『デザインセンス』を磨いてますか?号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

みなさんはきっと、Twitterやfacebook、mixiなどのSNSを使いこなしておられることと思います。そこでお訊ねしたいのは、「どんなアイコンをお使いですか?」ということ。ご自分の顔写真を筆頭に、イラスト、お子様やペットの写真、愛車や趣味のグッズ、草花、マークといろいろでしょう。

でも、ちょっと考えてみてください。そのアイコンは、あなたという人物を表現するのに最適のビジュアルなのでしょうか? 顔写真だとしたら、表情、構図、服装、ライティングなどのすべてに合格点が付けられるベストショットでしょうか。イラストやマーク、顔写真以外のビジュアルの場合、誰もがそれを見てあなたを思い浮かべることができるものでしょうか。

まさか「No Image」やデフォルトのグレーのシルエットのままにしている人はいないと思いますが、最初に登録した時、適当に「これでいいや」とアップしたものを、見直さずにそのまま放置している人は結構多いものです。またその逆に、他人が覚える暇もないほど頻繁にアイコン画像を取り替えている人もいます。自分が飽きたという理由だけで、周囲のことを考えていない行動です。

SNSにおけるアイコンは、あなたをもっともシンプルに表現するデザインツールです。ネット世界の表札と言ってもいいかもしれません。そこをおざなりにしていると、ネットでのビジネスの姿勢まで疑われてしまいかねません。

ということで、今回のオススメ参考書は、あなたのデザインセンスを磨くのに役立つ本をとりあげます。

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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

デザインセンスを身につける

ウジトモコ 著 ソフトバンク新書

798円 (税込)

タイトルを見ただけでは、「デザイナーになるための本」と勘違いされてしまうかもしれませんが、本書は美術コーナーに置かれるべき本ではありません。一般の人が自己表現としてのデザインを学び、自分の「やりたいこと」をスムーズにやり遂げるためのツールとして「デザインセンス」をとらえるための入門書なのです。

冒頭でSNSのアイコンについて触れましたが、それは本書からのパクリです。著者はアイコンだけでなく、プロフィールやハンドルネームも、SNSでは大切にしなければならないと説きます。なぜなら、それらは企業でいえば「会社案内」に相当するものだからです。

世の中にこれだけデザインされたものが氾濫している現在、「デザインは専門家に依頼して作るもの」というのが一般の人のデザインに対する考えでしょう。でも著者は、「それは違う」と言います。「デザインはすでにできあがったものを見栄え良くする飾りではない」というのが著者の主張です。

第1章の「センスとは何か」と第2章の「なりたい自分をデザインする技術」で、著者はSNSのアイコンについて深く掘り下げていきます。なぜ猫の写真ではダメなのか、顔を出さずに自分らしさをアピールするにはどうすればいいか、「ふさわしさ」のデザインとは、「クラス感」とは何か、…etc。

そして第3章の「プレゼンはデザインで勝負」では、パワーポイントによるプレゼンテーションで「勝つ」ための方法が伝授されます。「アイキャッチ」「キービジュアル」「フォーマット」「キャラクター設定」「トーン&マナー」「誠実さや高級感」といったキーワードを学びながら、「あなたらしさ」をどうやってプレゼンに盛り込んでいくかを考えます。

第4章の「デザインでブランドが育つ」では、ブランド構築を含めたデザインマーケティングが語られます。「アイデンティティのデザイン」「シンプルデザイン」「自信をデザインする」「個性的であることを恐れない」といった興味深いテーマが、実例つきで並んでいます。

最後の第5章は、「デザインがわかると未来が見える」です。「モチベーションを高めるデザイン」「あなたの夢をデザインする」「メッセージのデザイン」「未来をデザインする」と続いて、デザインが何を可能にするかを見せてくれます。

本書を通読すれば、「デザインは専門家に依頼するもの」という固定観念は読者の心から完全に消滅するでしょう。デザインはセンスであり、見せ方・見られ方の基本であることがはっきり認識できるようになるはずです。

