生産性はどうやったら上げられる?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

今朝は4時に起きて4時半に出かけましたが、その時の外気温は29℃。なんとかエアコンを使わずに窓を開けて走れる環境でした。仕事を終えて事務所に戻る時はすでに32℃。もうエアコンを使わないと厳しい状況です。

毎日こんな感じなので、車の燃費は悪化するばかり。エンジンで発電してモーターで走るタイプのハイブリッド車なので、エアコンを酷使すると発電機が回りっぱなしになるからです。

そして事務所のエアコンは朝から就寝後まで回りっぱなし。20年選手の機械なので、かなり性能が劣化しているのでしょう。室内の温度はなかなか30℃を下回ってくれません。

燃費や電気代のことを気にすると、もっと効率の良い方法はないものかと思ってしまいますが、効率と言えば日本の労働生産性の低さがよく話題になります。勤勉なはずの日本の労働者なのに、日本の生産性は先進国中最低なのだそうです。

トヨタのカンバン方式に代表されるように、かつて日本の生産現場は極限まで磨きあげられた生産効率と品質の高さで世界を席巻しました。しかしホワイトカラーの現場では、そこまでの効率化は果たせなかったようです。

今回の「オススメ参考書」は、生産性を上げるためのQ&Aをまとめた本を紹介します。

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支払い救済型Amazon Payは、Amazon Pay以外での決済失敗時に、
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詳細は下記のFAQをご確認ください。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

その仕事、生産性ゼロです

山本大平・著/日経BP・刊

1,777円(キンドル版・税込)/1,870円(紙版・税込)

OECDのデータに基づく2021年の日本の時間当たり労働生産性は、先進7か国中最下位で、OECD加盟38か国中27位という悲惨な低さです。アメリカと比べると6割にも及ばず、「仕事をするのが下手くそな国民」というデータになっています。

しかもこの傾向は最近のものではなく、バブル期以前からしばしば問題になってきました。先進7か国中最下位という不名誉な記録は、なんと1970年からずっと続いています。

ここで言われる時間当たり労働生産性とは、仕事で生み出す1時間当たりの付加価値のことです。世界各国が1990年代以降に生産性の数値を高めたのに対して、日本はそれに追随する伸びを記録することができませんでした。

その理由として、日本企業や政府のITに対する消極的なスタンスが挙げられています。主要先進国は1990年代以降、IT投資額を急激に伸ばしていますが、ひとり日本だけが横ばいで、その差は3倍以上になります。

それを如実に示すのが1997年に行われたOECDの調査で、ホワイトカラー100人当たりのパソコン保有台数を比較したものです。日本は24台で、アメリカの5分の1、ドイツの3分の1以下でした。

アメリカの6割の生産性ということは、同じ金額を稼ぐために日本は10人の社員を必要とするところで、アメリカは6人しか必要でないということです。社員数が同じなら、アメリカ企業は日本企業の1.7倍稼ぐことになります。

そんな低い労働生産性は、どうやったら上げることができるのでしょうか。現場で働く人の意識改革で、少しでも改善することができるのでしょうか。その問いに答えるのが本書です。

本書は、処女作の『トヨタの会議は30分』(すばる舎)で10万部のヒットを記録した著者による、生産性を向上させる仕事のやり方指南です。

著者は新卒でトヨタ自動車に入社し、エンジニアとして新型車の開発業務に携わった後、まったく畑違いのTBSに転職。「日曜劇場」「SASUKE」「輝く!日本レコード大賞」などの看板番組のマーケッターとして活躍しました。

そしてアクセンチュアで経営コンサルタントの腕を磨き、2018年に独立。特にAI活用の領域を得意として活躍しています。

著者は「はじめに」でこう語っています。
***
あなたが「当たり前」と思って日々やっていることのなかに、実は恐ろしいほどのムダがあふれている、それが今の日本の現状なんです。ちょっと身のまわりに目を向けてみてください。成果を生み出さない定例会議、上司のハンコ待ち、上司が帰るまで部下も帰れない雰囲気、見栄えにこだわった社内資料……こんな生産性ゼロのあれこれに、あなたの大切な時間を奪われていないでしょうか。
***

著者はコンサルタントの仕事で多くの企業と付き合いがありますが、その多くがアメリカの企業と比べて生産性が低いと実感していると言います。

ただし、すべての企業が生産性が低いわけではなく、非常にイノベーティブでスマートな生産性の高い会社も存在します。そして例外なくそれらの企業では社員が生き生きして社内に活気があるそうです。

本書は、自社の生産性を上げる方法を説いた経営書ではありません。現場で働くホワイトカラーのために、500人のアンケートをもとに抽出した42の疑問に答えた、Q&A形式のビジネス書です。

