パラダイムシフトは追い風として活用したいですね号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「紡錘形(ぼうすいけい)」という形があります。SF小説などで宇宙船の形状を説明するときに使われる言葉ですが、そもそも「紡錘」って何のことだかご存じですか? 昔、糸を紡ぐときに使われたおもりのことです。糸を紡ぐ錘(おもり)だから紡錘。わかりやすいですね。英語では「スピンドル」といいます。

スピンドルは、古代エジプトでも使われた人類史上でもかなり古い部類の道具です。しかし5000年以上も使われたこの道具は、18世紀に紡績機械が発明されると廃れてしまいます。なぜ紡績機械が発明されたかというと、織機の発明によって布の生産効率が格段にアップし、糸の生産が追いつかなくなったためです。

織機は産業革命の先頭ランナーと言われます。次々と連鎖的に生まれていった発明品たちの一番手だからです。1733年にジョン・ケイというイギリスのランカシャーに住む時計職人が発明した「フライング・シャトル」が、その輝かしい第一歩でした。従来の織機の効率を2倍にしたこの機械が紡績機の発明を促し、紡績機がさらに効率を向上させた力織機の発明を呼び込み、力織機の動力として蒸気機関が使われます。

さまざまな機械が生まれることは製鉄業の進化を早め、動力として使われた蒸気機関は改良を重ねていきます。やがて蒸気機関車や蒸気船が生まれ、輸送手段の花形として君臨していきます。これらの変化が工場制機械工業を育成し、資本主義社会が誕生します。歴史上始めて、労働者という階級が生まれます。そのような社会の変化は、やがて植民地政策と結びついていきます。

こうした激変する世の中で、当時の人たちは何を考え、どのように対応していったのでしょう。次々と建てられる紡績工場を横目に、紡錘を作り続けた人もあるでしょう。また、初期の工場や機械は、たびたび暴徒と化した職人たちに打ち壊されています。パラダイム変化の中でどう生きるか。これは現代に生きる我々にとっても非常に大きなテーマです。今回の「オススメ参考書」では、そのパラダイムシフトを体現した本をとりあげます。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

おとなのIT法律事件簿

蒲 俊郎 著 インプレスR&D 刊

1,980円 (税込)

最初にお断りしておきますが、この本はアマゾンでしか買えません。そしてこの本と同一の内容の電子書籍もアマゾンで売られています。Kindle版の本書は、1200円です。さらに、本書にはユニークな特徴があります。それは、注文を受けてから印刷・製本する「POD(プリント・オン・デマンド)」で作られる本だということです。

オンデマンド印刷というのは、進化したコピー機に折機と製本機がくっついたようなもので、以前から小ロット印刷などで使われていました。アメリカでは印刷会社の波動需要用の機械として今でも重用されています。モデルチェンジ直前のカタログが品切れになった場合、「あと300部作って」という注文に、通常のオフセット印刷で対応すると非常に割高になりますが、オンデマンド印刷機を使えばリーズナブルな値段でその需要に応えられます。

そういう使い方ができるようになったのは、印刷データがフルデジタル化したここ20年くらいのことです。いわゆるDTP(デスクトップ・パブリッシング)により、チラシやカタログはもとより、雑誌や書籍までが印刷データを100%デジタル化したため、同じ印刷データがオフセット印刷とオンデマンド印刷で使えるようになったわけです。

そのオンデマンド印刷機をさらなるパラダイムシフトの道具として起用したのがアマゾンです。アマゾンの倉庫内にオンデマンド印刷機を設置し、出版社から印刷データを預かって保管することができれば、お客さんから注文を受けた本を1部ずつ作ってすぐ発送することが可能になります。短納期での受注発注システムが可能になるわけです。

これがどうしてパラダイムシフトなのか。まず、出版社の出版リスクを大幅に軽減することができます。従来の出版は印刷の常識に縛られていたため、最初に初版分の在庫を作る必要がありました。そこに数百万円の初期投資が必要なわけです。そのため新人を著者に起用したり、思い切りニッチなテーマで勝負したりするのに勇気が必要でした。

ところがPOD書籍なら、初期ロットが必要ありません。印刷データの制作費はかかりますが、経費はそれだけ。印刷費や印税は読者が1部買うごとに負担してくれるので、小さな出版社や個人出版社でもどんどん本が作れます。また、アマゾンが存在する限り「品切れ」や「絶版」はなくなります。ちなみに、アマゾンでの納期は通常の本の1日増し。つまり発注の翌々日に本が届くことになります。