著者の言う「ワンキャッチ・ワンビジュアル」が心にしみた人は、Twitterで140字いっぱいに雑多な話題を詰め込むことはしなくなるでしょう。ホームページやブログの表現方法も、わかりやすいものに変わっていくことでしょう。つまり、デザインは専門家のものではなく、すべての人が備えていなければならないスキルだということです。

本書にはデザイン入門書のような専門用語のオンパレードはありませんが、必要最小限に絞られた専門知識は解説してあります。たとえば黄金比や三分割法、ハイアングルとローアングル、色相と色濃度などです。とてもわかりやすく解説されているので、本書に出てくる専門知識はすべて覚えておくといいでしょう。

著者は現役のアートディレクターなので、本書には著者が関わった広告デザインなども事例として掲載されています。オールカラーの本ではないのですが、部分的にカラーページが使われていて、とても説得力があります。

本書の帯には、こんな表記があります。
「デザインがわかると、なりたい自分になれる」
「説明がうまくなる」
「わかりやすい資料が書ける」
「ツイッターのフォロワーが増える」
「チームの士気が高まる」
「進むべき未来が見える」
この中のひとつでも実現するのなら、798円という価格は安ものではないでしょうか。


EC仙人のダメ出し!道場
EC仙人
太田哲生

皆さんはオンラインショップを経営されているわけですが…
ではご自身はどのくらいネットでお買い物をされているでしょうか?

セミナーなどで挙手していただくと…「自分はほとんどネットで買い物しない!」って店長さん、実は少なくないんです。(^^;)

「自分はネットで買い物しないけど、ネットで売ろう」とは、かなり虫のいい話ですねぇ~。かく言う私は、そうですねぇ…結構なネットショッピングフリークだとは思いますが…

週に1件~2件、月に4~10件程度のネットショッピングはするでしょうか。でも決して多いほうでもないでしょうし、贅沢品をお取り寄せしているわけでもありません。

おもに、本と、重たい飲料や、近所の店では売ってない、買い置きしておきたいレトルトなどの食品類、絶対的に安く価格比較して買いたい家電品などが主で、いわゆる必需品類がネット購入のメインです。

逆に服や靴などサイズがあるもの、お茶やコーヒー、酒類など比較的近所でどこでも買える種類の軽い物、肉・魚や野菜などの生鮮品は産直で、よほど美味しそうなモノを2~3日待ってでも欲しい時以外はめったに買いません。(食べ物は買ってすぐ食べたい、せっかちなので)

最近では、ネットで売ってないものはないのでは? という位に、ちょっと検索すれば何でもがネット通販で販売しているお店を見つけられます。 自動車なんて当たり前、ログハウスや飛行機、船、墓石まで売ってる店があります。

先日の、サンキャッチャーやスキムボード、爬虫類の専門店さんのように、誰もが知っているわけではなく、需要も限られる商品の場合は、ネットでの市場規模は小さく、購入対象者も少ないであろうことは想像できますよね。でもそれだけに競合店も少なく、広く薄く全国に散らばっている見込み客を掴まえるには、ネット販売は向いていると言えます。

一方で、今回の「海苔」のように、日本人ならば、ほとんどの人が買うだろうし食べるだろう商品だけど、逆に近所のスーパーや食品店など、日本中どこででも買える商品だと、また違った難しさがあるのです。

さて、そんなお店はどんなことを考えれば良いのか?
今回は、ページがどうとか写真がどうとかではなく、少しビジネスの考え方、組み立て方の側面からダメ出ししてみます!

それでは「ダメ出し!道場」第38弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
鳥山海苔店

ショップ名 :
鳥山海苔店様

URL : http://www.torinori.com/

カテゴリ : 食品、飲料

この度は当店のHPのダメ出しをおもいっきりしていただきたくお願い申し上げます。

おちゃのこ様にお世話になって3年ほど経過しましたが、その間の売り上げは微々たるもの……

実店舗の仕事にかまけて、最近は更新もままならず放置状態……

年間使用料が安いからまあいいやなんて気もあったのですが、初心を振り返ればそんな気持ちではなかったのも事実です。

やはりここは一念発起!
売り上げに結び付けられるホームページにしたいです!

