![]() 「パラダイムシフトは追い風として活用したいですね号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
「紡錘形(ぼうすいけい)」という形があります。SF小説などで宇宙船の形状を説明するときに使われる言葉ですが、そもそも「紡錘」って何のことだかご存じですか? 昔、糸を紡ぐときに使われたおもりのことです。糸を紡ぐ錘(おもり)だから紡錘。わかりやすいですね。英語では「スピンドル」といいます。
スピンドルは、古代エジプトでも使われた人類史上でもかなり古い部類の道具です。しかし5000年以上も使われたこの道具は、18世紀に紡績機械が発明されると廃れてしまいます。なぜ紡績機械が発明されたかというと、織機の発明によって布の生産効率が格段にアップし、糸の生産が追いつかなくなったためです。
織機は産業革命の先頭ランナーと言われます。次々と連鎖的に生まれていった発明品たちの一番手だからです。1733年にジョン・ケイというイギリスのランカシャーに住む時計職人が発明した「フライング・シャトル」が、その輝かしい第一歩でした。従来の織機の効率を2倍にしたこの機械が紡績機の発明を促し、紡績機がさらに効率を向上させた力織機の発明を呼び込み、力織機の動力として蒸気機関が使われます。
さまざまな機械が生まれることは製鉄業の進化を早め、動力として使われた蒸気機関は改良を重ねていきます。やがて蒸気機関車や蒸気船が生まれ、輸送手段の花形として君臨していきます。これらの変化が工場制機械工業を育成し、資本主義社会が誕生します。歴史上始めて、労働者という階級が生まれます。そのような社会の変化は、やがて植民地政策と結びついていきます。
こうした激変する世の中で、当時の人たちは何を考え、どのように対応していったのでしょう。次々と建てられる紡績工場を横目に、紡錘を作り続けた人もあるでしょう。また、初期の工場や機械は、たびたび暴徒と化した職人たちに打ち壊されています。パラダイム変化の中でどう生きるか。これは現代に生きる我々にとっても非常に大きなテーマです。今回の「オススメ参考書」では、そのパラダイムシフトを体現した本をとりあげます。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
![]() ![]() まず、洋裁を学んだ経験のある方やファッション業界で働いたことのある方なら、「パターン」「型紙」と言われたら、すぐに何の事かわかるのでしょう。一方でそれ以外の方は、何屋さん? かもよくわからないのでターゲットにもなりません。 では「パターン」や「型紙」の意味はわかる方でも、洋裁経験や技術を持っていない方には、これまた買いたい物があるお店にはなりませんね。 良い悪いは別にして、それくらい、対象がはっきり分かれるお店ですね。 「マニアック」という言葉は適切ではないかも知れませんが、あえて特定の趣味、知識、スキルをお持ちのお客様しか買い物できないお店というニュアンスで、マニアックな専門店と呼ばせていただきます。 毎回、マニアックな専門店さんの場合には述べていることですが… ichicaさんが市場戦略をどのように考えておられるかは不明ですが…、一般論として「客数を増やしたい、客層を広げたい」前提でダメ出しさせていただくことにします。 <補足> ![]() ![]() 洋服のパターン、型紙、言い換えれば洋服の形状、デザインを作り込むための設計図を売っているお店なわけですよね。 その商品価値は「図面」という紙キレではなく、それを書き上げたり作り上げるベースとなる「知識・経験・センス」という「ソフトウェア」を販売されているんですよね! 食べてさえいただければ美味しさがわかるだろう料理人であっても、まずはお店に来ていただくために、ホームページなどで、どんな勉強をしてどんな有名店で何年修行したとアピールするように…、洋服のデザイナー、パタンナーもその経歴やスキルを客観的にアピールしてまずは見ていただくことは大切だと思います。 まずは… ![]() ![]() ichicaさんのターゲットとされるお客様は前者だけでしょうか? それであれば良いのですが、後者の、パターンだけでは作れない人、言い換えれば、「洋裁の基礎知識や基本スキルくらいはあるけどパターンだけで簡単に作れる自信はない人」は注文するのをためらうはずです。
「自信はないのだけれど、これなら私でもできそうかな?」 「無料パターン」として三角巾と帽子が2点ばかりPDFで無料ダウンロードできるようにはなっていますが、このような簡単なものではなく、難しそうな洋服のパターンとレシピを見ても本当に自分に作れるのだろうか? がお客様は気になり、不安に思われるのではないでしょうか? 商品がデザインやノウハウなので、買わずして盗まれるリスクを懸念されているのかも知れませんが、ほんの少し「さわり」や概要を見せて「あぁ、なるほど、簡単そう! これなら作れそう! やってみよう!」 ![]() ![]() ちょっと話が前後してしまいますが、パターンショップだからといって、わかりやすいパターンやレシピさえあれば売れるというものではないでしょう。むしろ、重要なのは「素敵!」「カッコイイ!」「カワイイ!」と思ってもらえる洋服のデザインですね。 では、それを一瞬でお客様に感じていただくためには? 1)まずは一覧写真(サムネイル画像)で数多い洋服の中からお客様の好みに合うものを見つけていただく段階。 2)次にサムネイル画像をクリックして商品ページに入っていただき商品サンプルの全体や細部を見ていただく段階。 3)その上で、その洋服のパターンやレシピがどんな内容なのか、自分でも作れそうなのか? 概要を知っていただく段階。 少なくともこの三段階がうまく機能してお客様の心理は このプロセスのどこかに手抜きがあればそれだけ購入確率は下がり、売上げが上がらないことになってしまいます。 ![]() ![]() このエプロン一覧でキッズサマンサという商品の写真… 恐らく開店初期からある商品かなとは思いますが、フローリングの床に置き撮りでしかも影が多く商品がよくわかりません。 これでは、第一段階の関心すら持ってもらいにくいですね。 商品ページに入ると… ↓↓↓↓↓ このベストなどは、黒だけでなくストライプやカラーのボーダー生地のパターンもあったりと良い例ですが、残念ながらサムネイルでは黒だけなので一覧の段階ではお客様に気付いてもらえませんね。 サムネイル画像に3種写す工夫をするか、いっそのこと、商品登録を3パターンして別々の商品として見せるのも一案ですね。 何がなんでも1商品1登録と決め付けず、柔軟な発想で、少しでも多くのケースを見ていただき、一人でも多くのお客様の好みにヒットさせてクリックさせることを優先しましょう。 