では、目次を紹介しましょう。
・はじめに
・第1章 生産性ゼロの仕事を手放してみる
・第2章 生産性を確実に上げる仕事のやり方
・第3章 ストレスは生産性の天敵!賢い人間関係構築法
・第4章 考え込む時間がもったいない!ムダのないアイデア発想法
・第5章 やる気がない…を無くす方法
・おわりに

各章にQ&Aとコラムが配されており、読者は頭から読んでも、適当なQに対するAを拾い読みしてもいいように作られています。以下、気になったQ&Aを見ていくことにしましょう。

Q いる仕事といらない仕事、どうやって見分ければいい?
A 何も生み出せていない仕事は潔く手放そう

生産性を上げたいなら、真っ先にやるべきは、勇気を出して「いらない仕事(ムダな仕事)」を手放すことであると著者は言います。今8時間かかっている仕事を4時間で終わらせるためには、新しい機械を導入するとか、スキルアップをするとか、担当者を増やすといったことが必要になりますが、それにはコストや時間がかかります。

しかし、いらない仕事を手放すのであれば、今すぐできてコストはかかりません。だから、生産性を上げるために簡単で最強の方法であるということです。

では、いる仕事といらない仕事をどうやって見分けるか。それはその仕事にかけている時間やコストなどのリソースと、そこから得られる価値のバランスをチェックすることです。

たとえば出席してもひと言も発する機会のない打ち合わせや、誰も見返さない議事録の作成などは不要な仕事の代表格です。「不要な仕事は生産性ゼロ」と覚えておきましょう。

Q 作業時間を短縮する工夫は?
A 「問題解決の型」を持てば、処理速度を上げることができます

著者によれば、仕事には大きく分けて「問題解決型の仕事」と「クリエイティブ型の仕事」の2種類があるそうです。

クリエイティブ型の代表例として、著者は自分がかつて働いていたTBSの番組制作を挙げています。面白いものが生み出せるまでエンドレスで働き、さらに面白くするためにオンエアの直前まで手を加えるという世界は、労働生産性という指標がそもそもなじみません。

しかし、もうひとつの問題解決型の仕事は、生産性を上げる要素が含まれている可能性が大きいそうです。いらない作業が存在していたり、そこまでていねいにやらなくていいことに時間をつぎ込んでいる場合があるからです。

例として、著者は次の3つを挙げています。
・書類の作成中に「うーん」と考え込んでしばらく手が止まってしまう
・データをひとつ示せば済むところで、手の込んだ資料を作ってしまう
・成果と直結しない不要な情報を大量に集め、その読み込みに長時間かけてしまう

そういうムダを防ぐ手段として「問題解決の型を作れ」と著者は言います。
***
やみくもにゼロから考えるのではなく、毎回「型」に当てはめてパターン化して思考することで、効率よく問題の原因を見極め、解決策を導くことができます。
***

そのやり方は、次のような流れです。
(1)課題を大ざっぱなものから細かく具体的で問題点が明確に見えるかたちに
(2)解くべき問題をアジェンダ化
(3)問題の要因を環境要因と自己要因に分け、細分化して真因を特定
(4)真因が複数ある場合はランクづけ
(5)真因の対策案を検討しスケジュール化して実行
(6)後日、必要に応じて再検討

この型に沿って思考する癖をつければ、必要のない調査や情報収集に時間を使ったり、思考がストップして手が止まってしまうことを避けられます。その結果、ムダな時間がそぎ落とせるわけです。

Q 移動時間を減らすにはどうしたらいい?
A 1対1での対面仕事はオンラインで! リアルな移動はまとめて

著者が多くの方から相談を受けるのがこの問題だそうです。それに対して著者は「もっとテレワークを活用しましょう」と答えています。ここぞというときだけは対面で、あとはなるべくテレワークでというのが理想とのことです。

テレワークは参加者が3人以上になると仕切りが必要ですが、1対1ならリアルと同じように話し合いが可能です。このとき、必ずカメラをオンにするというのが著者のアドバイスです。

なぜなら、メラビアンの法則が示すように、コミュニケーションにおいて影響を与える割合は、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%だからです。相手がどんな表情で話を聞いているかは、とても重要な情報であるということです。

リアルでの対面が必要な場合は、移動効率を考えて1日にまとめるようにします。A社の訪問が決まったら、近隣のB社やC社も同日に回れるように予定を組みます。さらに沿線のD社にも立ち寄れるといいですね。これで週に何回も外出しなくて済みます。

Q 忙しくて大事なことが後回しになってしまいます
A 緊急度と重要度のかけ算で優先順位を決めよう

1、2日で手早く処理しなくてはならない案件と、数日かけてじっくり取り組むことが必要な重要案件が同時進行するような場合、つい大事なことが後回しになってしまって仕事の精度が下がってしまう。そういう経験は誰にでもあるでしょう。

