章 温泉道場(埼玉県)
・第5章 富士運輸(奈良県)
・第6章 パイオニア工進(京都府)
・第7章 医療法人くすのき会 新門整形外科・新門リハビリテーションクリニック(鹿児島県)
・第8章 ジョンソンホームズ(北海道)
・本書のまとめ
・執筆者紹介

最初に登場する北海道のオーレンスグループは、2016年にグレートカンパニー大賞を受賞した農業経営・財務のコンサルティング会社です。農業分野の税務申告代行に特化した業務内容で、この分野で圧倒的なナンバーワン企業となっています。

創業は1989年で資本金は4,000万円。グループ全体の従業員数は134名。本社所在地は北海道標津郡中標津町です。

同社の特徴は、農家の経営支援の一環として、インターネットが普及する前から、自社でアンテナを建て、インターネットプロバイダーとして農家の通信インフラを支えてきたことにあります。

船井総研の調査では、同社の社員満足度は75.8%とグレートカンパニーの平均を上回り、その数字は10年間平均の退職者数が4%未満であるところにも現れています。顧客にとって「なくてはならない存在」であり、離脱顧客がほとんどないという安定性の高さも同社の強みです。

2番目のインフォマートは2018年のグレートカンパニー大賞受賞会社です。IT化の遅れが目立つフード業界を対象に、企業間の商取引を電子化するクラウド型サービスを提供し、利用企業数30万社、流通金額8兆円を超える企業に成長しています。

同社の強みは、サービス価格の安さと使い勝手の良さにあります。そのため、導入した企業が取引先にも導入を勧めるケースが多く、それが利用企業数の増加に繋がっています。

本社所在地は東京都港区、創業は1998年、資本金32億1,251万円、従業員数452名というのが現状ですが、創業のきっかけは「まだ誰も手掛けていないことで世の中の役に立ち、必要とされ、喜んでもらえるビジネスをつくりたい」というところにあったそうです。

3番目の白ハト食品工業は、「冷凍大学イモ」で国内販売シェア80%を誇る食品会社です。単品を追求して高められた技術力と、「ダサい」を「かっこいい」に変えるプロモーション力で成長を果たしてきました。

業務内容はさつまいもの洋・和菓子の製造販売、たこ創作料理・たこ焼き・明石焼き専門店の運営で、本社所在地は大阪府守口市。創業は1947年で資本金4,500万円。グループ従業員総数は1,039名となっています。

同社の経営理念は「芝居浄瑠璃いもたこなんきんを通してお客様の小さな幸せに何度も何度も役立ち続けていきたい」というもの。「芝居浄瑠璃いもたこなんきん」とは、江戸時代の川柳に出てくる言葉で、当時の女性の好きな「芝居」「浄瑠璃」「いも」「たこ」「なんきん(かぼちゃ)」を並べたものです。

その言葉の通り、同社は「いも」「たこ」を使った食品群を中心に据え、現在はそこから発展して農業への展開を始めています。

4番目に登場するのは、日帰り温泉ファンなら知らない者のない温浴施設運営会社の「温泉道場」です。同社は2018年のグレートカンパニーアワードにおいてユニークビジネスモデル賞を受賞しています。

この会社は私もファンなのでよく知っているのですが、利が薄く設備投資が重いといわれる温浴業界にあって、若い顧客に焦点を当てた経営方針が脚光を浴びています。共用部分に大きな投資をして、お風呂だけでなく1日中リラックスして過ごせる空間を提供したことが話題になりました。

温泉道場の理念は「おふろから文化を発信する」です。これを具現化したのが最初に手がけた「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」でした。埼玉県ときがわ町という、マイナーな場所に昭和レトロをコンセプトにした日帰り温泉を開業し、その後はお風呂とカフェを融合した「おふろカフェ」を次々にオープンして人気を博しました。

5番目の企業は、大型トラックの長距離輸送というレッドオーシャンに見える業界で、さまざまな工夫により効率化を図った結果、グループのトラック保有台数1,500台、全国60拠点という近畿最大の運送会社に成長した富士運輸です。

最新の大型トラックを早期売却を前提として一括購入することで原価を抑え、さまざまな工夫で輸送コストを抑えるとともに、IT管理によって空車率を激減させた結果、グレートカンパニーアワード2015でユニークビジネスモデル賞を受賞しました。

