![]() 「ミスの防止と対策は企業の死活問題です号」 |
![]() |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
前号の「おちゃのこ通信」で記事の一部に前号の原稿が紛れ込むというミスがあり、お詫びして再配信する事態となりました。読者並びに関係者の皆さまにはご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
原因は記事校正後の最終工程でミスが発生し、著者や編集者が気づくことができず、そのまま配信されたことにあります。これはたとえば出版の世界でいうと、編集部が校了した後に印刷所や製本所でミスをしてしまったことに相当します。
雑誌や書籍でそのようなことが起きた場合、多くはミスをした印刷所、製本所の費用負担で回収、刷り直し、再配本を行います。場合によっては印刷所、製本所が倒産してしまうこともあります。ペナルティをくらい、しばらく出入りを差し止められることも少なくありません。
情報の主流がインターネットメディアに移った現在、文章の誤記、変換ミス、校正不足などが多発するようになりました。コストと納期の問題、あるいは意識不足で十分な校正プロセスを入れることができないからだと思われます。しかし、結果としてそのメディアは信用を落としていきます。
昨今は不適切な情報発信による「炎上」がよく話題になります。それを逆手に取った「炎上マーケティング」なる言葉も目にします。危機管理やダメージコントロールを日ごろから訓練しておかないと、企業の存亡に関わる事件が身近で起きてしまうかもしれません。
でも、それ以前にミスを防ぐプロセスをきちんと整備しておくことが肝要です。「おちゃのこ通信」は毎号必ず校正プロセスを通しており、メルマガとしては良心的な制作体制を敷いていると自負しておりましたが、それでもミスが発生してしまいました。しっかりと自戒して、再発防止を心がけたいと思います。
おちゃのこ最新ニュース
|
今週のトピックス
|
お知らせ~メルマガに新コーナー
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
|
![]()
![]() 8年前にはパッケージ写真がメインで、調理したラーメンや蕎麦の写真もほとんどなかったり、あっても暗い写真ばかりで、とにかく食品のお店としての基本である「美味しそう」に見えない状態だったのですが… 当時に比べれば明るい調理写真も用意され、またスマホ対応もされて、見た目に関しては一応は改善されたように見えますが… ひと目では、「何がウリ?」「主力商品は?」が今ひとつ不明確ですし、「北海道」という産地ブランドとして最強のものを持ちながら、ほとんどそこがアピールされていないのがもったいなくて仕方ありません。 率直な印象は、「こだわりがありそうでなさそうな、ちょっと珍しい製麺屋さん?」程度です。もっとアピールするところはあるだろうに! ![]() ![]() ざっと商品を見ると 下記のような感じです。 一見して生ラーメンが目立つのですが、お電話でお聞きしたところでは、売れ筋は違うのだそうです。 トップページを見ると、一見、「ラーメン3種が主力かな?」と見えるのですが、人気でリピーターが多いのは変わり麺のこんぶ麺、くまささ麺、生蕎麦だそうです。 このあたりも、もっとスポットライトを浴びせて、お客様の感想や試食セットを仕掛ければ、口コミが広がりリピーターが増えていくかもしれません。 長年の運営でセット品の組み合わせも増え、重複しているページもいくつか見受けられます。お客様も混乱しますので一度整理されることをおすすめします。 生ラーメン(塩、醤油、味噌) 変わり麺 生パスタ 焼きそば 冷やしラーメン(単品なし) 業務用 そば粉、小麦粉、タレなど 近場スーパー向けのうどんなど生麺類 中華専門店の生ぎょうざ お肉類(ジンギスカンなど…現在全て売切れ) ![]() ![]() 気づいた点、気になる点をコメントしますので、可能な限り修正ください。 各商品ページでの「サイズ」表記が、実際の商品サイズなのか運送便のサイズ表記なのかわかりにくく、誤解される可能性がある。 例) 十勝産自家製粉そば粉1kg 中華専門店の生ぎょうざ ミート(ラム・ジンギスカン) 東急百貨店 郵便局 企画商品 こんぶめんと生パスタ&やきそば 22食 またトップページ左メニューのバナーですが… 同じくトップページ左メニューの 会社概要もない、相互リンクでもないページへのリンクで、お店の信頼感を下げたり、無駄にお客様の出口を設けるのは得策ではありません。 ![]() ![]() いつものように社長にお電話でお話をお聞きしたところ、お店の強みや弱み、新たなヒントなどがいろいろと見えてきました。 社長の山畑さんは、70代で製麺業の大ベテランでいらっしゃいますが、なんと3代目で、お爺様が戦地から引き上げた後、昭和22年にご当地、十勝の広尾町で製麺業を始められたそうです。実に創業72年目、法人化されてからもすでに56年の老舗です。 広尾町は地方町村の例に漏れず、人口減少の止まらない過疎化の町で、現在人口は7000人を切っているそうです。商圏は周辺市町村を合わせても3万人程度だろうとのことで、業績も人口減少に比例して右肩下がりが悩ましいとのことです。 そんな中でも地元の学校給食や飲食店、スーパーへの卸などを中心になんとか経営を続けてこられているのは、長年の味と品質の良さと社長の誠実なお人柄やお店の姿勢もあってのことではないでしょうか。 地元での業務用やスーパーへの卸商品では、当然コスト優先のケースもあって100%道産小麦とはいかないようですが、ネットショップにおいては、主力の商品は100%北海道産の小麦や蕎麦粉を使って製麺されたものだそうです。 