![]() 「氷河時代と間氷期と地球温暖化号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
「地球温暖化」とか「温室効果ガス」という言葉は誰もが知っていると思いますが、地球はこれから冷えていくと言ったらちょっと驚くのではないでしょうか。
現代は、知られている限り「地球で5番目の氷河期」のまっただ中にあるそうです。そして氷河期の間は「氷期」と「間氷期」が交互に繰り返され、現代は間氷期にあたります。
なぜ現代が氷河期といえるかというと、南極大陸とグリーンランドに巨大な氷床が存在するからです。氷河期でない時代は、それらの氷が消失します。そして間氷期は氷床が後退し、比較的温暖な気候が続きます。
炭酸ガスなどの温室効果ガスが人為的に増やされ、そのせいで地球が温暖化し、南極などの氷が溶けていくという話はよく耳にすると思いますが、あと5万年ほどで間氷期から氷期に入ると、そんな議論はどこかに飛んでしまうほど、氷床が増加すると見られています。
氷河期は10億年単位のサイクルで巡ってきます。氷期と間氷期は1万年から10万年の単位です。そうしてみると、地球温暖化で騒いでいる人類の営みは、地質学的スケールの中ではノイズに過ぎないのかもしれません。
今回は「オススメ参考書」はお休みで、ショップインタビューをお届けします。
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![]() ネットショップを始めたいきさつを教えてください。ラブラドールのチェリーという犬がいて、チェリーのためにいろいろなグッズを集めていました。デパートで気に入ったものを見つけても、値段が高くて、いろいろ調べているうちにアメリカには安くていいものがたくさんあると知り、個人輸入するようになりました。 ![]() アマゾンにも商品を出していますね。今はおちゃのこネットとアマゾンでやっています。ショッピングモールなどへの展開も考えたのですが、今の商品数で新たにサイトを作る手間を考えると、なかなか踏み切れません。 ![]() お仕事は横井さんがお一人でやられているのですか?ショップ管理やお客様対応などは基本一人ですが、梱包担当のスタッフが一人、システム管理と経理をやってもらっているスタッフが一人います。また、アメリカ人の友人が、アメリカのトレンドや新商品を随時送ってくれたり、コンテンツ作成やトレードショー随伴をしてくれたりなど、協力スタッフとして手伝ってくれています。 ![]() おちゃのこサイトの構築は最初からお一人でやられたのですか?はい、ブログみたいに作れるという話だったので、それならできるかなと挑戦しました。ただ、ショップ開設や販売自体はとても簡単なのですが、途中からデザインにこだわりたくなって、テンプレートだけだと物足りなくなってしまいました。それからは、HTMLやCSSなどをいろいろ勉強し、工夫を続けています。 ![]() 最初におちゃのこネットを選んだ理由は?やはりお値段と、それから使い勝手、とっつきやすさですね。とにかくすぐに始めたかったので、良い選択だったと思います。 ![]() 注文の量は季節によって波があったりしますか?毎年、クリスマス前のギフト需要が多いですね。対策として、ピーク時には先立って早めにセールを仕掛けています。それでピークをずらして仕事が集中するのを防いでいます。 ![]() お客様はどんな方ですか?私と年齢が近い、愛犬家の30~40代の女性が多いのかなと思っています。ペットショップオーナーやしつけ教室、動物病院や盲導犬協会への卸売も多くなりました。 ![]() 仕入れはもっぱらアメリカからですか?そうですね。有名メーカーから、素敵な物を作っている家族経営会社まで、アメリカ中のいろいろな会社から仕入れています。一時期は中国からの仕入れにも手をつけたことがあるのですが、質がいまいちだったり、既製品のコピー品だったりしたので、すぐに手を引いて全部廃棄しました。 ![]() 英語とかは不自由ないんですか?なんとかなっています。最初は来たメールも辞書を調べて対応していましたが、だんだん業界用語などに慣れてきて、取引に支障はない程度になりました。アメリカの友人に交渉や商品発掘を手伝ってもらうこともあります。 ![]() スマホサイトも対応されていますが、かなり前からですか?対応を始めたのはかなり前からなんですけど、簡素なまま放置していました。何とかしなくちゃと思っていたんですが、おちゃのこセミナーに出席した時に「これからはスマホで買う人がメインになる」などのお話を聞いて刺激を受け、必死になって作り直しました。 ![]() ネットショップで一番力を入れていることは?私の原動力は、「こんなに便利で面白いものがあるんだ!」という好奇心なので、それをいろいろな方に伝えていきたいと思っています。