「聞かないほうがいい言葉ってありますよね号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
9月に入りましたが、まだまだ暑いですねえ~。
「暑さ寒さも彼岸まで」という有名な慣用句があります。毎年お彼岸の時期になるとこの言葉の正しさに感心させられるのですが、果たして今年はどうなるでしょうか。
「暑さ寒さも~」の言葉には、もうひとつ「どんなに辛いことも、やがて終わりがやってくるものだ。だから辛抱して耐えることが大切だ」という人生訓としての意味もあるそうです。
苦難の最中にある人はたいてい視野が狭くなっていて、いつまでもこの苦しみが続く、あるいはこの苦しみがさらにエスカレートすると思い込んでしまいますが、「明けない夜はない」のですね。
そういう人生のヒントになる言葉はたくさんありますが、一方で耳を傾ける必要のない言葉もあります。それらは一見、大切そうに見えるところが厄介です。今回のオススメ参考書では、そういう言葉を集めて解説している本を紹介します。おちゃのこ最新ニュース
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今週のトピックス |
お知らせ EC レンディング for おちゃのこネットのご紹介
「EC レンディング for おちゃのこネット」は、「おちゃのこネット」をご利用のショップ様向けのオンライン融資サービスです。 |
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
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店名とトップページの商品写真などで「スタンプ屋」であることはすぐにわかるのですが、トップページ上部のメイン画像には、猫の「その調子!」を除いて法人や店舗の住所印、角印、代表印などビジネス系の水平改行の格式ばったスタンプがメインで掲載されていますし、印影が「スタンプ道」ではなく「印鑑道」のサンプルが多かったり、渋めのダークブラウンや紫の写真背景もあいまって、法人向けのやや堅苦しい印象です。 一方で下にスクロールすれば、「猫はんこ」や「ごきげんスタンプ」など可愛い猫の写真、子供たちの笑顔の写真やイラストの印影といった「個人向け」の商品も見受けられ、印象が違います。 実際に、法人向けも個人向けも、どちらのオーダーも受けたいのだとは思いますが、それゆえに、ターゲット&ペルソナは不明確で、どっちつかずの印象にも見えてしまいます。 また、「当社取り扱いのスタンプについて(お読みください)」 のようにトップページに掲載すれば良いと思います。 別ページにするならば、ブラザー浸透印のもっと細かい特徴やシャチハタスタンプとの比較、インクの種類や性質(水性、油性、染料、顔料、耐水性、耐候性、耐光性など)、製作工程や印面の拡大写真、ゴム印との比較などプロショップとして顧客を納得させるレベルの専門情報を掲載して信頼感を得ましょう。 また左のテキストメニューでは分類がありますが、写真での商品ラインアップ(一覧)がないので、形やサイズから選びたいお客様にとっては全体像がイメージしにくいです。 正方形、長方形、円形 以外にどんな形状があるのか、できるのか? 文字も横水平に改行するパターンだけでなく、全面イラストのものや斜めや回転した文字など自由レイアウトで作れるのか? など、スタンプの専門店プロショップとしては知識・技術・実績(事例)などのアピールコンテンツが薄っぺらく、物足りない印象です。 このお店「スタンプ道」は、先述のようにブラザー浸透スタンプの専門店ネットショップですが、本業は香川県~岡山県に5店舗を展開する街の印鑑ショップ「印鑑道」さんです。 今回は5店舗のうち高松三条店の店長さんでもある内田店長にお電話でインタビューをさせていただきました。内田店長は社長さんからネット全般を任されていらっしゃるようです。 実店舗の実業がお忙しい中、コロナ禍に入った2020年からおちゃのこに出店し、浸透スタンプに特化して、まずは月商で十万円位を目標にスタートされたとのこと。(ちょっと目標が低い!?) スタートから丸3年を迎えたが、集客も少なく、思っていたより売れず、一人で悩んでいるので何かヒントをと「ダメ出し!道場」に申し込まれたようです。 