経営者という立場の魅力とは?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

長年いろいろな社長さんたちを取材していますが、ほとんどの方が「生まれ変わっても、また経営者をやりたい」とおっしゃいます。「もうこりごりだ。次は公務員になりたい」というような人はほとんど見かけません。

すべての経営者が成功者というわけではないのですが、よほどの苦境に立たされている人でなければ、「人に雇われて気楽に過ごしたい」とは言わないのです。
経営者にはどんな魅力があるのでしょうか。

それを考えるためのキーワードは「自律」です。
ただ独立しているだけの「自立」とは違い、「自律」はセルフコントロールも含みます。人から指図されることなく自らを律し、より良い状態に自分を変えていく。
それを実践しながらビジネスの舵を取っていくことの醍醐味が、何にも代えがたい快感なのでしょう。

よく「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」といいます。
他人を変えようと口を酸っぱくして小言を言っても、そう簡単には変わりません。
それならまず自らが変わり、率先垂範で引っ張っていけばいい。
古今の経営者たちは異口同音にこのことを言い残してきました。

それができる人が優れた経営者で、それができない人は、瞬間的に稼げても凡庸な経営者なのでしょう。

今回も「オススメ参考書」はお休みで、ショップインタビューを掲載します。


お知らせ~Amazon Payスタート記念キャンペーン

おちゃのこショップで2018年9月3日よりAmazon Payが利用可能に!

購入者は普段ご利用のAmazonアカウントでログインすれば、配送先やクレジットカード情報の入力は必要ありませんので簡単、スピーディにお買い物が可能です。

2018年8月1日~2018年9月2日の間に、Amazon Payを申込完了した事業者様は、2018年9月3日以降、Amazon Payが利用可能となった日から2018年11月30日まで、Amazon Pay月額費用2,000円を無料にいたします。

この機会にぜひお申し込みください!

Amazon Payキャンペーンサイトへ

“ゴスロリ古着”をクリック&モルタルで販売

closetchild
closetchild

東京・六本木に本社を構え、新宿、原宿、渋谷など15店舗の実店舗と、おちゃのこネットをはじめとする6チャンネルのネットショップを持つ株式会社グッデーさん。
「closet child」のブランドで、ゴスロリ(ゴシック・ロリータ)の古着などを買取・販売する創業32年の老舗リサイクルショップさんです。実店舗と連携したネットショップの運営実態を、店舗責任者であるゼネラルマネージャーの瀧澤裕行さんにうかがいました。

今の取扱商品は?

ゴスロリファッションと関連の人形やCDです。一番ボリュームが大きいのは洋服ですが、最近はドールとかホビー系も伸びてきました。ドール系はヤフオクでの売上がすごく多いですね。

従業員の方は全部で何人くらいですか?

お店を含めて全部で60人くらいです。

ネットショップのスタッフは?

お店のスタッフが兼任しているんです。携わっているのは合計で20人くらいになります。

お店のスタッフがネット要員も兼任していると、お店が混んでいるときなどは大変ではないですか?

そうですね。混むようなお店はネットの仕事をセーブしつつ、比較的暇なお店の人に頑張ってもらうように業務を振り分けています。

「ゴスロリ」という専門的なファッションですが、ショップを拝見すると、初心者というか門外漢には何だかわけがわからない感じですね。

確かにそうですね。新宿店なんかはとくに専門性が高いです。でも原宿のお店などは、もう少し敷居を低くして、すごいマニアでなくても入りやすくしています。

お客様の中心年代はどのくらいなんですか?

20代ですね。前に比べると尖った格好で来店してくる人は減りました。

メンズもあるんですね。

ゴスロリのメンズはないですけれど、アクセサリーなどがあるので、男性のお客様も一定層いらっしゃいます。

お客様に向けての情報発信は、どんなことをされていますか?

メルマガは新着情報だけです。あとはSNSとか。ブランドによりますが、インスタグラムやツイッター、ブログも結構やっています。そのほかは、サイトに商品を一生懸命にアップしていくことですね。更新はショップの店員さんがやっています。ブログは買い物代行のお客様が結構熱心に見ています。

「買い物代行」とは、頼まれて買いに来る方ですか?

頼まれて買いに来たり、自分で売れそうなものを仕入れていったり。おもに中国の方です。中国にはまだ販路があまりないので、そういった方が独自で販売されているようです。

海外からの受注もあるそうですね。

ええ、売上の半分くらいが海外です。お客様は欧米が主で、最近になってアジアの方も増えてきました。海外への発送は、EMSかEパケットです。

日本のお客様の地域的な特性はありますか?

