「健康オタク」と呼ばれるような方は、皆さんの身の回りにもきっといらっしゃるでしょう?
〇〇は血圧にいいらしいよ!
□□はボケ防止にいいんだって!
△△がガンに効くってよ!
などなど、健康や病気に関連する食品や栄養成分、習慣などについて、良かれと思ってアドバイスしてくれる方は日本全国各地(いや世界中?)にたくさんいらっしゃいますよね(^^;)
特に中高年〜シニアの持病や体調不良などが多くなる世代になるほど多く、シニアが集まれば会話の大半は病気や健康の話(苦笑)
「良いもの」を教えてくれるだけなら良いのですが…中には「身体に悪いもの」「リスクの高いもの」をやたらと並べ立て、不安をあおってくる人も少なからずいらっしゃいます(汗)
●●を食べ過ぎると高血圧になるよ!
■■はコレステロールが高くなるってよ!
▲▲は食べ過ぎると糖尿病になるよ!
▼▼はガンになるから絶対やめた方がいい!
なんて決めつけて注意を促して(脅して?)くる人も少なからずいらっしゃいますよね。
「健康オタク」はちょっと表現は悪いかもしれませんが、「体調や健康にとても繊細に気を使っている方」は現代社会にはとてもたくさんいらっしゃいますし、それらに関連する産業の規模はとても大きく、健康関連のネットショップもとても多いです。
本当に医学や生化学的な根拠がある良いものもあれば、かなりオカルトチックな怪しいものまで様々で、正に「玉石混淆」(ぎょくせきこんこう)です。
「玉=宝石=価値あるもの」と「石=価値のないもの」が入りまじっている状態→善いものと悪いものが一緒にまざっていることを意味します。
→教訓としては
何が「良いもの」で何が「悪いもの」かに気を付けて、それらを見極める眼力・能力を常日頃から鍛え養っていくことが大切だ! ということだと思います。
売る側のお店の立場では「石」ではなく「玉」だけを売りたいですし、「石」を「玉」だと偽って売ったりしないように気を付けたいところですね。
それにはしっかりとした医学や科学の知識を学び、「根拠」や「証拠」に基づいて説明しながら商品を販売するように心がけていかなければなりません。
せっかくの「玉」も磨いて光を当てなければ曇って「石コロ」にしか見えませんし、「石」を磨いてワックスや色付けして「玉」に見せかけるような売り方は詐欺や犯罪にもなりかねません。
医療・医薬・科学といった信頼できる根拠のある「玉」を誠実に販売して欲しいものです。
さてさて、今回のお店は食品ではありませんが、国やWHOなどの公的機関でも「健康に影響を及ぼす可能性がある」としている「電磁波」を防ぐアイテムを専門に開発・製造・販売されているメーカーさんの直販ショップサイトです。
携帯電話や高速デジタル回線、町中に増えていくWi-Fiスポットや違法な改造をされた高出力無線機、諸外国の新たな電磁波兵器など、電磁波に関するリスクや不安要素は増えていく一方で、関心を持つ消費者や潜在ニーズを持つ消費者も増えていることでしょう。
そうした中で、今回のお店は果たして「玉」なのか「石」なのか?「ダメ出し!道場」始まりです!
mamodenpa というアルファベットの単語は馴染みのない単語なので、直感的にはわかりにくいです。まもるでんぱ→マモデンパ?
トップページ第一画面にお店のキャッチコピーやサブタイトルなど「何のお店なのか?」を一瞬で伝える説明が欲しいです。
SEO的にもヘッダー、タイトルに 店名とキャッチが必要です。
例)
電磁波対策ウェア専門ブランド mamodenpa マモデンパ 守る電波
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イメージ画像も 子供と妊娠中のお母さんのお腹、赤ちゃんの画像だけでキャッチコピー、キャプションなどの文字がないので、ともすれば第一印象は「ベビー用品のお店?」と誤解されかねません。
店長、社長にとっては当たり前になり過ぎている自社のビジネスを、今一度、「初見の方に10秒で伝えるならなんと言う?」のように考えて、お店のキャッチフレーズを文字にして看板画像の右に掲載しましょう。
例)
mamodenpa
電波調査のプロが開発した電磁波シールドウェア専門ブランド
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電磁波が健康にどう悪いのか? は当サイト内では不明瞭でよくわかりませんが、動画などから、当社製品(ウェア類)が明らかに携帯電話などの電波をかなり高い効率で防いでいるのはよくわかります。
電磁波が良い悪いは別にして、「まずは防げる商品群である!」という点をもっと強調し印象付けることが重要なのではないでしょうか?