運送業界では大型・長距離は敬遠されがちでしたが、そこに敢えて特化することでニッチ分野のナンバーワン企業となり、輸送ビジネスの新たな可能性を切り拓きました。

そして拠点を増やし、GPSを装備したトラックの空車状況を公開することで、空車率を劇的に低減。トラックを価値のあるうちに売却する早期売却サイクルを確立することで、収益の安定も図れています。

現在、同社の資本金は3,000万円、グループ従業員数は1,800名です。

6番目の企業は、2015年のグレートカンパニーアワードで顧客感動賞を受賞した工進です。農業用ポンプ、噴霧器の製造販売会社ですが、国内70%、海外160か国で30%のシェアを獲得しています。

同社の強みは「顧客起点」の理念をベースにユーザーの声を反映した新製品を開発していること。新製品が新たなマーケットを生み出すことで、成長が持続しています。

同社の創業は1948年。本社所在地は京都府長岡京市で、資本金は9,800万円。従業員数は190名です。

業界大手がテレビコマーシャルで農機具を売り込んでいるのに対して、同社の販促は「チラシ」のみ。チラシで顧客に製品を告知し、販売店で実物に触れてもらう戦略で売上を伸ばしてきました。

7番目に登場するのは、人口10万人の鹿児島県薩摩川内市で、開業以来20年以上も増収を継続している医療法人くすのき会 新門整形外科・新門リハビリテーションクリニックです。外来から術後のリハビリテーションまで、整形外科領域のほぼすべてを網羅する態勢で、実績を伸ばしてきました。2017年のグレートカンパニーアワードでユニークビジネスモデル賞を受賞しています。

最新鋭の医療機器を導入するほか、人材難にある地方でもスタッフをゼロから育て、大学病院レベルの診療を実現しています。開業時は1人医師体制でしたが、現在は総勢160名を擁する医療機関に成長しています。

同クリニックの成功のポイントは、地域医療機関であっても「ワンストップ」を実現したこと。患者に移動の負担をかけないことが、大学病院レベルの診療とあわせて人気を呼びました。

最後に登場するのは、グレートカンパニーアワード2015でグレートカンパニー大賞を受賞したハウスメーカー、ジョンソンホームズです。独自の手法で購入時の顧客の不安を払拭し、建てた後の暮らしを重視して事業を展開していることが人気を呼んでいます。

同社の施策は、次の通りです。
・定額制注文住宅の導入
・住宅展示場以外での住宅販売を実施
・「ジョンソンレディ」を引き渡し後3か月に1回派遣
・ワークショップ運営や各種イベントを開催

その結果、縮小傾向にある市場にあって、顧客と従業員の支持を得た経営が可能になっています。

ここまでの例を見てわかることは、本書に収録された企業の業種や所在地がバラバラであることです。そのため読者がどんな業種や立地の人でも、何かヒントを掴める可能性が高くなっています。

最後の「まとめ」では、「これからの時代を生き抜く優秀ビジネスモデルの条件」が掲載されています。
・「グレート」と称される企業づくりを目指す
・「5つの視点」は高収益化を目指すための基礎的要素
※5つの視点とは「財務評価」「ビジネスモデル評価」「社会性評価」「顧客満足度評価」「組織力評価」
・より狭属性マーケットで突き抜けた一番化を実現
・収益性
・持続的成長性
・人材吸引力

「わが社のビジネスモデルをもっと磨きたい」と思ったら、ぜひ手に取ってほしい1冊です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

現代は日本で普通に暮らしていても、テレビやネットを通じて海外のニュースや情報が飛び込んできます。戦争や揉め事、事故や事件など暗いニュースも多いですが、映画や音楽やドラマなどエンタメの話題や珍しい製品・商品・サービス・観光地などショッピングや旅行の情報もたくさん入ってきますよね。

そんないろいろな情報を通じて、皆さんも日本以外の外国で「好きな国」や「ハマった国」もあるのではないでしょうか?

