もうすぐ梅雨明け、夏ばてにご用心!号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

7月も中旬に入り、いよいよ夏本番という季節を迎えます。梅雨空のじめじめした空気を、原発問題や先の見えない政局がいっそう不快にしている感のある昨今ですね。

しかしながら、今年の夏は去年の夏とどこかが微妙に違っていて、そのわずかな違いが積み重なって世の中が変化していくわけです。そのわずかな違いをキャッチして、あるいは偶然に押さえることができて、時流に乗り成功する人が出てきます。またその裏で、時代に取り残されていく人も現れます。

その差はどこにあるのか、どうすれば取り残されずに浮上できるのか。書店のビジネス書コーナーには、その種の疑問に対する答えが山積みされています。しかしどの本が一番正解に近いのかは、誰にもわかりません。

「これは当たりだ」と自分で思えるような本に出会うのは、本当に幸せなことです。自分の人生を変えるような1冊との出会いは、キーパーソンとの出会いに似ています。

本メルマガの「オススメ参考書」が、みなさんの素敵な出会いに貢献できたら、それは何よりの喜びです。そう願って、毎回本を選んでいます。

お知らせ~おちゃのこオフィスWebがリリース

おちゃのこネットの業務支援ツールおちゃのこオフィスのWeb版がご利用いただけるようになりました。

これまでは、おちゃのこオフィスをダウンロード後、インストールしご利用いただいておりましたが、Web版は普段ご利用の管理画面よりご利用可能となりました。
おちゃのこオフィスをご契約いただいてる方は、管理画面の受注管理タブよりご利用可能となっております。
是非ご活用くださいませ。

なお、旧バージョンのオフィスは、2012年12月20日まではご利用可能となっておりますので、その間にWeb版への移行をお願いいたします。
2012年12月21日からは、オフィスにログインはできません。 主な機能紹介については、下記のページをご覧ください。

おちゃのこネットオフィスについて : http://www.ocnk.net/spec/index.php?screen=office

おちゃのこネットオフィスサポートくらぶ : http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=show&cat=281617

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

小商いのすすめ

平川克美 著 ミシマ社 刊

1,680円 (税込)

本というものもひとつの製品である以上、企画、設計、製造、流通という過程を経て世の中に出てきます。といっても機械部品などとは違い、設計図などはなく、へたをすると著者の頭の中だけで完結していることがあります。ものとして捉えれば、完成原稿が設計図で、製造工程は印刷・製本が相当すると言えなくもありません。

そういう流れで見ると、本書は他の書籍とは一風変わっています。というのは、企画が決定し、原稿を作っている最中に執筆方針が大変更になったからです。著者はこう言っています。

「本書は書き始め当初のプランを大きく逸脱したものになりました。当初のプランとは、縮小する経済状況のなかで生き残っていくための経営のひとつのあり方といったものを描写しながら、商倫理論や経営論を展開しようというものでした」

しかし、原稿を進めている最中に、東日本大震災が起きてしまいます。著者はこの「事件」によって、書き手としての自分の立ち位置を再確認しなくてはならなくなりました。そして、本書の内容を震災復興に役立てられないかと考え始めます。

「3・11以降、わたしたち日本人はそれ以前のすべての仕事をもう一度見つめ直す必要に迫られました。いや、そんなことはない。今までどおりのことを粛々と、という方もおられるかもしれませんが、わたし自身は自分の仕事を再点検しなければならないと感じています。そして途中まで書き進められていた本書もまた、震災と原発の事故を受けて大幅な修正を余儀なくされたのです」

ところで、本書は最近流行の「小商い=マイクロビジネス」の起業に関するノウハウ本ではありません。著者の言う「小商い」とは、ヒューマン・スケールの訳語であり、経済成長の対極を意味する考え方を示したものです。

著者は1950年東京生まれ。1975年に早稲田大学理工学部機械工学科を卒業後、内田樹氏らと翻訳会社を設立します。現在は株式会社リナックスカフェ代表取締役で、『株式会社という病』(文春文庫)、『経済成長という病』(講談社現代新書)など多数の著書を上梓しています。

