![]() 「ついに平成最後の『おちゃのこ通信』となりました号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
いま、日本国内のいたるところで「平成最後の」という言葉が飛び交っています。へそ曲がりな私としては安易に流行に乗るのは抵抗があるのですが、まあしかしこの号が平成最後の配信であることは紛れもない事実なので、ここはおとなしく「平成最後の!」としておきましょう。
元号はご存じのとおり中国が発祥です。前漢時代の紀元前115年に「建元」が最初の元号として使われました。そして清王朝まで元号は続きましたが、辛亥革命で廃止されました。最後の元号はラストエンペラー・溥儀の時代の「宣統」です。
中国と日本以外でも元号を使っていた国はあり、越南(ベトナム)、柔然、高昌、南詔、大理、渤海などが知られています。朝鮮は大体において中国と同じ元号を使っていましたが、歴史の中の一部で独自の元号が見られます。台湾では民国紀元が使われていますが、これは元号ではなく西暦や皇紀と同じエンドレスの「紀元」です。西暦2019年は、中華民国108年(民国108年)にあたります。
今回の「令和」では「令」が初めて元号に使われた漢字だとして話題になりましたが、じつは「平成」の「成」も初めて元号に使用された漢字です。これまでの元号で最も多く使われた文字は「永」で29回、2番目は「天」と「元」で27回、以下「治」の21回、「応」の20回が続きます。
「令和」が発表されるまではいろいろな「私案」がマスコミやネット上を賑わせましたが、その際に元号制定のさまざまなルールも紹介されました。ただしこれは「元号法」の規定にはなく、元号法の制定とともに時の内閣であった大平内閣が定めたものです。ちなみに元号法は日本の法律で2番目に短い31文字の法律です。
そのベースとなったのは、「昭和」の元号制定時に定められた選定条件でしたが、そこには「他国でかつて使われた元号等と同じものを用いてはならない」という項目がありました。これが現在はなくなっているのですが、その理由は「建武」「元和」「明治」「大正」がかつて他国で使われたものであったからです。
いずれにせよ、第126代天皇の時代呼称となる「令和」が、外務省の説明するように「beautiful harmony(美しい調和)」の時代であることを祈りたいと思います。おちゃのこ最新ニュース
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![]() 白基調でスッキリ・シンプルなお店のデザイン、取り扱いブランドが整理され、店頭(トップページ)では常に新入荷の商品が陳列されており、取り扱いブランドのブランド力とその品揃えによって成り立っているであろうお店、という印象です。 店長さんの「ダメ出し!道場」申し込みコメントから、3年前から目標、理想の売り上げを達成できているとのことは素晴らしいことです! しかしながら、取り扱いブランドをまったく知らない私の目線でネットショップの一般的なノウハウ論から見てみると… 商品説明における細部を十分に説明するだけの写真点数も少なくて、数万円する商品単価を見ると、 それだけに、客層も良く、取り扱いブランドの人気度や魅力、ブランド力と店長の商品の目利き、品揃えなどが優れているお店なんだろうな! ということが想像できますね。 ![]() ![]() アパレルのお店、特にブランド依存のセレクトショップに関しては、ブランドを知らない人にとってはデザインや機能と価格のバランスだけで衝動買いというのは実店舗ならともかく、ネットショップではなかなか起きないのが実情です。 にもかかわらず、一定の成果を上げているFreeStrainさんなので、まずはお電話でお話を聞いてみることにしました。 店長の村上さんは、現在41歳で、若いころ5年ほど古着屋さんで働いている間にいろいろとアパレルやブランドについて学び、18年前、20代前半の若さで長崎で独立開業! 少しずつ取り扱いブランドや商品を増やしながら試行錯誤しつつ2007年におちゃのこネットでネット販売も開始。 実店舗、ネットとも少しずつ増えて来たリピーターさんと、取り扱いブランドのファン、中間層のセール狙いの方々などバランスを取りながらなんとか上手く経営を続けているが、自身も客層も年齢を重ねてきて、今は次に何をするべきかを考えている時期だとのことです。 幸いに、取り扱いのブランド力と、その2万円~の価格帯、利益率、値崩れ価格競争しないメーカーの統制などで、激しい価格競争には巻き込まれずにきていますが、ZOZOTOWN、Amazonの隆盛やフリマアプリの普及など、逆風が強くなっている面もあるので、少し先を見据えて打てる手はないかと悩んでおられるようです。 取り扱いブランドは20以上もあるようですが、主力は3ブランドほどで、その中の1つはブランド名検索でもGoogleトップ表示。 同じブランドを取り扱うネット上のライバル店も多いものの、心がけておられるのは、とにかく入荷から商品UPまでのスピード感。 