海外ドラマがきっかけで舞台となった国や街、食に興味を持った。アメコミ映画をきっかけにグッズをネットで探して買った。好きなサッカー選手・チームをきっかけにその国に興味を持った。TikTokのBGM曲が気になって調べ、海外アーティストにハマった。日本への留学生の友人と仲良くなりその国のことも好きになった。Instagramでインフルエンサーが行ってた国に興味を持った。クラシック音楽の作曲家にハマり生まれ育った国へ旅行に行った。
などなど…

興味を持って好きになった人・モノ・場所・食・エンタメなどを知ったことをきっかけにその国や都市の事に興味を持って調べ、知るにつれてどんどんハマり、ますます好きになってとうとう旅行に、留学に、現地在住に! なんて方も少なくありませんよね。

おちゃのこネットにもいろいろな「海外セレクトショップ」がありますが、そのオーナーや店長さんの多くがその国にハマって現地に行ったり、現地に住んでできた人脈を通じて商品を仕入れたり作らせたりというお店です。

世界には約200か国前後の国・地域があります(国連193か国、日本が認める国197か国、オリンピック参加206国地域など)。

日本人もその多くの国や国の人と交流がありますから、どこかの国や街に興味を持って好きになり、旅行に行ったり、その国のモノを欲しく(買いたく)なることはありますよね。

さて、今日のお店もそんなある海外の国にハマった店長さんが経営するお店! 例えば人気商品は…
ディアンドル、マチョーやカロチャの刺繍、ハプサルレース。
さて、どこの国のものかわかりましたか?

私は1つも知りませんでした。
わかった方は相当な海外通、情報通、クイズ王!?(^^;)

では、今回の「ダメ出し!道場」始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
ハンガリアンピアツ 小さな木の実

ショップ名 :
ハンガリアンピアツ 小さな木の実さん

サイトURL:
https://chisanakonomi.ocnk.net

ショップの現状、お悩みの点など
コロナ禍で売り上げがダウン。

第一印象:店名からハンガリー専門店と思いきや…

店舗名が「ハンガリアンピアツ  小さな木の実」で、トップページ(PC用)を見ると…
右上部には「合唱団・お店のコスチューム ダンス衣装」
の大きな見出し。
中央には「ハンガリアンピアツ(ハンガリーの市場という意味)小さな木の実(このみ)へようこそ!」 の挨拶。
なるほど「ハンガリー」の専門店なのね。

と思いきや…
よく見ると左上部には小さく「ハンガリー・ヨーロッパ・世界の雑貨」
少しずつ下にスクロールしていくと、

「ハンガリー雑貨、エストニア雑貨、ドイツ雑貨、東欧雑貨、北欧雑貨、Vegeta、北欧人形」

バナーや左メニューにも、
北欧雑貨、チロルワンピース、エストニア製品、フィンランド製品、バルト三国製品、ロシア製、ドイツ製、英国製、オーストリア製、トルコ製…

ん? いろいろな国の名前が。もはや東欧でも北欧でもなく、ヨーロッパ全域の国々の名前が。

実は冒頭クイズの商品名
「ディアンドル、マチョーやカロチャの刺繍、ハプサルレース」も、
ディアンドル は ドイツの民族衣装。
マチョーやカロチャの刺繍はハンガリーの工芸品。
ハプサルレースはエストニアの工芸品と、いろいろな国の製品名でした。(^^;)

店名こそ「ハンガリーの市場」なのですが、現在実際に販売されているのはヨーロッパ各地のもので、「ヨーロッパセレクトショップ」になっているようです。

長年のリピーター・常連さんには理解できても、初来店の方にとっては
「ん? ハンガリーの専門店ではないの?」と混乱しそうですね。

私は残念ながら「いったい何の専門店? 何屋さん?」と、店名とのギャップからすっかり混乱してしまいました(^^;)

ヨーロッパの地理や国々の位置関係や違いなどあまりよく知らないし気にしない、なーんとなく漠然とヨーロッパの物が好き、かわいければいいじゃん! 気に入ればどこの国のものでもいいわ!

