「川」をよく理解して災害に備えましょう号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

現代人、とくに日本に暮らす現代人の多くは、川との縁が薄くなっています。「今年の夏、近所で川遊びをした」という人は、少なくとも都会人では皆無でしょう。都会の川は水質が悪いため、コンクリート護岸や暗渠化で生活から切り離されてしまったからです。

驚くべきは地方の人までが川の知識を失っていることです。先ごろの岩手の老人施設の事故は、地図で見ればこの施設が河原に建てられていたことがわかります。昔は河原に住むのはホームレスだけでした。

大きな台風がくると思わぬ被害が出て人の命が失われますが、もしもそれが「思わぬ災害」ではなく「予期できた災害」だとしたらどうでしょう。事前に、「大雨が降るとここが危ない」ということがわかっていたとしたら。

科学万能(と誤解されている)現代だからこそ、古老の話に耳を傾け、正しい知識を得るように努めなければなりません。

今回のオススメ参考書は、そういうテーマにぴったりの本を選んでみました。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

「流域地図」の作り方

岸由二・著 ちくまプリマー新書

740円 (税別)

「ちくまプリマー新書」は若い人向けに作られた入門書的な新書シリーズです。1冊あたりの原稿分量が400字詰め原稿用紙で150枚程度と非常に少なく(普通は400~600枚)、興味のあるテーマをささっと知りたいときに役立ちます。どんな本があるかは、こちらをご覧ください。

さて、本書のタイトルに含まれる「流域」という言葉ですが、まずこれをおさらいしておきましょう。
【流域】大辞林第三版
ある川が降水を集めている範囲。また、川の流れに沿った両岸の地域。

つまり「雨が降り、川となって海に注ぐ」という自然現象に注目したとき、ある場所がどの川に所属しているかを示すのが「流域」という言葉になります。住所というのは人間が適当にこしらえたマッピングの定義ですが、それを無視して流域で住所を定義しようとすると、「流域地図」ができあがります。

たとえば、私(おちゃのこ山崎)の事務所があるのは埼玉県小川町大字大塚というところですが、これを流域地図で言い直すと、「荒川水系槻川流域」となります。大洪水が起きたら、私は槻川からあふれた水で押し流され、兜川と合流してから都幾川に注ぎ込み、越辺川、高麗川、入間川を経て荒川に入り、途中で隅田川と分かれてから江東区と江戸川区の区境で東京湾に至るわけです。

でも、それは「ふーん」という話でしかありません。ノアの方舟のような大洪水が近いうちに起こる可能性は低いでしょうし、自然界の住所を知ったからといって、どこかから特別な郵便が届くわけでもありません。いったいなぜ、本書が世に出る必要があったのでしょうか。

それについて、著者はちゃんと「まえがき」で説明しています。少し長くなりますが、引用してみましょう。
***
何の本だろう。
ページを開いて、ハテナ、のあなたがいたかもしれない。地図が話題になっているが、地理や地学の本ではない。自然環境の保全も話題だが生態学の本でもないようだ。水害や防災も大きな話題なのに防災額の本ではもちろんない。さらになにやら哲学のような話題まである。
それもそのはず。それらすべてに関係しつつ、中心テーマはそのどれでもない本なのだから、ハテナは当然といえば当然である。
著者の意図をいえば、本書は、現在、そして未来世代が、環境危機の地球をそれぞれの暮らしの足元で明るく見通しを持って生き抜いていくための環境革命の地図戦略の本。
地球という生命圏のリアルな姿をすっかり忘れた産業文明の私たちが、大地の凸凹と循環する水とにぎわう生きものたちでできている生命圏を再発見し、その危機に足元から付き合いなおし、温暖化や生物多様性危機で大変貌していく地球に再適応していくために必要な足元の大地の凸凹世界を再獲得するための入門書。
雨の降る生命圏の大地は、どこであれ流域という地形・生態系を単位としてできあがっている。流域という地図、地形、生態系にさまざまに親しみ、流域を枠組みとした環境対応を軸として未来をめざす「流域思考」がテーマなのである。
***

この文章に書かれたことを具体的に理解していくためには、第1章に読み進む必要があります。
第1章 「流域地図」をつくってみよう
・「川」を軸に自分の居場所を把握する
・身近な川をたどってみよう
・自分の水系を探る
・川はどう流れていくのか
・川はさまざまな地形をつくり出す
・沖積低地に広がる川の地形とは
・流域の特徴は、「尾根があって、低地がある」
・地形図を使って「尾根」と「谷」を見つける
・自分の足で「流域」を歩いてみる
・身近な流域を探してみよう
・流域は自分でもつくれる

まず著者が読者に求めるのは、川がしっかり載っている地図を用意して、自分の家の周囲にどんな川が流れているかを確認することです。そしてその次は、その川の源流と河口を確認すること。源流や河口が他の川になっていることもあります。

本流と支流をすべて合わせたものを「水系」と呼びます。企業グループのようなものです。関東では「荒川水系」「利根川水系」が有名ですね。yahoo地図のオプション表示である「水域図」を見れば、自分のいるところがどんな水系に所属しているかがすぐわかると著者は言っています。