ネットのお客様も東京の人が多いんですね。ショップがあるから馴染んでいただいているからなのか、東京の人にこういう趣味の人が多いのか、理由はよくわかりません。

ネットショップはおちゃのこも楽天も複数店舗ですね。

そうです。ブランド別に展開しています。おちゃのこネットは2009年7月から使わせていただいていますが、その前は別のサービスで運用していました。
そもそもネット販売は2000年くらいからやっていたんですよ。最初は自社のホームページで、とてもアナログなやりとりでした。メールで注文を受けて、お振り込みいただいて、みたいな。ぼくが入社したときは、まだ電話でやり取りしていました。

ネット販売を始めて10年近く経った時点でおちゃのこネットを利用されたわけですね?

最初は単純に価格に引かれて利用を始めました。やってみたら結構使いやすかったので、ずっと継続しています。

ネットショップで力を抜けないところは?

やはりサイトへの出品量だと思うんですね。とにかくたくさんの種類の品物を出すことが大事です。
そのためには、新しい品物を仕入れて、写真を撮って、サイトに登録してというスピーディーな流れ作業が必要です。そのために、撮影はお店と倉庫でやっています。 また、中古商品は1点ものなので、売れたらすぐにサイトから下げなければなりません。作業がアナログなので、そこは結構困っているところです。前にシステムで対応しようとしたんですが、結局上手くいかなくて断念してしまいました。

ネットショップにもどんどん新しい技術が入ってきていますが、御社は完璧にスマホ対応ですね。

そうですね。お客様がほとんどスマホですから。スマホ対応は早かったほうだと思いますよ。

おちゃのこネットの便利なところは?

コストパフォーマンスが抜群なことに加えて、使い勝手がすごくいいところだと思います。一括管理システムとかの連携が取りづらいところは少し不満なんですけれども、それ以外はわりと満足しています。

一括管理システムとの連携がどのように改善されたらいいのでしょうか。

おちゃのこさんはあまり外部に公開していない部分が多いんですよね。そのあたりを少し緩めていただけると助かります。

今後の展開は?

中国向け、アジア向けを強化したいと思っています。欧米に関してはもう少しSNSでアピールを強めていく予定です。

EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

店長さん! 唐突ですが…
あなたは社長、役員など経営権のある立場ですか?
それとも担当者さんですか?

ひと言にネットショップと言っても…
社長や役員など経営者で意思決定権のある店長のお店と、会社組織の中で社員・スタッフ・一担当者が店長のお店では、いろいろな点で違いがあります。

社長や役員などオーナー店長ならば、お金や人や物が自分の意志で自由にできます。
新商品の仕入れ、資材の発注、バイトさんの募集、ネット広告費、パソコンやソフトの購入などが即決即断できますが…
担当者店長だと、そう簡単には行きませんね。

パソコンなど高価な機械設備はもちろん、たかだか2~3万円のプリンターやデジカメ1台であっても、ギフト用の箱やリボン、シールなど、包装資材1つであっても、新たに発注・在庫したければ、その都度上司や社長に稟議を上げて決済を貰わなければ買えません。

まして、ネット広告費用だの、外注製作費だのとなれば、なぜそれが必要なのか、費用対効果は!? などとつっこまれ、長々クドクドと、説明するための資料作りや稟議書に悩まされます。

ちょっと大きな会社になれば、場合によっては関連部署の承認でいろいろな部課長のハンコが必要になったり、大企業では時間をとって会議室を予約し、忙しい経営陣のスケジュールを秘書さんに調整してもらって、何週間も先にようやくプレゼンしてから決定! なんてこともしょっちゅうです。←こんな大企業病の会社、何社も見てきました(苦笑)

ショップページの更新ひとつとっても、オーナー店長の店なら、思い付いた時に自分の判断でひょいっと変更や追記が可能ですが…

担当者店長のお店だと…
「こんなことを会社として書いて大丈夫だろうか?」
「責任は負えるか? 万一クレームになったら!?」
「お客さんはOKでも社内から反対意見や横やりが…」
などなど…

ホームページでの文言、表現ひとつにも、迷って悩んで時間がかかったりします。

私はネットショップコンサルタントとして約20年の間、かなりの数の企業やショップさんのお手伝いをしてきましたが…
担当者店長のお店では、商品やサービス・システム・担当者のスキルなどは十分素晴らしいのに、組織が大き過ぎたり、決済権を持つ上司や経営陣の理解が十分に得られずに、