商品には自信があります!

どうかよろしくお願い申し上げます。

鳥山海苔店 鳥山浩司

誰もが知っている、どこでも買える商品、だからこそ必要な事

海苔、焼きのり、味付け海苔は、日本人ならほぼ100%に近い人が食べたことがあるだろうし、日常的にも食す食品ですね。でもそれだけに近所のスーパーマーケットやコンビニにでも行けば当日中(数十分以内に)口にすることができる食品でもあるわけですね。

つまり、「ここじゃないと買えないから、ネットでわざわざ買う!」という商品では決してないわけです。

もちろん海苔のグレードや品質にも色々あるのでしょうし、鳥山海苔店さんでは江戸前の千葉産の海苔にこだわっていらっしゃるようで、それには、鳥山海苔店ならではの【強み】もあるのだとは思います。

しかしながら、一消費者として貴店を拝見したときに、近所のスーパーではなくて、わざわざネット通販で、そして鳥山海苔店さんで海苔を買うだけの理由や動機が、正直沸き起こってはきません。

誰もが知ってる、どこででも買える商品だからこそ、必要なことは鳥山海苔店で海苔を買う理由、動機です!

言い換えれば、

「あぁ!この店で海苔を買ってみたい!」
「あぁ!この店の海苔を食べてみたい!」
「あぁ!この店の海苔を贈りたい!」

と思わせることです。

ここまで読んで、
「あぁ、太田はわかってないなぁ、ウチの海苔はね!…」と、反論や セールストークが、もしスラスラと出てくるのであれば…

今の貴店のページに足りないのは「それ!」です。
「それ!」が瞬時に、端的に、お客様に伝わるお店になっていないのです。

逆に、反論やセールストークが出てこないのなら、ネットでわざわざ貴店で買うだけの理由がない! ということになります。まずは【強み】や【動機】を作ることから始めましょう!

そもそも、海苔はネットで売れるのか?

さて…そもそも… 海苔という一般的な商品はネットで売れるのでしょうか?

まずは、ネット上での海苔の「需要」を調べてみましょう。
ネットでどのくらい、海苔が購入されているか? 購入したい人がいるのか? がわかれば言うことはないのですが…
残念ながらそんな数字はどこにも公表されてはいませんね(^^;)

そこで…「海苔」がどのくらい検索されているか? で考えてみましょう。
オンラインショップを経営されていれば、ご存知の方も多いかと思いますが、Yahoo!で検索した際に、右や上の部分に「スポンサードサーチ」という枠で表示される広告=Yahoo!リスティング広告があります。

試しに「海苔」で検索してみると…こんな感じです。何件もの海苔専門店の広告が上部、右部に表示されますね!
http://bit.ly/L2KpcO

このリスティング広告を正式に申し込んで利用すると、専用の管理画面の中に、「キーワード アドバイスツール」というシステムを使えるようになるのですが、これを使うと、Yahoo!における月間検索数の予想値(1カ月に大体何件くらい検索されているか? の予想値)が調べられます。

鳥山海苔店さんに関連する「海苔」等のキーワードと、その他一般的な食品ジャンルの代表的なキーワードの月間検索件数をいくつか調べてみました。

海苔

16,000件

焼き海苔

3,000件

焼海苔

800件

焼きのり

400件

やきのり

100件

─────────────
全部合わせても 20,300件 ですが…

では、ネット通販で流通量の多い主な食品ではどうでしょう?

ワイン

360,000件

ステーキ

210,000件

日本酒

160,000件

かに

110,000件

カニ

60,000件

27,000件

マグロ

70,000件

まぐろ

28,000件

コーヒー

230,000件

紅茶

130,000件

お茶

120,000件

日本茶

24,000件

メロン

55,000件

キムチ

46,000件

こんな感じです(2012年6/12日現在)。格段に検索回数が多いですね!