それには、なるべくならすでに広まっているメジャーなものではなくて、「まだみんな知らないけど、こんなにいいものがある」とか、「ちょっとびっくり、これ使ったら生活が変わった」というようなものを探して、見つけて、興奮して、それを仕入れての繰り返しを続けていきたいです。そしてお客様にもその楽しさを味わってほしいですね。 ![]() おちゃのこネットの便利なところは?ネットショップとして必要な機能は、とても簡単にすぐ実現できるし、ちょっと工夫すれば、高機能な作りこみもできるところです。たとえば、商品の大きさのバリエーションに、色のバリエーションを加えたりとか、そういうカスタマイズもできますね。オーダーメイド設定なんかもできるし、スマホサイトやレスポンシブデザインも充実しています。 ![]() 「これがあればもっといいのに」と思うことはありますか?「○個買ったら○割引」みたいなまとめ買い割引ができるといいですね。それから、商品のサイズによって、「Sサイズだったらメール便対応できる」というような設定ができるといいと思います。また、メルマガや「おちゃのこ通信」というサイトでデザイン道場があって、真似するだけでサイトの作りこみに使えてすごく便利なんですが、意外と知らない店長さんも多いみたいです。どこを見ればどの機能の解説があるかの総合インデックスや、取り上げるカスタマイズのリクエストもできるといいですね。 ![]() 今後、お店をどうしていきたいですか?単純作業など可能な作業は外注化して、もっと自分のやりたい、商品の発掘とか紹介、お客様への情報提供、お客様からのリクエストへの対応などにもっと時間を割けるようになれればと思っています。 ![]() 新しい技術への対応はどのように?最初はおちゃのこサイトのデザイン道場などを見て勉強したり、おちゃのこさんに質問したりを繰り返しました。 ![]() ネットショップ店長の集まりがあるんですか?おちゃのこサークルをきっかけに、知り合ったショップ店長の有志で勉強会を行っています。「おちゃのこ五反田会」というのですが、お互いに学ぶことが多く、とても刺激になっています。メンバーは、 |
![]() ![]() まずはこちらのお店のページをご覧になってみてください。 読者の皆さんもきっと感じられる通り、新しさも感じられず、スマホ対応もされていない。基本的なことはきっちり押さえられていますが… 1977年創業のKENWOOD製品の専門店、老舗であることはすぐにわかりますが、これといって他に特徴はない。個人客目線で見れば「ワクワクするような魅力あふれるお店!」には決して見えないと思います。 私も率直にそう感じましたし、正直よく売れていそうなお店には見えませんでした…インタビューするまでは… ![]() ![]() 「正直、これ以上、売上はいらん!」 こんなことを言う店長、経営者はなかなかいるものではありません。(^^;) 今回は「浮き彫り」というよりも、インタビューしなければ決してわからなかったこと、驚きが目白押しでした! まず、こちらの AudioBoxさん、1977年創業、今年で42年目になる業界でも有名な老舗で、小売店ではなく、国内に十数社しかないKENWOODの代理店(メーカー直仕入れの卸売り店)の一つです。 その中でも、他の代理店はKENWOOD以外のメーカーの製品も扱うところばかりなのに、当店はKENWOOD専売の国内唯一の代理店だそうです。 2006年頃からインターネットという手段を得て通信販売を始めたということで、全国の個人客、カーショップなどに直接販売もするようになったのですが、現在でも8割方の顧客はプロ(カーショップやディーラー)なので、おちゃのこカートだけでなく、メール、FAXなどでも注文、相談は多い。 代表の美馬さん(66歳)のご経歴は…学生時代から音楽がお好きだったので仕事も音楽やオーディオに関わる仕事がしたくてカーステレオの販売を始めたとのこと。当時は8トラックというごっついカセットテープのカーオーディオが主流で、最初はいろいろなメーカーの物を扱っていました。また、自動車無線も盛んな時代だったのでカーオーディオも自動車無線機も両方強かったKENWOODの前身であるTRIO(トリオ)社の製品にのみ絞って販売してみようと、KENWOODの専売店になり関係が始まったそうです。 それから40年以上、KENWOOD製品一筋に販売してきたことで、KENWOODの現在の幹部たちが地方の営業マンや営業所長だったころに強い信頼関係を築き、今でもKENWOODの社長を含め幹部の方たちと携帯電話でひょいっと連絡できるほどのツーカーの仲だそうです。 どんな業界でも製造業ではメーカーが直販をするのは販売ルート戦略上一般的ではないのですが、KENWOOD製品に関してもメーカー直販(通販)はなく、このAudioBoxさんがKENWOODの通販部門の代わりのような役割で全国のカーショップ、カーディーラーなど、KENWOODと直接取引がないショップさんたちへの直販を担っているのだとか。 