この正価販売とセール販売のさじ加減を上手く回していかないと、アパレル店は在庫の山で経営難に陥ってしまいます。 FreeStrain さんが18年間も人口の少ない地方で経営を続けてこられたのは、村上店長の目利きと商才(さじ加減)の証しだと思います。 ただ、先にも述べましたが、ZOZOTOWNやAmazon、フリマサイトなど、直接のライバルではないかもしれませんが、新たな勢力が逆風となる状況も出現しているということも不安要素です。 従来のアパレル店の発想だけで、 新商品正価販売→シーズン終わりにセール→売れ残りを最終処分だけを繰り返していると、上客とセール目当ての客層とが混在し、本来お店にとって最も重要で多くの利益を落としてくれる客層に悪い印象や、不満足を与えてしまいかねません。 正価販売とシーズン終わりの節度ある範囲でのセールまでは良いですが、最終処分のような叩き売りや、難あり、ワケアリ商品などは、このお店ではなく、別ルートでフリマなどを使って現金化し、あくまで当店はセレクトショップとしてブランド価値やステイタスを維持する戦略が良さそうですね! と店長にインタビューしながらディスカッションし、一定の方向性が見えてきました。(インタビューから気付きを得て、新たな方針や戦略が浮かび上がることはよくあります) ![]() ![]() たとえば下記、販売価格: 51,840円のジャケット しかし、それだけ当店がこのブランドに強く、ヘビーな顧客層を持っているからこそ、入荷してアップさえすれば売れるという表れだと思います。 一方で、入荷即アップしてもなかなか売れて行かない商品もきっとあるでしょう。 そういう商品は、たとえばアップ後、1週間なり一定期間が経過したら、商品ページを見直して、店長のオススメトーク(実店舗での接客トークのような生の言葉)を足していくというようなテコ入れをすれば、セール(値引き)を待たずに、正価の間に売れるものも増えるかと思います。 放っておいても売れる人気品は今のように商品ページアップに手間をかけず、一方で売れなかった商品はすかさずテコ入れし、スポットライトを浴びせたり、伝えきれていない魅力を伝える努力をすることは、ぜひやっていただきたいですね。 ![]() ![]() おちゃのこネット以外のSNSは Instagram、twitter、Facebookと一応やってはいらっしゃるのですが… Instagram https://www.instagram.com/freestrain_official/ いずれもブランド名の英語表記のハッシュタグと商品名がある程度で、これではメーカーのカタログと変わりません。また拡散性の乏しいInstagramとFacebookの弱点を、拡散性のあるtwitterでカバーしたいところですが、肝心のtwitterがフォロワー数も少なく、リツイートしたくなるような気の利いたツイートもなく、活かされていません。 SNSをとりあえずやっていれば良いというお茶濁し程度ではなく、それぞれのSNSの特性に合った内容で活用していかないと効果は得られず、もったいないと思います。 地方とはいえ、実店舗があるので、店頭にPOP看板、ポスターなど用意し、「店内撮影&SNS投稿歓迎!(お店の独自のハッシュタグを付けて)抽選でプレゼントが当たる!」などの企画で促せば、お客様が情報発信してくれるようにできます。 SNSの活用はお店からだけの情報発信ではなく、お客様を上手く促すことがポイントです。(中には多数のフォロワーや影響力のあるインフルエンサーと呼ばれる人がいます) twitter は待ち受けてフォローしてもらうだけでなく、取り扱いブランド名でツイートしている人を見つけて、お店からフォローしていくプッシュ型の活用も可能です。 またいずれのSNSでも、最近は文字や静止画だけでなく、動画投稿もできますので、ちょっとしたプチ動画で注目度や情報量を増やし、よりバズる(拡散する)ようしかけていきましょう。 英語表記だけでカッコ良さを優先するよりも、商売ですのでお客様にわかりやすく、見つけてもらいやすくするのも大事です。 いずれにせよSNS活用のポテンシャルはまだまだ大きいと感じました。 ![]() ![]() ![]() 業歴も長く、知識や経験、業界での人脈も積み重ねてこられている店長さんですので、それぞれのメーカーやデザイナーさんとも、他店よりも深く強いところもあるようです。 ただ、通常商品を右から左に仕入れて売るだけではなく、個々のブランドやデザイナーさんとのつながりの中で、レアな情報を得たり、プレミアムな販促品をゲットする、ひいては、限定品を共同企画してもらうなどもできる相手がいるかもしれません。 またお店のオリジナルとして、服飾雑貨やアクセサリー類など個々のブランドと競合せず、むしろテイストや方向性がマッチしたアイテムを自店のセレクトショップブランドとして持つなども、利益率向上、客単価向上のアイデアの一つではないでしょうか? これは何度もメルマガで書いてきましたが、生き残るネットショップは必ずと言って良いほど、オリジナル商品を企画し持っています。 FreeStrainさんは取扱店から本物のプロセレクトショップへのステップアップが可能ですし、これからの飛躍のキーになると感じました。 以上、FreeStrain さんの「ダメ出し!道場」でした。 ![]() ![]() ![]() 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: ![]() ![]() さて… |
