![]() 「時には過去を振り返ってみるのもいいかも号」 |
![]() |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
ある講演を聞きに行ったとき、「あなたは10年前に今の自分を想像していましたか?」という質問が講演者から聴衆に投げかけられました。「うーん」と考えましたがよく思い出せないので、mixi日記を見ることにしました。
もうmixiは言葉で言えば死語、建物で言えば廃墟の観のあるSNSですが、自分の投稿を時系列で眺めるには便利な道具です。私は2004年9月からmixi日記を始めているので、自分の記録が15年前までさかのぼって見られます。もちろんメインはとっくにFacebookに移っているので、mixiの投稿はFacebookのコピーなのですが。
で、10年前の3月に書いた日記を見てみました。そのころは日本エイサーのネットブック「アスパイア・ワン」が絶好調で、あちこちに出張してユーザー事例の記事を取材していました。SNSはmixiとtwitterの使い分けを始めていました。民主党政権で「高速道路1000円」の政策が始まったので、全国でETC車載器が爆発的に売れたとも書いてありました。
さて現代に意識を戻すと、ネットブックは廃れてしまいましたね。リッチコンテンツ全盛になってしまったので、非力なCPUと小さなディスプレイでは無理だったのでしょう。テキスト入力には便利なマシンでしたが、テキスト入力だけのために持ち歩く人は少数でした。それ以前に、何もかもスマホで事足りてしまうようになったということでしょうか。
肝心の、「当時の自分は10年後をどう予想していたか」ですが、当時と今で仕事がほとんど変わっていないので、あまり考えていなかったのだろうと思われます。ただ、現在も倒産せずに生き残っているポイントが何かあるとすれば、好奇心が旺盛で新しい物好きであったということでしょうか。
「茹でガエル」の例をひくまでもなく、人間は緩やかな変化に気づきにくいものです。たまに過去を振り返ってみるのは、いい刺激になるのではないでしょうか。
おちゃのこ最新ニュース
|
今週のトピックス
|
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
![]()
![]() インターネットショッピング初期の頃に見かけた、独学で手作りのひたむきで一生懸命な雰囲気が感じられる古き良きスモールショップというのが第一印象です。 ただ、今となってはサムネイル画像が小さい、ランキングサイトのバナーがある、スマホ対応できていないなど古臭く感じられます。 これもお店の個性や演出であれば、決して悪いというわけではありません。 個人経営のスモールショップが無理をして、見栄えだけ大手企業のような洗練されたデザインであっても、中身が伴わない店も増えた中では、むしろ店長個人の個性や息遣いが感じられる小さな専門店にホッとされるお客様もいらっしゃると思います。 特に、薄利多売の量販をするような業種ではなく、1点ずつオーダーメイドの服屋さんですので、ドライでビジネスライクにやりとりされるより、しっかりと対話をしながら手作りしてくれる雰囲気は悪くないと思います。 ただ、それには店長の顔を出せないまでも、せめてプロフィールをもう少し充実させて、人柄や考えをトップページ第一印象で感じられれば良いのになぁと感じました。 ![]() ![]() まず、「ワンコ服のしっぽ屋」さんですが、ワンコ、わんこという表現は日本人であれば誰しもが犬のことだと理解はできるのですが、検索での来店を期待するならば「犬の服」「犬服」といった表現も、店名や店舗の説明としてトップページに欲しいところですね。 現状はランキングサイトの名前に「犬の服」とあるだけで、自店についてはトップページに「犬」という文字すらありません。 そして実際に犬が服を着たビジュアル(写真)がトップページに1枚もないのは、ちょっと残念です。 ───────── むしろ「御注文の前にお読み下さい」では、店長やお店の自己紹介として信念やポリシー、犬服についての考え方、ご注文からお届けまでの流れなどを箇条書きや流れ図のような形で整理して表記されると、お客様にとってよりわかりやすくなるのではないでしょうか。 理想的には早めにスマホ用、レスポンシブ対応のページに移行すべきですが、まずはサムネイル画像だけでも大きく変更したいところです。 ![]() ![]() 今回も店長の小島さんにお電話でインタビューさせていただきました。 小島さんは60代の女性で、ご本人も旦那様もご病気があったり、愛犬もかなりの高齢犬で介護が必要だったり、またご夫婦ともすでに年金受給されていたりもあって、それほど必死で仕事をして儲けようというのではなく、趣味、ライフワークとして好きな犬や洋裁に関連したことで人とつながり喜んでいただけることを優先して考えておられる店長さんです。 もともと、若いころはアパレルのメーカーでベビー服のデザインのお仕事をされていたこともあって、服作りに関しての知識や経験、仕入れのネットワークなどもお持ちだったり、しっぽ屋の前から今の自宅で地元の方を対象にキルト、パッチワークの教室を運営なさっているそうです。 もともとはご自身の愛犬の服を注文していた他のオーダーメイドのお店があったのですが、そこが閉店してしまったので「じゃぁ自分で作っちゃおう!」と、犬服作りを勉強して作ったのがしっぽ屋さん開業のきっかけだそうです。 