なぜ大事な仕事が後回しになってしまうかといえば、あなたが仕事の優先順位をつけられないか、優先順位をつけ間違えているからです。

ここで著者は仕事の優先度を決める方法をレクチャーしてくれます。ある仕事の優先度を決めるのは、その仕事の緊急度と重要度を判断軸にして考えればいいそうです。

タテ軸に重要度を、ヨコ軸に緊急度をとれば、仕事は大まかに4つに分類されます。
(1)重要で緊急な仕事
(2)重要だが緊急でない仕事
(3)重要でないが緊急の仕事
(4)重要でも緊急でもない仕事

著者のアドバイスはこうです。
(1)→すぐにやる
(2)→いつやるのか決める
(3)→誰かに任せる
(4)→後でやるか排除する

多くの人は重要度を優先して仕事の順位をつけてしまいますが、著者は緊急度を優先すべきだと言います。時間が優先されるビジネスの世界では、とにかく緊急度の高い仕事から先に片づけるべきだということです。

さらに、日本の職場でよくあるのは、「重要だから緊急」という刷り込みです。本当に急ぎの仕事なのかをよく吟味してから仕事の優先順位をつけなければなりません。

また、誰しも人間ですから体調がいまいちの時もあります。体調不良を押して無理をしてしまうと、結局仕事に穴を開けて誰かに迷惑をかけてしまいます。そのためにも、緊急度が高い仕事ほど余裕を残して先に済ませておく必要があります。

Q スケジュール通りに仕事を進めることができません
A ToDoリストとスケジュールをGoogleカレンダーに集約させる

労力をかけて緻密なスケジュールを組んでも、実際はその通りには進みません。なぜなら、そういう人のスケジュールは空き時間にタスクを全部埋め込んであるからです。

でも実際の仕事では、緊急の案件が持ち込まれたり、体調がすぐれず処理がおくれてしまったりすることがあります。そうなると、きちきちに詰め込まれたスケジュールでは全体がベタ遅れになります。

著者がおすすめするスケジュールの組み方は、「何時何分に何をする」というスケジュールは相手がある予定のみにするということです。ToDoの作業は空き時間にアバウトに入れます。GoogleカレンダーのToDoリストに期限の早い順に書き込んでおくといいでしょう。

42のQ&Aのうち、5つしか紹介できませんでしたが、興味のある人はぜひ本書で残りを確かめてみてください。きっと何かひとつは新しい習慣にできるヒントが見つかるでしょう。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

オンラインショップといえばほとんどが、ヤマトさんや佐川さんや日本郵便さんなどのいわゆる「宅配便」を使った物品の通販が主流です。おちゃのこネットでもほとんどがそうだと思います。

一方でネットで買える(お金を支払う)対象はこうした物販だけでなく、アプリの購入や音楽配信や映画など動画配信の視聴料(サブスク)、占いやカウンセリング、有償セミナーの受講料などいろいろありますよね。中でも古くからあるのが写真やイラストなどのデジタル画像の販売や製作費など、いわゆるデジタルコンテンツ販売です。

インターネットの場合は無料で見られる画像は検索すれば山ほど出てきますが、実際に著作物として商用利用する場合には、対価を払って購入・利用しなければなりません。

ちょっとした挿絵やイメージカットの写真なら無料の素材集もありますが、お店や企業のロゴマークともなれば自分でグラフィックソフトを学んで駆使して作るか、プロに依頼して作成してもらうのが一般的でしょう。

でもどちらも、それなりの時間・労力や、それなりのソフト利用料や制作費報酬をお支払いしなければなりません。

さて、今回のお店はおちゃのこネットでも珍しい、物販ではなくロゴに特化したロゴ販売のお店です。既成デザインから選んで変えたりアレンジしたりで「時短」で時間・手間・コストのバランスよくロゴが購入できるお店です。著作権も込みで購入できるので、後から自社で変更も可能。静止画のロゴだけでなく動画用の部品として動くロゴも作成販売されています。

記事の最後には、おちゃのこ店舗さん向けにお得なモニター募集!のご案内もありますので最後までお読みください!

それでは「ダメ出し!道場」始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
ロゴエクスプレス

ショップ名 :
ロゴエクスプレスさん

サイトURL:https://www.logo-express.net/

ショップの現状、お悩みの点など
ロゴの販売を含めデザイン関連を行うサイトを立ち上げました。友人に手伝ってもらいサイトのデザインなどは行ったのですが、いかに集客していくか、SEO対応などでアドバイスを貰えると嬉しいです。

第一印象:サイトの作りは優秀。でも市場の可能性は?