例1)
紫外線やブルーライトが目に悪いことを証明せずとも、まずはこの眼鏡がこんなにカットできる! ことをアピールする。
例2)
未知の細菌がどれほど身体に悪いかはまだ不明でも、まずはこのマスクがあらゆる菌類を通さない! とアピールする。
例3)
風力発電所や電気給湯器のヒートポンプの発する低周波の音波が健康に与える悪影響はまだまだ未解明だが、このイヤホンのノイズキャンセル機能が低周波音波を防ぐことをアピールすれば魅力に感じる顧客層は相当数いるはず。
これらと似たようなロジックなら、うさん臭くなく安全な論理展開であると思います。
それができた上で、電磁波のリスクをエビデンスを示しながら少しずつ掲載していけば良いと思います。
社長の小林さんにお電話でインタビューさせていただきました。
当事業を立ち上げる以前は情報漏えいセキュリティ機器の販売業を経営されており、その一貫で不正電波・不正通信電波等の検出調査業務、健康被害に係る高周波電磁波・低周波電磁波等の検出調査業務をされておられました。
ライフワークとしても空間を飛び交うさまざまな電波(電磁波)を調べておられました。
新たに携帯電話の基地局が近所に建った法人顧客から機械類の不調、個人客から体調不良の原因が電磁波にあるのでは? と調査の依頼を受けることが多くあり、電磁波対策としての防止/防護アイテムに興味が湧き調べたのがきっかけだそうです。
価格面・機能面でなかなか納得できるアイテムが市場にないことがわかり、それなら自分が開発してやろう! と開発に闘志を燃やされてきたそうです。
現在は調査業務などは止めて、この電磁波対策アイテムに特化して奥さまと、娘さんと共にmamodenpa の企画、開発、製造、直販をされているそうです。
既存の導電繊維を使った電磁波を反射して透過させずに防ぐウェア類に加え、現在は金属粉を使った電磁波を吸収する新たな素材を開発中で、それができたら建材等新市場にも拡大を狙っておられるそうです。
おちゃのこサイトやネットでの情報発信、更新などは娘さんが担っておられるとのことですが、子育て中ということもありお忙しく、なかなかSNSでの情報発信までは手が回っていないご様子。
私は大学では理工学部出身で、基本的な科学の素養はあるつもりですが、社長のお話は直接口頭で聞けば十分に「なるほど」と説得力のある内容でしたが、残念ながら現状のサイトにはそれを論理的に裏付けるような客観的な第三者エビデンスが掲載やリンクされていませんので、怪しさが拭い切れてはいないと思います。
「電磁波対策商品」というカテゴリーで見れば、怪しい他社製品も多いため、うさん臭い目で見られることも多いのがもどかしいところのようですが、自社も十分なエビデンス(根拠・証拠)をしっかり調べてまとめたり、掲載していくところに手が回っていないのが現状のようで、そこが当面の課題だと感じました。
似たようなアイテムが多く、違いがわかりにくいものがあります。
例)
商品カテゴリー:トップス
https://www.mamodenpa.net/product-list/5
の、
電磁波シールドタンクトップ【男女兼用】 [EMC-331UDW]11,800円
電磁波シールドタンクトップ【男女兼用】 [EMC-322UDW] 8,800円
は一覧の品名、品番だけでは違いがわかりません。
電磁波シールドタンクトップ(3枚セット) [EMC-302TTP]は上のど
ちらの3枚セットなのでしょうか?