すでにアマゾンのPOD出版を利用して、インディーズの出版社が多数誕生しています。アマゾンはこのシステムを年間50タイトル以上出す出版社にしか提供していませんが、「バラ売り」するエージェントが誕生したからです。KindleとPODでしか本を出さない出版社も出現しています。

おそらく近い将来、本の世界は3つに分かれるでしょう。ひとつは従来の本。これは、ある程度売れることが見込める著者の本に限られます。これは従来の出版社からリリースされます。つぎは電子書籍。割安な価格で、新しいジャンルや形態の書籍が登場するでしょう。新人はまずここからデビューします。これは従来の出版社に加えて、異業種やインディーズ、ベンチャー、個人など多様な出版社の挑戦的な市場になります。そして最後がPOD出版の本。多少割高でも紙の本が読みたいという読者に電子書籍と同一の内容を提供したり、品切れになった本を絶版を防ぐためにPOD化したりすることが想定されます。ここも多くの新参出版社で賑わうでしょう。

さて、前置きの方が長くなってしまいましたが、本書は新時代の出版を模索しているインプレスR&DがPOD出版のモデルケースとして「公募」したものです。インプレスR&Dは電子出版ビジネスの専門誌「On Deck」をEPUB形式の電子書籍として2010年に発刊している、出版界のパイオニアです。

そして本書の内容は、YOMIURI ONLINEで著者が2011年8月から連載している法律コラム「おとなの法律事件簿」からIT・インターネット分野の記事を選び出し、大幅に加筆したものです。「おとなの」と言われるとエッチな話かと期待してしまいますが、そういう意味ではありません。著者は桐蔭法科大学院大学の院長で、IT、インターネットはもとより、会社商事関係全般を得意とする弁護士でもあります。

著者は本書の重要性について、こう述べています。「インターネットの世界はドッグイヤーとよく言われます。1年が7年分の意味を持つ世界にあって、スピードが何より重視されるにもかかわらず、明確な規制の枠組みが作られるのを待って、いつまでも立ち止まっているわけにはいきません。IT・インターネットに携わる企業や個人は、既存の法規制や制度体系を前提とし、将来の規制の可能性も常に見越して新しい事業を進めていかなければならないのです」

本書は架空の相談者を想定し、実際に発生した事件などを参考にして創作した質問に対して回答するスタイルで構成されています。その内容は、すぐには陳腐化しないようなものが選ばれています。どのようなことが取り上げられているか、目次を見てみましょう。

CASE 1 SNSで不祥事続発、企業における事前の防止対策の決定打とは?
CASE 2 SNSトラブルで非難殺到、適切な“鎮火”方法は?
CASE 3 違法サイトと知らず曲をダウンロード、私は犯罪者?
CASE 4 息子が夢中のソーシャルゲーム、いったい何が問題?
CASE 5 格安食事クーポンをネットで購入、調べたらいつもその値段、問題では?
CASE 6 メール内容を解析して広告表示、通信の秘密の侵害では?
CASE 7 ネットでなりすまし被害、カード利用の代金を支払わなければならない?
CASE 8 薬のネット通販なぜダメ、再開の見込みは?
CASE 9 ネットショップから支払い済み商品が届かない。返金請求はネットモールに?
CASE 10 ネット通販で暴力団員に商品を販売したら、暴力団排除条例違反?
CASE 11 “一方的な通告”でポイントが消失した
CASE 12 格安PCのネット購入がキャンセル、納得できない
CASE 13 個人情報の流出で苦痛。慰謝料の相場は?
CASE 14 スマホで出会い系に個人情報が流出、その対策は?
CASE 15 「帰るメール」でまさかの懲戒処分?
CASE 16 昔の知り合いからネットを使ったストーカー行為、どうすればいい?
CASE 17 貯めこんだ電子マネーやポイント、発行会社が倒産したらどうなる?

ビジネスにネットを活用している人は必携の1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場
EC仙人
太田哲生

ようやく桜が終わり若葉が見えて来たのにまた寒さが戻りましたね。
こういった気候を、俳句の季語では「若葉寒」(わかばさむ)と言うそうです。
春から夏にかけて、ふと寒さが戻り冷え込む日を表す季語には、花冷え、若葉寒、青葉寒、梅雨寒 などがあるようです。

春や夏の季語なのに「寒」と言う文字が入っている。
四季の変わりゆく日本では、このように進んだ季節が、また少し後戻りなんてことはよくあります。それゆえ、こんな不思議な季語ができたんでしょうね。
ようやく上向きの兆しが見えて来た景気の方の寒さだけは戻ってほしくないですね(^^;)