ここで著者が読者に確認を促すのが、「川は高いところから低いところに流れる」という自然法則です。地球上の文明はほとんどが沖積平野に築かれていますが、この沖積平野は今から7000~6000年前、海水面が2~7m高かった「縄文海進」のころに作られました。海水面が下がるにつれて、川から土砂が運ばれて河口に平野ができたというわけです。世界のほとんどの大都市が、そこにあります。

その事実は、裏を返せば再び海面が上昇すれば、世界の大都市のほとんどが水没するということを意味します。流域地図を確認することは、低地の様子を知ることでもあります。

その次の作業は、等高線の載っている地形図を入手し、自分の流域の「尾根」と「谷」を知ることです。国土地理院のホームページにある「ウォッちず」でも確認できます。「尾根」というと私たちは高い山の稜線のことだと思ってしまいますが、尾根とは分水界のことで、平地にもあります。雨の日に水が左右に分かれて流れているような場所が「尾根」です。古代の住居跡などは例外なく尾根にありますが、それは昔の人たちが水害に遭いにくい場所を選んで家を建てたからです。

続いて第2章では、川と人間の関係を調べます。
第2章 流域とは?
・人は川の恵みによって生かされてきた
・エネルギー源、流通の要としての川
・地球環境の危機で、治水がますます重要になる
・川は自然のにぎわいを育む
・自然の小さな変化が、生態系に大きく影響する
・川は「地球の水循環」の一部である
・日本を流域で区分けしてみる
・「流域地図」であなたの住所を記してみると
・「流域地図」で、あなたがいま、どの大地にいるのかがわかる
・「地図」が大地のデコボコを忘れさせる
・「流域地図」は生きものとのつながりに気づかせる
コラム 緑におおわれた完璧な流域「小網代」を歩く

産業革命以前の人間たちは、川と密接な関係を持って暮らしていました。飲料水や生活水を川から得るだけでなく、川で食料を獲り、水車などで川の流れをエネルギーとして使い、船を使って川を交通手段として利用しました。川の近くには肥沃な平地があり、世界の四大文明が大河のほとりで発祥したことは、歴史の授業で習った通りです。

産業革命以前は人間が安定的に利用できるエネルギー源のひとつが川でした。川岸に設備された水車は、揚水ポンプ、粉ひき動力、製糸動力、精米動力などに利用されました。今でも、水力発電は電力需要の柱であり、原発事故以降、その重要性はますます増しています。今後は、ダムを作らずに利用できる小水力発電が注目されるでしょう。

現代人にとっては当たり前の存在である護岸や堤防は、古人が知恵とエネルギーをふりしぼって治水事業を行ってきた結果です。かつては利根川が東京湾に注いでいたということを知らない東京人が増えていますが、徳川幕府が銚子を河口にするように流れを変えるまで、利根川は江戸を水浸しの土地にしていました。徳川家康が移封されるまでの関東で利用できる土地というのは、埼玉や東京都下であって、江戸は日比谷まで海でした。

「流域地図」の考え方で日本地図を区分けしてみると、おもしろいことがわかります。たとえば関東はほとんどが利根川水系で塗りつぶされ、関西は大半が淀川水系に所属します。水系は生態系と密接な関係がありますから、流域地図で日本列島を眺めていくと、自然界の区切りがよく理解できるようになります。

第3章で著者は、私たちに言いたいことを示しています。
第3章 「流域地図」で見えてくるもの
・大人や子どもの大地に対する感覚がおかしい!?
・人間は母語を習得するように「すみ場所」感覚を身につける
・地球忘却の「すみ場所」感覚の人が増えている
・地球環境はいま、危機に直面している
・「流域地図」で地球との距離感を取り戻す
・文明はそれぞれに、生きるための「地図」を持つ
・産業文明は平面的なデカルト・マップが基準
・足元の大地を見つめ直す
・洪水は、行政区を越えて流域で起こる
・「里山」での保全の問題点
・地球の危機に、これまでの「地図」では対応できない
・「流域地図」に基づいた「鶴見川流域総合治水対策」
・「50年に1度」規模の大豪雨への対策は不十分
・「流域」が丸ごと残された三浦半島・小網代
・動き出した鶴見川流域の「水マスタープラン」
・「水マスタープラン」の5つの柱
・「水マスタープラン」の今後の課題とは
・都市と自然の共存をめざして
・「自然の地図」はいくつになっても習得可能
コラム 流域地図で市民が動いた~鶴見川流域のTRネットの活動について

つい最近の天気でも意識せざるを得ないように、大豪雨が頻発して地球環境が危機的状況にあることがわかるようになりました。地球温暖化による海面上昇も、「2100年までに海面水位が最大82cm上昇する」という予想がたびたび上方修正されてきています。

そのような地球の危機を招いたのは、地球の限界を考えずにエネルギーを駆使して大量生産、大量消費を行った産業文明です。地球の自然環境に対して人間たちが「よそ者」のようにふるまった結果、地球の生命圏が限界に達しようとしているわけです。

