「コラボレーションは奇抜なほど面白い号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
あっという間に「寒い」という言葉が身近になりました。
あれほど「暑い、暑い」と文句を言っていたのに、起きるときに布団から離れがたくなるのですから、人間というのは実に勝手な生き物です。
11月に入ると、車のタイヤ交換や年賀状の準備が予定に入ってきます。
来年のカレンダーや手帳の準備をした人もいることでしょう。
その一方で、「年賀状はもうやめた」「手帳はすべてデジタルで管理」という方も増えています。世の中が大きく変化する時代には、旧来のシステムにこだわる人と、新しいシステムに乗り換える人の流れが並行するので、興味深いですね。
さて、今回の「オススメ参考書」は、異色の本を選びました。版元の学研が私の二番目の職場であったということも少し関係していますが、保守的で斜陽のイメージがある出版界でも斬新なことができるのだというひとつの形だと思います。
ただし、精神的なヒントにはなっても、実用的なメリットはほとんどないと思いますので、その点はご了承ください。
おちゃのこ最新ニュース
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今週のトピックス
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お知らせ ネットショップEXPO 2023のご案内
Amazon Pay主催 「ネットショップEXPO 2023」のご案内 Amazon Pay主催、ネットショップ担当者フォーラムがメディア協賛する「ネットショップEXPO 2023」のご案内です。 中小企業や大規模向けなどECサイトの構築・運用を支援するさまざまなECカートプロバイダーさん、EC業界の著名なゲストをお迎えし、昨年よりもさらにパワーアップした講演を用意しています。 また、自社ECだけではなく、ECモールでのネットショップ運営の話も含めたECビジネス全体の成長に関する講演も用意されており、自社EC・モールを含めたネットショップ運営に関する悩みや課題を解決できるイベントとなっています! 11月16日(木)13時~13時30分におちゃのこネットご利用ショップ株式会社RUSH様と弊社代表岡野が登壇いたします。参加無料となっておりますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。 詳細なタイムスケジュール、お申し込みは下記ページをご覧ください。 ・イベント概要紹介 https://netshop.impress.co.jp/event/amazon-pay-2023 ・講演紹介 https://evt-entry.impress.co.jp/amazon_pay/?semi=B2-5 |
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
3年前は主業である飲食店「藤沢しぇんろん」の名前でのオンラインショップでしたが、現在おちゃのこショップは飲食店「藤沢しぇんろん」と、総菜やお弁当事業とハム・ソーセージなど食肉加工品店「青空ミートハウス」の事業を統括する法人「株式会社フルスマイル」の名前をとった「フルスマイル正しい食卓」のオンラインショップとして運営されています。 トップページの看板や印象こそ変わりましたが、商品は飲食店「藤沢しぇんろん」の人気メニュー「油そば」と「青空ミートハウス」のハム・ソーセージなどのセットとりんごや梨のケーキと、目立った新商品もなく変わりばえしておりません。 主事業の飲食店「藤沢しぇんろん」は店名は中華っぽいですが、日本酒や旬の魚・料理をメインに楽しめる居酒屋割烹(和食系)です。 でも、通販ではハム・ソーセージと油そばと洋風焼き菓子!? 背景を知らない初見のお客様から見ると、 私は3年前に油そばもハム・ソーセージもケーキも注文して実際に食べたことがあるので、それぞれ美味しくて満足いく商品だということを知っていますが… 初見の遠方のお客様が、興味を持って「ぜひ一度食べてみたい!」と思えるかといわれると、まだ若干魅力アピール不足だと感じます。 「藤沢しぇんろん」はミシュランガイドに掲載されたレベルの飲食店 「青空ミートハウス」は本場ドイツのDLG食品コンテストで金賞受賞のお店 という【強み】を持ちながら、アピールや演出やコンテンツも弱く、薄く、それぞれが中途半端でもったいない。 という印象です。 フルスマイルさんはオーナーシェフの羽鳥祐司さんが1995年に開いた飲食店「藤沢しぇんろん」が元で、後にお店の人気メニュー「油そば」の通販商品化や、フレンチ料理人だった息子の陽一郎さんが作ったベーコンやソーセージが本場ドイツのDLG食品コンテストで金賞・銅賞を受賞したことをきっかけに専門店「青空ミートハウス」を立ち上げ、コロナ禍で飲食業逆風の中、奥様で取締役の羽鳥真理子さんがおちゃのこネットで通販を開始。家族で分担・協力しながら現在に至ります。 とはいえ、日々の飲食店経営の仕入れ・仕込み・営業+通販商品の製造・受注・出荷と日常業務に追われ、ネットショップの更新やSNSによる情報発信などになかなか手が回らず、またトータルで何をどのような優先順位で事業推進していくかなど基本戦略ができていない様子でした。 リピーターさんはそこそこいらっしゃるようですが、新規客が獲得できていない様子で、SNSでの情報発信不足など自覚はあるようですが、なかなかそこまで手が回っていないようです。 青空ミートハウスのハム・ソーセージ ギフトセット はカテゴリー名から と変えて、中身の一つ一つの種類もキチンと写真と説明を添えて、どれがどれかわかるようにしましょう。 また、リピート時には単品で選んで買いたい方も出てくると思いますし、お得な大容量パックなどもほしいところです。 ------------------------------ には現在、アールグレイの香り豊かな「梨の英国焼き」3,780円(税込) 初めての方だと「両方を食べたい!」という方も少なくないでしょう。 2種を半分ずつの「ハーフ&ハーフ」のセットや、2個同時購入で少しだけお得なセットがあれば、お客様の選択肢も増え、購入確率や客単価UPの可能性も高まると思います。 