ドロップシッピングが流行の兆し〜でも賢く使わなきゃダメよ!号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

こんにちは、おちゃのこ伊藤です。秋本番、朝夕めっきり涼しくなったかと思うと、昼間は結構暑かったりして、毎朝、着るものに頭を悩ませますね。…なんてこと言ってるうちにも、ヒタヒタと冬が近づいてきてるわけで。そう思うと、急に焦ったりするのは一体なぜなんでしょう?ま、マイペースで行きましょうかね〜。

レポート〜「ドロップシッピングの謎」

去る2006年9月30日、「ドロップシッピングの謎」
http://www.kansai-soho.or.jp/dropshipping/ )というイベントに参加しました。 ドロップシッピングって何?から始まって、サービスを提供する電脳卸ドロップシッピングさんとドロップシッピングジャパンさんのプレゼンがありました。

日本では、まだ始まったばかりですので、正直なところどのサービスプロバイダーも走りながら整備していくという感じですが、結構つぼを心得た質問もあって、関心の深さを感じさせるイベントでした。

ところで、プレゼンの中でほ〜と思ったのは電脳卸さんの「既に始めている人の20%は、今あるショップサイトの商品構成を補完するためにドロップシッピングを利用されている」というお話。つまり、品揃えに悩んでおられたショップが、ドロップシッピングという仕入れルートをうまく活用されているということですね。

ドロップシッピングをアフィリエイトユーザーの次のステップとして「もっと儲かる」と喧伝する向きがありますが、そもそも真剣に商売をしたいのに商品が(少)ないショップと、製品の販売ルートを持たないメーカーや新しくルートを開拓したい卸会社などを結びつけるものですので、決して楽して儲けるための打ち出の小槌ではないことを忘れないようにしたいものです。


おちゃのこでも、ドロップシッピングの開発が進んでいますが、あくまでEコマースを支援するためのツールとして提供したい考えです。ですので、おちゃのこネット・ユーザーは、今お使いの管理画面から簡単に商品の仕入れができるようになります。あまり寒くならないうちにリリースしたいと思っていますので、楽しみにお待ちください。

オススメ参考書〜読んだら即実践してみよう!

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

クリス アンダーソン (著) 篠森 ゆりこ (翻訳)

1,785円 (税込)

「ロングテール」という概念を初めて提唱したのがこの本の著者です。いわゆるニッチで販売数量の少ない商品でも、積分すると無視できない売上げを確保できていることを意味します。在庫数に制限のないオンラインショップにおいてこそ実現する現象で、もっとも顕著な例はご存じアマゾンですね。年に1冊しか売れない本でも、まさに「ちりも積もれば山」、ものすごい売上げになっているそうです。また、アップルのiTunes Storeでは、取り扱っている百万曲以上の楽曲の中で一回もダウンロードされなかった曲はないそうです。

ロングテール理論を6つに集約した中で、著者は「ニッチ商品の入手コストが劇的に下がってきた。(中略)インターネット市場は、小売りの経済形態を根本から変えつつある。おかげで、多くの市場で提供できる商品の種類は実に多様になった。」と言っていますが、この指摘はネットショップを営む上で非常に示唆に富んでいます。

これからは誰もが同じブランド商品を仕入れて売るのではなくて、市場は小さくても自分が愛情を注げる、またはこだわりの部分を表現できる、そして同じ嗜好を持つ消費者との共有空間を持てる商品、そういう商品を販売するという発想が必要になってきます。

この本では豊富な事例を引いて、これからのネットショップのあり方をロングテールを通して解説されています。是非一読ください。

外部サービス活用編(4)〜ブログのススメ

や、ブログと言えば知らない人はいないくらいの流行りようですね。おちゃのこネットでも、「店長日記」のページをご用意していますが、外部のブログサービスを利用することも可能です。集客の意味でも効果的ですので、今回はその辺をご紹介します。

ころで、ブログをただの日記と思ってる方もまだまだ多いんじゃないでしょうか。もちろん、日記と考えて日々のショップ運営にまつわる様々なことを書きつづっていけばイイのですが、もう少し仕組みも知った上で活用すれば効果もあがります。

えば、ブログはそもそもGoogleやYahoo!などの検索エンジンにヒットされやすい構造を持っています。ここ最近、検索するとどんなキーワードでも数多くのブログサイトがヒットして表示されるのもそのためです。調べものをしているときには、ちょっと鬱陶しくも感じますが、逆に言えばそれだけ露出する機会が多いと言えます。