本書の内容を簡単に紹介すると、大震災とそれ以前から始まっていた「移行期的混乱」を迎えた日本の、個人と社会のあり方を探求したものです。過去のある時点から、日本は経済成長から縮小均衡の時代へと違う道をたどり始めました。それは、日本の人口がはっきりと減少を示し始めた時点からです。

縮小均衡に向かう日本社会で求められるビジネスは、経済成長時代のものとは180度異なります。効率や技術革新、消費経済ではなく、「身のまわりの人間的なちいさな問題を、自らの責任において引き受けること」が、これからの日本を生き抜くテーマになると、著者は主張しています。

産業革命以降の経済成長期に人類が実現した社会は、人間の身の丈(ヒューマン・スケール)に合ったものではありませんでした。エレベーターがなければ登ることのできない高層ビルや、人間が足で移動するためのものではない高速道路など、エネルギーとテクノロジーに依存した世の中を、人類は築いてしまったわけです。

そして、便利な道具であったはずの貨幣は金融というモンスターに成長し、金融が実体経済を牛耳るという、尻尾が頭を振り回すような現実が生まれました。これもまた、ヒューマン・スケールではない環境です。

しかし、そのようなテクノロジー社会やグローバル経済は限界に来ていました。それを端的に示したのが、サブプライムローン問題に端を発したリーマン・ショックであり、福島第一原発の事故であったわけです。人々は見ないふりをしていましたが、振り子が頂点で反対の動きを始めるように、人間社会はそれまでとは反対の方向に動き始めていました。

本書には、そうした社会に呼応して、いかに人々が生きていくべきかの処方箋がたくさん示されています。著者が見せてくれるのは、経済の成長ではなく、社会の成長を目指して人々が生きるべきだという理念です。人は自然に反しては生きられない。これまでの「当たり前」をすべて見直して、みんなが自分に責任を持って生きる。そういう社会を著者とともに考えるための1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場
EC仙人
太田哲生

日々、ネットで商品を売ろうと苦心されている皆さんと思いますが…逆に皆さんはどんなものを、どの位の頻度で、ネット購入されていますか?

私は、つい今しがたも、切れかかっていた名刺をネットで注文しました。昨夜は就寝前にふと思い出し、今週、法事で里帰りをするので土産を兼ねて田舎の親戚に贈るお中元をネットで注文しました。

一昨日も家に常備しているペットボトルの飲料をケースで発注しました。

先週は、Facebookで同級生と会話していて出てきた漫画のキャラクターが懐かしくなり、ネットで検索して一番安かった中古のマンガ本を2店舗に分けて3冊注文しました。同じく、友人との古い映画の話題から、DVDを探し注文しました。

そう言えば、先週も、情報番組で紹介されていた、地元のスーパーなどでは見たことのない珍しい野菜が美味しそうで、これまたネットで検索して取り寄せ注文したり、夏場になると毎年食べたくなる食品もいつもの店で注文しました。

一方で、ここ一週間でネットではなく実店舗で買ったものは…

夏向きのデッキシューズ(私はサイズと履き心地を絶対に確かめて買いたいので、靴は必ず実店舗で買います)

今週の法事の時に着る用の、夏向けの黒いスラックス(同じく、サイズと着心地、履き心地を確かめて失敗したくないので、ボトムは実店舗で買います)

日曜的な食料品やシャンプー・洗剤など無くなったら買い足すもの(言い換えれば近所のスーパーやドラッグストアなど行きつけの店で容易に買えるものは実店舗で買います)