今回は、まだ店長さんお一人でご苦労されているようですが、そんな上向き、前向きの日本経済を象徴するようなベンチャースピリット溢れる新しいタイプのお店です。

洋服のデザイン、パターンを型紙とレシピ(作り方)として販売されているという、私も初めて見る業態のお店です。
それでは「ダメ出し!道場」第58弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
ichica

ショップ名 :
パターンショップ ichica 様

URL : http://www.patternshop-ichica.com/

カテゴリ : ホビー、カルチャー

いつも楽しみに拝見しております。
ダメ出し道場の募集がありましたので、恥ずかしながら応募させていただきます。
よろしくお願いします。

パターンショップ ichica
小林めぐみ

ターゲットがかなり狭いと思われるお店

まず、洋裁を学んだ経験のある方やファッション業界で働いたことのある方なら、「パターン」「型紙」と言われたら、すぐに何の事かわかるのでしょう。一方でそれ以外の方は、何屋さん? かもよくわからないのでターゲットにもなりません。

では「パターン」や「型紙」の意味はわかる方でも、洋裁経験や技術を持っていない方には、これまた買いたい物があるお店にはなりませんね。

良い悪いは別にして、それくらい、対象がはっきり分かれるお店ですね。
つまり、ichica さんは、相当に対象となる見込み客が狭く、かなりお客様を選ぶお店と言えそうです。

「マニアック」という言葉は適切ではないかも知れませんが、あえて特定の趣味、知識、スキルをお持ちのお客様しか買い物できないお店というニュアンスで、マニアックな専門店と呼ばせていただきます。

毎回、マニアックな専門店さんの場合には述べていることですが…
お店の想定している一定レベル以上のお客様層だけでお店が成り立つだけの市場規模があり、十分な売上げが期待できる場合は良いのですが…、そうではなく、少しでも客数を増やしたい、客層を広げたいという場合は、お店側がその創意工夫を見せなければなりません。

ichicaさんが市場戦略をどのように考えておられるかは不明ですが…、一般論として「客数を増やしたい、客層を広げたい」前提でダメ出しさせていただくことにします。

<補足>
少数派ではありますが、あえて知識やスキルレベル・ハードルの高いお店を演出し、初心者を排除して、煩雑な問合せや手間のかかる商談を減らす意図の市場戦略をとるお店もあるということです。

何をウリにしているお店か? わかりにくい

洋服のパターン、型紙、言い換えれば洋服の形状、デザインを作り込むための設計図を売っているお店なわけですよね。
お料理やカクテルで言えばレシピ、建物で言えば建築設計図、医療で言えばお薬の処方箋のようなものですね。

その商品価値は「図面」という紙キレではなく、それを書き上げたり作り上げるベースとなる「知識・経験・センス」という「ソフトウェア」を販売されているんですよね!

食べてさえいただければ美味しさがわかるだろう料理人であっても、まずはお店に来ていただくために、ホームページなどで、どんな勉強をしてどんな有名店で何年修行したとアピールするように…、洋服のデザイナー、パタンナーもその経歴やスキルを客観的にアピールしてまずは見ていただくことは大切だと思います。

まずは…
ichicaさんの場合も小林さんのキャリアをもう少し前面に出して、「アパレルメーカーでデザイナーとして活躍した店主自らデザインしたパターンを分かりやすいレシピとともに販売!」といった、一目でわかるキャッチコピーを店頭に掲示され、お客様の関心を一瞬で掴む必要があると思います。

パターンさえあれば作れる人、パターンだけでは作れない人

ichicaさんのターゲットとされるお客様は前者だけでしょうか?

それであれば良いのですが、後者の、パターンだけでは作れない人、言い換えれば、「洋裁の基礎知識や基本スキルくらいはあるけどパターンだけで簡単に作れる自信はない人」は注文するのをためらうはずです。

「自信はないのだけれど、これなら私でもできそうかな?」
「これならチャレンジしてみようかな?」
こんな風に考えていただければ、客層は広がり注文数も増えて行くと思います。しかしながら、現状、商品ページを見ても完成品サンプルの洋服写真はあれど、肝心の商品であるパターンはチラリとも写っていませんし、レシピと呼ばれる作り方の「さわり」さえ見せておられません。

「無料パターン」として三角巾と帽子が2点ばかりPDFで無料ダウンロードできるようにはなっていますが、このような簡単なものではなく、難しそうな洋服のパターンとレシピを見ても本当に自分に作れるのだろうか? がお客様は気になり、不安に思われるのではないでしょうか?