すので、ブログを自ショップサイトの広報手段として意識することも必要です。つまり、ショップで扱う商品にまつわるこぼれ話や裏話、あるいは、「こんな風に使ってみたらよかった」的なトピックスなど、日記風で構わないのでツラツラ書いてみましょう。検索エンジンにうまくヒットすれば、ブログ経由でショップサイトに誘導することも可能です。コツは、記事中に商品名を出したら、そこからショップサイトにリンクを張っておくことです。ついでに、記事の末尾にでもさりげなくショップサイトのURLを記載しておくのもイイですね。あくまでも、さりげなく。

た、ブログはそれを読んだ人がその記事内容を元に自由に自分のブログを書いたりします。この時、トラックバックというリンクを張って、その元ネタであるブログを表示することがありますが、リンクが増えるとその元のブログが検索エンジン対策(SEO)的にランキングが高くなる効果が期待できます。

こで、このトラックバックを利用してキャンペーンを張るのも一案です。つまり、特定のブログに対してトラックバックすることを条件にプレゼントキャンペーンを実施すれば、大量のリンクが発生して検索エンジンで上位に表示されたり、また、トラックバック先のブログからクチコミ効果を期待できます。


だ、ブログの一番の効果は、書き続けていくことであなたという人が見えてくるということです。その人となりを消費者にウソ偽りなくお伝えすることで、そのショップに対する信頼感も増します。何も、いいカッコをしようと言うのではありません。自分の扱う商品に対する愛情やこだわりの一言があるだけでも、読む人にはしっかり伝わるものです。

は、ブログは日記のように書いて終わりというツールではありません。アメリカでは、読んだ人が何か書き込んで来て、そこでまた情報交換が始まるといういわば会話のためのツールとして活用されています。前述のトラックバックやコメントは、消費者の声をダイレクトに聞くとても重要な機能ですので、必ずチェックしておきましょう。また、コメントをいただいたときには、簡単でもイイのできちんとお返事しておきましょう。


来、こういう作業はメルマガでしていました。もちろん、今でもメルマガは重要なツールなのですが、ただ、どうしても形式的に堅くなりがちです。それはそれで、とても大切なことなのですが、長く継続しようと思うと、かなり重荷になることも確かです。その点、ツラツラと書けるブログですといくぶん気が楽にできるので、何とか継続できるものです。そして、継続することで蓄積できる情報の価値も高まってきます。

だし、ブログはあくまで受信者の任意に受信設定されますので、どこのどなたが読んでいるかは判りません。ですので、ブログと並行して、メルマガを発行することでメールアドレスを確保するという2段構えで実践されるのも一方法です。内容は、書きためたブログをいくつかまとめたものに簡単な近況などを添えた増刊号的なものでも構わないと思います。中には、メルマガでしか読まないという人も確かにおられますので。


お、ブログには新規記事を投稿したというのを知らせるping という機能があります。ブログから送られたそのpingを受け取って、作成順にトップに紹介してくれるサイトがありますので、登録しておくことをお勧めします。詳しくは下記サイトを参照ください。

ブログをみつけてもらう〜ブログの賢い宣伝方法
http://page.freett.com/ven/finding-blog.html


お、おちゃのこネットでは、下記のブログに対応していますので、「デザイン管理」の「表示とレイアウトの設定」画面で、「店長日記」欄にご利用のブログのURLを入力してください。



対応ブログ一覧

livedoorブログ seesaa blog ココログ ブログ人
Type Pad MOVABLE TYPE gooブログ ウェブリブログ
exciteブログ      

独自ドメインについて

Googleにはエイジングフィルタ(Aging filter)という仕様が存在します。これは新規に取得した独自ドメインが、数ヶ月間(1ヶ月〜半年)Googleにインデックスされなかったり、インデックスされても上位に表示されないという現象です。
※スパムではなく、正当なSEOを施していてもフィルタにかかる場合があります。

「じゃあ、独自ドメインはダメなの?」と疑問を抱く方がいると思いますが、決してそうではありません。独自ドメインは、ブランディングの向上や、URLの短縮などが期待できますので、むしろおすすめです。

ネックなのは、このエイジングフィルタ(Aging filter)です。しかし、必ずフィルタにかかるわけではありませんし、対策がないという訳ではありません。 対策としては、WEBサイトを持つことが決まったらすぐに独自ドメインを取得し、サイトオープンの告知などを行う簡単なページを用意しておくと、数ヵ月後のサイトオープンまでにフィルタから外れているということが可能になります。