ゆえに、正規ルートではない、横流し品を安売りしているようなお店が現れた際は、AudioBoxさんがそういうお店に赤字覚悟でも徹底対抗したり、情報をメーカーにフィードバックするなど非常に強い信頼と協力関係が築かれているそうです。それゆえ、KENWOOD側からも特別の待遇、対応をして頂けるのだとか。(これ以上詳しいことは企業秘密になるのでここには書けませんが…) 単なる仕入れ先メーカーと一代理店という関係よりはるかに強いWin-win な関係を築かれています。いうなればメーカーKENWOODに最も近い位置にいる代理店。 幸いに、KENWOODブランドは、カーオーディオ、カーナビなどの主力製品で業界シェアもそこそこ高く、ここ1~2年で人気、注目の高まっているドライブレコーダーでも絶好調。カーナビなど業界全体はスマホやタブレットの普及で市場がやや縮小気味な面もあれど、むしろKENWOODはシェアも業績も伸ばしているという追い風で、ほとんどの製品が常に品薄で、受注残を抱えるという嬉しい悲鳴状態だそうです。 これらをもって、 ウハウハ言うほど、嬉しい悲鳴を上げるほど売れるなんて、商売人なら誰しもが憧れる状況ですよね。 ![]() ![]() では、ネットショップとして見てみると、こちらのお店は? レスポンシブ対応も携帯、スマホ対応もなされていません。 また検索対策も、Google などで 「カーナビ」「カーオーディオ」「ドライブレコーダー」などで検索してもかすりもしませんし、得意とされているはずの「KENWOOD カーオーディオ」「KENWOOD カーナビ」などでも上位表示はされません。つまりSEO対策はほぼなされていないといえそうです。 ネット広告も特に出されてはいません。 いわゆるネットマーケティングのテクニックは何もされていないのです。 では強みは? 実にITやネットのテクニックなどとは無縁のこれらアナログでベタなビジネス能力、経営力、商売人の力量といえる部分こそがAudioBoxさんの強みなのです。 ![]() ![]() それでも、新規の販売先カーショップなどを増やすとか、販売先のスタッフたちの世代交代に対応したいならば、スマホ対応や、トップページのアピールポイントの改善などはしても良いかと思うのですが…と申し上げたら… 「新規客(販売店)獲得も考えていない、むしろ増やしたくない。正直、これ以上売上はいらんのですよ!」と言われてしまいました。 (^^;)言ってみてぇ~(笑) というわけで、今回は「ダメ出し!なし!」にしておきます。 ![]() ![]() ![]() 一般論で見れば、サイトにはもっともっと改善できる表現方法や、時代に合わせた対応(スマホ対応)などもあるのですが… が、あえてネットショップコンサルタントとしてマイナス1点分を申し上げるならば… 最大の強みは実は「美馬代表のKENWOODさんとの強い関係」にあるので、仮に今後、代表が引退される日が来ても、後継者である娘さんやスタッフの方々が同じように強い関係を維持できるような体制を確固たるものにしていくのが当面の最大のテーマだと思います。 また、当面は心配する必要はないのかもしれませんが、EV(電気自動車)や自動運転の普及など自動車を取り巻く環境も、スマホやタブレットの進化や低価格化などの環境も激変していますので、KENWOOD依存度100%の貴店の命運はKENWOOD次第であることも事実だと思います。(KENWOODが最大の強みであり最大のリスクでもある) むしろメーカーよりも市場を知り市場の近くにいる立場から、逆に今後のKENWOODさんの製品開発に影響を与えて、自店の命運が少しでも上向きになるように働きかけられることが重要だと思います。 いずれにしても、市場開放、自由競争化、グローバルスタンダード化は世界の流れです。メーカーに守られた販路やメーカー指導の価格統制は、ほとんどの業界で崩れ去りました。 施工、取り付けが必要ゆえ、量販店での価格競争になりにくかったカーナビやカーオーディオ、自動車家電の世界も、今後どうなるかはわかりません。将来に備えて準備だけは怠らず備えておきたいですね。 今回は、「ダメ出し!道場」というより 成功店事例紹介となりました。 ありがとうございました。
![]() ![]() さて… |
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![]() クーポンの上限数 |
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このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回はクーポンの上限数です。
先日、ご要望におこたえして、クーポンの上限数を100から500に増やしております。
リピーター対策などにご活用ください。
