早起きは本当に三文の得?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

日本人なら誰でも知っていることわざの一つに「早起きは三文の得」というものがあります。「早起きの習慣は、少しだけど利益につながる」という意味で認識している人が多いと思います。3文は今の価値で100円くらいですから、確かに利益としては少ないですね。

しかし、いろいろ調べてみると「得」ではなくて「徳」と表記している用例にも数多くぶつかります。早起きを精神修養の一つと考えている人たちにとっては、「得」よりも「徳」のほうが御利益がありそうです。

このことわざ、語源・由来がはっきりしておりません。誰が言ったのか、いつどんな状況で語られたのか。一説には古い中国の文献がルーツだとあります。また別の一説は奈良の鹿、あるいは土佐藩の家老であった野中兼山の故事だとも。

中国説は、『時序宋樓鑰詩』の「通俗編」にある「早起三朝當一工」が日本語訳されたものだと主張します。「3日早起きすれば、1人分の仕事になる」という意味で、「早起き」と「三」という数字が共通ですね。しかし、ここには「得」も「徳」もありません。

早起きを精神修養の一つとしてとらえている人々は、「朝寝坊したいという1日の最初に発生した煩悩を断ち切るから意味が深い」と言っています。そして、「太陽とともに起きるのは自然の理にかなっている」とも。

少なくとも、欲望の赴くままに生活リズムを乱すより、自分の決めたことを守って自我と戦い、すっきりした気分で朝を迎えたほうが、3文どころではない利益を得られそうですね。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

インドと日本は最強コンビ

サンジーヴ・スィンハ・著 講談社+α新書

880円 (税別)

みなさんはインドという国のことについて、どのくらいの知識をお持ちでしょうか? 「カレー」「ヨガ」「ヒンドゥー教」「12億の人口」「数学が得意」「カースト制度」「英語圏」「仏教のルーツ」「牛」…。

本書は、1996年の来日以来ずっと日本とインドの架け橋として働いてきたインド人コンサルタントが書いた、「インド人の目から見た日本評」です。そして単なる日本論に終わらせず、「日本とインドが相互補完しあって協調していけば、アジアで最強のタッグになれる」という結論に導いています。

現在の日本とインドの関係は、お世辞にも「関係が深い」とは言えません。インドで大成功を収めた日本企業はスズキ自動車だけですし、日本で働くインド人の数は2万5000人で、アメリカにいるインド人の100分の1、シンガポールの20分の1でしかありません。

なぜ著者は本書を世に出したのでしょうか。「まえがき」で著者はこう語っています。「日本で暮らすなかで、その素晴らしさをあらゆるところで感じてきたからです。日本人の人間性、文化、それにビジネス……そこには日本ならではの優れたところがたくさんあります。それをインドの人たちにももっと知ってもらいたいですし、日本人にも気づいてもらいたいのです」

では目次を紹介して、次に内容の抜粋に入っていくことにしましょう。
まえがき--インド人の目から見た日本の強み
第1章 日本で暮らすインド人の感想
第2章 インド進化の裏側
第3章 「瞑想の国」ニッポン
第4章 豊饒な日本流ビジネス
第5章 インドと日本は最強コンビ
あとがき--世界で求められている日本的なもの

第1章で著者は、自分の生い立ちや日本での暮らしを紹介しながら、自分のものの見方を読者に解説しています。日本で働くようになって20年の著者は、ママチャリで通勤しています。その理由は電車や自動車を使うより便利だから。そして世界であまり見かけない「ママチャリ」という自転車は、前に大きなカゴが付いているのでカバンを入れるのに便利。そのため著者は3台のママチャリを通勤に使っています。1台でない理由は、会社に自転車を置いて帰っても、翌日自転車通勤ができるように。そのあたりが日本人の考え方と少し違います。

著者が卒業したインド工科大学は、インドでトップの名門校。インド工科大学を卒業してアメリカに留学し、アメリカで就職して出世を目指すというのが、一般的なインド人のエリートコースだそうです。しかし著者はその道を選びませんでした。科学者ではなく、もっと人に関わる仕事がしたい。ほかの同級生たちとは違う道、自分ならではの生き方を選びたい。そう考えてインドで1年働いてから、日本のベンチャー企業に就職しました。

著者にとって、日本は初めての海外旅行先でもありました。日本に来て、日本に住んでからは何もかもが驚きの連続。建物のドアだけでなく、電車のドアも、タクシーのドアも自動で開く。空気はホコリっぽくなく、インドでは当たり前のスパイスの匂いがしない。広くはないけれどすべてが揃っているワンルームマンション。どこもかしこもピカピカということも、驚きのひとつでした。

日本人なら当たり前として気もつかないところに著者は注目します。「窓の大きさにカーテンがぴたりと合っている」。「おそらく日本人は、『カーテンがちょっとくらい窓より長くても構わない』とは考えないのでしょう。何事もきちんと揃えるのが普通なのでしょう」と著者は語っています。

そこで著者は、日本の良さのひとつに気づきます。それは「標準化」であり、「計画性」です。「インドでは標準化されていないものばかりです。私の実家は、私が大学1年生のときに建てたものですが、間取りは自分たちで考え、図面も家族と相談しながら作りました。でも、作業をする大工さんたちは、その図面をろくに見ることがありません。すべて目分量、自分の感覚で行うのです。(中略)あらゆるところでミス、やり直しが出てきてしまいます。日本には、そういう無駄がないから効率がよく、生産性が高いのです」。