必要に応じて買う場合もあれば、かなり衝動的に買ってしまう場合もありますが…一応私なりに、実店舗で買うかネットで買うかの基準があります。

1)珍しいもの(入手しにくいもの)を探して買う
産直品、全国流通や一般量販店では販売していない専門製品
レア物、業務用商品など

2)買いにくい(買うのが恥ずかしい)ものを買う
ダイエットや薄毛対策品などコンプレックス商品
アダルト関連商品など

3)買う面倒・労力がかかる(重い・かさばる)ものを買う
飲料・大容量液体(洗剤・塗料など)寝具・大型家具

4)専門家のアドバイスが必要なものを相談しながら買う
ニッチな趣味用品、専門店数が少ない商品

5)メーカー・品番がはっきりしていて最も安いものを比較し買う
本、DVD、家電、全国流通している消耗品(コスメ類)
高級ブランド品

もちろん、これは人によって異なる基準ですし、絶対的なものではないのですが…一般にはネットで買うものとして…ある程度の参考にはなるかと思います。

今回のお店は、いわゆる美容院・ヘアサロンでプロの美容師さんたちが使うシャンプー等のヘアケア製品、化粧品など「サロン専売品」に特化したお店で、上記の分類でいえば1)3)4)5)の4つにも相当する商品群で、ネットで買いやすい商品とも言えるのですが…

しかしながら買いやすい商品が売りやすいとは限りません。そこが商売の難しいところですね!

それでは「ダメ出し!道場」第40弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
サロン専売品通販店

ショップ名 :
サロン専売品通販店様

URL : http://saron.ocnk.net/

カテゴリ : 美容、健康

当店は今年で3年目に突入いたしました。
おかげさまで売り上げは伸びていたのですが、ここ最近低迷しており困っております。
商品を更新してもキャッシュされなかったり、なかなかSEOの効果が出にくかったりしている部分も気になっております。
品揃えは豊富なのでいろんなお客様に利用していただきたいです。
なんとか更なる飛躍を! と思い頑張っていきたいです!!
どうかよろしくお願いいたします。

サロン専売品通販店 浅田昭広

SEO一番なら売れるのか?

上記のご依頼文にもありますが…私どもにご相談のメールやお電話を頂く際にまず「SEOが」「検索順位が」「検索対策を」とおっしゃるお店は少なくありません。
もちろん、商売をする上で、お客様に見つけていただき、来店を促しやすくする上で、検索上位表示は当然優位にはなります。

でも、考えてみてください。
皆さんは常に一番に表示されている店で買い物をしていますか?
答えはNoですね。もちろん一番上位表示されているお店が、中身も最高レベルのお店ならば買う確率は高くなるでしょうが…逆に、レベルの低いお店であったならば…そのがっかり感も順位に比例して!? 大きくなってしまい、来店者が多い分、「残念なお店」であるということを大勢のお客様にお知らせしてしまうことになってしまいかねません。

逆に一番に表示されていても買わないのはどんな時ですか?
いろいろな理由が考えられるでしょうが…
シンプルに言ってしまえば、二番、三番手、他のお店の方と比較した際に、そちらのお店の方が魅力的な場合ですね。

貴店の主力商品ジャンルを 買う理由、買わない理由を考える

さて、今回のお店「サロン専売品通販店」さんの場合、多くのブランド、多くの種類の商品を取り揃えておられ、確かに品揃えも豊富ですね。
でも、販売されている商品はすべて、それぞれのメーカーが各自のブランドで製造販売しているいわゆる「メーカー品」「型番商品」ですね。

これらの「型番商品」は、その製品の品質や仕様は各メーカーが保証しているもので、お店の個性やノウハウはほとんど影響しにくい商品となります。
言い換えれば、お客様が買う際に最重要視されるのは、品番と価格と最低限のお店の信頼度(正規な商品を不正なく販売・配送してくれる)です。
ちゃんと届くのであれば、どこのお店で買っても良いので、「最安値のお店で買う商品」ということになります。

もし、「以前は売れていたのに、売上げが落ち込んで来ている」「お客様がリピート注文してくれない。リピーターが少ない」ようであれば、価格競争力が弱くなっていることが考えられます。

実際に、貴店がトップページで「おすすめ商品」にリストアップされている商品をいくつか検索してみましたが、貴店より1割以上安価なお店が容易に見つかりました。 つまり、価格競争力がモノを言うジャンルの商品のお店でありながら、価格競争力が十分にあるお店とはいえないようです。
当然、これらの商品を貴店で買う確率は低くなっていると思われます。

「良い物を安く」は大手流通業の正義で、自店の正義では無い

いつの頃からでしょうか?
「良い物を安く」と言う言葉が、まるで商売の合言葉のように言われ始め、通販でも実店舗でも、多くのお店が当たり前にこれを追求してアピールして来ました。
それから、デフレ日本 が始まり、経済が悪くなったように思います。