もちろん、一般的な情報を得るための検索数も含まれますので、必ずしも全部が通販ショップを検索する目的での検索数ではありません。
それでも世の中の需要の数の規模をある程度は反映していると思います。

「海苔」関連キーワードは全部合わせても月間2万件ほどしか検索されませんが、通販食品の横綱級と言われる、「カニ」関連や「ステーキ」では20万件ほどで、「海苔」の約 10倍。「ワイン」は月間36万件で実に18倍の検索数があります。

単純な発想で、きっちり比例とはいかないまでも、「需要」の大きさもその差に近いものがあると思います。

では、「供給」の方はどうでしょうか?
これも単純比較ですが…

楽天市場だけですが 検索して 「供給」の目安として 商品数と販売店舗数を調べてみました。

ワイン

83万商品

3910店

カニ

44万商品

2180店

ステーキ

5万商品

1500店

海苔

6万商品

1507店

販売商品数でいえば楽天内だけでも「ワイン」は「海苔」の14倍、「カニ」は7倍ですが、販売店舗数でいえば「ワイン」は2.6倍、「カニ」は1.5倍、「ステーキ」販売店より「海苔」販売店は多いのです。

つまり、「海苔」のネット市場は需要・ニーズとしての潜在市場規模はそんなに大きくないのに、競争はそれに比較すると 供給店舗過多で、小さな市場で競争は激しい! という推測ができるわけです。

意外や、海苔を売ってる店は楽天だけでも1500店超え! ライバルは多いんですね!

ちょっと乱暴ですが、えいやぁっ! でワインショップと海苔店を比較・概算すれば、18倍の市場で2.6倍の店舗数ですから、ワインショップは1店舗あたり海苔店の 約7倍のニーズ(注文数)があると計算できます。

これまた客単価が違いますので単純計算はできないかもしれませんが、ワインショップほどは売れないだろうけど…平均的なワインショップの7分の1くらいの注文数はあってもおかしくないという計算にはなるわけです。

これはあくまでざっくりとした数字の机上論に過ぎませんし、概算や仮定が多いので正解とは言えないでしょうが、まったく見当違いということでもないでしょう。ざっくりとした目安として目標設定の参考にはなるでしょう。

さて「そもそも海苔はネットで売れるのか?」の結論を申し上げれば、海苔のネット販売での成功は決して容易ではないということです。

でも、月商で500万円~1000万円売ってるワインショップはざらにあります。同じように月商500万円~1000万円の海苔店を目指すのはかなり難易度が高いといえますが、7分の1の月商 70万円~140万円くらいの海苔店なら、目標にしても決して夢物語ではないといえます。(※客単価は通販の平均値としてほぼ同じと仮定した場合)

本当に大雑把な概算のシミュレーションかも知れませんし、正確な基礎データは得ることができないので間違っているかもしれませんが、このように知りえる数字や情報から少しでも根拠を持って市場規模や販売予測、目標設定を立てることは大切なことです。

ただ、やみくもに月商100万円超え! 500万円超え! 1000万円突破! などという目標設定をされる店舗さんも多いのですが、それでは絵に描いた餅、根拠のない ただの夢に過ぎません。

少しでも根拠を持って数字を捉え、適切な目標設定をし、それを超えることを狙うなら、次にそれを達成するために、どんなプラスαの商品や仕掛け、戦術、戦略をとるか!? を考えるようにしましょう!

よく知らない店でいきなりギフト(贈答)を贈ることは少ない

さて鳥山海苔店さんの商品は ほとんどがギフト品ばかりのようですが…
私も、お中元やお歳暮などの贈答として海苔を贈った経験はありますが、その際は、先様も知っているだろう有名なブランドや、海苔のブランドは有名でなくとも、有名な販売店(百貨店)から贈ることが多いと思います。

それを超えて、有名ではないお店から、贈答の品 を贈る場合は、産地やメーカーが有名な場合や、もしくは普段自分が購入し食べている美味しくて安心できる商品だからこそ、贈り物に選ぶ! というのが一般的ではないでしょうか。