ご覧いただければおわかりいただけると思いますが、メニューやカテゴリーなどサイトの構成も、バナーやアイコンなどのデザイン、そしてひとつひとつの商品ページでの色違いや使用シーンなどの膨大な商品画像の用意など、開店1年目でここまで作り込むとは!
お世辞抜きで「よくできているお店!」だと思います!

相当にプロデュース力の高い店長さんとスキルの高いデザイナーさんが作ったショップだなーというのが第一印象です。

一方で、根本となる商品・サービスである「既成ロゴマークの購入」の需要や市場がどれほどあるのか?

自社や自分のロゴが必要! という状況でまず検索するであろう「ロゴ作成」でGoogle検索すると、ココナラの数千円程度でロゴ作成委託できるデザイナーの広告がズラッと表示されたり、ロゴ作成できる無料アプリや無料サイトが上位にたくさん表示されます。

「ロゴを買う!」という発想ができる方なら「ロゴ購入」「ロゴ販売」などで検索してくれると、当店と競合しそうなロゴ販売サイトがいくつも出てきて価格の安いところも多いようです。

まだ残念ながら当店は検索上位には表示されていませんし、現状では「ロゴ作成」で検索上位に表示は内容の一致度からはかなり無理そうですし、競合の多い「ロゴ購入」「ロゴ販売」で検索上位に表示されるには、ユーザーからのアクセス利用実績やサイト外での情報掲載要因などもあり、かなりの時間・労力・コストがかかりそうです。

いわゆる「物」(宅配便で送れる)の通販ショップと違って、誰もがすぐに思いついて買うために検索するのが常識にはなっていない商品・サービスですし、価格相場もやや幅広い上に、無料でロゴを入手する手段もいろいろあるだけに、徹底した価格競争以外の方法で売上を上げていくのは難易度がそれなりに高いビジネスモデルかと感じました。

ただ、ロゴモーション(動くロゴ)やアニメ付きのキャラクター作成、ウェブサイトの作成などは付加価値が高く、組み合わせや提案次第では競合サイトと差別化できうると感じました。

インタビューで浮き彫りになったこと

今回も店長の於久田さんにお電話でインタビューさせていただきました。

於久田さんは実は某IT企業の営業マンで、当店の事業は「いずれ本業・独立に!」を見据えてはいらっしゃいますが、まだ現状では副業として運営中だそうです。

スタッフは於久田さん+デザイナーさんが1名。

この1名のデザイナーさんが二次元のグラフィックデザインだけでなく3Dデザインや動画制作、加えてWebデザインもできる、ITシステムの諸々にも詳しいかなり優秀な方とのことです。
ロゴエクスプレスのコアコンピタンス(中核能力)のようです。

実はこのデザイナーさんはEU圏内の国の方で、現在は地中海あたりに在住とのこと(もう少し詳しくお聞きしましたが、ここでは伏せさせていただきます)。当事業の立ち上げからずっとリモートでのコラボだそうです!

店長も現業は営業マンとはいえ、実はプラグラミングやWeb作成の知識やスキルもお持ちで、おちゃのこショップの編集・更新などは問題なくできるようです。お話ししていてもとても感じが良く、マーケティング的な考え方などもわかっておられる聡明で優秀な方という印象でした。

また仕事柄、多くのフリーランスのデザイナーやプログラマーなどとのつながりもあり、アニメ作成などデザイン外注の選択肢もいろいろとあるようです。

いずれはこの事業が軌道に乗れば独立も! を考えて頑張っておられます。

具体的なダメ出し&改善策

現状の主力商品である「ロゴ作成」の基本は、プリメイドプラン19,800円(税込)で、約1,500種の既成ロゴの中から「アルファベット・業種・色で探す」か「キーワードで探す」の2つの方法でお好みのロゴを見つけて色を選択し、オプションであるロゴモーションや名刺作成の有無など指定して購入という流れです。

プリメイドプラン19,800円(税込)→文字、色、配置だけ変えられる
リメイクプラン24,800円(税込) →既成デザインのカスタマイズ
フルオーダープラン35,800円(税込)→ゼロから要件を聞いて3案作る

となっていますが、アルファベット1文字のロゴマークで良いという場合以外はなかなかプリメイドプランだけで選べるお客様は少ないのではないでしょうか?