いろいろな組合せで商品提案するのも、「在庫は増やさず、商品を増やす」通販業の「妙」です。(^-^) ------------------------------ メーカーの企業ホームページとしてなら基本情報の掲載で充分ですが、あくまでおちゃのこショップを「通販の売り場」として「売る」ことに期待するならば、店名、コンセプトともに具体化して一目で「何を誰に売りたいのか?」を明確にすべきです。 できれば「油そば」、「シャルキュトリ(肉加工品)」、「焼き菓子」で店名もサイトURLも分けて個々に コンセプト・強み・こだわりを際立たせたいところです。 せめてLP(ランディングページ)を3つに分けてブランディングし、SNSなど外部からは別々にLPに誘導してくるのが良いと思います。 例)食品メーカーの味の素 が Ajinomoto、CookDo、クノール などのブランドを分けていたり、飲食チェーンの最大手ゼンショーがすき家、ビッグボーイ、はま寿司、なか卯 などブランドごとにまったく違うコンセプトやイメージを作っているのと同じように。 現状のサイト表面上は、ぼんやり中途半端な状況ですが、本質の部分では貴社には少なくとも3つの強み(宝)があります。 1)DLG金賞受賞の食肉加工品「シャルキュトリー」「メツゲライ」 2)創業29年の ミシュランガイド掲載店のシェフの味・腕 3)藤沢→湘南ブランド 神奈川地場の産品 ------------------------------ 貴社も2022年に「日本シャルキュトリ協会」に加盟したとのことで、地方の無名な小さなハム・ソーセージ工房から、知る人ぞ知る一流職人の「シャルキュトリー専門店」としてアピールしていくことで大きく注目されるお店になる可能性を秘めていると思います。 ただ、ブランド力や知名度のない無名な小企業のショップは専門店、専門化しないとなかなか注目されません。 SEO的にもあれこれ違うジャンルのいろいろな物を売っているほど検索にヒットしません。「シャルキュトリー」(食肉加工品)は注目ワードで貴社にとってもキラーワードになるはずです。 食肉加工品職人の陽一郎さんはフレンチ料理人ご出身なので、フランス語の「シャルキュトリー(charcuterie)」というキーワードはもちろんですが、ドイツのDLGコンテスト受賞もあるので、ドイツ語の食肉加工品=「メツゲライ(metzgerei)」というキーワードでの検索にもヒットするように、店名や説明に工夫すると良いでしょう。 Google Map でも全国で「シャルキュトリー」、「メツゲライ」両方で検索ヒットするように、ビジネスプロフィールの登録修正もしましょう! 東京、愛知、大阪などに「シャルキュトリー」、「メツゲライ」ともに既にいくつか専門店があるようなので参考に! ------------------------------ その腕前を活かして「油そば」に続く「通販で売れる商品」を次々に開発していくことを定常化していければ、通販食品メーカーとしての事業がより安定化してきます。 しぇんろん経営にかける労力・時間の何割かを商品開発にシフトして、通販業の品ぞろえの充実を図ってください。 また、祐司さんプロフィールにある「神亀酒造の先代蔵元との出会いで、純米酒の魅力に目覚め、日本酒に合った和食の追及を始める」といった本質・強みに立ち返り、日本酒に合う「アテ、肴、おつまみ、惣菜」の通販でお届け可能な商品(真空パックや冷凍・冷蔵)である程度日持ちする料理加工品というテーマで開発に取り組んでみてはいかがでしょうか? ------------------------------ ご当地藤沢は全国的にはそこまで有名ではないですが、藤沢を含む湘南は全国的にも明るく優雅でオシャレなイメージのブランド地名です。 湘南ゴールドなんていう柑橘類があったりするようですし、茅ヶ崎のトルコ茄子、湘南土ねぎ、大磯湘南レッドという赤タマネギ、湘南しらす、湘南そだち米はるみ、平塚いちご、湘南ジャージープリン、湘南和牛などいろいろあるようです。 これら地元→周辺→神奈川全域まで広げて産品を活用した商品を考えてみると、まだまだ広がりが期待できると思います。 いずれにせよ、飲食店料理→通販食品開発と視野を広げて商品開発に取り組んでみてください。既存商品も「湘南ブランド」としてパッケージやネーミングのリニューアルも一考だと思います。 ------------------------------ これらの【強み】を活かしつつ、ターゲットも個人向け通販だけではなく、完全無添加のシャルキュトリーなどは高級飲食店や百貨店など高級食品店向けに卸売りの可能性もあると思います。 供給量・生産量がネックとおっしゃっていましたが、まずは個人オーナーシェフのレストランや一流バーテンダーなど規模感が合うところからコラボ先、卸先をInstagram のDMなどを活用して声掛け、売り込みしてみてはいかがでしょうか。 リン酸塩も発色剤もアミノ酸や着色料も、化学調味料や砂糖さえ不使用の完全無添加のハム・ソーセージは、なかなか他にはありません! プロのシェフや一流のバーテンダーほど、その価値をわかってくださるのではないでしょうか? こうした強みをキチンとアピールし活かしていけば、まだまだ可能性は広がると思います。 これからの戦略、具体化のアイデア出し・ブレストなど必要な際はお気軽にご相談ください。 以上。「ダメ出し!道場」でした! ────────────────────────────── 皆さん、いよいよコロナ禍から抜け出せそうな気配ですが、円安物価高、資源高、エネルギーコスト高などで逆風も強いです。 差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください! 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: さて… もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。 |
検索機能の重要性 |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「検索機能の重要性」について説明させて頂きます。
■どんな検索機能が便利?