・物事が決まらない、進まない
・決定にやたら時間がかかり時期やチャンスを逃す
・必要な費用(お金)がなかなか使えない
・人が動かない(関連部署や取引先の協力が得にくい)

などの弊害で、プロジェクト(ネットショップ)がうまくいかないケースを山ほど見てきました。

企業でのEC(e-commerce)プロジェクトにおいては、商品も大事ですが、それ以上にまずは経営陣や他部門の責任者たちもしっかりと巻き込んで、積極的に社内情報発信やコミュニケーションできる「風通しの良さ」が重要です。

そのためには、パソコンやITに詳しくホームページの更新ができるからというだけの若いスタッフに店長を任せっ放しにするのではなく、会社内の事情や商品・業務に精通し、社長、役員を含む関連部署、他部門の責任者とも自由に意思疎通、情報交換できるようなベテランスタッフさんを店長に据えて、全社をあげて取り組むことが大切です。

もちろん店長さんの「気合と覚悟」は最も重要です!

さて本日のお店も正にそんなベテラン社員の店長さん。

リアルの本業とはちょっと切り口の違う、今年2月におちゃのこネットでオープンしたての、ネットショップにあれこれと悩みながら運営されているようです。

それでは「ダメ出し!道場」スタートです!(^^;)

ダメ出し!依頼ショップ
ビオの木ショップ

ショップ名 :
ビオの木ショップさん

サイトURL:
https://bionoki.ocnk.net/

カテゴリ :食品、飲料

本業は千葉県内に3店舗を構え、従業員数も社員80名、パート・アルバイト100名のスーパーマーケットを経営する株式会社しげのやさんのネットショップ。ネットではマヌカハニーを初め、ビオ(BIO)=生命・健康をテーマに、スーパーでも取り扱っている添加物などの使用の少ないこだわり自然食品に特化したお店。

第一印象…テーマはわかるが抽象的過ぎて伝わりにくい

トップページの看板やメイン画像には
「ビオ(BIO)には 生命の意味があります。人と木や植物は古来より深い関わりをもっており、又地球上には樹齢何千年もの長寿の木々があります。そのようなことから”ビオの木”それは”不思議な活力を備えた幸せの木”としてイメージし、ビオの木ショップと名付けました。
木は”気”の意味も含みます。皆様がビオという木を生活の思いの中で育てられ笑顔でより健康にお過ごしになれますよう少しのお手伝いでもできればと思います」

とお店のコンセプトが明記されてはいるのですが…
なんせ、抽象的でわかりにくい。
「ん? で、何のお店?」となってしまいますね。

会社名を検索して、スーパーマーケットを3店舗も経営されている会社だとわからなければ、「なんだか思想じみててちょっと怪しい」とまで感じてしまう人もいるかも知れません。

「健康」を謳うお店の場合は、胡散臭いお店も多いので、まずは「怪しくないちゃんとしたお店、ちゃんとした会社ですよ! いいかげんな健康食品などは売ってませんよ!」ということを瞬時にイメージさせるようなトップページの印象が大切です。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「BIOの木SHOP」は千葉県内に3店舗のスーパーマーケットを経営する株式会社しげのやが運営する「こだわり自然食品」のお店です。
食品のプロであるベテランバイヤー達の目利きで日本全国・海外から安心安全な素材・原料を用い、リスクのある添加物の不使用にこだわった信頼できるメーカーさんの商品をセレクトした「食のセレクトショップ」です。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

 

こんな感じのお店紹介が必要ではないでしょうか?

インタビューで浮き彫りになったこと…

店長の関根さんは株式会社しげのやさんに勤続30年、60代のベテランさんで、しげのやさん本部でマーケティングや販促の企画などを行っておられるそうです。

しげのやさんは昭和10年(1935年)創業の老舗で、千葉県市原市と千葉市で地元で愛される食品スーパーさん。全国区の大手NB商品だけでなく、地方の小規模だけど素材や原料にこだわったメーカーさんの食品を多く扱い、大手スーパーとは一線を画す自然志向の強いお店のようです。

2003年にご縁があってニュージーランドのワイルドハニー社さんのマヌカハニー(マヌカという木の森林地帯で養蜂し、マヌカの花からのみ採取したハチミツ)を直接輸入するようになり、自社サイトでネット販売を始められましたが、今年2月から、会社サイトから分離する形でおちゃのこネットでハチミツ以外も含めてネット販売するための「ビオの木SHOP」をオープンされました。