HONDAのHマークや、マクドナルドのMマーク、NetflixのNマークなど1文字でシンプルなロゴもありますが、複数文字の組み合わせや企業名やブランド名でフルネームを求める場合も多いでしょう。

ルイヴィトンのLVとかシャネルのCと逆向きのCなど。FENDI、CocaCola、Amazonなどフルネームのロゴ。NEC、IBM、OCNなど略号のロゴも3文字以上が多いですね。

たとえば おちゃのこネット(Ochanoko Net)で OとNの組み合わせロゴが欲しいなーと思っても、現状 OとN で検索してヒットするのは1件だけです。
https://www.logo-express.net/product/39
これでは選択肢がなさすぎるので、リメイクプランやフルオーダープランにしないと満足いくロゴは得られそうにありません。

2文字でもアルファベット26文字×26文字の組み合わせだけで1デザインにつき676種必要ですし、まして3文字以上の場合は17576種~と既成デザインを用意しておくのは気が遠くなってしまいますよね。

こうした場合はフルオーダーになってしまうのだと思いますが、せめて3文字くらいまではプリメイド~リメイクプランの価格範囲で対応できるような価格設定を期待したいところです。

そのあたりの解釈をロゴ作成のページの解説にもっとわかりやすく事例も載せながら説明してほしいと感じました。
https://www.logo-express.net/page/8

また日本の場合、アルファベットだけでなく、ひらがな、カタカナ、漢字のロゴニーズも多いのでそのサンプルや事例もほしいところです。

今たまたまこの原稿を書いている私の目の前にあるパンの「神戸屋」と「ヤマザキ」や、のど飴の「龍角散」、お菓子の「ブルボン」なども日本語表記のロゴです。そうしたニーズも多いと思います。

飲食店なども和食系は漢字やひらがなのロゴを求めるところは多いと思います。この辺をなんらかの方法でセミオーダー化に対応できれば、ライバルサイトとの差別化につながるのではないでしょうか。

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さて、各商品ページの 入力項目に

会社名
「LOGO EXPRESS」に入る文字です。

サブタイトル (任意):
「COMPANY SLOGAN」に入る文字です。

とありますが、この項目は英数字だけなのか? 漢字やひらがな、カタカナもOKなのか? はぜひ明記してほしいです。またこれら文字部分の書体(フォント)は選べないのか? 変更可能なのか? 可能ならどんな書体の選択肢があるのか? などは一切説明が見当たりません。イメージしにくいです。

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トップページ 下部の「日記」のコーナーですが、
https://www.logo-express.net/diary

かなり詳しくレベルの高いコンテンツだと感じますが、ロゴを簡易に探して購入しようというユーザー層に対して、現状の日記コンテンツはマッチしていないような気がします。

基本的・基礎的な ロゴの考え方、選び方などは日記ではなく、初心者ガイドのメニューに入れた方が良いですし、日記の内容で具体的な企業名やロゴ事例を出すのは良いですが、海外の、しかも歴史ある大企業の事例では日本の小規模やベンチャー 企業には自分事としてピンとこない(参考になりにくい)です。

ロゴを自ら作成しようというデザイナーをターゲットにしているわけではないので、労力やコストをかけずにさっと選びたい、さっと入手したいであろうターゲット層の背中を押すような、もう少しやさしい内容で書いていくのが望ましいと思います。

「お客様事例集」や「こんな業種はロゴをこう選べ!」みたいな具体的なイメージを数多く見せるのが良いのではないでしょうか。

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「名刺」について
https://www.logo-express.net/page/4

名刺(印刷物)まで作ってくれる商品かと思いきや、ページを下に読み進めて3つのプラン説明の下まで行くと、
なんと、「本サービスはデザインファイルの納品となります。印字については印刷会社にご依頼ください」

とあって、ハッと「デザインだけなのかー!」と気付きます。
もっと早い段階で「デザインのみ」「印刷は別」であることを大きくわかりやすく明記しておきましょう。期待をガッカリさせると一気に購入意欲が失せてしまいます。

ただ理想はデザイン→印刷→お届けまでワンストップでできるのが望ましいです。一般的に印刷屋さんは安価にデザインもやってくれるので、印刷屋さんにアクセスされるとロゴ購入自体を止められる確率が高くなると思います。(印刷屋に客を奪われる)

また、名刺デザインはお客様の持ち込みロゴでもできるのか?
それはNGなら、あくまで新規ロゴ作成のオプションとしてもう少し安価な設定にする方が良いと思います。

名刺デザイン+印刷の業界は一度作ればリピートしてくれるので、最初は赤字覚悟で格安設定している印刷屋さんも多くあります。デザイン無料で100枚で1,500円~3,000円程度のところが多くあります。

名刺をメインメニューの同列商品にして高い印象を与えるよりも、あくまでロゴ作成のついで買いオプションとして客単価UPさせる商品というような位置づけが良いと思います。(→メインメニューから外す)

将来的には、安い印刷屋や印鑑ショップ、ノベルティ屋などと提携して、物理的な「物品販売」までやるつもりもあれば、名刺だけでなく封筒印刷やステッカー印刷、ゴム印作成、Tシャツやユニフォーム作成など顧客のライフタイムバリューを上げる戦略も取れると思いますし、そこまではやるつもりがない場合も、提携先と仲介料やアフィリエイトのような仕組みで収益をアップさせることはできると思います。(プラス売上・収益のポテンシャル)

