![]() 「どうすればビジネスをブランド化できるか号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
熾烈なビジネスでの競争を抜け出すキーワードに、「ブルーオーシャン」や「ブランド化」があります。前者は競争のない市場に立脚することで、後者は売り込まなくても売れていく仕組みを作り出すことです。
だれもが鵜の目鷹の目で新市場を探している今日では、ブルーオーシャンを発見することよりも自社のブランド化のほうが手っ取り早く実現可能な方法に見えるでしょう。
しかし、プランド化はたやすいことではありません。実際にブランド化に成功したビジネスを眺めてみると、ブランド化を目的としたのではなく、顧客満足や理念の追求の結果としてブランド化が実現したケースが多いようです。
ビジネスに王道はなく、経営者の勉強は尽きることがない。言い古された言葉ですが、成功者たちの言葉を聞くたびに、それが唯一無二の真実であることに気づかされます。
今回の「オススメ参考書」は、ブランド化に成功したあるスーパーの物語です。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
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![]() 木製の板材から切り出して作る切り文字の看板やサインなどに特化して商品展開されている専門店さんであることは、ひと目でわかります。 トイレの男女マークサインからお店などで必要なスタッフルームや、レジの案内、ドアの押、引、喫煙関連など商品のバリエーションも豊富ですし、素材の質感、デザインも洗練されていて、商品に関してはクオリティ高さを感じますね! 一方で、お店のページのデザインと商品写真に関しては、例えばトップページの一覧で写真サイズがバラバラで、並べるとガタガタだったり、商品撮影時の背景壁が同系色で、商品が目立たないとか、白抜きや木目など統一感がないとか… コツコツと商品やコンテンツを増やしていった努力の過程が、結果としてややツギハギ感、統一感のなさに繋がっているように感じます。 ![]() ![]() 商品ページでは、メイン画像が1枚で、ページ下部にサブ画像を用意して、拡大写真や細部の写真を見せるパターンになさっているようですが、結果として下までスクロールして行かないと細かな点が見られない、気づかないことになってしまっていると思います。 スマホサイトを特に意識するならば、メイン画像を数枚用意して、左右スクロールでさっと商品の細部を確認できるほうが良いでしょう。切り文字の特徴である厚み、奥行き3D感は、角度を変えた写真で見せなければ伝わりにくいので、商品の初見、第一印象でそれが感じられるようなページ構成を意識しましょう。 いつも申し上げますが、分類ページ、一覧ページは、お客様の店内移動の起点になるページです。ただ一覧があればよいのではなく、見やすい一覧、一覧性が良いことが重要です。サムネイル画像が小さい、サイズがまちまち、背景がバラバラなど、統一感の無さが気になります。 面倒くさいでしょうが、どこかのタイミングで統一されると、グッと見やすくなりますし、全体の印象も良くなると思います。 大切なのはそのロジック(論理や数式)を正確に計算できることよりも、そのパターンの感覚を掴んで正しく判断することなのです。 <仮想のあるお店の現状> さて、 さて数字は出ましたがここからが店長の仕事です。 現状売上 50万円→100万円(2倍)にUPするには? でもそのために広告費が何十万円も増えたら?
では今後どうする!? どんな手がある? 粗利1,000円×300件=30万円 いや、でも値上げして同じだけ売れるのか? いや、そんな高い粗利率(低い原価率) 最もやってはいけないのにやってしまいがちなのが、案1)の安売りですね。安易な安売りは命取り! 高いからあまり売れない→安くすればたくさん売れるはず! ここ何十年の日本のデフレ経済がこの状態ですね。安易な安売りは本当に自らの首を絞めつけて行きます。 では案2)、3)が正解? ところで、そもそも1か2か3、どれかしか選択できないわけではありませんね! 集客を上げ、少し値上げもし、利益率も向上(原価率を下げる) いやいや、それもそんなに単純にはいかないでしょう! 具体的には単純な値上げや原価率の下げではなく、商品に何か工夫や改善はできないか? また工夫や改善で原価率も下がらないか? キャンペーンやイベントなど話題作りで広告に頼らない集客アップはできないか? 要は単純に売上UP=集客数UPだ! ではなく、いろいろな角度、いろいろな要素から個々の数字、総販売数、客単価、利益率&原価率を見直して、それぞれを向上させていくことが大切です。 確かに一般的な個人向け通販ショップとしてはちょっと低い数字ですし、ざっと商品を拝見する限りでは、平均商品単価は5,000円くらい? でしょうか… 5,000円の売上を得るために100件近いアクセスをキーワード広告で得ようとすると、1クリック30円としても3,000円も広告費がかかっては採算が合わないのもうなずけますね。 では仮にCVRが5%になったら? 20人で1件なら1クリック30円でも600円広告費をかけて5,000円の売上、粗利が2,000円なら広告費を除いても利益は1,400円残り、なんとかペイするかも…!? でも、そもそも5%なんて可能なのでしょうか? めちゃくちゃ頑張ってページや写真のクオリティを上げれば、CVRは3倍5倍になるのか? 難しそうですね… 逆にCVRが1.3%でも、あなたの会社が客単価が200万円のリフォーム会社なら? 1クリック100円でも100クリック1万円から200万円の売上で何十万円もの利益があれば、まったく問題ないどころか、CVR1.3%はかなり良い数字に見えてきますよね(^_^;) 単純に「CVRを上げれば良い」「PV数(アクセス数や集客数)を増やせば良い」などと、巷にあふれかえるハウツー本やにわかコンサルサイトの宣伝文句には、呪文のようにそう書いてあります。