商品がデザインやノウハウなので、買わずして盗まれるリスクを懸念されているのかも知れませんが、ほんの少し「さわり」や概要を見せて「あぁ、なるほど、簡単そう! これなら作れそう! やってみよう!」
そんな心理変化を起こさせてこそ、初めて注文ボタンを押してもらえる商品だと思います。
つまり、商品ページでの見せ方にもう少し創意工夫が必要でしょう。

一覧画像、商品画像でもっとひき付けろ!

ちょっと話が前後してしまいますが、パターンショップだからといって、わかりやすいパターンやレシピさえあれば売れるというものではないでしょう。むしろ、重要なのは「素敵!」「カッコイイ!」「カワイイ!」と思ってもらえる洋服のデザインですね。
洋服が「素敵!」「カッコイイ!」「カワイイ!」と思うからこそ「作ってみたい!」に繋がるんですよね!

では、それを一瞬でお客様に感じていただくためには?
はい、通常の洋服屋さんと同じですね! 写真がとても重要です。

1)まずは一覧写真(サムネイル画像)で数多い洋服の中からお客様の好みに合うものを見つけていただく段階。

2)次にサムネイル画像をクリックして商品ページに入っていただき商品サンプルの全体や細部を見ていただく段階。

3)その上で、その洋服のパターンやレシピがどんな内容なのか、自分でも作れそうなのか? 概要を知っていただく段階。

少なくともこの三段階がうまく機能してお客様の心理は
関心→興味→欲求 へと変化していくのです。
ichicaさんに限らず、オンラインショップとは…実物の商品を見せず、触らせず(匂わせず、食べさせず)して写真と文字だけでお客様の心理を上記のように変化させて行くことが求められる業態なのです。

このプロセスのどこかに手抜きがあればそれだけ購入確率は下がり、売上げが上がらないことになってしまいます。

具体的に改善ダメ出し!

このエプロン一覧でキッズサマンサという商品の写真…
http://www.patternshop-ichica.com/product-list/12

恐らく開店初期からある商品かなとは思いますが、フローリングの床に置き撮りでしかも影が多く商品がよくわかりません。

これでは、第一段階の関心すら持ってもらいにくいですね。
早急に写真を撮り直しされることをおすすめします。

商品ページに入ると…
http://www.patternshop-ichica.com/product/61
違う柄の生地を使ったサンプル写真もありますが、このように同じパターンでも柄や生地が変わるとイメージも変わるといった事例や説明ももっと多ければ、より多くのお客様の趣味や嗜好に合う(琴線に触れる)ことが可能だと思います。

↓↓↓↓↓ このベストなどは、黒だけでなくストライプやカラーのボーダー生地のパターンもあったりと良い例ですが、残念ながらサムネイルでは黒だけなので一覧の段階ではお客様に気付いてもらえませんね。
http://www.patternshop-ichica.com/product/56

サムネイル画像に3種写す工夫をするか、いっそのこと、商品登録を3パターンして別々の商品として見せるのも一案ですね。 何がなんでも1商品1登録と決め付けず、柔軟な発想で、少しでも多くのケースを見ていただき、一人でも多くのお客様の好みにヒットさせてクリックさせることを優先しましょう。

また、例えばこのパンツでは…
http://www.patternshop-ichica.com/product/39
メインのサムネイル画像は紺色のパンツの置き撮り写真ですが、商品ページには色違いや柄違いのハーフパンツのモノもあります。
こんな場合は、サムネイル画像を下記のように合成して1枚で複数のパターンを見せるような工夫が欲しいところですね。(合成してみました)
http://bit.ly/13USniP

また、全体的に一覧サムネイル画像もクリックした際の商品画像も小さいと思います。できるだけ大きく見やすくしましょう。

Facebookやブログでの取り組みをショップ内にも!

おちゃのこショップの外ではありますが、ichicaさんで取り組まれているブログやFacebookを拝見すると、実は先ほどご指摘したようなことを徐々に取り組まれているようです。
パターンの概要説明や写真、デザインを作り込んだり、パターンを制作して行くプロセスなども垣間見えます。

しかしながら、Facebookを見てよ!、ブログを読んでよ! は一部のお客様には反応が期待できるかもしれませんが、あちこちクリックさせられてドメインまで変わって移動させられるのはお客様にはわかりにくいですし、その度に客様のせっかくの興味や関心が気をそらされ、「ま、いいか」「めんどくさい!」に変化するリスクもあるのです。