しかしながら、貴店にはまず

●ブランドがない

鳥山海苔店がまず知られていない。
海がなく、海苔との縁が 想像しにくい群馬県前橋市の店
ほとんどのお客様は 鳥山海苔店の海苔を食べていない

●個性や強みがない

スーパーや百貨店で買えるような商品ばかり
品数も少ない
価格競争力もない

●シズル感(食欲をそそる演出)がない

食欲をそそる写真やキャプション(写真コメント)がない
キャッチコピーや説明文、お客様の感動の声が少ない

はっきり言って食品店としての基本がないないづくしで、まして、大切な贈り物を任せるには、それ以前の、満足感や信用ができていないのです。

おそらく、大きく勘違いされているのは…
実店舗では66年間もの長きに渡って商売をしてきていらっしゃるので、「売れている商品を並べれば、ある程度は売れるはず!」と思われたのでしょうが、それは信用と実績のある、限られた群馬県前橋市でのことです。

長年の実績や、地元でのお客様、飲食店さんなどとの取引で培った評判や信用があってのことですし、競合するお店も恐らくそんなにないでしょう。

しかしながらネットに一歩踏み出したとたんに、全国の海苔店がライバルになるわけですし、そこには東京の一流の海苔専門店もあれば、全国規模の百貨店や食品店など、海苔を販売するすべてのお店がライバルになるのです。

実店舗と同じ商品、価格、販売方法で簡単に成り立つほど甘い世界でもありません。ネットにはネットに合わせた戦略構築が必要です。

まずは自家需要商品で固定客を捕まえリピーターに育てよう!

上記でも述べましたように、いきなり知らない店で贈答に使うギフト商品を買うお客様も少ないですし、割高感のあるギフト用商品を自家用に買うお客様もあまりいらっしゃらないものです。

創業66年の貴社の実店舗でも きっとそうであったように、1件1件、お1人お1人と、お得意様、リピート客様が増えていった筈です。

これは勝手な憶測ですが、百貨店での催事・物産展、食に関するイベントへの出店、大きな広告費をかけたチラシやCM等、過去にチャレンジして、一度に多くのお客様を掴まえたご経験がおありかもしれません。

でも、一気に何百何千人のお客様を掴まえるような画期的なイベントはそんなに低コストで簡単にできるものではありませんよね。

むしろ、ほとんどの会社、お店は普段はコツコツと1件1件、お1人お1人とお得意様、リピート客様を得ていったはずですね。

ネットでも同じです。
大きな広告出稿をチャレンジして、一か八か大勢の集客をして一気に大量のお客様を獲得するようなお店もありますが、多くはコツコツと商品の良さを伝え、買い物経験、使用や試食をしていただいて、気に入ったお客様に1人1人リピーターになっていただくものなのです。(大企業はこれにあらず)

そして貴社の商品、対応、サービスに満足したお客様の中から、「貴社商品を贈答に使おう!」「鳥山海苔店ならギフトを任せて安心!」と思っていただいて、ギフト品の注文が増えていくものです。

そのためにはまず【自家用の商品】【お試し(試食)商品】が必要です!
商品と品質、価格のバランスに自信がおありならば、ぜひお客様が試しやすい価格設定で(赤字にならない範囲で)儲けは度外視の「お試し商品」や、ヘビーユーザーを囲い込みやすい、「お徳用セット」、「業務用セット」、見切り品やB品をお買い得にした「訳有りセット」などの企画は必要でしょう。

老舗の専門店さんは、こういった安売りを嫌がる傾向がありますが、ネット通販で見込み客を掴まえるには、これらの企画は常套手段ですし、避けていてもライバルに客を奪われていくだけです。

安易な安売りで利益を削るのではなく、利益を確保する賢い安売りを

絶対的な 付加価値商品、他社には絶対真似できない高級品や高品質商品があったり、貴社に素晴らしい認知度やブランド力でもあれば少数でもしっかり利益も得られる上客を獲得できるのですが、そうでなければ、同等品、類似品が多い商品ジャンルでは「価格競争」は避けては通れません。