著者は私たちに、「今こそ地球との距離感を取り戻そう」と提言しています。その道具が「流域地図」です。たとえば大洪水は行政区域と関係なしに起こります。2011年9月に名古屋が台風15号で水没しかかりましたが、そのときの雨は岐阜県の庄内川上流に降り注いだものです。庄内川という流域単位で治水を考えなければ、いくら名古屋市が税金を投入しても市民を守ることはできません。

自然災害を契機に、人と自然との関わりを考えるための良書です。


EC仙人のダメ出し!道場
EC仙人
太田哲生

PVの話をするのはもうやめよう。

「PV」といってもミュージシャンのプロモーションビデオじゃありません。(^^;)
ネットショップをやっている人にとってのPVは、PageView:ページビュー数のことですよね。

多くのお店にとって集客、来客の目安としてPV数が気になるのはわかるのですが、あくまでも「目安」であって、目標ではないはずです。目標はその先にある注文数や売上、利益ですよね。

PV数は例えば野球でいえば打数に相当するものです。
イチロー選手の「日米通算4300本安打達成!」はニュースにもなり、評価もされます
が、その分母となる「打数は何打数だったか?」はまったく報道もされませんよね。

ピッチャーでも「 200勝達成!」は報道も評価もされますが、「何試合登板!」「何イニング登板!」は、よほどの大記録でもない限り、気にもされませんよね。

要するに、野球においては大切なのは打数や登板数、投球イニング数ではなく、勝利に結びつく本当の打数(ヒット数)や勝利数だからです。

オンラインショップにおいても集客数ではなく実際の売上、利益に結びつく注文数や売上金額のほうを明確な目標にして営業しましょう。

「ん? なんとなくいってることはわかるんだけど…でも、PV数は無視していいってこと?」

そんな疑問を持たれた方も少なくないと思います。

ではこんな風に考えてみてください。

A店店長とB店店長の会話

A:うちは月間PV数が3万件くらいしかないんですが、おたくはどうですか?
B:うちは毎月10万件はあるねぇ。もっと広告やいろいろなお店との相互リンクやブログなんかやればいいんだよ! ネットショップはアクセス数が少ないと始まらないからねぇ!

<A店>
月間PV数=30,000件
注文数=300件
平均客単価=10,000円
粗利益率40%
総売上=300万円
粗利額=120万円

<B店>
月間PV数=100,000件
注文数=500件
平均客単価=3,000円
粗利益率30%
総売上=150万円
粗利額=45万円

PV数が3倍以上で自慢しているB店の方がいいですか?(笑)

PV数と注文数こそB店が多いですが、総売上も客単価も粗利額も圧倒的にA店が良いですよね。

A店は 3万打数300安打
B店は10万打数500安打

しかもB店はシングルヒット(1塁打)ばかりだったけど、A店は3塁打やホームランがたくさんあって、同じ1打でも得点(売上金額)が多いようなものです。

プロ選手として評価されるのは? もちろんA店ですよね!

もちろんプロとして元気に怪我せず試合に出続けることも大事ですが、いわばそれは当たり前レベルの話で、目標にすべきは出場試合数や打数よりもヒット数や打点、得点数ですね。

お店ならばPV数よりもいかに注文率と客単価を高め、注文数と売上金額を高くするか? を目標にすべきですよね。

上記の例ではPV数を上げるための広告宣伝費などは無視していますが、仮にGoogleアドワーズやYahooリスティング広告などをやったり、アフィリエイト広告などをやっていれば、支出もPV数に応じて増え、利益額はもっと差がついてしまいますよね。

つまり客単価や転換率(注文数÷PV数)(→打率のようなもの)が悪い状態で広告宣伝などを必死でやっても、コストがかさみ、逃がす客も多くなって大変非効率だということです。

PV数を目安にするのはよいことですが、それは自店の打率(転換率)や粗利率、客単価などを把握し、十分なクオリティに持っていきながら、あくまでも「目標とする売上げ額や利益額を得るためにはこのくらいのPV数が必要」という意味でのPV数目標なのです。

PV数だけを話題にするのは、野球選手が打数だけを語るようなもので、あまり意味がないことなのです。

そろそろ、PV数(だけの)話をするのはやめましょう!
今回のお店も、お悩みの相談でPV数(だけの)話をされているのですが…もっと他に大事なことがたくさんありそうですよ!

ではダメ出し!道場」第121弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
ハートランド通販

ショップ名 :
ハートランド通販

PCサイト : http://heartland.ocnk.net/

スマホサイト : http://heartland.ocnk.net/phone

カテゴリ : 食品、飲料

PC版アクセス数が300~500なのですが、売り上げに結びつかない…。

まずは何安打を目指すのか?

冒頭のコラムでPV数だけの話をするのは意味がないと申し上げましたが…
今回のハートランドさんでは

「PC版アクセス数が300~500なのですが、売り上げに結びつかない…」

とのことですが、まずこれは1日当たりのPV数のことだと仮定させていただきます。すると、1カ月30日で9000~15000PVとなりますね。

さて、これが多いか少ないかといわれれば正直、私の関わってきたお店の平均からすれば多いほうではありませんが、その平均すら無意味な数字ですね。

まずはハートランドさんが月商いくらくらいを目標にされているのか?
平均客単価(目標と現状)はどのくらいなのか?
転換率(目標と現状)はどのくらいなのか?
そしてその先の粗利率や粗利額はどのくらいなのか?