デザインや印刷については、素人のお客様にとってはそれぞれの製作屋さんのフォーマットに則ったデザインの入稿も理解や手間に時間がかかり面倒くさいものなので、そこまでやってあげればロゴエクスプレスさんにお金が落ちやすくなると思います。

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SNS やりましょう!
現状、ロゴエクスプレスさんはまだSNSでの情報発信までは手が回っておられないようですが、SEOだけで新規客のアクセス・獲得を伸ばすのは競合の多い中、後発の当店には難易度が高いと思います。

SNSアカウントを活用して口コミ、イベント、セールなどで集客をして行きましょう。

ビジネス系なのでまずは Facebook+Instagram あたりから始めてみてはいかがでしょうか。twitterあらため X や Youtube で動くロゴを組み込んだ動画の事例なども自ら実践してほしいところです。

50点
総評

全体的なサイトの作りや構成のクオリティは高いと思いますが、実際に「ロゴをお金を払ってもいいから早く手に入れたい!」というニーズを持った見込み客と出会えるか? は現状はあまり高くないと思われます。

「ロゴ作成」での検索では、ココナラのようなアウトソーシング(外注)デザイナーとのマッチングサイトや、無料や安価なロゴ作成アプリの紹介サイトの情報などが検索上位を占めていて、「ロゴ作成」という発想で検索する人たちに見つけて気付いてもらえる確率は低いと思えます。

Googleのキーワードプランナーで調べてみると、
参考:Googleキーワードプランナー
↓↓↓↓↓
https://support.google.com/google-ads/answer/7337243?hl=ja

この1年間での月間平均検索数は…

ロゴ作成 27,100 件
ロゴ制作  3,600 件
ロゴ販売    320 件
ロゴ購入    140 件

と「ロゴ作成」「ロゴ制作」の作る関連ワードが圧倒的に多く、多くの人にとって「ロゴは買うものではなく作るもの」であって、「ロゴ購入」「ロゴ販売」という発想より「ロゴ作成」の方が一般的であるとわかります。

これは当店の良し悪しには関係なく、世の中の一般的認識でロゴを「買う」とか「買える」とかいう感覚を持つ人はまだかなり少数派だという現状なので致し方ないと思います。

でも、日本中(日本語で探す人たち)の「ロゴ作成」ニーズをすべて獲得しようというわけではありませんよね。自分で作りたい人たちはターゲットから外して…

何人もの中から面倒くさいやりとりを経て外注デザイナーさんを見つけて作ってもらうなんてめんどくさい! とか…
無料アプリであっても自分で作るなんてできない! したくない! というような人々なら…

「費用最優先」ではなく、「手っ取り早く(時短優先で)使えるロゴを買いたい!」と思ってくれる可能性は「作りたい人」の100分の1くらいはありそうですね。

という少数の人たちに見つけてもらいやすいキーワードを各所に盛り込んだサイトにするのがまず一つだと思います。

以下例文)
当店はロゴを販売しています
すぐに使えるロゴの自動販売機です
ロゴの自販機ショップです
気に入ったロゴが即購入できます
すべて即使えるロゴです
当店のロゴは商用利用もモチロンOKです
著作権も譲渡します
イラレ形式ファイルも納品するので後から自分でも変更可能

などなどロゴエクスプレスさんの「真の魅力の説明」を
meta name="keywords" などではなく、
できるだけ各ページの通常説明文に入れ込んでおくことが、現状のSEO第一改善策だと思います。

(参考:Googleは meta name="keywords" は 無視すると公式に発表されています。→ https://bit.ly/47e8zOC  2023-05-30 更新)

その上で、他者と差別化の可能性が高いサービスであるロゴモーションやキャラクター作成(特にアニメーション)をロゴとセットにして、今の時代に需要の多いであろう動画で使いたい! というニーズを狙ってYoutuber(個人も法人も「Youtube動画発信者という意味でのYoutuber)やSNSで動画で情報発信をしている方々をターゲットにすれば、見込み客は一気に増えますし、客単価も高くなると思います。

言い換えれば、多少キツイ言い方ですが、単に静止画のロゴを作るだけのスキルやサービスは世の中に掃いて捨てるほどの競合がいますし、多少のスキルがあれば無償でもロゴを作成できるアプリやソフトもあります。

画像生成AIなどでますます競争も激しく稼ぎにくい市場になっていく可能性も高いです。そこ(静止画ロゴ)を狙っていくよりも、時代のニーズ(動画で情報発信)が高く、しかも安くて簡単に依頼できる提供者がまだまだ少ない「動くロゴやキャラを動画用の部品として製作すること」を【強み】の商品として販売する方が可能性が高いような気がします。

