![]() 「令和最初の『おちゃのこ通信』をお届けします!号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
ゴールデンウィークで少し長くご無沙汰してしまいました。令和最初の「おちゃのこ通信」をお届けします。
たかが元号、されど元号ということで、平成から令和に代わり、世の中は少しおとなしめのお祭りムードとなっています。昭和から平成へは昭和天皇の崩御という暗いニュースがありましたから世の中は自粛ムードでしたが、今回は譲位ということで暗さがないのがいいですね。
いろいろな書類を「平成」から「令和」に直したり、コンピュータソフトをいじって元号のところを修正したり、結構手間はかかりましたが、マイナス面よりはプラスの面のほうがはるかに多そうな今回の改元でした。
改元にまつわる話題の中で面白かったのは、西暦と元号の計算のしかた。令和の年数に「018(レイワ)」を足すと西暦になるというのです。たしかに「元年(1年)+018」=019ですから2019年で正解ですね。
同様に明治は「元号から33を引くと西暦」、大正は「元号に11を足すと西暦」、昭和は「元号に25を足すと西暦」、平成は「元号から12を引くと西暦」という計算方法がよく知られていました。
「元号は面倒くさい。元号を廃止して西暦にせよ」という意見が一部にあるようですが、これは明治時代の「日本語表記は面倒だから、ローマ字にせよ」という意見と似ている気がします。ものごとの一部だけを見て、効率化のみで変更を強要すると、大切なものを失いかねません。
今回のEC仙人がおっしゃっているように、「コスパ」だけでものごとを判断するのは危険です。その後ろにある「プライスレス」な部分に目を向けないと、本質を見誤ってしまうかもしれません。多角的なものの見方が必要ですね。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
![]() 1) 食べ過ぎ! (欲張り過ぎ) 現代人の病気の多くは 過食(食べ過ぎ)が原因なんだとか(私自身も書いていて耳が痛いのですが…)。 ネットショップも同じように、長く生きていると、ついあれも、これもと品揃えを増やすことが最善だと信じてしまい、溢れかえる商品や情報の洪水のために、お客様にも何がオススメなのかわかりにくくなったり、最悪な場合は在庫過多で資金繰りが悪くなったりしてしまいます。 完成品の在庫レスで、材料だけ在庫して、オーダーがあってから製造販売するようなパン屋さんなど食品店、生地から作る洋服屋さんなどは品数豊富でも在庫金額は抑えられるので良いのですが… 一般的な仕入れ販売のアパレル店や雑貨店、食品でも野菜や魚など素材だけを売る店などは、在庫の鮮度や消費期限の問題もあり、過剰な品揃え、在庫は一つ間違えば命取りになります。 時々、自店が「食べ過ぎ」「欲張り過ぎ」ていないか? を見直して、ダイエットに気を配ってみましょう。 また在庫だけでなく、長年にわたってコツコツとコンテンツを追加していくと情報過多になって、どこに何が掲載されているのか店長ですらすぐにはわからないようになっているお店もよく見かけます。 作りこんだコンテンツを削除するのは勇気が要りますが、こちらも時々は客導線の邪魔になっていないかを見直して、不要になったコンテンツは思い切って削除していきましょう(戻せるようにバックアップは忘れずに)。 ![]() ![]() 2) 出歩き過ぎ! 運動し過ぎでかえって体を壊しているかも!? 「とにかくネット上で多く露出したい、お客様の目に触れたい!」と、独自ドメインのおちゃのこ自店舗サイトだけでなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、Amazonなどあちこちに出店したり、お店は一つでもInstagram、Twitter、Facebook、Blogなどの多くのSNSに手を出しては更新に追われ、その義務感にストレスを抱え疲弊してしまっている店長さんをよく見かけます。 本当にそんなにあちこち出歩く必要がありますか? モールやSNSにもそれぞれに客層や向き不向きがあります。 これも、一度やってしまうと辞める(削除する勇気)がなかなか出ないものですが、不良コンテンツをネット上にさらし続けるよりは、勇気をもって削除して、最適なものを選びなおして再スタートする決断も、時には必要です。 ![]() ![]() 3) 一人で頑張り過ぎ。無理をせずに人に頼ろう 能力が高く、いろいろなことが自分でできてしまう店長さんが陥りがちなのは、何でもかんでも自分でやろうとし過ぎて、実際には手が回らなくなっていたり、過重労働で健康を害して倒れる一歩手前になってしまったりすることです。 もちろん、頼れる家族や部下がいれば良いですが、そうでない場合は「仕方がない」と一人で無理を続けておられます。 私自身も過去にそうであり、ある日突然倒れて救急車…という経験がありますが、そうならないためにも早めに対策や準備をしておきましょう! 