まずはざっとこのくらいは聞いた上でないと、現状のPV数が多いとも少ないともいえません。

例えば月商目標が50万円で、平均客単価が5000円とすれば、100件の注文でよいわけですが、100件の注文を得るための分母となる総PV数が10000件なら、転換率は100÷10000で1%。
これはまずまずのクオリティのオンラインショップなら十分実現可能な数字だといえます。あくまで感覚ですが、野球でいえば打率2割4分を目指しています!
といった決して高くはなく、平均的なプロ選手なら確実にクリアしたい程度の数字ということです。(プロ野球の全チーム打率平均がこのくらい)

しかし、月商目標が300万円で平均客単価が5000円なら、注文数は600件が必要で、600件の注文を得るために分母となる総PV数が10000件なら、転換率は600÷10000=6% 必要となってしまい…
これは野球選手なら打率5割越えを目標にするようなもので、もう現実離れした超人的な目標値となってしまいます。
(日本プロ野球の歴代最高打率でも3割8分9厘:1986年阪神バース選手)

つまり、自店の実力(転換率や平均客単価)を把握したうえで目標はいくら売り上げたいのか? を想定し、必要なPV数を設定しなければなりません。

転換率や商品単価客単価を上げることは、基本スキルを磨き、ページの質や見せ方を上達させるなどで、野球でいえば守備や打撃や投球練習で技術レベルを上げるように重要です。

基礎力、クオリティを上げてからのPV数アップが売上UP、利益UPにつながるのです。

また現実にはそのPVの質も、自店の商品に興味のないアクセスと興味の強いアクセスでは実際に注文に至る数値(転換率)が変わってきますよね?

どこでどんな見込み客層を引っ張ってくるか? も重要だということです。

ではハートランドさんに適した客層は…?

あらためてハートランドさんはどんなお店なのか見て行きましょう。

トップページの最上部のお店のキャッチフレーズは…

「千葉県野田市の醤油通販&名産品「御用蔵醤油」や「アラビヤンやきそば」
・川中島溜醤油・坂倉のお漬物などをエア道の駅ハートランド通販で
醤油通販とギフトの贈り物テーマパーク!」

となっていますね。お店の所在地である千葉県野田市の特産品、名産品とお店の業種である進物・ギフトのフランチャイズであるシャディのサラダ館という業態を絡めたギフトショップである点を上手にアピールされていると思います。

トップページの中央のお店の挨拶でも
「しょうゆ醸造の町「野田市」のご当地限定しょうゆ「キッコーマン御用蔵しょうゆ(醤油)」をはじめ贈物や野田市や千葉県の物産をお届けいたします。
お中元・お歳暮、ご出産、ご結婚(婚礼)、引き出物、快気祝などの各種内祝、孫抱き、ご法要、法事引き出物,ゴルフコンペなどギフトの事は何でも当店にご相談下さい。
野田市の逸品なお土産、手土産などのギフトを! 全国にお届けするショッピングモールを目指します!!
野田市のエア商店街を、どうぞよろしくお願い致します。」

千葉県、野田、野田、野田! と野田押しが最優先事項コンセプトだというのが明確ですね!

では、狙うべきターゲット(見込み客)はどんなお客様でしょうか?
ちょっと考えてみましょう。

1)千葉県や野田市、またその産品に興味がある客層、それが直接欲しい客層

2)千葉県や野田市、またその産品を知人、友人などに知らせたい、贈りたい客層

3)知らなかったし興味もなかったがココで知って欲しくなった客層

4)知らなかったし興味もなかったがココで知って贈りたくなった客層

5)千葉県や野田市には興味は無かったが、商品を知ってて探して来た客層

このくらいでしょうか?

1)は直接的で他にライバル店がなければかなり高い確率でハートランドさんの購入客になってくれそうですね。テレビ番組などで野田市や産品が取り上げられたりした時には、一時的にアクセスや反響がありそうですね。ただ全国に何千、何万とある自治体、地方の特産品の中ではそれほど多くの見込み客がいるとは考えにくい層ですね。

2)はどうでしょうか?1)に比べると、すでに千葉県や野田市のことをよく知っていて、野田市在住や千葉県在住者、または現在は他の地域に住んでいるが千葉や野田出身だったり、ご当地にゆかりのあったりする方で、その周りにいる友人や知人に産品を知らせたい、贈りたい! という潜在的なニーズを持っている客層ですね。これはまだご本人が気づいていないケースも含めると、全国規模で見れば数十万人~数百万人とかなりの数の見込み客はいそうですね。

3)偶然、たまたま、ネットサーフィンで当店サイトに来て、見ているうちに何か産品が欲しくなった、食べたくなった、買いたくなった客層。これは当店の商品やページの魅力次第ですが、絶対的には分母はあまり多くはなさそうですね。

4)これは3)以上にもっと少ないでしょうね。

5)これは例えば貴店の商品でいえばサッポロ一番のアラビヤン焼きそば
http://heartland.ocnk.net/product/160
とか
かけてびっくり「塩とまとゼリー」
http://heartland.ocnk.net/product/308
のように千葉産でも野田産でもないけれど、別の理由で話題になったり口コミでおいしいと評判になっている商品を検索して来店する客層ですね。

まず、文句なしに最も狙うべきは2)ですね。
全国にいる千葉県出身者や野田市出身者、それぞれのゆかりの方々は相当な数ですし、お中元、お歳暮、お祝いやお礼などの贈り物の際にはいつも悩んでおられるでしょうが、その選択肢としてハートランドさんの千葉や野田の産品が目の前に現れたら!?  贈る動機・選択肢としてはもってこいですよね!