残念ながら、ラーメンのスープ類や麺つゆなどは自社では製造できず、食品メーカーからの仕入れ商品で、その原材料の産地までは100%北海道産にすることはできていないとのことですが… できることならば一つずつでも原材料も道産のものにしていけると、より特徴、強みのある商品になっていくと思います。 例えば製麺に使う塩がなぜか四国徳島県の「鳴門の塩」になっていたりするのですが、ぜひとも北海道産の良い塩の仕入れ先を探して欲しいですし、ラーメンスープや麺つゆは数多くの原材料で100%道産は難しくても、できるだけ道産昆布や道産の砂糖を使ったものに変えていくなどができれば、これも強みになっていくと思います。 また、小麦粉や蕎麦粉の販売もされているのですが、なんと蕎麦粉に関しては、道産の蕎麦の実を仕入れて自社で臼で碾(ひ)いて製粉されているとのことです。それゆえ蕎麦の香りも強く、他府県の蕎麦屋さんからも注文がきているそうです。 これはもっともっと押すべきアピールポイントですね。 大阪や東京の一般的なスーパーでも、米粉や小麦粉はあっても蕎麦粉って意外と売ってないので、ネットショップ向きの商品でもあると思います。 ちょっとYoutubeで検索してみると、なんと山畑商店さんのこんぶ麺を取り上げて紹介されているYoutuberさんもいらっしゃいました。 自社でもこうした動画配信や、SNSで広めてくださるお客様への働きかけ、イベントなども考えられるのではないでしょうか。 ![]() ![]() 最下部にあるこれらのこだわり解説ページですが… 麺のできるまで! 詳しい説明ではあるのですが、消費者目線ではなく製造業目線でこまごまと書かれています。同業者が見れば感心するかもしれませんが、個人のお客様には「?」「何が言いたいの?」「それって大事なこと?」「すごいことなの?」「よくわからない…」といった感じではないでしょうか。 キツい言い方をすれば「お客様にとってはどうでもいい情報」の部分を丁寧に説明してしまっているのです。 例) ・製麺機は九州の真崎鉄工所製 ・水道水をトレビを使い… その他、全般的に、なんでも細かく情報公開し説明すれば良いというものではありません。ラーメンスープの産地情報などは、海外産原材料や食品添加物も多く含むのはメーカー仕入れ品であれば当然ですが、北海道からわざわざ手作り生麺をお取り寄せしようというお客様にはあまりプラスになる情報ではありませんので、食品表示法の範囲で商品ごとに内容表示すれば十分です。ページは削除して問い合わせがあればお知らせする程度で良いと思います。 「北海道広尾町にある当店及び当店の商品は、お客様にとって何が魅力でわざわざ高い送料をかけてまで買ってくださるのか?」 ![]() ![]() ![]() 商売・製造業として見ると、特別だったり希少な特産品を作っているお店ではなく、どこの街にもある、ラーメンや蕎麦などの麺類を中心に飲食店やスーパーに卸す食品を作る製麺業のお店です。 ただ、都市部の一般的な製麺業者との決定的な違い、差別化できるポイントは「北海道産、十勝産の小麦粉、蕎麦粉を使う製品が作れること」。 このあたりは個人消費者だけでなく、都市部の飲食店のシェフ・料理人には多少コストをかけても自分の店のウリに成りうるものも少なくないのではないでしょうか? そのためには、道産小麦を使っていない麺はネットショップからは削除する勇気も必要でしょうし、こだわりの弱い部分(他県の塩)などはできるだけ変えていく必要もあるでしょう。 北海道の塩を製造している会社は検索すれば何社かすぐ見つかります。 餃子やジンギスカンの肉、北海道ならではの調味料などは、北海道産品特設コーナーを設けるなどして位置づけを明確にすれば、販売のチャンスはまだまだあると思います。 冒頭のコラムでのリベラルアーツの話と関連しますが… 北海道広尾町は1984年にノルウェーのオスロ市から国外初のサンタランドの認定を受けた、知る人ぞ知る「サンタクロースの町」。 地図で見ると、山畑商店さんの真ん前には地元でも有名な「十勝神社」があります。道路の向かいに参道の大鳥居があって真正面。 地元でご近所ですので、十勝神社さんとコラボできるとなお良いですね。 都会のスーパーや肉屋さんでもほとんど売ってないし、通販でも海外産のものばかりなので。国産、北海道産の羊肉は特設コーナーや別店舗での販売は、卸の可能性も含めてビジネスになる可能性は十分あると思います。 また時代の変化(スマホ、SNS時代)に対応して、動画での紹介やSNSでの情報発信なども取り組んでいってほしいですし、店長さん一人ではなく、ご家族や地元の人たち(学生さんなど)も巻き込んだり、広尾町や十勝の強みや特徴を生かした商品企画や情報発信もできると思います。 地元の高校や、青年団などに働きかけ、若い人たちのアイデアをもらったりして、新たな名物の開発などもチャレンジできるのではないでしょうか? いずれにせよ、今一度、広尾町、十勝、北海道の立地やコネクションを強みとして最大限に活用していきましょう! 「北海道」はどこのデパートで催事をやっても最も集客できる、日本一の地名ブランドなのですから! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ![]() ![]() さて… |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、各ページタイトル下に自由に内容を入れる方法をご紹介します。
![]() |
デザイン管理→タイトル設定の各欄から設定できます。
各欄右端の+表示設定をクリックしていただくと自由記入欄が表示されます。
内容を入力してください。
![]() |
![]() 「ECサイトの売れるデザイン」 |
|
![]() |
スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「ECサイトの売れるデザイン」について説明させて頂きます。
■収益とデザインは直結するの?