一消費者・生活者としては「良い物を安く」は歓迎なのですが…
「良い物を」よりも「安く」が一人歩きして…最近では「良い(っぽく見える)物を安く」のお店が増えトラブルを起こしたり。
「悪い物でも安く」すれば売れるじゃん! になっているような気さえします。(^^;)

すみません。(^^;)私は偉そうに日本の経済や景気に口を出せるような立場ではないですね。少し脱線しました…。
でも、ここでは…中小零細企業や個人事業の多いオンラインショップにおいては、「良い物を安く」は必ずしも正義ではないと申し上げたいと思います。

そもそも 「安く売る」とは、どういうことでしょうか?
ライバル店より、同じ商品もしくは、同等レベルでお客様が頻繁に比較検討される商品を安価に販売するということですね!

そのためには、下記の3つのいずれかを行えなければなりませんね。
1)他店より原価を下げて価格を下げる
2)他店より利益を削って価格を下げる
3)上記の両方

1)ができるのは大量仕入れでスケールメリットを出せる大手販売店か、製造コストや販促コストを削る努力や体力のある企業、もしくは人的に仕入先に対してなんらかの強い影響力・コネがある場合。

2)は、経営者の意思、気合でできなくはないですが、それでビジネスとして経営が維持できるかどうかは別で、利益を削りすぎた多くの小零細企業が潰れ続けているのが現状ですね。

3)上記両方をやれば、最も安く売ることは可能ですが、経営が続くかどうかは2)と同様ですね。

生き残っている大手さんは主に1)だから安くしても生き残れているのであって、大手でも2)に走りすぎたり、多くの小企業は安易に2)を行ってしまい潰れたり、経営難に陥ったりしているというわけです。

つまり、小規模企業、零細企業にとって安易に「安く売る」ことは決して正義ではなく、むしろ、「安くしないと売れない病」という病気と言っても良いほどの悪いことだと言えるのです。

「安い店で買う商品」を「高くても買うお店」にするには?

特定商取引法表示を拝見する限り、貴店は、法人ではなく個人経営のようですし、失礼ながらそこから推測するに、大きな資本規模で事業をされているようには見えません。

つまり、上記で言えば2)の利益を削って価格を下げなければ、「安く売る」ことが難しいお店だと思います。

言い換えれば、「安く売る」ことが、最大効果のジャンルの商品を主力にしたお店として、「安く売る」のが難しい事業体、ビジネスモデルであるわけです。

誤解なきように申し上げますが、安易に「安く売れ!」と申し上げているわけではありませんが、「安い店で買う」ジャンルの商品だけで商売をなさっているということです。

そのままだと、価格競争をして勝ち残る事だけが戦略になってしまいますが、それをできる体力や資金力があればよいのですが、そうでなければ…

他店より「高くても買うお店」にするしかありませんね。正直、そんな魔法のようなことがあれば皆がやってるはずですし、多くの商売人がそれができないからこそ、安売りに走り、今のデフレ日本があるのです。(おっとまた経済批評になってしまいますね(苦笑))

では、あらためてサロン専売品とは、何なのでしょうか?
店舗内を見てみましたが、特に説明もないようですし、店長日記を見ても、最近始められたとあったTwitterを見ても、なんらサロン業界で従事する専門家としてのコメントなどは一件も見受けられず、プロには見えません。

ほとんどのお客様は行きつけの美容院・サロンや雑誌などで、これらのブランドのいずれかを知って、直接商品名の指名買いで買い物されているのだと思われます。 貴店にふらっと入ってきて、初めて「サロン専売品」を知った上で、そこから比較検討して買われるお客様はほとんどいらっしゃらないでしょう。

でも、だからこそ、「指名商品を価格比較で買う」が主流になって、価格競争しか戦略がなくなってしまうのです。

でも、例えば…
★貴店がサロンのプロの美容師さん並、いや、それ以上の知識や情報を掲載していれば?
★シャンプー・リンス は指名買いだけど、ついで買いさせ得る利益の取れるコスメを提案できていれば?
★単品はお客様(お客様に情報を与えた店や雑誌)に任せても、組み合わせの「プロの提案」が可能ならば?