まずはこの2)の客層を意識したキャッチコピーや文言を店舗内にちりばめましょう!
また1)の客層はすでに十分にターゲットとして対策されていると思いますが、千葉や野田出身者でなければまだまだ知らないことは多いはずです。
今一度、個々のカテゴリーページでは解説的なコンテンツを用意して、千葉や野田のこと、それぞれの産品の特徴をきちんと説明し、検索対策としておきましょう。

例)
心豊かに・千葉逸品フロア > 千葉、野田市のお醤油
http://heartland.ocnk.net/product-list/21

ただ商品を並べているだけですが…千葉や野田の醤油産業の歴史や個々の醸造会社の特徴を別コンテンツとして用意するか、せめてヘッダー部分に詳しい解説を載せ、個々のメーカーサイトでもいえないようなことを専門店として比較説明するなど、キッコーマンだけでなくキノエネや銚子のヒゲタの特徴などを解説して欲しい。
醤油や味噌、日本酒などは近所のスーパーで買えば消耗品ですが、産直では単に購入欲だけではなく知識欲も満たさなければなかなか売れません。

3)、4)の客層は最も購入からは遠い客層ですので欲張って狙うとなるといろいろと大変です。3)、4)はあえて狙わずとも、来てくれればラッキー程度に思って、来てくれた際には千葉や野田のことを知っていただけるコンテンツをきちんと用意しておけばよいでしょう。

問題は5)の層です。シャディのサラダ館や酒販店を経営されているので、つい魅力ある商品を見てしまうと並べて売りたい! という欲が出てくるのは理解できますが…

実店舗は野田で野田のお客様を相手にしているので他府県の商品を売っても良いのですが…当オンラインショップはあくまでメインコンセプトは千葉県&野田市の産品というコンセプトが最大の特徴ですので…

それに沿わない商品を並べて売ることは、かえってお店のポリシーを疑われたり、強みをピンボケさせてしまい、「何のお店?」「中途半端な店だなぁ」という印象になりかねません。

例えば、
サッポロ一番のアラビヤン焼きそば
http://heartland.ocnk.net/product/160
は千葉産、野田産ではないのですが…まだ、千葉県でしか(ほぼ)販売されていない、千葉県限定食品という特徴があるのでギリOKですが、
かけてびっくり「塩とまとゼリー」
http://heartland.ocnk.net/product/308
は愛知県のメーカーの商品だったり

オリジナルラベル地酒・大吟醸
http://heartland.ocnk.net/product/187
は埼玉県の蔵元の酒だったり

お祝い酒、奉納酒の松竹梅
http://heartland.ocnk.net/product-list/78
は京都伏見の酒だったりしますよね?

シャディのギフトショップとしてはマルでも、千葉の特産品ショップハートランドとしてはバツ。
お店のコンセプトをすっかり台無しにしているのではないでしょうか?

塩トマトゼリーは同等品を千葉県内のメーカーで貴社オリジナルで作らせるか、それができないなら少なくともこのオンラインショップでは販売はあきらめる。

お酒に関しては千葉や野田の蔵元の酒でオリジナルラベルができる酒を探す。奉納酒、お祝い酒に向いている酒を探すなどが必要だと思います。

その他、下記商品などなどは千葉にも野田にもまったく関係のない商品群ですよね。
当店に陳列するとお店のコンセプトを壊してイメージダウンになってしまっています。

これらに関しては勇気ある撤退、あきらめる決断が必要かと存じます。

どうしても商売として販売したいならこのお店ではなく、別店舗を構えて販売しましょう。

安心防災用品フロア
http://heartland.ocnk.net/product-list/5

 贈りたいタオルギフト!(輸入品)
http://heartland.ocnk.net/product-list/53

スヌーピーシガレットラングドシャ
http://heartland.ocnk.net/product/666

鹿児島垂水の温泉水
http://heartland.ocnk.net/product/54

心身・快適エコ生活フロア
http://heartland.ocnk.net/product-list/2

トロフィー・カップ・メダル・盾
http://heartland.ocnk.net/product-list/56

新潟こしひかり米
http://heartland.ocnk.net/product/269

シャディサラダ館キティ根付ストラップ
http://heartland.ocnk.net/product/172

総評

野田市 ハートランド で検索すると…下記の実にさまざまなサイトがヒットしました!

