「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

2009年最初の「おちゃのこ通信」をお届けします。
といっても世の中はすっかり正月気分も失せ、あの手この手の販売戦略を繰り広げている真っ最中。「おちゃのこ通信」もエンジン全開でスタートします！
さて、新聞を開けばいたるところに「不況」の文字が躍っていますが、それに惑わされると「ムード不況」のスパイラルに落ち込んでしまいます。
実際に影響を受けているのは北米市場で稼いでいた企業と、海外投資をしていたお金持ちなのですから、私たちは気持ちを引き締めてしっかり前に進みましょう。
お客様が必要とする商品を、適正な価格で提供している人には不況はないはずです。

(1)貴ショップを自己紹介ください。
中華芸能（華流）関連商品を多数取り扱っております。
取り扱いのほとんどが現地輸入品で、日本ではなかなか入手が困難な商品をファンの皆様にお届けしております。

まだまだ日本で認知が高くない現地（香港・台湾・中国）のスターの関連グッズ を多数取り揃えており、「ファンになったけどどこで買えるのか分からない。」 「現地のサイトでは日本語が通じなくて不安。」というお客様に安心してお買い求めて頂けます。見ているだけでも楽しくなるように日々サイトの更新も行っており、ファンの皆様の日々の生活が楽しくなる手助けとなれるよう頑張っております。

(2)ネットショップを始めたきっかけやこれまでの簡単な歴史をご紹介ください。
元々1995年に神戸の元町で香港雑貨を扱うお店として実店舗をオープンしました。
それから少しづつではありますが、来客頂いたお客様のご要望で芸能グッズ(CD やVCDなど）を取り扱うようになりました。やがてそれが口コミなどで広がり全国のお客様から通販を希望されるお声を頂き、電話通販をはじめ、時代の進歩と共にネット通販を開始しました。ちょうど2000年の夏でした。

(3)ショップ運営には、特にどういう点にポイントを置いておられますか？
お客様の日々の楽しみにして頂きたいので、毎日の更新を心がけております。 また、サイトに掲載されていない商品でもお気軽にお問い合わせ頂ければ、現地から取り寄せしたりもしています。
神戸と渋谷に実店舗を構えている事も、安心してご利用頂ける事に繋がっていると思います。サイトで注文頂いて実店舗で受け取れるようにしたり、サイトに掲載されていない商品を現地から取り寄せたり、お客様が何を望んでおられるかを常に考え、サービスの向上に取り組んでおります。

(4)集客のために、どういう手法を取っておられますか？
パソコン用のメルマガ、携帯専用のメルマガ、店舗でのチラシ配布、overture、アドワーズを利用しております。

(5)おちゃのこネットのどういう点がお役に立っていますか？
まず第一にコストパフォーマンスが非常に高いと思います。
登録商品点数も5000件と他社さんと比べても多いです。（実は当社では5000件で も足りない実情がありますが）さらに携帯サイトも対応しているので顧客層の幅広さにも対応できるので助かっています。商品の掲載から受注まで一括してスムー ズに行える上、とても分かりやすいので現場スタッフへの教育も行いやすいです。

(6)その他、おちゃのこネットについて、ご意見・ご感想があればどうぞ
商品登録点数がもう少し多ければ（別料金が発生しても構いませんので）助かり ます。もちろん現状でも多い方だというのは認識しております。
あとは、携帯サイトのレイアウトなどの自由度がもう少し高ければ嬉しいです。
おかげさまで携帯からの受注が全体の半分を超え始めておりますのでもっと凝っ たトップページに出来たらと考えております。

■いかにも香港・台湾を思わせる色調のサイトですが、それでいて下品にならず、安心感を与えるデザインになっているのは、実店舗と通販の長いキャリアによるものでしょう。

「香港スター・台湾アイドルの関連グッズ」というと、きわめて趣味性の強い商品ですが、マニア向けとしてだけではなく、ちゃんと初心者のための配慮もなされていて好感が持てます。

たとえばトップページ左カラムの上にある「迷っちゃったら」というコピー。単なるインデックスへの誘導を越えて、初めて来訪したお客様への配慮がうかがえます。アウトレット商品を眺めているうちに、つい「カリスマレアグッズ」も覗いてみたくなります。

会員登録をうながす告知をはじめ、要所にオリジナルイラストが配されているのもよいアイデアです。このイラストがあるのとないのとでは、会員登録する率がずいぶん違うはずです。メルマガで買ってくれるお客様を増やすためには、会員として囲い込むのが一番ですから、これは光る施策といえるでしょう。

そして、「香港王攻略ガイド」や「現地との太いパイプ」、「実店舗が関東と関西に」などの情報は、この商売に対するショップ側の大きな自信を感じさせます。これを読めば、お客様は安心してお買い物ができます。「SOLD OUT商品が目につく」という状況も、購買心理をあおるスパイスになっています。

今回はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。