ただ、安易に利益を削った安売り合戦をする「価格競争」ではなく、スケールメリットで割安だけど、客単価を上げて、まとめ買いをしていただき、相対的な受注業務コスト(1件の注文を処理するのにかかるコスト)を下げてトータルで見たときの利益率を上げることで利益を確保し、ヘビーユーザー・上客を確保するのが生き残る店舗の賢い「安売り」です。

つまり、
2000円 粗利率40% の注文客5名= 10000円 粗利 4000円 より
10000円 粗利率30% の注文客1名= 10000円 粗利 3000円 でも
受注対応&梱包出荷コストが 1件300円かかれば
営業利益は
上が 4000円-1500円=2500円
下が 3000円- 300円=2700円 で 200円 利益が多い! ということです!

それでも安売りはしたくない!なら 新商品開発を!

まずは売上げを上げていき、顧客を増やすためにはぜひ上記も取り組んでいただきたいのですが、それでも安売りはしたくないし、商品で差別化したい! とおっしゃる場合は、「新商品開発」が重要です。

「新商品開発」なんて言うと、専門の知識や研究開発が必要!? なんて難しく考えられる方も多いのですが、そんなことはありません。

例えば…
昔からある 天津甘栗を剥いただけで「甘栗むいちゃいました」なんて商品がヒットしたのは有名ですね。

もちろん、どう低コストで剥くのか? 剥いた栗を乾燥させたり変質変色させずにどうパッケージ化するか? などの工夫はあったと思います。

でも、ハイテクで専門的な優秀な人材がいなければ絶対にできない商品でもないはずですね。

「海苔」という大昔から日本人の食文化に当たり前にある商品だからこそ、皆が当たり前だと思って改良や改革をしないままに、仕方なく不便に思っているようなこともあるのではないでしょうか?

また、例えば、おにぎり の海苔ひとつとっても東日本では「焼き海苔」が常識ですが、関西や西日本の一部では「味付け海苔」が常識です。(コンビニおにぎりも味付け海苔バージョンが売られています)

全国を相手にするネット通販なら、全国の食文化の違いや特徴を知れば、商品のヒントは まだまだあるはずです。

ざっと考えるだけでも、まだまだいろいろとアイデアが浮かびます(^-^)
(続きはぜひ相談会へお越しください!(笑))

では、本日はここまで!

総評

とりあえず、実店舗の商品を並べただけの「自販機」ショップと言わざるを得ません。海苔の自販機がないように、自販機で経営が成り立つほど容易に売れる商品ではないのだということでしょう。

売り方の工夫、商品企画の工夫、そして事業として成功させ他社より一歩抜きん出るには、商品開発も必要となってくると思います。

ホームページの改善というレベルではなく、ネットを活用した新たな海苔ビジネス経営の観点があれば、ぜひお気軽に相談会にお越しください。

古き確立された業界にこそ革新や改革のチャンス、ヒントがあるものです。(^-^)



ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。 おちゃのこネットの岡野です。

恐らく本メルマガの人気No.1コンテンツ、「ダメ出し!道場」。これを楽しみにご覧頂いている方も多いことと想像致します。
さて、前回も告知させて頂きましたが、今回の鳥山海苔店さんで診断希望者さんのストックがなくなってしまいました。太田仙人の診断を無料で受けられる貴重な機会ですので、是非手を上げるお店さんはご連絡下さい。
皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。
確かに皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。
改めて登場希望者さんを募集します!
今ならお待ち頂くことなくすぐに掲載されますので、どうぞふるってお申し込み下さいませ。

本コーナーでの診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー

さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、カート内のポイント、クーポン適用部分のtable背景色を変更する方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。

スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。





#cart_table_point .td_color1 {
background-color: #000000;
}


#cart_table_point .td_color1

背景色用の指定となります。
#000000のカラーコードをご希望のカラーコードに変更してください。

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php


私のお金が、お店に払われるまで(その1)