家族や部下が居なければ、まずは補助をしてくれるパートさん、バイトさん、派遣さん、一部作業をアウトソーシングできる外注さんなど、少ない費用で始められることから検討してみましょう。 雑務や単純作業を減らすだけで、浮いた時間で新たなプラスを生み出せる(仕入れや商品開発など)可能性も広がります! また、家族や部下がいても、「できないな」「これは無理だな」と決めつけず、少しずつでも教えて育てていけば、数か月後、1年後、数年後にはきっと頼れるスタッフに成長していることでしょう。 あなた(店長、社長)のキャパがお店のキャパでは、今以上のお店の成長は見込めません。頼れるスタッフの採用や育成、アウトソーシングも中長期的な視点でぜひ検討してみましょう。 ![]() ![]() 4) なんでもかんでもコスパ優先の発想 「コスパ」とは、コストパフォーマンスの略です。 日本語では「費用対効果」と訳されるのが一般的ですが、「価格性能比」「効率」「能率」などの用語も、ビジネス上では同様に用いられることがありますね。 特にバブル以降の平成時代に、アメリカ式マネジメントやマーケティング理論が広まり、ビジネスマンのマニュアルに記されるようになってからは、猫も杓子も「コストパフォーマンスが…」「費用対効果は…」とのたまうようになりました。 学生から社会人になりたての若い人ほど、この「コスパ」を伝家の宝刀よろしく振りかざし、仕入れ先や後輩にプレッシャーをかける光景を何度となく目にしてきました。 もちろん、コストをかけて商売をし、収益効果を求めるのがビジネスですから、より少ないコストでできるだけ多くの収益効果を求めるのは当然のことではありますが、このコスパの考えだけではうまくいかないこともたくさんあるのです。 特に、人材採用や教育研修などはその最たるもので、1000円の書籍をただ読めと渡しても、本人が恐るべき意欲と理解力、考察力を示して能力アップすることはなかなかないですし、それどころか読んでもくれなければ、たとえ1000円でもコスパ0ですよね。 ではコスパではなく、将来への先行投資の発想で考えてみてはどうでしょうか。 3万円かけてセミナーに参加させたら? 残念ながら本人がまったく興味や意欲を示さず、効果0かもしれません。 このように、費用と効果を試算、評価できるようなものではなく、多少イチかバチか的なギャンブル性がある先行投資の発想が必要なケースもあるのです。 成功する企業の経営者はコスパだけではなく、この先行投資の発想で研究開発、人材育成、企業買収など新規事業を生み出すタネに投資して、1年後、3年後、5年後、将来の成功を創り出しているんですよね。 私たち中小企業、スモールショップには、何億、何百億の先行投資はできなくても、店長やスタッフの研修や教育、コンサルによるノウハウ修得など、経営者も含めての人材への投資や、新たな商品を生み出すであろう設備やシステムなどへの先行投資の発想を忘れてはいけません。 コスパの発想で自らを縛り付けて行き詰まっていませんか? ぜひ「先行投資」の視点も取り入れてみてください。 ![]() ![]() 5) デフレ病 (安くしないと売れないのでは?)の治療法は? バブル以降30年近く、もはやビジネス界での国民病と言えるかもしれない「安くしないと売れないのでは?」という心理、「デフレ病」。 これも多くのお店のコンサルで、ほとんどの店長さん、スタッフさんたちとの会話で出てくる質問、考えです。 前項の「コスパ思考」の影響なのですが、消費者も「コスパ思考」にどっぷり浸かっており、「安くないと買わない」という人が多いのは事実、間違いありません。 店長、社長はともかく、売る側のお店のスタッフも平均的所得のサラリーマンであり、消費者ですから、つい商品の値付けの際には自分の金銭感覚を元に「安いほうが売れる」「安くしないと売れない」と安易に安売り発想になってしまいがちです。 しかしながら、近所のスーパーでさえ、100g 58円の鶏むね肉だけでなく、100g 2500円の黒毛和牛だって売っています。 全国チェーンのカジュアルウェアショップで1000円のTシャツを買う方もいれば、セレクトショップで1万円のTシャツを買う方もいます。 もっと言えば、非日常を体験するのにコスパ優先の国内日帰り団体旅行をする人もいれば、オーダーメイドの海外体験の旅行をする人もいます。 アイドルとのほんの数秒の握手のために1500~1600円するCDを何枚~何十枚と買う人もいます。 1~2時間のコンサートや観劇に1万円、2万円、数万円払う人もたくさんいます。 消費者の感覚は必ずしも「コスパ優先」ではないのです。 では消費者の「コスパ思考」の対極にある考え方は何でしょう? コスパの発想では語れない、体験や感動や思い出など、人の心理や情緒に与える影響ですね。 今風に言えば「エモい」「エモさ」若い子なら「エモみ~」とでも言うかもしれません(^^;) 「コスパ」じゃない「プライスレス」な価値を、あなたのお店の商品やサービスに付加したり、組み込んだり作ってみてください。 「安くなくても売れる」きっかけになるかも知れません。 以上。 ![]() ![]() ![]() 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で1時間 1万円 ポッキリ!(延長可、10分 1500円)にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います! 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: ![]() ![]() さて… |