キルトの教室のホームページを独学で作っていたので、犬服のホームページも作ろうとネット検索していておちゃのこネットを見つけ、ホームページのつもりがお店サイトとして運営していくことになったそうです。 驚くのはおちゃのこに申し込んでアカウントができると、ネットショップの右も左もわからず、HTMLタグなんてまったく知らないまま、ほんの1~2日で一気にページを作りこんでオープンさせたそうです! 小島さんはいまだにHTMLはよくわからず、HTMLタグが必要なところだけは別の会社にお勤めでPCやネットに多少詳しい娘さんが実家に帰った際にちょっと手伝ってもらうだけなのだとか。 意欲とその行動力、「失敗してもいいからまずやってみよう!」という志も、正に古き良きスモールネットショップの店長さんです! ただ、ここ数年はご主人やご本人、老犬の病気や介護とパッチワーク教室の運営でかなり手一杯で、しっぽ屋さんのほうに多くの時間をかけて手直しなどができない状況とのこと。とはいえ、月に数件はリピーターさんを中心にメールでお問合わせが入り、オーダーメイドをお受けしているのでちょうど良いペースだそうです。 スマホ対応もできていないし、ショップにはSNSのリンクなどもないですが、小島さんご自身は個人的にはスマホも使いこなしているし、FacebookもInstagramもTwitterもアカウントをお持ちだそうです。 ただ前述のとおり、そんなにガツガツと注文を増やしたいわけではないので、SNSはのんびりと個人的な楽しみの延長で十分だそうですが… それほどスキルや見栄えも気にせずに手軽にできるtwitterくらいでお店のSNSもやってみてはいかがでしょうか? ![]() ![]() ![]() 従来の「ダメ出し! 道場」のモノサシで言えば、ネットショップとして改善点はたくさんあるし、もう少し点数は低くてもおかしくないのですが… 今回は実際にお話を聞いて、おちゃのこネットにお店を開いた目的や、お店の存在意義が必ずしも高い売上や利益という商売人のモノサシではなく、趣味や生きがい、人とのつながりによる喜びという、いつもと違ったものであることに、私も目からウロコでした。 出店料やコストが高い楽天やトランザクションの多いAmazonなどでの収益最優先のネットショップ運営だけが理想的なわけではなく、こんな小さな個人店があっても良いのだ! とあらためて感じます。 家賃や経費の高い実店舗ではなく、コストの安いおちゃのこネットだからこそ個人の趣味や副業的なスモールショップが赤字にならずに成り立ち、金銭的には小さな満足度でもやりがい、生きがいとしては十分な満足度を得られる。 スマホの普及、フリマアプリの登場で個人間の売り買いも当たり前にはなりましたが、きちんとお店を構えて所在や素性を明らかにし、自分のこだわりや考え方を詳らかにすることで共感、共鳴してくれるお客様とつながり、常連さん・リピーターさんになってくれる。 それがフリマとおちゃのこネットでのお店との違いだとあらためて気づかせてもらえるようなお店です。 流行遅れ(スマホ対応)に関しては、これから追い付いていけば良いと思います。それよりも、一人一人のお客様とメールで会話しながら個々のお客様のワンちゃんの様子を聞き、実測のヌードサイズと犬種や体格によって服のサイズを微調整しながら作って行く小島さんの、本当にワンコを愛する優しさと職人技が感じられるお店です。 多少ページがダサくとも、こういう焦らないのんびりとした質の良いお店も、おちゃのこネットにはもっと増えて欲しいですね~。 ワンコ用ペットスリング(抱っこ紐) オーナーさんの愛犬の病気をきっかけに作ってみたところ便利だったので商品にされたとのことですが…これなら服と違ってオーダーメイドでなくともサイズは大・中・小くらいに既成品化できるのでは? もっとトップページでアピールすれば良いのになぁ…と、いつもの私はつい考えてしまうのですが…しっぽ屋さんでは注文が多くなり過ぎると服の製作ができなくなってしまうので…嬉しくないんですよね(^^;) でも、多くのお客様の要望があれば…それにお応えするのもやりがいでしょうから…既製品化できそうなのであれば、これなどは外注化してある程度は量産化してしまうという発想もありかと思います。 また、お客様の要望で犬服だけでなく猫服を作ることもあるそうです。 でもずっと着せるのではなく、ちょっと可愛い服を着せて写真を撮ったり、短いお出かけの間だけ着せたいという飼い主さんも少なくないのでしょうから、 商売とは常に右肩上がり、売上UP、収益UPが当たり前と考えてしまいがちですが…収益優先の発想ではなく、そんなにリスクを負わずに細~く、長~く、のんびり、楽し~くを優先した個人事業主さんのスモールショップという発想も有りなんですよね~! 高齢化社会、定年後に生活のためというより、生きがいのために、こういうお店は増えるかもしれませんね! 人生「初心不可忘」! これから出遭う新しいことを楽しんで乗り越えて行きたいものですね! 「離見の見」(りけんのけん) 自分の姿を 離れた目(第三者の客観的な目線)で見ることが大切だということ。これが常にできればもはや達人、悟りなのですが、なかなか難しいものです。 ![]() ![]() さて… |
![]() |
![]() おちゃのこ名古屋セミナー |
|
![]() |
このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、おちゃのこネット主催セミナーVol.9のご案内です。
![]() |
![]() 「快適なサイト作り」 |
|
![]() |
スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「快適なサイト作り」について説明させて頂きます。
■快適さを意識する事が大切
ECサイトにおいて、サイト作りには何が大切だとお考えでしょうか。
やはり商品選び、紹介文、SEOといったところが基本でありつつ重要なポイントだと考えられるかと思います。
また、お客様に商品を買っていただく上で、サイト作りに力を入れる事も必要な事です。
どうやったら使いやすくなるのか、見栄えを良くして快適に使えるサイトにするにはどうしたら良いかという施策を考える事は欠かせません。
そこで注意して欲しい事として、快適さを求めて施策したは良いものの、かえって快適さを失わせてしまうといった事があります。
ご自身でwebサイトを閲覧していて、「このサイトは見づらいな」と思う理由は様々でしょうが、その一つに「重たいサイト」があげられると思います。
サイトをクリックしてページが開かれるものの、なかなか読み込まなかったり、そもそもサイトを開くのに時間がかかったりするとストレスがかかりますね。
そのような状態は直帰率をあげてしまう原因になりますし、完全にページを開く前にユーザーが去ってしまう可能性だってあります。
自分では良かれと思ってサイトを改善しているつもりでも、その施策がサイトを重たくさせてしまっている事もあるため、その原因をいくつか紹介していきます。
■サイトが重たくなる原因
ECサイトが重くなる原因の一つに、「画像サイズ」があげられます。
基本ではありますが、サイト内に使用する画像のサイズが大きいと、読み込みがそれだけ時間がかかってしまいます。
例えばカメラで撮影した画像をそのまま使用するとサイズが大きくなってしまうので、「リサイズ」したり、画像の枚数を減らしたりする事が必要です。
しかしECサイトにとって商品の画像を減らし、視覚的情報を減らすのはよろしくないため、リサイズするのが望ましいでしょう。
次に、サイトをお洒落にしようとするため、アニメーションなどの動的なデザインを加えると、サイトが重たくなる原因になります。
デザイン的なアニメーションは読み込み時間を長くしてしまいますし、画面遷移させないダイアログを大量に実装させるのも読み込みに影響を与えます。
もちろん、それらのように手を加えてサイトを改善していくのが悪いという訳ではありません。
大切なのは必要最低限にとどめる、あるいはサイトそのものを重くしないように手を加える事です。
外部ファイル、特にJavaScriptのファイル数を多くすると読み込みが遅くなってしまう可能性があるため、注意する事をおすすめします。
サイトを改善するにしても、ご自身PCやモバイルでこまめに確認するよう心がけるのが良いでしょう。
■どうやって読み込み速度を調べる?
ご自身のPCやモバイルでサイトを開き、読み込み速度を調べる事は出来ますが、より正確に調査するのであれば便利なツールを利用する方が良いです。
一例としてGoogleアナリティクスがあげられます。
Googleアナリティクスではサイトの表示速度を数値で確認できるため、今どのような状況なのか調べられます。
平均の読み込み時間やリダイレクト時間など、その他様々な情報を得られますが、第一に意識すべきなのは読み込み時間でしょう。
文字通り、自身のサイトのページが読み込まれるまでの時間の平均がサイン出されており、この時間が長ければ長いほど「重たいサイト」という事になります。
この時間ですが、1秒の差がとても大きいと考えて下さい。
2秒以上かかっているだけで表示速度は遅いと判断でき、理想としては1秒未満の表示速度であるのが望ましいです。
1秒を超えている場合、どこか無駄を省けないかどうか調べてみましょう。
Googleアナリティクスに限らず、表示速度などの重要な情報を得られるツールは様々あります。
ご自身にあったもの、使い易いものは積極的に利用していく事をおすすめします。
★POINT
・画像サイズやアニメーションに気をつける
・便利なツールでサイトの読み込み時間をチェック
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
|
激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
|
![]() |
■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/) ■おちゃのこネット公式ブログ ■おちゃのこネットFacebook ■おちゃのこネット公式twitter ■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。 ■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。 ■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php) |
![]() |
Copyright (C) 2004-2019 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.