こんにちは。ペイパルジャパン株式会社 植野です。
多くの地域で梅雨入りして、ジメジメした季節がやってきました。体調管理には十分に気をつけてくださいね。

「仕組みからわかる決済」、第3回です。

今回は、「私のお金が、お店に払われるまで(その1)」です。

皆さんがクレジットカードでお買い物をすると、当然、その場では現金は払いません。でも店舗の人は買った商品を渡してくれます。
これはいったい、どういうカラクリになっているのでしょう。
今回はイメージを分かりやすくするために、リアル店舗でのお買い物を例にとって説明します。ネット上のお買い物でも原理は一緒ですが、その詳細は次回解説します。

1. 支払い能力の確認 (与信)
店舗でクレジットカード払いをする時、皆さんは当然ながら店舗の人にクレジットカードを提示します。店舗からすると、提示されたクレジットカードにちゃんと支払い能力がある、つまり店舗にお金が支払われることが担保されないとお客様に商品を渡す訳にはいきません。
そのために、店舗はまず、提示されたクレジットカードに商品代金の支払い能力があるかどうかを、その店舗が契約しているクレジットカードブランドのアクワイアラーに確認します。
この確認作業のことを「与信」を取る、と言います。また別の言葉で「仮売上」とも言います。

皆さんは、店舗の人が何かの機械の溝みたいな細い隙間にクレジットカードをシュッとスライドさせているのを見たことがあると思います。あの機械、一般に「CAT端末」と呼ばれています。CAT端末はそのお店が契約しているアクワイアラーとネットワークで繋がっていて、機械で読み込んだクレジットカード情報(クレジットカード番号や有効期限)と売上金額をアクワイアラーに伝える役目をしています。
アクワイアラーはもらったクレジットカード情報及び売上金額をそのクレジットカードカードの発行会社(イシュアー)に転送し、イシュアーはそのクレジットカードで売上金額の支払いができるかどうかをチェックして、支払い能力ありの場合は「承認番号」をアクワイアラーに返答します。そしてアクワイアラーはそのイシュアーからの返答をCAT端末に送り返します。結果がOKであればCAT端末は伝票をジコジコと印刷し始めます。

皆さんが店頭でも経験したことがあるように、上記のような一連の処理がほんの数秒の間に行われているのです。

この一連与信処理で、店舗は提示されたクレジットカードに売上金額の支払い能力があることが確認でき、かつアクワイアラーはイシュアーから発行された承認番号を根拠に、売上金額を店舗に支払うことを保証します。

2. 本人確認
次に店舗はクレジットカード所有者の本人確認を行います。具体的には伝票にサインをしてもらい、そのサインがクレジットカード裏面のサインと一致しているかを確認します。最近ではICチップ対応のクレジットカードであればサインの代わりに暗証番号の入力で本人確認をしているケースもあります。
ただしネット上の決済の場合、この本人確認のプロセスを行うことができません。ここがリアル店舗での決済とネット上での決済の大きく異なるところです。この違いについては、次回以降、解説します。

3. 売上報告(売上)
クレジットカードの支払い能力も確認し、クレジットカード所有者の本人確認も完了、これで安心してお客様に商品を渡すことができます。しかし、これだけではまだ店舗には商品代金は入って来ません。
最後のステップとして、店舗はアクワイアラーに対して、お客様に実際に商品を渡した(販売した)ことを、与信時にもらった承認番号とともに報告しなければなりません。以前はこのためにお客様にサインしてもらった伝票をアクワイアラーに送付する、ということが必要でしたが、最近はCAT端末が売上報告を行なってくれる機能を持っています。
この処理のことを、「売上」を上げると言います。また「仮売上」に対する言葉として「実売上」とも言います。

ここまで説明した、「与信」、「本人確認」、「売上」の3ステップを経てはじめて店舗にはアクワイアラーから売上金が支払われます。

次回「私のお金が、お店に払われるまで(その2)」では、今回解説したリアル店舗での決済がネット上ではどうなっているのか、についてお話します。

[今回のまとめ]
与信(仮売上)

クレジットカードの支払い能力を確認すること。アクワイアラー経由でイシュアーが確認を行う。支払い能力がある場合はイシュアーは「承認番号」を発行する。

売上(実売上)
取得した与信を使って実際に商品を販売したことをアクワイアラーに報告すること。与信、本人確認と合わせ、売上処理が行われてはじめて売上代金はアクワイアラーから支払われる。