それぞれをクリックして商品ページに入り、見比べればフィットタイプかゆったりタイプかの違いがやっとわかるのですが、それでも個々のサイズをそれぞれメモして比較しないと差がわかりません。
実店舗なら横に並べて違いが一目瞭然でわかると思いますが、オンラインショップでもそういう比較選択判断ができるような見せ方が求められます。(比較表など)
その他、Tシャツ、アウター、コート類などにも違いがわかりにくいものが見受けられます。
SOLD OUT品も多いですが、近日中の再入荷の見込みがあれば良いですが、今後は入荷しない、もしくはかなり先まで入荷しないものは一旦、倉庫に入れるなり掲載を取り下げないと、購入意思決定のブレーキになります。
近日中入荷見込み品は、品名に「●月●日頃入荷予定」などと記しておけば、SOLD OUTにせずとも注文が受けられます。
結構種類が多いので、お客様を迷わせると決めきれず注文できなくなってしまいます。自分にはどの商品が合うのか? を誘導してさしあげましょう。
例)
頭を守りたい方は帽子!
妊婦さんへのプレゼントなら腹巻、レギンス、ショーツ!
内臓(心臓、肝臓、胃腸など)を守りたい方はシャツ類!
お腹(胎児)を守りたい方は 妊婦用!
生殖系臓器を守りたい方はパンツ!!
アウターに響かない(外から見えない)のはタンクトップ!
睡眠時の安心を得たい方は毛布!
在宅時の安心を得たい方にはカーテン
などなど…
→ こんな方にはコレ! というパターンをいくつか用意して提案し、購入を促していきましょう。
予算に余裕のある方はあれもこれもすべてを買って、あらゆるケースで電磁波を防ぐことができるでしょうが、限られた予算で電磁波を防ぎたい方は何を優先したいのかによってオススメのアイテムが変わると思いますので、ニーズやタイプやシチュエーションごとの提案を用意すると良いでしょう。
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社長のプロフィール、スタッフ紹介など…
トップページ下部の「私がマモデンパの店長です」のコーナー。
ご家族3人の笑顔でフレンドリーな雰囲気の写真は「お店」としては良いのですが、一方で「メーカー」としての確固たる信頼感の面ではやや軽くも見えてしまいます。
社長のプロフィールや経歴をできるだけ具体的に述べて、理系技術者であること、電磁波に苦しんだり悩まされたりしていた顧客の話など、できるだけ具体的なストーリーやエピソードを語るなどすると、より信頼感が感じられる店長&スタッフ紹介になると思います。
また社長と「スタッフの2人」というあいまいな表現ではなく、奥様と娘さんも、はっきりと名前や立場を明記して、娘さんも自らが妊娠〜子育て中のママであり、mamodenpaの製品を身に着けたり、子供にも使って安心の中で子育てできている点などをメッセージとして発信されるのが良いと思います。
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【SNS活用が効果的な商品群です!】
普通のファッションアパレルではなく、機能性が最優先される商品ですので、SNSでの付加価値の情報発信や啓蒙活動は重要です。
まずは Instagram をメインに発信していくのが良いと思います。
リール動画投稿をメインに、新規フォロワーを増やしていきましょう。
自分ユースだけでなく、「妊婦さんや小さなお子様のいる方へのプレゼントに!」という提案は効果的だと思われます。
Instagramリール動画はYoutubeのショート動画にもそのまま転載できますので、ぜひ休眠中の Youtubeアカウントも復活させましょう。
余裕があれば、X、Facebook もぜひ同じ動画の投稿で良いので運用していきましょう。
全体としては、
1.「電磁波そのものに関する解説・説明」
2.「電磁波のリスクに関する解説・説明」
3.「当社製品の電磁波を防ぐ機能、能力に関する説明」
4.「当社製品によるベネフィットの説明」
3に関しては動画で充分に説明できていますが、
4に関してはまだ充分に説明できているとは言えません。
電磁波が防げるから「安全」と言えるのか?
それとも電磁波が防げるから不安感が減り「安心」できるのか?
根本である1.2.に関しては公的機関や第三者の専門家など、客観的な信頼度の高い機関や専門家視点からの資料や論文など、科学的・論理的な根拠や証拠を示すことが何より重要です。
インタビューではそこのところはよくわかっておられるとのことでしたが、現状は残念ながらおちゃのこショップにはその根拠となるようなリンクや引用はほとんど見られませんし、自社サイトからのリンク先(総務省サイト)も実際の直リンク先ページには該当する根拠が見当たりません。証拠を示すつもりがかえってウソっぽく怪しい状況になってしまっています。
国や法律の基準を満たしているものさえ危険! と感じさせるような表現はいたずらに不安を煽る商法で、詐欺まがいと感じられるリスクもあり望ましくありません。
日本の基準がヨーロッパに比べて低いとしても、日本国家(総務省)が危険を知りながら基準を甘くしているというような誤解を招きかねない表現も良くありません。
例えば、下記のような説明はいかがでしょうか?