などなど、貴店ならではの付加価値や情報、強みがあれば、必ずしも安価な商品だけを買うお店ではなく、高くてもついでに買う、一緒に買うお店にはなり得るのです。

これは私の懸念に過ぎませんが…
貴店がもし実は専門店ではなく、特定卸業者のネット向きアフィリエイト(無在庫で陳列販売だけするネット店)であれば、あまり将来性はないと思いますので早めにやめられることをオススメいたします。

小規模スーパーマーケット、地方薬局の戦略を参考に!

ネットに限らず、大規模資本の大手スーパーや大手ドラッグストアに価格競争で押されながらも、地場でしぶとく頑張って生き続け、利益を出し続けている地場スーパーや小規模の薬局は意外と多いものです。

これらのお店は、必ずしも全商品、地域最安値ではないでしょうし、全商品がオリジナル自社製造のオンリーワン商品ではないですが、高くても買うお店として生き残っているわけです。

例えば…古くからある手法ですが…
玉子特売、1パック50円 お一人様1パック限り! で赤字でも客寄せし、大手他店より数円~数十円高い野菜や肉、魚もついで買いさせ、トータルで利益確保する。

売れ筋洗剤を赤字価格で特売! で客寄せしつつ、季節・時節ごとのイベント(春先の花粉対策、夏の日差し対策など)で特設コーナーを設け、ついで衝動買いをさせ、利益確保。
のような手法は実際に良く見受けられ有効ですね。

もちろん、せっかく来たからついで買いしやすい実店舗と、簡単にクリック一つで他店に行けるネットでは多少工夫が必要ですが、「送料が二重にかかる」「検索して比較する手間と時間」などはアドバンテージになるはずです。こんな一言を添えればより効果的でしょう!

「100円安い商品を探して、送料が更に600円かかる他店で買う?」
「100円安い商品を他店で探すのに1時間かければあなたの時給は100円!?」
「家から繁華街への往復交通費+あなたの時給と当店の送料490円を比べてみてください!」

では、本日はここまで!

総評

今回は本当に専門店としてのなんらの情報もなく、ただただ多くの商品を並べただけの「自販機」ショップと言わざるを得ません。

また、ほとんどメーカーの資料のうたい文句ばかりで、専門店としてのセールストークや使用感、プロとしてのアドバイスもないので、正に安売り価格競争店としか見えません。

徹底して安さ日本一を目指せる体力があれば何も問題はないのですが、そうでなければ、個人事業の信用の薄さ、資本力のなさを補うだけの情報量やノウハウ、工夫は必要でしょう。

また、競争の激しいジャンルだけに、売り方、商品企画、利益創出の仕組み(ビジネスモデル)が重要となってくると思います。

これらは小手先のテクニックではありますが、まだまだ考えれば高くても買っていただくアイデアは出てくると思います。

売り方、見せ方、SEOのテクニックと言うレベルではなく、ビジネスモデルの成長を本格的に考えられる際はぜひお気軽に相談会にお越しください。(^-^)



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、商品仕様項目欄の項目名と内容部分をそれぞれ別に装飾する方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。

スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。



.detail_sub_text table {
width: 100%;
}

.detail_sub_text_title {
width: 30%;
background-color: #CCCCCC;
border-right: 1px solid #FFFFFF;
border-bottom: 1px solid #FFFFFF;
font-weight: bold;
}

.detail_sub_text_desc {
width: 70%;
background-color: #F5F5F5;
border-right: 1px solid #FFFFFF;
border-bottom: 1px solid #FFFFFF;
}


.detail_sub_text table

仕様項目テーブル全体の指定となります。
横幅で100%を指定しています。

.detail_sub_text_title

仕様項目の項目名の指定となります。
下記以外でも指定を追加いただくことで、カスタマイズ可能です。

width: 30%;

横幅指定です。

background-color: #CCCCCC;

背景色の指定です。カラーコードはご自身で変更してください。

border-right: 1px solid #FFFFFF;
border-bottom: 1px solid #FFFFFF;