おちゃのこ店
http://heartland.ocnk.net/
自社ホームページ
http://0471230038.web.fc2.com/
Yahooショッピング
http://store.shopping.yahoo.co.jp/heartland34393/
Amazon
https://goo.gl/duFpwE
Facebook
https://www.facebook.com/saradakannodahanai/
Twitter
https://twitter.com/heartland_1970
Youtube
https://www.youtube.com/user/heartland34393/videos
その他ブログあれこれ
http://0471230038.ldblog.jp/
http://heartland.on.omisenomikata.jp/
http://www.blogmura.com/profile/00469117.html
http://blog.goo.ne.jp/heartland_1970
https://plus.google.com/102715523000247800799
http://spooon.info/l79456/

ざっと見る限りほとんど店長さん一人でなさっている様子。
すごいです! できるだけお金をかけずにネット上でできることはなんでも手を出してやってみる! とにかくガムシャラに情報発信してみる! という姿勢には本当に頭が下がります。

あれこれ悩んでばかりで何も手を着けない店長さんが多い中、実際の行動力、実行力、まずやってみる! はネットビジネスの成功の必要条件であることは間違いありません。

なぜなら、実店舗で1店舗構えるのは多大な費用や準備の期間、時間、労力が必要ですが、ネットのサイトやSNSなどならほとんど費用や多くの労力や準備をかけずとも(つまりあまりリスクをかけずに)ひょいっと初めて体験し、ユーザーの反応や反響を見ることができるからです。

やるかやらないか悩む時間があったら、(リスクがないのであれば)まずはやってみて、効果やノウハウが得られそうなら続けてみることは、ネットビジネス成功法則の一つだからです。

ただ、その先は違います!
やってみて、試行錯誤しながら実際のビジネスに繋がりそうなことは深掘りし、軌道修正しながらレベルアップしたり、ノウハウを蓄積したりしていけばよいのですが、しばらくやっても労力に見合うだけの効果がなかったり、期待できなければ、きっぱりとあきらめて止め、次に進むこと。

いわゆる「あきらめる勇気」「やめる決断」も経営者には重要な仕事なのです。

ホームページの制作費や出店料などの実際に金銭がかかることも経営判断としては重要ですが、社長の貴重な時間・労力は有限でもっと重要です。

無駄な時間はさっさとあきらめて排除したり、多少のお金をかけてもサイト制作などはプロに外注したりして、自身の貴重な時間・労力は社長にしかできない仕事(商品企画や仕入れ先との商談・交渉、人材育成、戦略立案など)へかけるようにしましょう。
実店舗を日曜大工で素人丸出しで建築しないのと同じです。

なんでもかんでもガムシャラに自分でこなしていては、自分のキャパ=会社のキャパをいつまでたっても越えられませんし、自分の限界=会社の限界となってしまいます。
まして無理をして病気になったり倒れたりしては、何もかも止まってしまいます。

http://0471230038.web.fc2.com/profile1.html
↑↑↑↑↑
会社沿革を拝見するとネットショップを始められて、早10年。
ここらで一度、立ち止まってこれから先の5年後、10年後を見据え、一度戦略を練り直してみられるのがよいのではないでしょうか?

貴店の「強み」を洗い出し、ホームページだけでなく商品戦略、販売戦略、また物流や人材、財務などビジネス全体も見直してみられてはいかがでしょうか?

その上でPV数だけでなく、意味ある数値目標を立ててそれを実現していくシナリオ、ストーリーを考えてみる機会を持ってみてください。

千葉県野田市という地域ブランド力は、全国的に見ればそれほど大きなものではないかもしれませんが、それだけにそのニッチなニーズ、市場性の中では貴店はNo. 1ショップとして十分に実店舗以上の潜在ビジネス規模を獲得する可能性があると思います。ポテンシャルは十分にお持ちです。

もし可能性を広げたくなったらいつでもご相談会にお越しください(^-^)



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


現役おちゃのこネット店長はこう使ってる!
メールマガジンを受信してもらう方法

こんにちは。「卵・乳アレルギー対応パンのtonton」店長の井藤です。

おちゃのこオフィスがあれば、メールマガジンとステップメールを活用することが出来ます。

契約されていますか?

もし、帳票発行のためだけに使われているのだとしたら、もったいないです。もったいなすぎます。

会員ランクとステップメールを使って、目的に沿ったメールを使いこなすことが出来れば、これほど強力な施策はないと信じています。

逆に、お客様とメールで繋がっていなければ、よほど飛び抜けた商品でないかぎりネットショップをうまく運営することは出来ないと言っても過言ではありません。

いつでも好きなタイミングでメールを送ることが出来る環境づくりが必要になります。

越えなければいけない2つの壁

会員ランクとステップメール。

どちらも機能させるためには、お客様に会員登録いただいて、さらにメールマガジン受信の許可が必要です。

普通にやっているだけでは、会員登録はおろかメールマガジンの許可をいただくのも大変な時代。

あなたのショップの会員登録率とメールマガジン登録率はどのくらいですか?一度計測されることをオススメします。

お客様が自らの意志で会員登録してもらう方法は「第8回 会員ランクを利用して属性を把握しよう」でお伝えしました。

顧客属性と売上の相関図

濃いリピーター=ファン客の人数は全体の10%、売上は全体の40%。それに引き替え、初回客の人数は全体40%で、売上は全体の10%。

一般的に、ファン客は初回客の16倍もの累計金額を使われていると言われています。

数こそ少ないですが、このファン客こそお店の売上を支えていると言っても過言ではありません。

会員ランクが上がれば上がるほど、手厚く「えこひいき」する仕組みがあって、お客様に「会員ランクを上げたい!」と思ってもらえれば最高です。

会員登録いただくための仕組みは構築できましたでしょうか?