でもどんな業種、どんな商品、どんなお店でも同じようにはいかないですよね。 「CVRを上げれば良い」「PV数(アクセス数や集客数)を増やせば良い」というのは、あくまで一般論です。「打率や防御率を上げれば良い野球チームになって優勝できる」と言っているようなものです。 そうではなくて、打率が多少低くても、出塁率や盗塁成功率、得点圏打率など他が高いチームは、実際の試合には強いですね。それと同様に考えれば良いのです。 それぞれのチーム(お店)に合った特徴、強みを生かし、総合力で結果として勝てるお店にするしかないのです。 資金力さえあれば、個々の能力の高い選手を獲得してレベルアップできますが、資金力のないチームは全員がトップレベルの選手とはいきません。 資金力さえあれば、広告費をジャンジャンかけて認知度を高めたり、来客数を増やしたりできますが、それもかないません。 でもそうできなくても、盗塁やスクイズ、打たせて取る守備力、選手の努力、チームワークなどで、試合に勝てるチームにしていくことは可能です! 舞蔵屋さんの強みは? でも必ずしも個人や個店向けに1個数千円の単価の安い看板・サインを1個ずつコツコツ売ることが最適なビジネスモデルではないように思います。 案2)客単価をUP も、個人ではなくお店や法人をターゲットにすれば、5,000円→3万円~5万円の店舗看板! なんてことも可能でしょうし、工場や学校向けのサインなど数を必要とする商品を量産して卸売りをするなどができれば、もっと取引単価(1注文での売上)をアップさせる可能性は十分にありますよね。 案3)利益率も、細かな木製品加工技術を生かして、例えば商品単価の高い家具やインテリア雑貨を作るなんてこともできるかもしれませんし、アート作品にすれば価格は何倍にもなって、利益率も40%→80→100%超え! なんてこともあり得ますよね。 小手先のマーケティングテクニックで CVRを1.3→1.5%に上げることはできても、売上が50万円→60万円、利益が20→24万円程度に過ぎなければ、いずれにせよお店の経営は成り立ちません。 打率2割1分の選手が2割3分になっても、チームの勝率が変わらなければあまり意味がないのと同様です。 幸いにも商売には野球ほど厳しいルールや制限はありません。 ボールを打ち返すのが得意なら、テニスもできる。 得意な能力を生かしてできる競技は、いろいろあるかもしれません。 要はそんな可能性(新商品、新市場ターゲット)を考えることも、一案だということです。 それでもどうしても野球がしたい(店舗サイン看板だけで営業したい)のであれば、野球の技術を磨くのはもちろんですが、野球の中でも斬新な発想でルールを変えられないか? 具体的には既製品だけでなく、もっとオーダーメイドでオリジナルの切り文字サイン看板を作れることをアピールする、ページやコンテンツを充実させるなど… 工房や製作過程などの情報も見当たりませんし(もしあったとしたら目立っていない)、おちゃのこだけでなく、Amazonや楽天でも販売されているようですが、どちらもまだ品数も作りこみも不十分で、あれこれ手を広げては中途半端になってしまっている状態とお見受けします。 小規模な事業、お店であれば、あれこれ欲張るよりも、限られた経営資源(人員、労力、資金、そして時間)は集中して、まずは強みを生かしたお店作り、ビジネスモデルづくりに注がれるほうが良いと思います。 ![]() ![]() ![]() サイトや仕事は絞り込んで集中するほうが良いのですが… 専門店はある程度ターゲットを絞るのは良いですが、よほどの優位性(来てくれさえすれば必ず買う!くらいの特徴)がなければ、絞り込み過ぎるのはそもそもの見込み客の絶対数を減らしてしまうので、経営が困難になってしまいます。 ニッチジャンルの専門店はネット向きな業態ではありますが、規模と絞り込みのバランスがポイントです。 私の感想としては舞蔵屋さんはやや個人客、小規模客に絞り込み過ぎのように思います。 もっと法人向けや大口顧客向けのアピールをしたり、そういった商品事例、サンプルを増やしたりすることと、作れる技術を売る(オーダーメイド)が肝要かと思います。 PPC広告も個人客や客単価の少なそうなキーワードはあえて買わずに、法人客、大口注文につながりそうなキーワード 舞蔵屋さんは商品の仕様やクオリティは十分に高いので、潜在的なニーズにマッチさえすれば、もっともっと伸びるビジネス・お店だと思います! 小手先論ではなく、「お店の戦略をどうすべきか?」「今後どんな方向を目指せば良いのか?」「一人で悩んでいてもよくわからん!」というときは、ぜひお気軽に相談会にいらしてください。目からウロコ、きっと落ちますよ!(^^;) ![]() ![]() さて… オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。 実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。 この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。 |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、スマホ版の商品検索欄の背景色や背景画像を変更する方法をご紹介します。
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スマートフォン管理→スタイルシートの編集から指定します。
ただし、ご利用テンプレートのデフォルトのCSSによって指定が異なります。
下記の例では、デフォルトで背景画像と罫線の指定があるテンプレートの背景を背景色のみの指定にしています。
background-imageを非表示にし、罫線も削除しています。
背景色の必要に応じて、colorの文字色指定も追加してください。
.search {
background-image: none;