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![]() 「知っておくべきユーザーの心理」 |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「知っておくべきユーザーの心理」について説明させて頂きます。
■自己満足では結果を出せるとは限らない
ECサイトの運営を始めたばかりだと、何方かと言えば自己満足で記事を作成したり、サイトのレイアウトを調整したりされる事があります。
個人的にこのほうが良さそう、こういう風にしてみよう、といったように自分本意に作業されるのには少々注意です。
もちろん、それで失敗するとは限りませんが、ECサイトを運営していく上で大切なのは、「ユーザーの心理」を意識する事です。
検索してサイトに訪れてくれるのも、ご自身のサイトで商品を買ってくれるのも、満足してリピーターになってくれるのもユーザーです。
サイト運営で実感が湧きづらいのも無理はありませんが、ユーザーがいるからこそ、収益を上げられるようになるのです。
言い換えるならば、ユーザーの心を掴む事が出来なかった場合、思うように収益をあげられなくなってしまうという事でもあります。
だからといって怖がる必要はありません。
ユーザーの心理における基本的な原則を押さえておけば、それなりに収益を上げる事につなげられます。
■ユーザーを惹き寄せる小技を知る
ECサイトでユーザーを惹き寄せるには心理的な小技を使っていくのが良いです。
例えば専門用語で「スノップ効果」という言葉があります。
要約するとこれは「希少性のあるものは買われやすい」というような事です。
残りいくつとか、限定何個とか、残りわずかである事を知らされた時、ユーザーの購買意欲が高まります。
逆に言うと、希少性の低いものに関しては、あまり需要は高まらないという事でもあるのです。
実際の店頭で商売をするのではなく、文字と画像を主体とするECサイトでビジネスをするという事では、いかに文字と画像でユーザーを惹き寄せるのかを考えなければなりません。
こういった小技が、成約率をあげるのに関わるという事もあるのです。
その他にも「ハロー効果」と言われる専門用語があります。
要約すると、第一印象はその後の評価に影響するというようなものです。
例えばとある商品は実際に有名の芸能人が使っているという情報があったとします。
すると、その商品は芸能人が使っているという情報により、それなりに信頼できたり、良い商品なのだろうと認識されるはずです。
そのように第一印象が良いものとなると、その後の説明を見ても、それなりに良い商品のように感じてしまうというものです。
これをECサイトに置き換えると、トップページや商品ページの最初に目に入るところには、ユーザーにとって良い情報を載せておくという事です。
これらのように心理学的なテクニックはECサイトに絡める事ができます。
顔をあわせる事が無く、主に文字で表現しなければならないからこそ、そこに技術を介入させなければ満足いく結果を得られづらいという事です。
文章の表現一つがユーザーに与える印象に大きく影響してしまいます。
ついでにもう一つ例をあげるならば、「フレーミング効果」という専門用語があります。
これは同じ意味でも表現を変える事で聞き手の印象が変わるというものです。
野球に例えると打率3割の選手がいたとします。
それに対して「10回中3回出塁する」というのと「10回中7回は出塁できない」というと、それぞれの印象はどうでしょうか。
結果的な意味合いとしては同じではありますが、感じる印象は違うと思います。
おそらく「10回中3回出塁する」という表現の方が「10回中7回は出塁できない」に比べると良い印象を受ける人がいるはずです。
このように表現一つで聞き手や読み手に与える印象は変わってしまいます。
これはECサイトにも言える事で、商品の紹介文、あるいはコラムなどで役立つテクニックです。
自身で書いた記事は必ず読み返すようにして、良い形に言い換える事ができる箇所があったならば、しっかり修正してユーザーの心をつかみましょう。
・自分ではなくユーザーの目線になる
・表現一つでユーザーの印象は変わる。
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
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編集後記
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