 

あとは、会員のお客様にステップメールをお送りして、「会員ランクを上げたい!」と思ってもらえばいい。

簡単です。

問題は、ステップメールを受け取ってもらうこと。ステップメールを受け取ってもらうためには、メールマガジンの受信設定を許可いただかなければいけません。

このハードルが高い!

当店では3つの対策でメールマガジン登録率を上げています。

「メールマガジン」という表記をやめる
ご案内メールの登録・解除

迷惑メールが横行している今。メールマガジンという響きを聞いただけで、拒否される方も少なくありません。

「メールマガジン」の表記をすべて「ご案内メール」に変更しました。

タイトルは、管理画面の【デザイン管理】→【タイトル周り設定】より変更できます。

Q.「タイトル周り設定」について(HTML5テンプレートメニュー)

メールアドレス注記設定で受信許可を促す

お客様情報の登録画面でメールマガジンを許可するかどうかをお客様は選ぶことになります。

その時に「メールマガジンを受信しますか?」とだけ書いてあったら・・・

今の時代、「許可する」にチェックを入れるお客様は皆無と言っていいでしょう。

「メールマガジンを受け取りたい!」「本当は受けとりたくないけど、受け取らないと損する!」そんなふうに思ってもらう必要があります。

そのためには、何らかのオファーが必要です。

よく見かけるのが、「500ポイント進呈します!」とか、「○%引きになります!」とかですが・・・あまりオススメできません。

なぜなら、お得感でついてくるお客様は、お得がなくなった瞬間に去っていくから。ポイントを貰った瞬間に、メールの受信を解除することが目に見えています。

LINEの友達になってほしいスタンプを手に入れたら、速攻でブロックするように(^_^;)

 

で、思いついたのが、メールを受信した人しか買うことが出来ないカテゴリを作ることです。

 

自分だけ買うことが出来ないなんて、なんだか損した気分。そんな心理を逆手に取って、メールの受信許可を自ら選択してもらっています。

メールマガジン受信の注記設定は、管理画面の【ショップ基本設定】→【お客様情報登録ページ設定】より変更できます。

おちゃのこネット Web マニュアル | お客様情報登録ページ設定

商品カテゴリのメニュー非表示は、管理画面の【商品管理】→【商品カテゴリ管理】より変更できます。

登録済みの商品カテゴリの操作について
メールを受信しないと受け取れない商品を作成する

お客様が興味のあるネタを電子書籍にしてプレゼントしています。

電子書籍はメールで送っているので、メールマガジンの受信を許可しないと受け取れないという仕掛けです。

電子書籍?どうやって作るの??

と思われるかもしれませんが、ネタはもうすでに手元にあります。

そう、お客様からの質問に返答したコンテンツや、掲示板で集まった情報を編集しただけ。

[電子書籍]スーパーで手に入るアレルギー対応食品~2016年度 おやつ編

編集したと言っても・・・コンテンツページの寄せ集めです。

つまり、電子書籍の内容は、すべてネットショップのフリーページや掲示板に書いてあります。

それなのに、電子書籍プレゼント!と聞くと、なんだか欲しくなっちゃいませんか?

もし、お客様が喜ばれると思われるコンテンツをお持ちでしたら、それを電子書籍にするのもいいと思います。

例えば、もしお酒のネットショップだったら・・・

  • 酒屋の店長オススメ!独断と偏見でお伝えする好きなお酒ベスト10
  • お酒の種類とその製法の違い
  • おいしいお酒の簡単な見分け方

いくらでも作れそうです。こちらは専門家なのですから。

メールマガジンの受信を許可するかしないかはお客様の自由。こちらが強制するわけには行きません。

でも、お客様の方から手を上げてもらうことによって、いい気分でお付き合いいただける。
いい気分でお付き合いいただくためには、どうしたら喜ばれるだろう?そんな観点から、電子書籍プレゼントキャンペーンを始めました。

電子書籍は敷居が高そうに思えますが、そんなことはありません。コンテンツをWord、Pages、OpenOfficeなどのワープロソフトにコピー&ペーストして体裁を整えてPDFにしたものです。

機会がありましたら、電子書籍の作り方をお伝えしますね。

この施策をやり始めて、メールマガジン登録率が50%→85%と飛躍的に伸びました。

メールマガジンの受信の許可をいただくことができれば、こっちのものです!と言っても、毎日メールマガジンを書くわけではありません。

次からは、一度設定してしまえば、後はほったらかしでも自動的にメールを送ることが出来る夢のツール、ステップメールの出番です。

 

ステップメールを受け取ってもらえるかどうか?で、その後のお客様との関係性が決まる

次回は「ステップメールの活用方法」と題してお送りしたいと思います。
どうぞ、ご期待ください!

see you!!