ドメインでSEOに大きく影響があるのは、エイジングフィルタ位ですので、お好きなドメインでWEBサイトを持つことがいいと思います。

ちなみにドメインやファイル名にキーワードを含めても、大きな順位変動にはつながりません。(MSNは例外のようですけど・・) ユーザビリティの点から見て、そのサイトやページにふさわしいドメイン・ファイル名にすることが最も自然です。

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このコーナーでは、実際におちゃのこネットで開業・運営されているショップさまをご紹介します。
pleasure(プレジャー)様 カテゴリ:ファッション:アクセサリー、時計

(1)貴ショップを自己紹介ください。
pleasureは天然石をメインに、14kgf(14金張り)やシルバー925などを使用したアクセサリーショップです。私自身が石が大好きで、当初はいつも身に付けられるよう自分の為のアクセサリーを制作しておりました。知人の勧めもあり、この美しさや楽しさを皆様にもご紹介できたら、と展示会などで販売を始め、もっと常時ご覧いただけるようにネットショップを開店致しました。

(2)ショップ運営には、特にどういう点にポイントを置いておられますか?
商品に使用している石の良さや個性を理解していただけるよう詳細画像と説明文に力を入れています。また「自分が欲しいと思えるもの」と言う指針を曲げないよう自分自身の納得がいく商品だけをご紹介するよう気を付けております。

(3)集客のために、どういう手法を取っておられますか?
天然石のアクセサリーショップは沢山ありますので、一度でもサイトを覗いてくださった方に、もう一度足を運んでいただけるよう気を付けています。たとえば飽きられてしまわないよう、新作をコンスタントにUPしたり、TOPページのフラッシュ画像を変更するなどしてページに変化をもたせるよう気を付けています。また、基本的なことですがお買い物をしてくださった方やお問い合わせくださった方には誠心誠意、親身に対応をするよう心がけております。

(4)おちゃのこネットのどういう点がお役に立っていますか?
簡単にネットショップを立ち上げることができ、システムも充実しているので、本当に助かっています。またメールのやり取りなど、個人でショップを運営しているとHDが壊れてしまった時などに全データが消えてしまう可能性がありますが、万が一そのようなことが起きてしまった場合にネット上に管理データ(受注一覧等)が多少なりとも残るので、安心感をもつことができます。

(5)その他、おちゃのこネットについて、ご意見・ご感想があればどうぞ
送料の設定は今でもかなり複雑ですが、いつか発送方法の選択ができ、お選びいただいた発送代金からお買い求め金額に応じた割引を自動ですることができたら、思っております。

■「ひとりごと」と題する日記ページでは、材料の石にまつわる裏話や失敗話を等身大で語られていて、読んでいるうちにショップに対する親近感がどんどん増してきますね。アクセサリーに興味をお持ちの方には、なかなか楽しい内容ではないでしょうか。もちろん、ご自身の経験に裏打ちされた生の声だからこそ読む人の胸に響くわけで、うわべだけ真似をしてもなかなかこうはいきませんね。
日記のページ以外にも、フリーページを利用されて「石の特性と意味」や「素材とお取り扱いについて」など、読んでためになる情報を来店者に判りやすく提供されています。こうした情報提供は、そのショップの信頼度を確実にアップする格好の手段です。また、掲示板の質問にも、とても丁寧に対応されていて、大変好感が持てますね。もちろん、商品説明も製作者の愛情が溢れんばかりのテキストで語れています。
注目は、売り切れ商品を別ページに掲載して、その中から気になるアクセサリーがあればお問い合わせに応じてお作りできるところ。これこそ、SPA(製造小売り)の強みですね。
今回は、ご協力有難うございました。

編集後記

今号での「おちゃのこネット使い倒し講座」はブログを取り上げましたが、気軽に始められるサイト更新ツールとして一番のオススメです。コツコツと書いているうちに積み重なってくるものは、結構価値あるものになってたりして自分でも驚きますよ、きっと。是非に。機会があれば、今大流行のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)もいずれ取り上げてみたいと思います。お楽しみに!

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
  また、マニュアルもご用意しておりますのでダウンロードしてご覧ください。(http://www.ocnk.net/pdf/manual.pdf

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なお、mixi自体は参加に招待が必要ですので、アカウントをお持ちでなければご招待します。
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