実店舗の本業は「印鑑道」 https://inkando.jp/ として個人用実印、銀行印、認印、法人用実印、銀行印、角印など各種印鑑、ゴム印、スタンプの作成 というハンコショップだけでなく、名刺、ショップカード、封筒、伝票印刷、チラシ・フライヤー印刷、ラミネート加工、ステッカー、シール、Tシャツ、タオルなど印刷やノベルティの受注販売もされていらっしゃるようです。 実店舗の商品ラインアップも豊富で幅広く、短納期が売りでもあるため、そちらの仕事が最優先で、ネットの戦略を立てたり、新商品や新サービス案を考えたり、コンテンツを練って手を入れ、ページを作成していくということになかなか十分な時間がかけられていない様子です。 スタンプ道の現在の基本戦略は、自社のデザイナーのデザインスキルを活かしたイラストスタンプをベースとしたセミオーダーのようですが、デザイナーは瀬戸内海を渡った岡山のお店にいるので、いつでも顔を合わせての打ち合わせはできないそうです。 スタンプ道・ネットショップは内田店長一人に任せられているようですが、会社の強み(できること)を活かし、組み合わせたりして、新しい商品やサービスを考えて生み出すことは、全社(社長や他店店長、技術者、スタッフ)のスキルやノウハウを活かさないとなかなか生まれません。 内田店長はお話ししていても前向きで、「何かやらなきゃ!」という思いや意欲は十分にお持ちの方ですが、経営権(人事権、予算権、新商品開発権)まではお持ちなわけではないですし、一方社長や他店の店長さんたちはネットでのハンコやスタンプ業界の実態や周辺業種(名刺や印刷、ノベルティ)の実状を十分に把握されているわけではないと思います。 まずは社長&全店長 で市場(ネットの)把握とブレストが必要だと感じました。 このままブラザーの機械と素材だけを使ったスタンプ販売をしているだけでは、ネット先行者たちに対する差別化も優位性もできませんし、かといって十分な価格競争力があるわけでもなければ、認知度や集客力が伸びる可能性も低いままでしょう。 何か突破口を見つけて、そこに全社の強みを注力する必要を感じました。 冒頭コラムで 触れた 浸透印タイプのスタンプのことを「シャチハタ」と呼んで検索する多数の人を逃さないために、全商品ページに「シャチハタ」というキーワードを上手く不自然にならずに埋め込んで検索対策しておきましょう。 「シャチハタ同様にスタンプ台不要のスタンプです!」 など、シャチハタ キーワード対策はすぐできる検索改善点です。 ------------------------------ A:→全社で会社の強みを洗い出す。 ------------------------------ Q:デザインの問題、それともキャッチフレーズの問題? 売れない原因があれば改善点を教えていただきたいです。 A:ブラザーのスタンプ自体が全国的に売れていないのか? Q:強みを生かした運営をしていきたいです。でも強みがわかっていない状況です。 Q:一人でやっているので、もっと客観的な視点が必要な気がしています。 Q:商品をもっと多くの人に見てもらいたい、買ってもらいたいという思いがあります。 ------------------------------ ごきげんスタンプ 18mm角 猫スタンプ ブラザー10mm丸 法人代表印スタンプ ブラザー18mm丸 などなど、耐用回数や捺印回数の説明がまちまちでよくわかりません。 インク1回の補充で 何回位捺印できる→捺印回数? 再度、統一感のある情報を確認して修正してください。 ------------------------------ 専門店としてはぜひ全色取り扱って欲しいです。 また、欲を言えばブラザーの用意している5色だけでなく、スタンプ道さんがブラザースタンプで使える新たな色のインクを開発すれば、他店との差別化につながります。 ブラザーのメーカー保証はなくなっても、スタンプ道さんが保証できるインクを開発すれば、オンリーワンショップになれます。 ----------------------------- 現状はブラザー社の既存商品ベースの単品売りだけで、猫スタンプやごほうびスタンプ、ごきげんスタンプなど一部のイラストくらいしかスタンプ道さんのオリジナリティはありません。 新商品やサービスなど競合他店との差別化ポイントを作ることが「強み」となって「集客」にもつながってくるはずです。 検索対策だけでなく、SNSでの情報発信でも競合他店と同じ商品だけでは価格競争くらいしかアドバンテージを築くことはできません。 ↓↓↓↓↓ 例)猫スタンプもごきげんスタンプも 数本おまとめセットでディスカウントなど、客単価UPと受注コストを抑える。 ------------------------------ 例)カラー印刷のCMYK 色分解のように、赤、青、緑、朱(黄色はないので)の4色ないし3色で、重ね押しすると印刷やカラー版画のような絵ができるスタンプセットなんてのはいかがでしょうか? 版ごとに線や色の部分を変えて(錦絵や浮世絵みたいな)絵が完成するスタンプって、クリエイターさんたちの創造意欲を刺激しそうですし、プレスリリース、SNSなどで話題にもなりそうですよね!? 実際にうまく行くかどうかは作ってみないとわかりませんが、作り方のコツがやがてスタンプ道さんの独自ノウハウになると思います。 ------------------------------ キャラクター・ロゴのスタンプ+ステッカー 2社に別々に発注するのは面倒くさい、1度のデータ入稿で両方作れれば楽だし、多少の値引きもできればなお喜ばれる。 スタンプ+名刺 ------------------------------ ぜひスタンプ道専用のアカウントを作ってデザイナーさんと協力し、どんどん製作事例(特にデザイン性の高い凝ったもの)を投稿してみてください。 こんなものもできるのか! こんなことできるのか! を見せつけていくと、クリエイターさんたちは創造意欲を刺激されて、 絵が描けるフォロワーさんを増やせば、アイデアもいただけるかも知れませんし、彼らに向けてデザインコンテストやキャンペーンをやって、クーポンを配布するなど販促にもつなげられます。 いずれにしてもアイデア、ネタを発信していきたいですね。 ------------------------------ よそがやってないニッチはないか? 皆で情報収集しながら考えてみましょう。 ハンコ業界はネット通販の中でもかなり成熟した競合の激しい業種です。その中で、かなりのネット後発ショップがメーカー依存のままでありきたりのことをやっていても、先行ショップに勝つどころか追いつくことも難しいでしょう。 新しいアイデア、新商品・新サービスなどで話題を作り、注目を集めないと、土俵にすら乗れません。 ブラザー社の既存のスタンプ製作機、スタンプ素材のみに依存しているだけでは、同じブラザー社の機械や素材を持つ同業者と価格競争するだけですし、業界最大手のシヤチハタ製品をメインで扱う競合店にも勝てません。 新しい素材やコーティングなどスタンプ印字面の保護加工の一工夫で防水性や保護防汚性でこすれ強度のアップなどができれば、スタンプの新たな用途も広がるかもしれません。 例)ガラスにスタンプを押してマニキュアのトップコートのような ブラザー製スタンプに使える新色インクや機能性インク(洗濯しても落ちないとか紫外線で光るとか)の開発など、すでにそういうインクはインクメーカーにあるので、スタンプ台で使えないかのテストなど、相談に乗ってくれるインクメーカーを探してみるなど、ダメ元でもできることはあると思います。 従来タブーとされているような領域まで踏み込んで差別化を図るなどのイノベーションへのチャレンジが必要ではないでしょうか? ただ、同じものを使った競争だけでは後発・小規模企業に勝ち目はありません。 もろもろなアイデア出し・ブレスト・壁打ちなど必要な際はお気軽にご相談ください。 以上。「ダメ出し!道場」でした! ────────────────────────────── 皆さん、いよいよコロナ禍から抜け出せそうな気配ですが、円安物価高、資源高、エネルギーコスト高などで逆風も強いです。 差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください! 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: さて… もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。 |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、商品詳細ページにYoutube動画を挿入する方法をご紹介します。
通常の動画だけでなくショート動画にも対応しています。
商品管理→商品登録画面→Youtube欄にYoutube動画のURLを貼り付けてください。
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。