ECサイトを運営して間もない人の中には、がっちり記事を書き進める人もいれば、サイトのデザインに力を注がれる人もいます。
どちらがダメでどちらが成功するとは一概には言えませんが、もちろんどちらも大切な事です。
少々具体的に言えば、記事とサイトのデザインが運営者にもたらす結果は異なると言えます。
記事はたくさん書く事で検索エンジンに引っかかり、ユーザーがサイトに訪れてくれる可能性が高まるでしょう。
対してサイトのデザインに力を注いだ場合、デザインそのものはアクセス数を集めるような集客に、直接的にはあまり役立っていません。
しかし、サイトに来てくれた人たちが「おしゃれ」「使いやすい」と思ってくれて、それがリピーターになる理由になったり、そのタイミングで実際に商品を買ってくれたりする事に繋がるでしょう。
そう考えますと、記事にしか力を注がずサイトが何も仕上がっていなければ信頼性を落としてしまうかもしれませんし、サイトの見た目や機能性にこだわるだけで記事を書かなければ、誰も見てくれない、あるいは見に来ても仕方のないサイトになるかもしれません。
ECサイトにおいて、サイトのデザイン単体では収益を生み出すものではありませんが、その他の要素と組み合わさる事でユーザーに与える印象は大きく異なりますので、結果的に収益に関係していると言って良いでしょう。
人によっては、あれこれ考えたりいじったりする前にまず記事を作りなさいとか、逆にまずはサイトを仕上げなさいと教える人がいるかもしれません。
それら単体では収益に繋げづらいところではありますが、結果的には記事もサイトのデザインも収益を上げるのに必要な要素となります。
■収益を上げるデザインはどのようなもの?
ECサイトの運営者は、どんなサイトにしたら収益が上がるのか、デザインに頭を悩ませる事があるでしょう。
どういう雰囲気や見た目を作り出したいのか、それはもちろん自由ではありますが、注意しなければならない事はあります。
それは、ただ単に「見た目にこだわり過ぎない」という事です。
サイトに訪れてくれる方がオシャレなサイトと感じてくれるのは、もちろん良い事でしょう。
しかしサイトのデザインがオシャレだと思ってくれたとしても、それが売り上げに繋がるとは必ずしも限りません。
本当に利益に影響するようデザインに力を入れるのであれば、商品が購入されるまでの道筋を明確にするようなデザインでしょう。
特に商品を売るという目的のないサイト、例えば会社のホームページであったり、情報発信型のブログであったりするのであれば、いわばサイト内の導線を意識する必要はないと言えます。
しかしECサイトは当然ですが、商品を売るサイトです。
お客さんがサイトに来て、購入したい商品が決まったとしても、どうやって買うのか、どのページに行くべきなのか、フォームの内容は分かりやすいか、といったところが十分に整備されていないと、離脱される可能性が高まります。
そういった購入までの道筋をわかりやすくするといった仕様を最低限仕上げてから、デザイン性に力を入れるのも良いでしょう。
サイトは、一目見ただけで離脱されてしまうという事も非常に多い傾向にあります。
それには様々な理由が絡むでしょうが、サイトそのもののファーストビューが関係する割合としてそれなりにあると考えられます。
全く興味の持てないサイト、下まで読み進める気になれないデザインと感じ取られてしまえば、離脱されるのもやむを得ません。
一人一人のお客さんを離さないように引き入れ、そこから上手に購入まで誘導してあげるのがデザイン性を工夫する事において非常に大切です。
★POINT
・商品購入までの導線を明確にする
・仕様を明確にしてからデザイン性を持たせる
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
|
激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
|
![]() |
■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/) ■おちゃのこネット公式ブログ ■おちゃのこネットFacebook ■おちゃのこネット公式twitter ■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。 ■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。 ■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php) |
![]() |
Copyright (C) 2004-2019 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.