という「ふんわり・ぼんやり」した海外雑貨好きのような顧客層がターゲットなのかな…

という第一印象でした。

でも店内をあちこち見て行くと、右メニュー下の方にある「店長プロフィール」
https://chisanakonomi.ocnk.net/profile

特定商取引法表示ページ下部の「私たちについて」
https://chisanakonomi.ocnk.net/info


左メニュー下部の「ご挨拶 Welcome!」
https://chisanakonomi.ocnk.net/page/9

などには、店長がハンガリー在住経験者(6年間)でハンガリーの製品のすばらしさ、また、ハンガリーの魅力を何とかして日本のみなさまに伝えたい、がきっかけで始めたお店であること(2011年2月現在)や、2014年2月現在で80%はハンガリーとドイツの商品であることが書かれています。(オープンは2009年末)

ただ、ヨーロッパの地図を見ると、ハンガリーとドイツは隣国でもありませんし、出てきた国(フィンランド、エストニア、トルコ、ロシア)などもそれぞれ離れた国で、その関係性も近そうには見えないので、第一印象としては「???」がたくさん出てきてしまいます。

つい理由や根拠を求めてしまう私の印象からは「???」ですが、「なんとなくヨーロッパが好き」な客層にはOK? なのでしょうか。

これは、欧米の「なんとなく東アジア文化が好き」という層が日本と中国と韓国の商品や料理を一緒に売ってるお店で買い物や飲食するような感じかもしれません。

回鍋肉や四川鍋もキムチもチゲも寿司も天ぷらもある店。欧米人からは人気でも、あなたは留学生をこの店に連れて行くか?

そんな印象を持たれるのは果たしてOKなの?

「それで充分、それでいいや」、という客層もいれば、「そんなのおかしい、本物じゃない」と感じる客層もいると思います。

商売としてはどちらが正解というモノではありませんが、どちらが自社の経営的にプラスなのか? それとも、たとえ商売的にはマイナスでもどちらかを目指すのか? それを判断するのは経営者です。

今現在は、「中途半端でどっちつかずで個々の国の専門性は弱そう」な印象です。

現状、売り上げが芳しくないのであれば、これらは原因の一つかもしれません。

インタビューで浮き彫りになったこと

今回もオーナー店長の長田美紀子さんにお電話でじっくりとお話を聞きました。

遡ること三十数年前、当時長田さんが働いていた職場に大手企業を定年退職したシニアの方(日本人男性)が来られ、その方が元々ハンガリーと交流があり、文化交流の団体を立ち上げるというお話があったそうです。長田さんは学生時代から好きだった演劇・オペラやオペレッタ、クラシック音楽を通じてヨーロッパに興味や造詣があったので、ハンガリーのことも好きで意気投合。その方に強く勧められ(請われ?)現地スタッフとしてなんと当時小学生だったお子様を連れて現地ハンガリーへ移住! 現地で日本人向けの宿舎の運営とツアーガイドとして6年間を過ごされたそうです。

帰国後、この時の知識・経験・人脈を通じ、好きになったハンガリーのことをもっと日本の方に知ってもらいたいという思いで、満を持して2009年末におちゃのこネットで当初はハンガリー専門店としてオープン。

その後、ご本人の好奇心、ご興味や趣味、いろいろな人とのつながりを経て、ドイツのビール祭りで有名なオクトーバーフェストの衣装(チロルワンピース→チロルはドイツ南部バイエルン~隣国オーストリア、イタリア北部の地方・文化圏)を取り扱うようになり、日本でもフォークダンスのサークルや、ドイツビール祭り(オクトーバーフェスト)など、イベント衣装としてチロルワンピース=ディアンドルのニーズがあるとわかり、商品を充実させてきたりしました。

ハンガリーの主要民族のルーツである「フィン・ウゴル族」が住むエストニアやフィンランドにも興味が広がり商品を扱うことに。

など、いろいろなつながりから興味や仕入先が必然的に広がってしまい、現在のような良い意味でも悪い意味でも「雑多な」ヨーロッパ雑貨のお店になっていったようです。

近年(コロナ前)は特に、フォークダンス衣装やドイツイベント衣装としてのチロルワンピース=ディアンドルが人気商品で、チームや団体、法人からの数量のまとまった注文もあったようですが、コロナ禍で全国から

イベントが消えて注文が激減。その後も環境や習慣の変化、客層の高齢化やフォークダンスブームの衰退など、いろいろな原因が考えられそうですが、ディアンドル注文の復活には至っていないようです。