background-color: #E0DFE3;
border: none;
color: #000000;
}
.search {
background-image: url(image/ファイル名);
}
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![]() 受注確認メールの埋め込みタグ |
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このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップした受注確認メールの埋め込みタグについてです。
受注確認メールの埋め込みタグで {OrderItemInfo} の改良版 {OrderItems} が利用可能になりました。
商品名が長い場合に商品金額の途中などで改行され見にくい場合などに商品金額部分は商品名とは別の行で表示することができます。
※既存のタグ {OrderItemInfo} を現在利用されていない場合は、埋め込みタグリストから {OrderItemInfo} は非表示となり新しいタグ {OrderItems} のみ表示されます。
詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281589&id=1109
FAQ(サポートくらぶ)
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。![]() |
![]() 商品を買ってもらうために |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「商品を買ってもらうために」について説明させて頂きます。
■ECサイトにおける課題
ECサイトに関する大きな課題は満足して、そして納得の上で商品を買ってもらうという事と言えます。
その理由としては一般的な店舗で買い物するのとは異なり、ECサイトで取り扱っている商品は、実際にユーザーが手に取ったり、直接目で見たりして商品を選ぶ事ができないため、通常の店舗で買い物するより踏み込みづらい印象を与えてしまうからです。
ではどのようにしてユーザーに、サイトに取り扱っている商品を知ってもらうかという事がポイントになります。
一つ、売り上げ向上のために効果的とされているのが「動画」を活用する事です。
商品の写真、画像を活用する事で商品イメージを持ってもらうのは普通に行われる事ですが、商品の中にはイメージを掴みづらいものもあります。
しかし動画の場合、具体的に商品を使うとどうなるのか、使っている感じはどういう風になるのかというような具体的な商品紹介を行えます。
実際に自分がサイトに訪れた時の事を考えるとわかります。
説明文と画像で紹介されている商品と、それに加えて動画も活用されている商品とでは、後者の方が購入しやすい印象を受けるのではないでしょうか。
これは自身のサイトを訪れるユーザーも同様の印象を受けている事でしょう。
●商品の説明について
ECサイトの商品を紹介するコンテンツでは、商品紹介が非常に重要な要素となります。
商品の基本的な情報を記載するのは当然ですが、それに加え、商品を実際に使った時の感想や使用感をうまく伝えるのが大切です。
これは「使った感じは~です。」といったような簡単なものではなく、より具体的なシチュエーションを交えるとさらに効果的です。
どういったシチュエーションで使えるのか、使うとどういう印象を受けるのか、いつ使うと便利なのかというように、具体的な情報が書かれていたらどうでしょうか。
そのように、実際に買ってくれた方が実際に使う時のシチュエーションなどを提案する事によって、より必要性、便利性をわかってくれるかもしれません。
少なくとも、基本情報と簡単な感想よりは、手にとって試している状況に近くなるはずです。
しかし、画像と文章で伝える事には限界があります。
その時に便利になるのが動画です。
動画を利用すると、実際にどのように使われているのか具体的な情報が目で確認できるため、よりユーザーは実際に手にした時のイメージが湧きやすくなります。
●商品の詳細をより具体的に
商品を画像や文章、そして動画を交えて紹介するだけでも十分ですが、さらに具体的な情報を伝えると魅力が分かってもらえます。
例えば製造元や販売元がわかっているとどうでしょうか。
有名な観光名所で販売されている事や、有名な職人、あるいは専門店で製造されているという事がわかれば、さらに商品に対する魅力を感じる事となります。
これらの情報はユーザーが商品に対して安心感を感じたり、クオリティの高さを感じたりします。
逆にどこで作られているのか分からない、作っているところも販売されているところも不明となれば、商品に対して不信感を抱いてしまう事があるのです。
この差は大きく、商品を買ってくれるかどうかを決定付けるポイントの一つと言えます。
自分のサイトを訪れた方が、そのサイトで購入する理由があるのかどうか、しっかりと伝えられるように文章や画像、細かい情報を記載するのがポイントです。
ただでさえ誰がサイトを運営しているかわかない市場とも言えますので、やはり不信感を払い、魅力や満足感、そして安心感を与えることに力を注ぐ事は重要と言えます。
売り上げを少しでも上げるために、商品紹介はしっかりと考えて作成するようにしましょう。
★POINT
・動画を使ってより具体的なイメージを与える
・商品紹介には細かい詳細を記載して安心感を
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
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激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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