売るための商品ページ |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「売るための商品ページ」について説明させて頂きます。
■商品ページの上手な作り方
ECサイトでお客様に商品を買ってもらうためには、商品をより良く見せる必要がという部分が大切です。
どれだけ良い商品を取り扱っていたとしても、その見せ方が悪かったら思うように売れず、たくさんのチャンスを逃してしまうことになるでしょう。
では具体的にどういった商品ページが良い内容であるのか、そのポイントを抑えていき、無駄なく商品を売っていくように試行してみましょう。
■入念な計画を
商品ページを作成するにあたって大切なことは入念な準備です。
ECサイトの運営では手を動かすことはかなり重要で、一番労力がかかる部分といって間違いありませんが、その労力を無駄なく良い方向へ持っていくために、準備をしっかり行うことは欠かせません。
まず第一に考えたいこととしては、どういったお客様に売りたいか、つまりは「ターゲット」です。
ECサイトにおいてターゲットの明確化は当然、というように思っている方もいるかもしれません。ですが、様々なECサイトで商品ページを見ていると、これを意外と出来ていない人が多いのも事実です。
ターゲットを明確にしていないと、自身のサイトで取り扱っている商品の良さを無駄にしてしまっている可能性があるのです。
極端な例で言えば、若者向けの化粧品を扱っているのであれば、10代~20代の女性に向けた商品ページにするのが良いでしょう。
健康グッズを扱っているのであれば、40代から60代など、健康により関心が高まり、行動に移し始めることが予想される年代に向けた内容にすべきです。
なぜこういったターゲットの明確化が必要なのかというと、お客様目線での記事の作成に役立つからです。
性別や年齢、職業などをあまり定めないまま記事を作成していると、ふわったした内容で誰かに刺さるような記事にはならないでしょう。
しかし細かくペルソナを定めることにより、どういった事を知りたいのか、どういったことで悩んでいるのかといったことを、お客様の目線で考え、想像できるようになります。
その悩みを解決するような情報を書いてあげると、結果的に心に刺さり、購入してもらうきっかけになり得るのです。
商品ページの内容はこれらのような観点で、ペルソナを定めて作成していくことを心がけましょう。
■キャッチコピーで引きつける
ECサイトで訪れてくれて、商品ページにアクセスしてくれたお客様を逃さないためには何が大切でしょうか。
ECサイトはもちろん、あらゆる情報発信系のサイトは、サイトに訪れた最初の印象(ファーストビュー)の段階で良し悪しが判断され、残るのはその中でたったの2割と言われます。
離脱してしまう8割のお客様に残ってもらうよう工夫することも大切ですし、残った2割のお客様が購入までたどり着けるようにすることも重要で、それらはファーストビューでどれだけ興味を持ってもらえるかということになります。
ファーストビューで訪れた記事で、まず目に入ってくるのはページのトップ付近です。
つまり記事の上部でその先を読んでもらえるのかが決まるといっても過言ではないでしょう。
記事には小説や雑誌、そのほか広告など様々な形がありますが、ECサイトにおいては最初に良いところを持ってきた方が効果的といって良いでしょう。
中には、最初は細かく前置きや説明を書いていき、後半にいくにつれて商品の魅力をどんどん紹介していくような形にしたい、と思う人がいるかもしれません。
ECサイトにおいてはそれよりも、一般的にキャッチコピーといわれるものは先に持ってきてしっかりお客様の心を掴むべきです。それから細かい商品説明をしたとしても決して遅くありません。
商品ページは、しっかりとターゲットを明確にした上で、訪れてくれたお客様を逃さないように、いきなり全力でアピールする形が一つの方法といえるでしょう。
★POINT
・記事作成の前にターゲットを明確にしよう
・キャッチコピーでファーストビューを掴もう
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
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編集後記
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