3年以上に渡るコロナ禍の影響で、長田さん自身もハンガリーやヨーロッパに行けず、鮮度の高いリアルな商品や体験、情報も不足しているようでした。(年明けにはまた行かれるようです)

具体的なダメ出し&改善策

まずはスマホ対応。
おちゃのこショップはまだ古いテンプレートで、レスポンシブ対応(スマホ対応)できておらず、
https://chisanakonomi.ocnk.net/phone/
携帯用のサイト↑↑↑↑↑は、まだガラケー仕様で、スマホ用には十分に作り込まれてはいません。

早めにレスポンシブ対応テンプレートに切り替えたいところですが、せめてトップページに陳列する商品の数を増やして一覧性を良くし たり、オススメ商品陳列を増やしたいところです…

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細かな点、リンク切れ

トップページ右下の店長プロフィール内の
「東欧ハンガリーの魅力ってなにかしら? それはどうぞ【こちら】をごらんください」

の【こちら】への外部リンク先ページがなくなっているようです。

同様に「♪私が店長です♪ページ」でも【こちら】への外部リンクがなくなっています。
https://chisanakonomi.ocnk.net/profile

店舗内に代替えページを作ってリンクするなどして修正してください。

「セレクトショップ」にとって商品をセレクトする店長こそが最大の【魅力・強み】です。(そうでなければなりません)

店長の信念、経歴、経験、知識、思い、ライフスタイル、商品への造詣・専門知識・使用・活用ノウハウなどなどがモノ以外のソフトウェア&ユースウェアとしてお店の魅力や付加価値となっている「セレクトショップ」には、ファン(固定客)がたくさん付き繁盛しています。
店長プロフィールやお店紹介の情報は、常に最新の情報とメッセージを更新・発信するように意識しましょう。
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全体的には各カテゴリーページでのサムネイル(一覧写真)のサイズが小さいので、大きくして一覧性を上げたほうが良いと思いますが、現状の古いテンプレで部分的に改善するよりは、全体をレスポンシブテンプレでリニューアルするほうが効果的だと思います。
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左メニューにある「商品グループ」は、いろいろな商品を特定の切り口でまとめ、提案するコーナー(売り場)でもあるので、実に良い施策だと思うのですが、現状の古いサイト構成ではなかなか各グループページに誘客できないと思いますので、SNSで日替わりや週替わりで紹介したり、トップページに「今週のオススメ→楽しいキッチン」「特集→メルヘンに囲まれて」「音楽好きなあなたに」などとバナーを増やして配置していくと、お客様の動きが出てくると思います。

SNS(外部)からの集客 & 特集バナーで店舗内誘導 です。
おちゃのこ店舗外の話ですが、現状SNSがFacebookのみ。
個人Instagram、個人Youtubeチャンネル、個人ブログはお持ちですが、更新も稀で、お店の集客にはつながっていないようです。

現状 Instagram でも Youtube でも「ハンガリアンピアツ」で検索したところ1件もヒットしません。お店からの発信がないのはともかく、過去のお客様も1件も店名付きで投稿がないのは、SNSが全く活用されていないということ。現代のネットショップとしては致命的です。

個人では使われているのでやり方はわかっておられるはずです。
まずは至急 お店のアカウントを作って、Instagram と Youtubeを始めましょう。

50点
総評

0)今となっては「ハンガリアン」が足枷になっていないか?
→欧州雑貨セレクトショップ「ピアツ」など改名も検討
1)レスポンシブテンプレートに切り替えスマホ客対応
2)お店の【強み】を再度洗い出し整理する
3)初見のお客様の目線で再度お店を客観視してみて初心者を取り込みやすくする(敷居を下げる)
「●●とは?」の解説コンテンツを充実
例)
・ディアンドルとは?
・オクトーバーフェストとは?
・□□刺繍とは?
・ハンガリー・エストニアの共通点とは?
4)文化面から攻める
漠然とハンガリー雑貨、エストニア雑貨といわれても興味を持てない方が多いと思います。私たちも日本雑貨と言われてもピンとこないですよね。アニメグッズ、忍者グッズ、日本料理キッチンウェアなどと具体化すればそれぞれ興味がある客層に響きますよね。
個々の国の音楽、映画、小説、作曲家、作家、ドラマやアニメなどの切り口から情報を集め、和訳して紹介しつつそこに出てくる地名や衣装や雑貨などを紹介していくと理想的です。商品に関連付けられなくても、ニッチな現地情報は検索対策、集客効果につながりますし、興味を持っていただくきっかけになると思います。
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発想の転換、基本戦略の見直し。
根本的な話ですが、20年以上前にハンガリーのコンセプトで始められたお店も今やヨーロッパ各国の品々を扱うお店になっています。
その経緯には日本の需要だけでハンガリー1国だけに絞るとお店の経営が十分に成り立つだけの市場規模がないことを感じられたからだと思います。