卵・乳アレルギー対応パンのtonton
卵・乳アレルギー対応パンのtonton
カテゴリ:食品、飲料
「卵と牛乳抜きのパンを作っていただけませんか?」ご近所のお客様からご要望をいただき作ることになった卵・乳アレルギー対応パン。日本で唯一、卵と乳製品を一切持ち込まない専用工場で製造した安心のパンを通信販売しています。

このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、スマートフォン版のカート画像を変更する方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

スマートフォン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

画像ファイルは、ご自身で作成して画像専用管理画面にアップロードしてください。
※高解像度のスマートフォンを考慮して2倍画像を45×45ピクセルに強制的に縮小しております。
画像サイズは、90×90ピクセルで作成してください。

image/cart.pngの画像ファイル名部分をご自身でアップロードされた画像に変更してください。


.head_cart A {
background-image: url(image/cart.png);
background-size: 45px 45px;
}



なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

商品一括登録変更について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップした商品一括登録変更のCSVダウンロードについてです。

商品管理→商品の一括登録・変更のCSVダウンロード時の絞り込みはこれまでカテゴリのみでしたが、グループを追加しました。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281576&id=684&artlang=ja


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

ニッチなテーマでSEO施策を

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「ニッチなテーマによるSEO施策」について説明させて頂きます。

■ニッチなテーマでSEO施策を

SEOを行っていく上で、競合の多いキーワードだけで集客を図ろうと思うと、難しいテクニックが求められることになります。また、定期的な更新が必要になるなど、工数が多くなり、それに見合う収益を上げることも難しくなる可能性があります。

こういった中で一定の需要があり、かつ一般の人があまり検索しないようなニッチなキーワード(競争力の低い市場)を対象にSEO施策を行えば、検索順位でも上位を狙いやすく、検索数が多いビッグワードほどではありませんが、一定の流入を見込むことができます。このようなキーワードは「ロングテールワード」と呼ばれます。

ロングテールワードを主体にSEOで集客を狙う場合は、基本的に大量のキーワードを用意して、それぞれに適した高品質なコンテンツを用意していき、流入の窓口を広げることで総体としての売上向上を図ることが多いです。

たとえばニッチなコンテンツ例として、数学の未解決の難問の一つに「リーマン予想」という問題があります。
この内容をテーマにひとつの特集ページを立ち上げたとすれば、数学ファンの方であれば気になる問題ですので、内容さえしっかりとしていれば、ある程度のアクセスを期待することができます。

■幅広く魅力を伝えよう

検索でページをチェックしてくれた方には、ぜひその後も安定したリピーターになってもらうために、継続して魅力的なページを提供していけるようにしましょう。

では実際に一例を紹介いたします。

数学史上最大の難問といわれる「リーマン予想」は、素数の規則性に関わる重要な問題とされており、多くの天才数学者の挑戦を現在もはねのけています。ドイツの数学者、ヨハン・フリードリヒ・ガウス博士に師事したベルンハルト・フォン・リーマンがその難問を発表してから150年間、未だ解かれたことのない難問です。

20世紀には整数論の難問として知られていたフェルマーの最終定理も解かれるなど、21世紀にはクレイ数学研究所から発表されたミレニアム難問に注目が集まるところですが、リーマン予想はまだその解答への糸口もつかめていない状況です。
当サイトでは、このような難問について、一般の方にも分かりやすく、そして当サイトの筆者が20年以上にわたってきた独自研究も踏まえて紹介しています。ぜひ数学に興味関心がある方、この難問を証明して懸賞金100万ドルをゲットしましょう!

上記の文章では、リーマン予想に関連するキーワードとして「フェルマーの最終定理」や「ガウス」「ミレニアム問題」なども合わせて記事の中に盛り込んでいます。これはSEO施策として、キーワードにこれらの単語を含めて検索する方がいることを予想しているものです。特定のコンテンツに対して、品質が高く(内容が濃く)、1500文字~2000文字以上のボリュームのページを用意できるのでしたら、検索エンジンにも評価されやすく流入も期待できます。

■ニッチでも得意分野を記事にしよう

今回の「リーマン予想」というテーマは、一例ですがこのように「万人に受け入れられなくても一定のファンがいる」内容のコンテンツを作ることは、今後もある程度アクセスを稼ぐ上で有効な手法だと思います。また、内容も当然ながら深いことを書くことができますし、ある程度の時間がかかったとしても自身にとって記事作成がストレスにならない、というメリットもあります。

テーマは今回は数学にしましたが、自身の得意なことであれば、どのようなテーマでもかまいません。ただ、注意することは「一定程度のアクセスが見込める」キーワードである、ということです。今回の数学の問題はNHKでも特集で紹介されるなど、ある程度、社会的にも認められている難問であり、その重要性は数学界では共通して評価されている、ということです。あまりに個人的なテーマですと、当然ながらさらに間口が狭くなってしまうため、十分なアクセスを将来的にも稼ぐことができなくなってしまうため、注意してください。

★POINT
・競争を避けて一定のアクセスを確保
・ニッチなテーマでも得意分野を

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

大雨が続くので、関連する本を選んでみましたが、本当に人間と地球環境の関わりは根本から考え直す必要がありそうですね。
(おちゃのこ山崎)

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