ECサイトのようなインターネットを通じて買い物をするウェブサイトにおいて、ユーザーのことを考えると必ず必要になる機能が「検索」機能です。
検索機能なんてどこのサイトにもあるのでは?と思うかもしれません。確かに現代におけるECサイトで検索機能が用意されていないということはほとんどの場合ないでしょう。
しかしサイトによっては同じ検索機能であったとしても、細かい仕様が異なるため、利便性が全く違うなんてことは全然あります。
例えば大手のサイトで導入されていることのある検索機能の一例としては、「サジェスト」機能があげられます。
サジェスト機能と聞いてもあんまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、大手のECサイトはもちろん、有名な検索エンジンを使っていれば似たようなものはだいたい目にするのではないかと思われます。
例えば検索エンジンに「化粧品」と検索窓に入力した時に、
「化粧品 ブランド」
「化粧品 成分」
「化粧品 メーカー」
など、ユーザーが入力したキーワードに対して、関連するキーワードを続けて表示してくれます。これがいわゆるサジェスト機能です。
これはユーザーの入力間違いをあらかじめ防いだり、正確なキーワードがわかっていないユーザーでも、曖昧な単語を入力してもある程度近いキーワードを候補として表示してくれるため、ユーザビリティとしてはかなり向上する機能と言えます。
商品が見つけやすくなるため、検索の段階で諦めて離脱するといったことなど、早期離脱を防ぐといったメリットが考えられるでしょう。
また、一般的なサジェスト機能は入力候補を文字だけで一覧として表示してくれるものですが、そのパワーアップバージョンに「リッチサジェスト」機能があります。
これは文字だけではなく候補の一覧に商品の画像だったり、あるいは価格だったりと詳細を表示してくれるような機能となっており、いちいち画面遷移をしなくても商品に軽く目を通せるため、ユーザーとしては一手間を省けてかなり楽チンです。
サジェストの他には、「過去」の検索ワードが表示されるのもまた、ユーザーとしては便利な機能の一つです。
これは文字通り、ユーザーが過去に検索したキーワードを一覧として表示してくれるもので、対象のサイトで何度も検索しており、好きなブランドがあるようなユーザーにとっては、いちいち入力する手間が省けるため便利です。
何度もご自身のECサイトを利用してくれているリピーターのためにも、この機能は是非導入しておきたいところです。
これまでは少なくともご自身で検索キーワードを入力する必要がある機能でしたが、「ドリルダウン」という機能の場合、その入力の一手間すら省けます。
これも大手のECサイトを利用したことがあれば一度は目にしたことがあるかと思いますが、「カテゴリ」から詳細に絞り込んでいく機能です。
例えば「家具」というカテゴリを選択すると次に「キッチン」「インテリア」「家電」などといったように、徐々に枝分かれさせて対象の商品に近づかせてあげるというような形の機能になります。
これはどちらかといえば欲しい商品が決まっていないケースのユーザーで、例えばインテリアに何か新しいものが欲しいなぁといったように、ふんわりとした希望がある方に便利な機能といえるでしょう。
検索機能を導入しないという選択肢は今の時代、ほとんどないのかと思いますが、検索機能を使ってユーザーに便利に買い物してもらうだけではなく、検索してくれたキーワードをアクセス解析から入手し、その後の商品ページの作成にも役立てることができます。
現代においてECサイトの検索機能は最低限必要なものといえるでしょう。
★POINT
・サジェスト機能で入力の一手間を省く
・過去の検索履歴でリピーターが便利に
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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