動くロゴでさえも、作成できるアプリやソフトは多く出てはいますが、静止画に比べると初心者にとってスキルのハードルはかなり高く難しいです。だからこそ、何十時間もかけて難しいアプリを試行錯誤して自分で作るより、発注した方が「早く、確実に良いものができるし結果的に安くできる」という点をアピールしやすいと思います。

既製品の静止画ロゴのラインアップに時間労力をかけていくよりも、いかに動画ロゴを売って行くか? に時間労力をかけていく方がより可能性が高いような気がします。

例えるなら…
今さらガソリンエンジン車の自動車整備業で新規参入するよりも、電気自動車に特化した自動車整備屋として開業する方が将来性は高い! のと同じようなことだと思います。

価格競争激しく廃れいく市場より、時流に乗った将来性の高い商品サービスの方が儲かる確率は高い! ということですね。

また、簡便性が求められてはいるけど、競合が多かったり、安価な代替手段が多く存在する市場ではなく、多少のコストやスキルのハードルがあるがゆえにライバルが少なく、時短が求められる市場の方が中小企業やベンチャーには向いています。

資本力、マンパワー、技術力のある大企業は量産や自動化で価格競争力が持てれば既存の熟成市場でも成功できますが、中小企業やベンチャーがこれをするのは難しいですよね。

ロゴエクスプレスさんの現状のコンセプトは「安価な既成ロゴを選んで買って即使える」だと思いますが…

そこをやや広げ、価値を加えて…

「現代に必須の SNS動画 にすぐ入れられる【動くロゴ】でアピールや印象付けを支援する」

といったベネフィットを新コンセプトにしていくのが良いのではないでしょうか。

ロゴを選んで購入 から、ロゴを選んで購入+動くロゴモーション作成のセットを主力商品にして、

さらに、既にお持ちのロゴから動くロゴモーション作成 や、既にお持ちのロゴから動くロゴモーション作成 + キャラ作成や、既にお持ちのロゴから動くロゴモーション作成 + キャラ動画作成などを リーズナブルな価格でパッケージ化していくと、ターゲット市場+可能性+収益性が広がっていくと思います。

とはいえ、生成AIの登場や新しいソフトやアプリ、Webサービスの登場など逆風となる技術革新も激しい業界だと思いますので、できるだけオンリーワンの商品サービスを作り、いかに差別化し生き残るかが当事業の重要な継続課題だと思います。

戦略構築や商品サービス案などのアイデア出し、ブレストなどお気軽にご相談ください。

以上。「ダメ出し!道場」でした!

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オマケ! 今回のお店「ロゴエクスプレス」さんから「ダメ出し!道場」読者のおちゃのこショップさんたちに向けて魅力的なキャンペーンのお知らせです

↓↓↓以下 ロゴエクスプレスさん記述 ↓↓↓
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動くロゴ「ロゴモーション」モニター募集について

動画コンテンツが重要な今、ロゴを通して貴店を特徴づけるのに非常に有効な、ロゴが動画で動く「ロゴモーション」のモニターを10店舗様 募集させていただきたいと思います。

ロゴモーションの商品ページ
https://www.logo-express.net/page/5

1.ロゴを既にお持ちのお店の方
通常 1万1,000円 のロゴモーション(プリペイドプラン)を半額の 5,500円 で作成させていただきます。

【プラン内容】
デザイナーが作ったおしゃれなモーションスタイルを選ぶだけで、オリジナルのサウンドつきロゴモーション動画が完成。コストパフォーマンスが高く好評です。

MP4(Mpeg-4) FULL HD で納品。
ご希望に応じてデータ形式は変更可能

2. 新規で弊社からロゴをご購入いただけるお客様には、無償でロゴモーションをつけさせていただきます。

下記 ロゴ作成のいずれかのプラン(1万9,800円~3万5,800円)
↓↓↓↓↓
https://www.logo-express.net/page/8

モニター条件:モニターになっていただくお客様には、下記のお願いをさせていただきます。
1.弊社のHPでご購入者様として事例紹介させていただくこと
2.御社のHPとSNSなどで弊社のご紹介をいただくこと
(店長日記、SNSなどで弊社へのリンク、並びにご感想などを記載いただくこと)

ご希望の方はロゴエクスプレスの問い合わせフォームよりご連絡ください。件名を「ダメ出し!道場モニター応募」としてください。
↓↓↓↓↓
https://www.logo-express.net/contact

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↑↑↑以上 ロゴエクスプレスさん記述 ↑↑↑

ロゴエクスプレスさんよりお得なモニター募集のご案内でした!
SNSやYoutubeで動画で情報発信されている店舗さん! まだこれと言ったロゴがない店舗さん! 奮ってご応募ください!