罫線の指定です。tableを配置しているエリアと同様の背景色を指定してください。

font-weight: bold;
太字指定です。※必要ない場合は削除してください。

.detail_sub_desc_title

仕様項目の項目名の指定となります。
下記以外でも指定を追加いただくことで、カスタマイズ可能です。

width: 70%;

横幅指定です。

background-color: #F5F5F5;

背景色の指定です。カラーコードはご自身で変更してください。

border-right: 1px solid #FFFFFF;
border-bottom: 1px solid #FFFFFF;

罫線の指定です。tableを配置しているエリアと同様の背景色を指定してください。

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php


決済代行会社って何?

こんにちは。ペイパルジャパン株式会社 植野です。
まだまだ梅雨空が続く季節です。スカッと晴れる夏が待ち遠しいですね。

「仕組みからわかる決済」、第5回です。

今回は、「決済代行会社って何?」です。

前回の解説で、オンラインでのクレジットカード決済では、オンラインショップとアクワイアラーの間には「決済代行会社」が介在する、というお話をしました。以下の図です。
覚えていますか?

今回はこの「決済代行会社」とは何なのか、を具体的に解説していきます。

1. システム的な役割
リアル店舗においては、与信処理を行う時にはCAT端末にクレジットカードを通すことでアクワイアラーにクレジットカードの情報や売上金額を送信しますが、オンライン決済においては物理的にクレジットカードを渡してもらえないためCAT端末を利用することができません。

そのためCAT端末が行なっているのと同じような通信をECサイトのシステムからアクワイアラーに対して行わねばならないのですが、そのためにはクレジットカード決済のネットワークに接続をしたり、予め定められた形式での通信を行ったりと、技術的なハードルがかなり高く、ひいてはシステム構築に多額の費用がかかってしまいます。

決済代行会社はECサイトに対して、
- クレジットカード決済ネットワークへの接続代行
- システム的に簡易な接続の仕組みの提供
を行うことで、ECサイトがより簡単にアクワイアラーに対して必要な情報を送ることができるようになります。

具体的には、
- 決済代行会社へのECサイトからの接続にはインターネットが利用できる(高価な専用線などを使う必要がない)。
- 決済代行会社の用意するプログラムや仕組みを使うことで、ECサイトのサーバ上で標準的に用意されている機能のみで情報をやり取りすることができるため、安価にクレジットカード決済システムを構築できる
という利点があります。

2. 契約面での役割(包括契約)
前回までの解説で、クレジットカード決済を行うには店舗はアクワイアラーと加盟店契約を結ぶ必要がある、というお話をしました。
しかし実際問題として、どこのクレジットカード会社をアクワイアラーとして選べばいいのか、また手数料の交渉はどうすればいいのか、など、決済に不慣れな一般のECサイト運営者にとっては分からないことが多く、アクワイアラーと加盟店契約を結ぶというのは非常にハードルの高いものとなっています。
また、アクワイアラーは通常Visa/Masterブランドで1社、それ以外にJCB、Dinersなどのブランドも扱う場合はそれぞれのブランド毎に加盟店契約が必要となるため、複数のアクワイアラーとの契約が必要となります。しかしそれぞれのアクワイアラーによってアクワイアラーからの入金サイクルが異なったりして、経理上の管理が煩雑になりがちです。

決済代行会社は、上記の点を解決するために「包括契約」(呼称は決済代行会社によって異なる場合があります)と言われる仕組みを用意しています。
これは、ECサイト運営者に代わって決済代行会社がアクワイアラーとの契約や交渉を代行してくれる、というものです。またECサイトへの売上金の入金もアクワイアラーからではなく決済代行会社から行われます。このため直接の加盟店契約だとアクワイアラー毎にバラバラな入金サイクルも、「包括契約」によって全ブランド分がまとめて入金されるようになり、経理上の処理も簡便化されます。

3. 複数の決済手段の提供
決済代行会社は、クレジットカード決済だけではなく、その他の決済手段(コンビニ決済、電子マネー決済)などを用意していることが多く、システム的に同じ仕組で複数の決済手段を簡単に導入できるようになっています。