Facebookやブログはファンとなったお客様への情報提供や読み物、交流の場としてであったり、お店の外から店長の人柄や知識により集客をする場合には有効ですが、商品情報の補足として使うにはオススメしません。
できるだけ商品の事は商品ページの中だけで完結させるようにしましょう。

その他、工夫アイデア

私自身は洋裁の心得もなく、裁縫もやったことがないのですが、デザイン・パターンによって製作の難易度は容易なものから難しいものまでさまざまだということは予想できます。

そこで、個々の商品ごとに、製作難易度の表示などされてはいかがでしょうか? もちろん作るお客様のスキルにもよるとは思いますが…。

大まかに、初心者向け(易しい)、中難易度、上級者向け(難しい)のように、3段階~5段階位で一目でわかる表示をすると、お客様の目安になるだけでなく、チャレンジしたい気持ちを刺激して、徐々に難しいパターンへの誘導もできるようになると思います。

総評

持っている知識やノウハウという無形のソフトウェアを型紙・パターンとして商品化しパターンショップという大変ユニークで個性的な業態を立ち上げられたそのご苦労には感心・敬服いたします。

在庫投資、リスクも少ないとは思いますが、店長さんのキャパがお店のキャパ(限界)にもなってしまうとも思いますので、今後の展開にはなんらかの発想の転換、ブレークスルー(打破)が必要かと思います。

今一度、自店やご自身の何が【強み】で何ができるか? できそうか? 見直し、考え直す機会になれば幸いです。

また、自分だけでできることと、他の力を上手に借りたり使うことも経営者として考えてみてください。

いつでもご相談お待ちしております!(^^;)



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、ご利用案内のアイコンについて欄を非表示にする方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。

スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

.help_page_7 {
display: none;
}


※この指定により、縦スクロールが表示される場合があります。

.help_page_7

display: none;
アイコンについて欄のみを非表示にする指定です。


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

ページごとに設定する項目

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、ページごとに設定をしておくと評価向上に繋がる設定に
ついてお話をさせて頂きます。

■ページごとに設定する項目
ショッピングサイトでは、商品の入れ替わりが頻繁にあり、ページの追加・削除も頻繁に行なわれると思われます。

そこで、ページの追加の際に設定しておくと評価向上が見込める項目について説明させて頂きます。

○ページタイトル
商品名∥共通説明文章・ショップ名
のように設定を行い、共通文章にて上位表示を狙うキーワードを自然に含めることでサイトのテーマとして検索エンジンに認識されます。
文字数として全角30文字程度が望ましくなります。
例:
静岡産茶葉∥おいしいお茶の通販ショップ【スウェルショップ】

○ディスクリプション
タイトルと同じように簡単な商品説明。共通文章のように設定を行い、共通文章にて上位表示を狙うキーワードを
設定することをお勧めいたします。
こちらも文字数として100~120文字程度の自然な文章を設定することが望ましくなります。
例:
静岡産の厳選した茶葉を産地直送で。おいしいお茶を通販するスウェルショップでは、香りと味どちらでも違いが楽しめるお茶を送料無料にてお届けします。ギフトとしてもオススメの商品が多数ありますのでぜひご覧下さい。

○キャッチフレーズ
こちらはそのページのキャッチフレーズ(見出し)となる文章を設定することが望ましくなります。
可能であれば見出しタグとして<h1>タグを設定し、検索エンジンにそのページのテーマとして認識されるようにすることをオススメします。

上記3項目につきましてはページごとに設定を行なうことで、ページの重複を避け、ページごとに正しい評価をつけることができます。
googleではタイトル・ディスクリプションについては各ページ毎に設定することを推奨しておりますので、商品追加の際に常に設定を心がけることで自然と個別化が行なえます。

★POINT
・テーマ性を強調するために共通文章にキーワードを含める
・ページ追加の際は設定を行い個別化を心がける

スウェルキャッチでは、下層ページの設定などのアドバイスも行なっております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

前回の編集後記で書いたとおり、アマゾンのPOD出版に注目しています。ビジネスに活用するための本作りには、このシステムはうってつけでしょう。私のところでもこのシステムに向けた原稿制作パッケージを作り、著者や紹介者を募集し始めたところです。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しておりますのでダウンロードしてご覧ください。(http://www.ocnk.net/pdf/manual.pdf

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net

■mixiにおちゃのこネットのコミュニティを開設しました。
【おちゃのこネットコミュニティ】http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055
※2010年3月1日よりmixiは、招待制から登録制に変更となりました。

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【garitto】http://www.garitto.com/
【おちゃのこ8】http://www.ocnk8.net/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(http://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2013 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.