特定のテーマに絞り込むことは専門性が高まり、信頼されやすく、中小零細規模のオンラインショップとしては常道なのですが、絞り過ぎると、見込み客・市場も小さくなり過ぎてお店が成り立たなくなってしまうことがよくあります。

元々の本質的強みを1丁目1番地だとすると、そこから関連性のあるものや関連性のある市場を探って2丁目1番地や1丁目2番地と少しずつ広げていくのが失敗するリスクを避けるやり方です。

今のピアツさんが例えばいきなり韓国コスメを販売するとか、国産無農薬野菜を販売するなど、国もテーマも極端に変えることは8丁目7番地とか9丁目6番地のように本質から遠く離れてしまい、お客様にも「???」がいっぱい浮かぶでしょう。

そこまで極端ではありませんが、「ハンガリーの市場」と名乗るお店がドイツの〇〇、エストニアのXXを売っているのは3~4丁目あたりにジャンプした感じです。

ひと目で理由や脈絡がわかるように説明できれば良いですが、説明しにくいようであれば、ハンガリアンの縛り(店名)を解くか、いっそお店を分けるほうが専門店としての整合性やお客様の理解度、検索エンジンからの評価なども高まると思います。

ただどうしてもコストや労力的に無理であれば、店名とお店のテーマをヨーロッパとか海外セレクトとかに広げて行くか、経営的判断です。(広げればいろいろ扱えるようにはなるが第一印象としての専門性は弱くなる)

例えるなら…
フレンチレストランとしてフランス料理専門店をやるか、洋食レストランとしていろいろな国の料理を出すか。

タイ料理、韓国料理、インドネシア料理、中華料理など専門店か、アジアレストラン と名乗ってトムヤムクン(タイ料理)もナシゴレン(インドネシア料理)もベトナム生春巻きも、チゲ(韓国料理)や水餃子(中華料理)も出すか?

いずれも前者はそれぞれの専門の修業をしたシェフがやっていそうでレベルも高そうですが、後者はいろいろなんでもあるけど、本格的ではなさそうですよね。値段も前者は高く、後者は安そう。

戦略としても前者は個人経営や小規模で高粗利高付加価値経営。後者は企業経営で多店舗展開して薄利多売大規模経営。
というのが一般的ですね。

広げれば広げるほど、仕入資金(在庫)や保管費用もかかります。資本力が必要になってきます。

できるだけ専門性を高めたまま在庫を増やさずに市場(見込み客)だけ広げて回転率を高める戦略をとることをオススメします。

ハンガリーや特定の国、地域に人脈がおありなので、「商品探し&製造元探し承ります!」と法人向けの卸売り、輸入代理など BtoBへのアピールやアプローチを検討されたりするのも良いのではないでしょうか。

また発想の転換で、日本の良いものをハンガリーや知人のいる国に向けて売り込むというのも、ビジネスチャンスが作りやすいのではないでしょうか?

長田店長の経験・人脈にはまだまだ「強み」がありそうです。
会社全体としては今後~将来に渡って成長の可能性、ポテンシャルはまだまだ大きいと思います。

これからの戦略、具体化のアイデア出し・ブレストなど必要な際はお気軽にご相談ください。

以上。「ダメ出し!道場」でした!

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国際紛争や情勢不安による円安物価高、資源高、エネルギーコスト高などで逆風の強い時代ですが、マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品、新サービスを開発して乗り越えましょう!