また、例えばこのパンツでは… また、全体的に一覧サムネイル画像もクリックした際の商品画像も小さいと思います。できるだけ大きく見やすくしましょう。 ![]() ![]() おちゃのこショップの外ではありますが、ichicaさんで取り組まれているブログやFacebookを拝見すると、実は先ほどご指摘したようなことを徐々に取り組まれているようです。 しかしながら、Facebookを見てよ!、ブログを読んでよ! は一部のお客様には反応が期待できるかもしれませんが、あちこちクリックさせられてドメインまで変わって移動させられるのはお客様にはわかりにくいですし、その度に客様のせっかくの興味や関心が気をそらされ、「ま、いいか」「めんどくさい!」に変化するリスクもあるのです。 Facebookやブログはファンとなったお客様への情報提供や読み物、交流の場としてであったり、お店の外から店長の人柄や知識により集客をする場合には有効ですが、商品情報の補足として使うにはオススメしません。 ![]() ![]() 私自身は洋裁の心得もなく、裁縫もやったことがないのですが、デザイン・パターンによって製作の難易度は容易なものから難しいものまでさまざまだということは予想できます。 そこで、個々の商品ごとに、製作難易度の表示などされてはいかがでしょうか? もちろん作るお客様のスキルにもよるとは思いますが…。 大まかに、初心者向け(易しい)、中難易度、上級者向け(難しい)のように、3段階~5段階位で一目でわかる表示をすると、お客様の目安になるだけでなく、チャレンジしたい気持ちを刺激して、徐々に難しいパターンへの誘導もできるようになると思います。 ![]() ![]() ![]() 持っている知識やノウハウという無形のソフトウェアを型紙・パターンとして商品化しパターンショップという大変ユニークで個性的な業態を立ち上げられたそのご苦労には感心・敬服いたします。 在庫投資、リスクも少ないとは思いますが、店長さんのキャパがお店のキャパ(限界)にもなってしまうとも思いますので、今後の展開にはなんらかの発想の転換、ブレークスルー(打破)が必要かと思います。 今一度、自店やご自身の何が【強み】で何ができるか? できそうか? 見直し、考え直す機会になれば幸いです。 また、自分だけでできることと、他の力を上手に借りたり使うことも経営者として考えてみてください。 いつでもご相談お待ちしております!(^^;) ![]() ![]() さて… オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。 実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。 この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。 |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。
おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、ご利用案内のアイコンについて欄を非表示にする方法をご紹介します。
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管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。
スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。
.help_page_7 {
display: none;
}
.help_page_7 |
display: none; |
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![]() ページごとに設定する項目 |
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おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、ページごとに設定をしておくと評価向上に繋がる設定に
ついてお話をさせて頂きます。
■ページごとに設定する項目
ショッピングサイトでは、商品の入れ替わりが頻繁にあり、ページの追加・削除も頻繁に行なわれると思われます。
そこで、ページの追加の際に設定しておくと評価向上が見込める項目について説明させて頂きます。
○ページタイトル
商品名∥共通説明文章・ショップ名
のように設定を行い、共通文章にて上位表示を狙うキーワードを自然に含めることでサイトのテーマとして検索エンジンに認識されます。
文字数として全角30文字程度が望ましくなります。
例:
静岡産茶葉∥おいしいお茶の通販ショップ【スウェルショップ】
○ディスクリプション
タイトルと同じように簡単な商品説明。共通文章のように設定を行い、共通文章にて上位表示を狙うキーワードを
設定することをお勧めいたします。
こちらも文字数として100~120文字程度の自然な文章を設定することが望ましくなります。
例:
静岡産の厳選した茶葉を産地直送で。おいしいお茶を通販するスウェルショップでは、香りと味どちらでも違いが楽しめるお茶を送料無料にてお届けします。ギフトとしてもオススメの商品が多数ありますのでぜひご覧下さい。
○キャッチフレーズ
こちらはそのページのキャッチフレーズ(見出し)となる文章を設定することが望ましくなります。
可能であれば見出しタグとして<h1>タグを設定し、検索エンジンにそのページのテーマとして認識されるようにすることをオススメします。
上記3項目につきましてはページごとに設定を行なうことで、ページの重複を避け、ページごとに正しい評価をつけることができます。
googleではタイトル・ディスクリプションについては各ページ毎に設定することを推奨しておりますので、商品追加の際に常に設定を心がけることで自然と個別化が行なえます。
★POINT
・テーマ性を強調するために共通文章にキーワードを含める
・ページ追加の際は設定を行い個別化を心がける
スウェルキャッチでは、下層ページの設定などのアドバイスも行なっております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当
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初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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