↓↓↓↓↓
日本でも国(総務省)は電磁波の健康に与える影響を認識しています。だからこそ法律があり安全基準値が設定されており、メーカーや販売企業に製品が基準値を満たすことを求めています。
ただ、流通しているすべての機械類や通信機器、その他の電気製品が常に安定して安全基準を満たしているのか? 常時チェックや全数チェックされているわけではないですし、違法改造された通信機器や不良率の高い海外製品も溢れかえっている昨今、いつどこで安全基準を超える電磁波が発せられているか、知らず知らずにそれらにさらされているかはわかったものではありません。
電磁波の健康に与える影響自体もまだまだ未解明・未知のことも多く、世界的にも調査・研究が続けられている状況です。
個々のメーカーの機械類や通信設備などが基準を満たしていても、場所によって複数の機器類の電磁波が重複しているところも多く存在しており、その相互作用などは未知数です。
危険度合がまだよくわかっていないから、電磁波を浴びても安全なはず!? とは安心できない方も多くいらっしゃいます。
電磁波のリスクは未知であっても、当社の製品の電磁波を防ぐ能力は間違いのない事実で、自信を持ってオススメできる商品です。
まずは、危険かもしれない電磁波を少しでも防いで、リスクや不安、そこからくるストレスを軽減して少しでも安心して暮らしていただけるような製品・商品を提供していくのが当社の使命です!
↑↑↑↑↑
というようなスタンス・表現が良いのではないでしょうか?
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玉石混淆の電磁波対策グッズ市場の中で、数少ない「玉」の製品を持つメーカーさんだと思います。ぜひ玉をちゃんと玉に見えるべく正しく信頼できる説明や情報掲載をしていってください。
これからの方向性について具体策でお悩みの場合は、またお気軽にご相談ください。
以上。「ダメ出し!道場」でした!
<当社について>
当社、株式会社マモデンパは電磁波から身体を守るためのアイテムを企画・開発して販売しているユニークな会社です。アイテムは中国の指定工場と日本の地元工場で製作しています。アイテムには、導電性生地である銀繊維で銀糸を編み込んだ特殊な生地、通常のポリエステルメッシュ生地に銀または合金を蒸着した生地を使っています。
<おちゃのこネットでサイトを作ることにした理由>
おちゃのこネットでサイトを作る前に既存の<電磁波シールド専門ブランド マモデンパ>の通販サイト(https://mamodenpa.com/)があります。
サイト作成会社に依頼して作った通販サイトです。6年間運営してきましたが、ページの変更、文言の変更、画像の変更、新商品の掲載など、すぐにサイトの更新ができず多額の金額がかかるため、どうしたらよいものか? と思案していたところ、おちゃのこネットとメイクショップが候補にあがりました。
両社の機能を比較したところ特注商品(オーダーで特注電磁波シールドカーテンを製作しています)の受注システムがある点と、グループ分けができグループごとに特典を設定できる点が当社の販売方法に合うためおちゃのこネットで契約をしました。
既存の通販サイトは現在も運営中ですが、時期を見て現在開発中(電磁波を吸収する金属粉を使ったアイテム)の商品でサイトを作り直す予定でいます。
<申し込んだ理由>
現在おちゃのこネットでショップを作っている途中で7割方できていると思います。商品ページはアマゾン・楽天と同じ内容で作っています。こちらの思い・考えで作っている商品ページですが、お客さんに商品の良さがちゃんと伝わっているのかどうか、独りよがりになっていないか、とても心配しています。
そこで、この時点でダメ出し道場でショップ自体がどうなのか、強烈なアドバイスをいただきたいと思い申し込みをさせていただきました。アドバイスいただいたダメな部分については、すべて商品ページに取り入れてより良いサイトを作りますのでお願いいたします。