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皆さん、いよいよコロナ禍から抜け出せそうな気配ですが、円安物価高、資源高、エネルギーコスト高などで逆風も強いです。
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品、新サービスを開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!
↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 11,000円(税込)
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



ダメ出し道場登場ショップ募集中
申し込みはこちら

さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、フォーム入力欄とセレクトボックスの枠デザインを変更する方法をご紹介します。
デフォルトでは、1pxの枠線でbox-shadowが設定されています。






スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
この例では、2pxのグレー枠線になり、内側のシャドウを無効にしています。


input[type="text"],
input[type="email"],
input[type="tel"],
input[type="url"],
input[type="search"],
input[type="number"],
input[type="password"],
textarea {
padding: 10px;
border: 2px solid #E0DFE3;
box-shadow: none;
}

select,
.ios select {
border: 2px solid #E0DFE3;
height: 40px;
}

 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

売れない原因

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「売れない原因」について説明させて頂きます。

■売れない原因の調査

ECサイトをしばらく運営していると、なかなか売り上げがあがらないという状況に直面する場合があります。

売り上げがあがらない時は、基本的に何かしらの原因があると考え、対策を打つことが望ましいでしょう。

しかし自分自身、何が原因なのか分かっていないと対策の打ちようもありませんので、原因はどういった部分にあることが多いのか紹介していきたいと思います。

■売れない原因は何?

ECサイトで商品が売れない原因は様々で、アクセス解析を行うことによって原因を絞り込んでいくことができます。

状況として「アクセスが少ない」という場合、これは集客が全然できていなかったり、さらにリピーターが全然ついていなかったりするほか、ECサイトそのもののコンセプトがはっきりしていないため、アクセスが増えず、結果的に売り上げに繋がっていない可能性があります。

ECサイトのようなネットビジネスにおけるアクセスは、実店舗でいうところの「来店」です。

そもそもお店の存在を誰も認知していなかったり、上手に集客してお客さんを集めなかったりしていると、商品を売るチャンスすら得られないことになります。

とにかくアクセスが物足りない場合には、集客や宣伝に力を入れてみるようにしましょう。

次に商品を購入してくれる前にサイトから離脱してしまうことが多い状況です。

それなりにアクセス数があるのになかなか購入してもらえない場合には、まずサイトに問題がある可能性が考えられます。

例えば商品をカートに入れてから購入するまでの導線がわかりづらかったり、そもそもホームページのデザインが見づらかったりする場合、購入が完了する前にお客さんは去ってしまう可能性があります。

また、商品自体はユーザーの希望にマッチするものを取り扱っていたとしても、商品のセールス文が微妙であったり、商品写真の写りが悪かったりする、といったことが原因で購入されないケースも考えられます。

離脱率が高いケースにおいては、客観的な視点でECサイトを見直し、デザインや導線などわかりづらいところがないかしっかり確認し、改善していきましょう。

サイトのデザイン関連のほかには、商品の情報が不足していることも、購入に結びつかない原因である可能性が考えられます。

商品そのものの情報はもちろん、運営者にとってアピールしたい部分を打ち出したりするように、文章で伝えるところにはしっかり力を入れていくべきです。

ECサイトで伝えられるのは、文章と写真や動画による情報です。

このどちらかが不十分なものになっているだけで、ユーザーにとっては不安を抱える原因になりますし、最終的な決め手にかけてしまう場合があります。

これらのような購入に結びつかない原因のほかにも、商品をカートに入れてくれるけど最終的に購入してもらえないケースがあります。

これは「カゴ落ち」と呼ばれます。

カゴ落ちが発生する原因は様々あるのですが、例えば最終的な合計金額の表示時に「送料」や「税金」などの追加で発生する費用があまりに高いためにやめてしまうことがあります。

そういった金額的な話以外にも、ECサイトの中には購入するのにアカウントの作成が必要なところもあります。

運営者にとってはアカウントを登録してもらうとリピーターになってもらえるなどのメリットがありますが、ユーザーにとってはそれなりの手間になります。

個人情報の入力など手間がかかるフローを設定していると、その間に面倒になりカゴ落ちしてしまう可能性が考えられるのです。

そのほかにも支払い方法の種類、配送が遅い、システムエラーが頻繁に発生してしまうなど様々な原因があります。

せっかく購入してもらえるものを落としてしまうのは非常にもったいないことですので、カゴ落ちの原因となり得るものはなるべく改善しておくことをおすすめします。

★POINT
・アクセス解析から売上が伸びない原因を調査する
・カゴ落ちは避けるよう事前に対策しておこう

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

毎朝起きるとすぐに血圧と体重(体脂肪率その他も)、血糖値を測定してノートとスマホに記録するようにしました。すると、それだけで数値が良くなってきました。何事も「向き合う」ことが大事なのだと痛感しました。
(おちゃのこ山崎)

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