梱包・出荷などの物流を除く、受注処理、メール対応、ショップページの制作、更新などはすべて関根店長さん一人でなさっているそうです。

会長、社長の「ネット販売を進めよう!」との方針の元、関根店長に任されたネットショップですが、実店舗に比べればまだまだ小さな売上実績で、全社での理解や認知は低く、ネット向きの販売方法や商品企画などはまだまだ手探りで、どうして行こうか、実務面(商品企画、情報収集、ページ作り、販促や広告宣伝など)は人手労力不足で思うように進まないなど悩みも多いようでした。

出店費用、ランニングコストが安いからと、とりあえずで「おちゃのこネット」でお店をオープンしたものの…

アクセス数、集客もなかなか伸びず、自社サイト販売時代のリピーターさんたち(特にマヌカハニーのお客様)が買ってくれているが、それ以外の商品はあまり売れていない。今後どうやって売れるようにしたら良いか考え中とのこと。

具体的なダメ出しポイント(抜粋)

主力のマヌカハニーですが
https://bionoki.ocnk.net/product-group/10

上記カテゴリーページに入ってきても
・マヌカハニーとは何ぞや?
・4種類ある商品の違いは?(MG100、MG200、MG300,MG400)
・Wild Honey社の強み、特徴、説明

など、まずは初めてのお客様が知りたいであろう情報の概要がないので、一瞬(数十秒~1分程度)では当店でのマヌカハニーの特徴がわかりません。リピーターさんには理解済みでもう不要な情報かも知れませんが、お店にとってこれから獲得したいもっともっと多くの新規のお客様には、当店のマヌカハニーが何が良いのか? どれをどんな基準で選べ
ば良いのか? がとてもわかりにくい状況です。

上記カテゴリーページ上部に概要や、商品比較表、用語説明と下記、「マヌカハニーとは」の詳細説明ページへのリンクなどを
https://bionoki.ocnk.net/page/2
わかりやすく列記してお客様をナビゲートしましょう。

─────────────
頓所食品 特選そば 200g
https://bionoki.ocnk.net/product/49
商品説明が乏しく、原材料や容量がわかる程度…
商品パッケージの画質も悪く、せっかく背面のメーカー情報や
内容成分表示の写真も文字が読めません。回線スピードも高速、大容量になった現在では、ここまで画質や画像サイズを落とす必要はありません。
文字がはっきり読めるくらいの画質の写真を使いましょう。

─────────────
遠州屋 黒わらび餅 2個入り
https://bionoki.ocnk.net/product/301

これも商品説明が乏しく、またせっかくの「黒」にこだわった黒糖蜜、黒米、黒豆、黒胡麻、黒松の実、黒かりんを使ったわらび餅なので、それぞれの素材の写真や、黒わらび餅自体をちゃんとお皿に盛り付けて「美味しそうな」シズル感のある写真も用意しましょう。

─────────────
若山商店 栗蒸し羊羹110g
https://bionoki.ocnk.net/product/134

ざっと見た中で一番ひどかったのでこれを選びましたが…
このパッケージ写真だけで「わぁ、美味しそう! 食べたい!」となりますか? むしろ、この写真がせっかくの商品の魅力を殺してしまっていますよね。
─────────────

この3点だけでなく、ほとんどの商品について言えるのですが…
・メーカーの説明がない
        →地方のこだわりの小規模メーカーならではの良さがまったく伝わらない。むしろ情報不足で無名の怪しいメーカーになってしまっている。

・パッケージ写真だけ
        →食品の魅力である「美味しさ」がほとんど感じられない。温かさ、冷たさ、匂い立つ香り、艶やかさ、鮮度など、通販・ネットでは伝えにくい「感覚」を想像させるのは、ビジュアル(写真や動画)が生命線です。

・商品説明がスペック説明のみ
        →メーカーのパッケージ以下の情報しかない。なぜこの商品をセレクトしたのか? オススメするのか? バイヤーさんの生の声、思い、オススメコメントが欲しい。

総じて言えば、パッケージを単品陳列するスーパーの売り方なのです。
とにかく大勢のお客さんが来店し、多売するスーパーなら、パッケージだけの情報でセルフで選んでもらうしかないのですが…
ネットショップは「通信販売業」なのです!  ←毎回言ってます(^^;)