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EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 11,000円(税込)
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



ダメ出し道場登場ショップ募集中
申し込みはこちら

さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、先日アップロードしたバリエーション画像を商品一覧に表示させる方法をご紹介します。






管理画面で設定する

デザイン管理→商品一覧ページ設定から設定できます。
詳しくは以下のFAQをご確認ください。
https://www.ocnk.net/faq/index.php?action=faq&id=1699

 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

商品ページの作成におけるポイント

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「商品ページの作成におけるポイント」について説明させて頂きます。

■商品ページ作成する時に注意すべきこと

商品ページは、ユーザーに商品を買ってもらうために、非常に需要な役割があります。

商品ページの作成を疎かにしてしまうと、売れる商品も売れなくなってしまいます。反対に見せ方が上手なら、ユーザーがウィンドウショッピングしていただけでも、魅力的に感じて購入してもらえる可能性が高まることでしょう。

では、具体的に商品ページはどのように作成するのが良いのか、いくつかポイントを紹介していきます。

ECサイトにおいて、商品の購入や契約に直結するのはランディングページで、このページの効果の多くはファーストビューにより決定します。

ユーザーはファーストビューに訪れた段階で、そこに止まるか別のページに移動するのかを決定します。一般的に、訪れたユーザーの8割がそのランディングページから離脱します。

利益をあげるためには、この離脱してしまう8割のユーザーをいかに逃さないように対策するかがポイントとなってきます。

訪れてくれたユーザーを逃さない一つのポイントは、目を引くような商品画像を用意することで、今時のECサイトにおいて上手な画像は必須といえます。今は画像検索に関する需要も伸びている傾向もあり、文字列による検索だけでなく、画像による検索からも流入が見込めるようになるため、画像のファイル名を明確なものにしたり、ディスクリプションを設定したりするなど、画像に対する対策も行いましょう。

画像の次にユーザーの心を引くポイントはキャッチコピーです。ECサイトにおいてキャッチコピーは上手な「商品名」でもあります。ユーザーは欲しい商品を検索する時、商品名とブランド名といった形で検索エンジンに文字列を入力します。

検索された時に自身のサイトで用意したランディングページがヒットするように、商品の詳細をタイトルに含めること、またHTMLのh1タグに商品名を含めておくといったことも、SEO対策では重要なことです。

さらにECサイトを成功させるには、他のサイトとの違いを主張することが大切です。例えば送料をサイト側で負担しているのであれば送料無料の旨を大きく主張するのが良いでしょうし、即日に配達手続きができるのであれば、その旨もしっかり明記するのがおすすめです。ご自身のECサイトにもっている強み、持ち味をしっかりランディングページで伝えるのが、ユーザーの気を引くのにおすすめの方法です。

これらのように、ランディングページには様々な工夫を施していくことが大切です。また、ユーザーに対しては商品を見つけやすくしたり、他社との違いでお得感をみせつけたりするのも大切ではありますが、それらと同じくらいに安心感を伝えることも欠かせません。

どれだけお得に商品を購入することができたとしても、そのECサイトが信頼のおけないウェブサイトでしたら、結局怪しんで離脱してしまう可能性があります。

ユーザーに対して信頼感を与える方法は様々ですが、基本的な方法としてはお問い合わせの電話番号など、連絡先をしっかり明示しておくことです。これがあるだけでユーザーの安心感は大きく高まります。

また、安全性を高めるトラストシグナルが安心感を与えるのにおすすめの方法で、例をあげるとPマークのような個人情報保護ポリシーを準拠していることを証明したりするなど、マークの取得も効果的です。ついでに会社情報など記載できる情報があれば明記しておくことをおすすめします。

ここでランディングページに必要なポイントとしてあげたのはごく一部であり、対策すべきポイントはまだたくさんあります。サイトの仕様をユーザー目線に立ってみると、改善すべきポイントが見えてくるかもしれません。

★POINT
・ファーストビューに力をいれよう
・ユーザーにとって便利で安心できるサイトづくりを

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

オートフォーカスのできない古いレンズを一眼レフに装着して、散歩に出かけています。自分の目でピントを合わせると、写真に気合いが入るというか、気持ちが高揚してくるのを感じます。便利な世の中だからこそ、少しくらい不便を味わう必要があるのではないかと思っています。
(おちゃのこ山崎)

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