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![]() 「リピーターを大事にすべき理由」 |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「リピーターを大事にすべき理由」について説明させて頂きます。
■リピーターを育て上げる重要性
世の中には様々なビジネスがありますが、自分で商売をした事が無い人からすると、お店を立ち上げた後はとにかく新規顧客を集める事が大事だと思うかもしれません。
確かに新規顧客は利益をもたらすのにかなり重要ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上にリピーターの存在は大切だといえます。
それも、ECサイトの世界ではリピーターは運営者を支える貴重な存在と言っても間違いではないでしょう。
業界用語で「ロイヤルカスタマー」という言葉があります。
様々な解釈がありますが、要は自社の製品を愛してくれている顧客の事で、ざっくり言い換えるならば自分にとってのファンです。
ロイヤルカスタマーはECサイトにおいて、長期的に支えてくれる、運営者にとって欠かせない存在でしょう。
一定期間内に自社の商品、あるいはサービスを利用や購入した金額の合計をLTVという指数で表現されるのですが、ロイヤルカスタマーはこのLTVに直結するともいえます。
ロイヤルカスタマーは新規顧客を増やすよりも重要といわれます。
単純に見ると新規顧客が多い方が良いようにも思えるかもしれませんが、そこには「継続利用」の有無が大きく関わってくるのです。
どれだけ新規顧客が定期的に利用や購入してくれていたとしても、その一回で終わってしまうと、長期的に利益をもたらしてくれる顧客とはいえません。
それよりも、長く自社の商品やサービスを愛して、継続的に利用してくれる顧客の方が、利益に大きく貢献してくれているでしょう。
新規顧客というとすごく良い響きがあるような気もしますが、実はそれ以上に、一般的に言う「リピーター」の方が経営サイドにとって重要な存在なのです。
そのため、どのようにしてロイヤルカスタマーを増やしていくかを考えなければならないのが、ECサイトの重要な要素の一つといえます。
■ロイヤルカスタマーをどうやって増やす?
ECサイトの収益を支える重要な存在となる「ロイヤルカスタマー」を増やすには、運営者のアプローチがいくらか必要です。
一般的な手法としましては、メルマガで有益な情報を提供したり、ユーザーが購入してくれた後にフォローメールを送ったりするほか、利用者各々にレビューしてもらうというのも良いでしょう。
また、実際にECサイトで商品を購入してくれた方には、関連商品を紹介するといったアプローチも有効です。
一般的にいうリピーターを増やすには、顧客をほったらかしにしていては自然に生まれづらいです。
それよりも、利用する意味を作ったり次も利用したいと思わせたりする事は欠かせません。
そして勘違いしてはいけない事として、「リピーターを作ってそこで満足」という事ではないという事です。
いくら継続的に利用してくれるようになったからといって、そのファンに対する配慮が何もなければ、いずれ離れていってしまいます。
つまりロイヤルカスタマーとなってくれた方には次に、その方に対するフォローが必要となります。
例えばですが、サイトの工夫として購入している商品の関連商品を探しやすくする機能をつけたり、レイアウトを変えたりするのも良いです。
特にリピーターのような存在は、どちらかというとサイト内でキーワード検索をしてくれる傾向にありますので、サイトを回遊しやすくなるよう、一工夫加えるのは大切でしょう。
その他にも、ロイヤルカスタマー向けにランキングを作ってみたり、何かしらの還元サービスを用意してみたりするのも有効です。
新規顧客をつかんでいくのは当然大切ではありますが、いかに自分のサイトを愛してくれるか、ファンになってくれるかは収益に大きく関係します。
運営に余裕が出てきましたら、ロイヤルカスタマーを増やし、簡単に手放してしまわないような施策をしていきましょう。
・継続的に利用してくれる顧客を掴む
・リピーターを増やすだけで満足してはいけない
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
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編集後記
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