パッケージ以上の情報や、なぜその商品をセレクトしたのか、お勧めしたいのかという思いや、こう調理したらもっと美味しく食べられるとか、こう組み合わせたら子供に喜ばれる、お年寄りにも食べやすいなど、いろいろな提案も「通販セレクトショップ」には期待されるところです。

時間も手間もかかりますが、一つ一つの商品とそのメーカーの特徴や強みを見直して、またできるだけ盛り付け写真も撮影、用意して、商品ページに手を入れて行ってください。

売れている食品「通販」ショップの研究・勉強が必要だと思います。

総評

おちゃのこでは今年オープンのお店ですし、お一人での作業だったので、今まではまずは商品登録や基本情報の作りこみで精一杯だったのだと思われます。

しかしながら、これから本気で注文、売上を伸ばして行かれたいのであれば、上記でご指摘させていただいたような「通販」としての情報の充実や施策は必須です。

また、品数豊富で単品売りも良いのですが、多いがゆえにお客様が迷い、選びきれないということも起り得ます。特に初心者、初めてのお客様は、選択肢が多過ぎると逆に選べないことになりがちです。

初めてのお客様には、お店からのオススメセットや特集をいろいろ用意して、選ぶヒントやお手伝いをしてあげることも必要かと思います。

例)
・夏の冷たいスイーツセット
・麺類食べ比べセット
・ヘルシー志向調味料セット
・バイヤーオススメメーカーコーナー
・防災非常食・常備食セット
などなど…

一度にやらなくても、少しずつ増やしていったり、週替わりや月替わりのコーナーなどでも良いと思います。

いずれにせよ、通販では送料もかかりますので、送料をかけても損した感じがしない程度のセット組みをするのが基本です。

------------------------------------------------------------
また、現状は単品売りばかりなので、「ギフト贈答」でのお客様を得にくいと思います。汎用ギフト箱やギフト包装(キレイな袋にリボン掛けしたものを箱に緩衝材と共に詰めて先様にお届けなど)も対応を用意してアピールしていけば、リピーターさんたちが家族や親戚・友人にギフトというニーズも掘り起こせると思います。

・健康ギフトセット
・お孫さんへ安心できる食品を! ギフトセット
・ヘルシーお料理応援セット(食用油、調味料、乾物)

などなど、「組合せ提案」こそがビオの木セレクトショップの付加価値になるかと思います!

------------------------------------------------------------
また…
主力のマヌカハニーに関しては輸入元で産地メーカーとの強いパイプがあり、情報や協力を得やすい点、日本仕様、通販向きな少量安価なお試しサイズや逆にヘビーユーザー向けの大容量お買い得サイズなどの企画など、貴社の【強み】を活かした戦略も取り得るのではないでしょうか?

関根さんもお電話でおっしゃっておられましたが、「マヌカハニー」はただの食品の「ハチミツ」としてではなく、なんらかの健康効果を期待しての「健康食品」として探して買い求めるお客様がほとんどだと思いますので、そのための情報コンテンツの充実や、買いやすい商品サイズ、商品形態の企画開発、また健康食品の通信販売の戦略や方法論の研究が必要だと感じます。

冒頭のコラムでも触れましたが、企業ECにおいては経営陣の巻き込みや他部門の理解と協力が必要です。また今まではお一人で実務面もなさってこられていましたが、「事業」として成長させるには、新たなアシスタント人材の確保や育成も必要だと思います。
社内プロジェクトとして飛躍させる際には、ぜひ戦略作り、体制作りのご相談にいらしてください。(^-^) しげのやさんのポテンシャルはかなり大きいと感じます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
読者の皆様も! モヤモヤと悩んでいるそこの店長さん!
まずは目からウロコを落としに、頭をガーンと叩かれに!
ぜひお話しに来てください! 怖くなんかありません!
優しくお話ししますよ~!(^^;)

「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメール( info@style-e.com 太田まで)もしくは
直接お気軽にお電話(072-756-7234)くださいませ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回はランキングに表示されるNo.1やNo.5アイコンを長方形から丸に変更する方法をご紹介します。
※一部テンプレートでは初期で丸となっています。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。


.rankno {
width: 40px;
height: 40px;
border-radius: 40px;
line-height: 40px;
white-space: nowrap;
}


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

おちゃのこバナー8月アップ

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、毎月アップしているおちゃのこバナーについてです。

おちゃのこバナーは、汎用的に利用できるバナー画像です。
おちゃのこネットユーザーであればどなたでも無料でダウンロードしてご利用可能です。
管理画面トップページの左エリアのバナーよりダウンロードいただけます。
是非ご活用ください。