PayPalウェブペイメントプラス
https://www.paypal-japan.com/wpp/

PayPal
ソリューション画像

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

決済一覧

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、決済方法についてご紹介します。

おちゃのこネットでは、各種決済方法が利用可能ですが、随時決済代行会社さまとの連携で決済方法を追加しております。
先日もイプシロン、ソフトバンクペイメントを新たに追加させていただきました。

詳細は、下記の一覧ページをご確認ください。
https://www.ocnk.net/spec/index.php?screen=settlement_co



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

ペンギンアップデートの対応と回復事例

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は前回説明いたしましたペンギンアップデートについて
スウェルキャッチでの対応と経過を実例を挙げてご紹介いたします。

■ペンギンアップデートの対応と回復事例

下記はペンギンアップデートの影響で順位を落とされてしまったお客様の
順位の経過になります。


下がったしまった時期などからペンギンアップデートによるものだと判断して、
原因と思われる箇所の調査をしたところ、
・ページのキーワードの詰め込み
・自動登録と見られるリンク集からの被リンク
の二点が主な原因と見られましたので解決のために以下のような対策を行いました。

●キーワードの詰め込みについて
サイト内の画像の代替テキストとして使用させるalt属性への過度なキーワードの詰め込み、隠しテキストと呼ばれる設定による文章とキーワード量の崩れが原因となっておりました。

画像のalt属性とは、画像が表示されないときの代替テキストとして使用され、検索エンジンはalt属性を見て画像の内容を判断します。
そのため、alt属性へ過度にキーワードを詰め込んでいるとページ内へ過度にキーワードを詰め込んでいることと変わらずにペナルティを受ける可能性があります。

また、合わせて隠しテキストと呼ばれる設定も利用しており、ページ内のキーワードバランスが崩れておりました。

解決として
『alt属性には画像に合った自然な文章や画像に表示している文章をそのまま入れる』
『隠しテキストの設定を解除、または削除をする』などしてページ内のキーワード量の調整をすることで対応が出来ます。

●自動登録と見られるリンクについて
ウェブマスターツールに登録することでサイトについているリンクのリストを確認することができます。

そちらからリンクの確認をしていき、マイナス評価の受ける可能性のあるリンクを抜き出し、可能な限り削除することでリンクの評価を取り戻すことができます。

自動登録のリンク集であれば大抵はリンク集の管理画面などから削除ができます。
また、関連性のないサイトからのリンクであればサイトの管理者に連絡をとり、削除して貰うことが必要になります。

上記の二つの改善を行うことで元の順位とまではいっておりませんが徐々に回復していることがわかります。
また、ペンギンアップデートの重要なところとして、1ヶ月ごとに自動更新で評価が行われていることになるため、どんなに早い対処をしても次の更新までは結果が出ないことが多くなります。

元の順位に戻らない理由としては、削除したリンクが今まで多少プラスに働いていたが、マイナスになってしまったことでその分の評価がなくなってしまったことが原因と考えられます。
マイナスになったものを削除してその代わりになるように再びリンクをつけたりなどの対策を行うことで元の順位に戻ることも可能となります。

前回もお話させていただきましたとおり、適切な対応を行うことが順位回復の近道となりますのでまずは原因の調査をしましょう!

★POINT
・適切な対応のためには調査が大事
・自動更新のため、すぐに回復しないことがある

スウェルキャッチで、4月下旬からアクセス数や順位が下がり、ペンギンアップデートが原因と思われるお客様への調査と対策をしております。
ご相談だけでも承っておりますので、まずはスウェルキャッチにご連絡下さい!

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

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編集後記

ついにfacebookの友達数(278名)がmixiのそれ(275名)を抜き去りました。SNSとしての勢いの違いですから仕方がないと言えますが、mixi日記にはfacebookにない利点が多いので、なんとも残念です。mixiに挽回を期待したい今日この頃です。
(おちゃのこ山崎)

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