以上のように、決済代行会社はECサイトでの決済導入において非常に心強い味方であると同時に、決済の中核を担う存在でもあります。
現在、決済代行会社と言われる会社は世の中に数十あるとも言われます。自社のECサイトにオンライン決済を導入するにあたっては、
- 導入したい決済(クレジットカード決済、コンビニ決済など)をサポートしているか
- 導入したいクレジットカードブランドに対応しているか
- 取り扱い商材やビジネスモデルに制約はないか
- ECサイトのシステムで動作可能か
- 料率や条件は見合っているか
という点を比較検討して、決済代行会社を選定する必要があります。

次回は、決済代行会社経由でクレジットカード決済を導入する際の、技術的な詳細について解説します。

[今回のまとめ]
包括契約

決済代行会社が店舗に代わってアクワイアラーとの加盟店契約を代行してくれること。
また売上金についても決済代行会社から入金される。


PayPalウェブペイメントプラス
https://www.paypal-japan.com/wpp/

PayPal
ソリューション画像

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

発送方法のお届け日時について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、発送方法単位でお届け日時指定を不可にする方法をご紹介します。

おちゃのこネットの管理画面→[ショップ運用設定]→[送料設定]ページお届け日時指定欄から「購入者にお届け日時を指定させない 」にチェックを入れて下さい。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281592&id=588&artlang=ja


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

SEOに適したサイト作り2

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は前回に引き続き、「SEOに適したサイト作り」についてお話しさせていただきます。

■《SEOに適したサイト作り2》

今回も「SEOに適したサイト作り」として簡単に修正できる項目についてご紹介させて頂きます。

●文章と画像をバランスよく使ったコンテンツ作りを心がける

前回はコンテンツ内容についてご説明しましたが、今回はコンテンツの作り方についてご説明いたします。

文章内容が上手に作られていても、ただ縦長に書いているようではユーザーにその内容が伝わりにくくなります。

小説や事典に挿絵が入っているように、サイト作成でも画像を適度に差し込んだ方が内容が伝わりやすくなります。

検索エンジンはコンテンツの内容を解釈し、ウェブサイトがユーザーのニーズをどれだけ満たしているのかを判断します。

画像を適度に使用し、見やすいコンテンツ作りを行うことで、コンテンツの多様性が高くなります。

ユーザーにとって見やすいサイトになると共に検索エンジンからの評価も上昇します。

画像の使用方法として管理画面から画像をアップして、使用したい箇所に<img>タグを用いることで画像を使用したコンテンツの作成ができます。

スタイルシートを利用する事でレイアウトの調整もできますので、ぜひお試しください。

検索エンジンは画像内に書かれている文章を読み取ることができません。

検索エンジンに画像内の文章を認識してもらうためには、代替えテキストであるalt属性を設定する事が重要となります。

alt属性は画像が表示されない時の代替えテキストとして使用されます。

検索エンジンは画像内容の補助属性としてalt属性を利用しますので、画像の説明文として正しく設定してあげましょう。

画像と文章を上手に配置して見やすいコンテンツを作ることが、検索エンジンからの評価向上や、アクセスしてきたお客様がより興味を持ってくれるサイト作りに繋がります。

見やすく分かりやすいサイト作りを心がけましょう。

★POINT
・コンテンツは文章だけでなく画像を使う
・画像にはalt属性を設定する

ただキーワードに関することを羅列したり、意味のない画像の使用はマイナス評価に繋がることもあります。

設定にお悩みならスウェルキャッチサービスにご相談下さい。

次回もさらに引き続き、「SEOに適したサイト作り」について紹介させて頂きます。

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

最近は「ライトノベル」と呼ばれる中高生向け小説から次々とメガヒットが生まれてきます。先日、著者の一人をTwitterでフォローしたら、即日フォロー返しされました。やはり勢いのある業界の人たちは積極性も違うなあと感心させられました。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しておりますのでダウンロードしてご覧ください。(http://www.ocnk.net/pdf/manual.pdf

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■mixiにおちゃのこネットのコミュニティを開設しました。
【おちゃのこネットコミュニティ】http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055
※2010年3月1日よりmixiは、招待制から登録制に変更となりました。

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