よろしくお願い致します。

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

成約率を上げるための見直し

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「成約率を上げるための見直し」について説明させて頂きます。

■成約率を上げるためにサイトを見直す

ECサイトをしばらく運営していると、アクセス数の割に成約率が高くないといったような、様々な問題点が浮上します。

アクセス解析をして分析したり、成果を見たりすると、その傾向がはっきりと浮かび上がってくるはずです。

思うような結果を得られていないと思う場合、今一度、ご自身のサイトを見直す事も重要です。

●商品は適切に紹介できているか

商品を買ってもらうには、いかにユーザーに商品の魅力が伝えられるかどうかが重要といえます。

まず大切なのは「画像」です。

ECサイトにおいて、ユーザーに商品の魅力を伝えるには画像が重要な要素となるため、高解像度で美しい商品の画像を掲載する事を見直します。

「ぼやけた画像」「どういう商品化伝わりづらい画像」など、魅力を伝えられていないものは改善しましょう。

そして次に製品情報です。

ユーザーは目当ての商品を見つけた時、具体的な詳細を確認し、購買するかどうかを判断します。

つまり、製品情報は成約に至る引き金となる重要な要素です。

淡々と商品の情報を書くだけでは、紹介文としては不足しています。

実際に製品を利用してみた時の感想、どこが魅力なのかというポイントなどを合わせて記載すると、ユーザーから共感を得て、購買意欲を駆り立てます。

そして画像や製品情報とは別に、製品のビデオを作成するのも有効です。

直接店舗で買い物する状況とは異なり、ユーザーはパソコンやスマートフォンの画面上で商品を判断しなければなりません。

そこで、動画を用意するのは商品の魅力を伝えるためにかなり有効な手段です。

用意できるのであれば、商品紹介の手段として、動画を用意するのも視野にいれましょう。

●サイトはユーザーにとって使いやすくなっているか

実際にネットショッピングをした事がある人はお分かりになると思いますが、使いづらいサイトの場合、すぐにブラウザを閉じてしまう事はないでしょうか。

商品の取り扱い、紹介に力を入れるだけでなく、時にはご自身のサイトを見直す事も必要です。

例えばトップページのナビゲーションです。

サイトに訪問した時、サイトの概要が分かりづらかったり、どこのページに行くのか直感的に判断出来なかったりするサイトは、離脱率が高まります。

今一度トップページを見直して、ナビゲーションリンクは使いやすくなっているか、判断しやすいかを客観的に見てみましょう。

小さな事ではありますが、ショッピングカートの位置も重要です。

複数の商品を買ったり、比べたりしようとするユーザーは少なくありません。

そこで、サイトを閲覧している時、常にショッピングカートは見える位置にあるのが望ましいです。

サイトの右端や上部など、どこのページにいても表示されるようにしておくと利便性が保たれ、成約率が高まります。

また、不必要に広告を入れすぎない事も重要です。

買い物中に広告が邪魔をしたり、ユーザーに手間をかけさせたりすると、カートを放棄してしまう可能性が高まります。

使いやすさ、快適さを意識すれば、この点は簡単に改善できるでしょう。

●利便性を高めるように改善を

ECサイトはユーザーにとって利便性に優れているのが何より大切です。

ご自身のサイトがユーザーにとって便利になるよう、見直しておきましょう。

例えば、「キャンペーン」「割引」「セール」などがある場合、トップページを使って分かりやすく表示します。

どれだけ安くなるのかを明確に表示しておけば、気を引く可能性が高まります。

他にも、おすすめ商品をランディングページに載せておくのも重要です。

ユーザーは必ず目的をもってサイトを訪れているとは限らないため、アクセスを集めるページなどに、おすすめ商品を載せておきます。

おすすめ商品や人気商品を載せておくと、たまたま目にしたユーザーが購買に至る可能性もあります。

小さなところからで、ユーザーのためになる工夫を施していきましょう。

★POINT
・製品紹介の方法を見直す
・サイトの仕様を見直す
・ユーザーの為になる一工夫を

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

インタビューの醍醐味は、さまざまな人の「生の声」を録音し、それを再生しながら文章に変えていくときに、その人の人生を伴走している気分になれることです。もちろん、本当に長時間密着するわけではありませんが、その「気分」はとても幸せです。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(http://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net
■mixi
【おちゃのこネットコミュニティ】
http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(http://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2018 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.