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![]() キーワードの見直しの重要性 |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「キーワードの見直しの重要性」について説明させて頂きます。
■伸び悩む時はキーワードの見直しを
ECサイトにおいて、「集客が上手くいかない」「伸び悩んでいる」という時には、キーワードの見直しが大切です。
自身のサイトへの流入は、サイトそのもののテーマにもよるでしょうが、複合キーワード経由がメインとなります。
このキーワードの選定が間違っていると、なかなか自身のサイトにユーザーは訪れてくれません。
「そもそも検索されないキーワードを使っている」
「組み合わせの需要が少なすぎて、検索者が少ない」
など、こういった理由から、キーワードの選び方が間違っていると、なかなかサイトにユーザーが訪れてくれなくなります。
その結果、紹介している商品やサービスに目を通してくれる機会が少なくなるため、収益に結びづらくなりという事です。
考えてみればごく自然な事ではあるかもしれませんが、しっかりとニーズを満たせるようなキーワードを使っていく事が大切となります。
最初は専用のツールなどを使い、キーワードのボリュームをチェックして見つける作業が多くなると思いますが、それでも上手く見つけられない事はあります。
やはり、何度も繰り返し作業を行っていき、「どういうキーワードだとアクセスが集まるのか」という事を学んでいくのが大事です。
キーワードを3つや4つ、あるいは5つくらい組み合わせたものですと、アクセスは独占しやすいものの、一つのコンテンツに対するアクセスは当然減ってしまいます。
ただ、小さな積み重ねも、サイトそのもののボリュームをあげ、検索エンジンに評価されるため形にしていくにはとても大切な事です。
■最初は検索ボリュームが大きすぎないものを
ある程度サイトの運営を長期に渡って続けているのであれば別ですが、始めたばかりは特に、ロングテールキーワードで地道に積み上げていくのも一つの方法です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ロングテールキーワードは複合させる事で検索ボリュームがそれほど大きくなりませんし、競合しづらい傾向にあります。
競合が少ないキーワードを地道に狙っていく事で、サイト全体の収益を支える、資産的なコンテンツに仕上がってくるはずです。
検索ボリュームの大きいビックキーワードは、上手くいった時はアクセスが爆発的に伸び、まとまった収益を得られるかもしれません。
しかし、ビックキーワードで成功するには、はじめたてのサイトでは、サイトそのものの力で負けてしまう可能性が高いです。
だからこそ最初はコツコツと複合キーワードを扱い、地盤を固めていく事が大切となります。
集客が上手くいっていない時期こそ、初心に返って隙間産業のような作業をしていくのも、一つの選択肢ではないでしょうか。
■ページタイトルの見直し
アクセスに伸び悩んでいる時、キーワードの選定が間違っているのではなく、ページタイトルの作り方が良くない可能性も考えられます。
言わずと知れている事と思いますが、タイトルはアクセスにかなり影響する要素です。
どれだけ良い内容で、優れたキーワード選びをしたとしても、タイトル一つで思うような結果を得られない可能性もあります。
作業に慣れていると、深く考えずとも上手に作れますが、初心者から中級者にかけての人は、妥協してタイトルをつける事もあるでしょう。
既に公開しているコンテンツを見直したり、今作成しているコンテンツのタイトルを考え直す事にお金はかかりません。
時間がある限り、何度でもチェックできる事です。
いろんなタイトルのつけ方を実践してみて、実際にアクセスが伸びているコンテンツをリストアップします。
そして逆に、全く見られる事のなかったコンテンツのタイトルもリストアップしてみましょう。
それらを自分が読者の立場になってみた時、魅力が感じるか、中身が気になるか、といった部分が見えてきます。
失敗する事は決して悪い事ではなく、ECサイトの場合にはむしろ成長するきっかけになるものです。
上位表示を狙い、大きく収益をあげるためにも、キーワードからタイトルまで、しっかりと見直ししましょう。
★POINT
・複合キーワードを使ってサイトの地盤を作る
・タイトルは何度も見直して腕を磨いていこう
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
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SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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