次に著者が感じたのは、日本が清潔で安全な国であることです。著者は出張でイギリスに行きますが、イギリスの風景は著者の目にはユートピアとは映りませんでした。「日本と比べると、イギリスの道は汚く感じました。エレベーターが止まっていることもありましたし、地下鉄も殺風景で怖い感じがします。ニューヨークも同じで、『ポケットに20ドル以上入れて歩いてはいけない』といわれたことがあります。私は『日本だったら10万円持っていても大丈夫なのに』と思ったものです」

著者が就職したベンチャー企業のクライアントに、トヨタ自動車がありました。人工知能の技術を使って、組み立てられた自動車の品質をチェックするという仕事です。ここで著者は大きな感銘を受けました。「インドでは、『少しくらいズレていてもいいじゃないか』と思ってしまいます。『それで事故が起きるわけじゃないし、気づく人も少ないよ』と……。しかし、日本はそういうところもしっかりこだわるのです。これはトヨタだけでなく、日本のあらゆるところで見られる仕事ぶりといえるでしょう。(中略)そのこだわりに、若かった私はとても感銘し、影響を受けました」

著者は「日本とインドは宗教観が似ている」といいます。インドはヒンドゥー教と仏教が混在していますが、その状況が神道と仏教が混在している日本とよく似ているというのです。日本の神道と同様に、ヒンドゥー教も宗教というより自然や生活に根ざした教え、哲学のような面があるからです。

日本人は、「日本は英語力が弱い」と嘆きますが、著者によればそれは「あらゆる情報が日本語で得られる」という日本の強みの裏返しです。インドでは英語を使う人が非常にたくさんいますが、それは第1の公用語であるヒンディー語に翻訳された映画や本が非常に少ないためでもあります。「日本のテレビでアメリカ映画を見たときに、『どうして日本語でしゃべっているんだろう』と驚きました。(中略)日本では、それだけ親切なかたちで外国の文化に触れることができる、そういうことです。だから、英語がわからなくても不自由なく暮らしていけます」

また、日本人が「個性の喪失」と嘆いているチェーン店文化も、外国人から見れば優れた点です。日本に住む外国人には、チェーン店で食事をすることが好きな人が多いのだそうです。ちなみに、著者が一番好きなチェーン店は、「CoCO壱番屋」。カレーの本場から来た著者が日本のカレーチェーンを好きだなんてジョークかと思いますが、本当です。「インド人にとっても日本のカレーはおいしいですし、特にCoCo壱番屋は世界でも最大のカレーチェーン。味もサービスもレベルが高いのです」

日本人が「画一的」と批判するチェーン店ですが、著者は違う見方をしています。「いつでも、どんな場所でも同じ味が楽しめ、同じサービスを受けられるという均一性は、先進国ならではのもの。貧しい国では、値段も味もサービスも、バラバラです。(中略)私なら、たとえば出張で地元の珍しい名産品をたくさん食べたあとなどは、吉野家やCoCo壱番屋で『リセット』したくなる感覚があります」

東急ハンズも、著者の驚きの対象です。「店で驚いたのは、針金だけでも、硬いものから柔らかいものまで、太いものから細いものまで、数多くの種類があるということでした。個人用だからそれほどたくさんは必要ないのですが、それでも売ってくれるのにも驚きます。こうした小売のあり方は、インドでは考えられないものです」

日本人は「日本の福祉は遅れている」と考えていますが、著者の感想は違います。著者は仲間とサッカーをしていて足をケガしてしまいましたが、救急車であっという間に病院に運ばれ、保険証を持っているかどうか聞かれる前に、適切な診察を受けることができました。そして車いすを貸してもらって帰宅したのですが、用事があって外出すると車いすに便利な環境が整っていて、感激します。「マンションのエレベーターに乗ると、車いすのマークが付いたボタンが低い位置に付いていました。(中略)もう一つ驚いたのは、タクシーでの対応です。車いすに乗ったままマンションの前に出て手を挙げ、タクシーを止めたのですが、運転手さんが車から降りて、車いすを折りたたんでトランクに入れてくれました。それまで私は車いすが折りたたみ式になっていることに気づきませんでした」

著者は日本で暮らしていると、いろいろなところで「日本人の優しさ」を感じるといいます。「私が日本語を使えるからということもあるのでしょうが、日本には、この優しさがあるからこそ、『ケガをした外国人』でも安心して生活することができる。そして、こうした『優しさ』や『安心感』は、数字には表れないものなのです。しかし、たくさんの人たちが優しさというベースを共有し、安心して暮らせていることは、とても大切なことではないでしょうか。それはチームワークにもつながりますし、経済的な生産性をももたらしているのだと思います」

日本人の中には、インドが大好きな人がいます。インドに駐在しているうちに、「日本に帰りたくない」といい出す人もいます。しかし著者はこういいます。「日本ほどいい国はないのに、どうしてわざわざインドに住みたがるのだろうと思うのですが、インドにはインドの、日本にはない魅力があるということでしょう。もしかすると、細かいことを気にしなくていいところが好きになったのかもしれません。逆にいうと、日本はなんでもちゃんとやる国だということです。自分の仕事に手を抜かないし、それがお客さんのためになるということをよくわかっているのです」

と、いろいろ紹介しましたが、これはまだ第1章のごく一部でしかありません。著者はこれから第2章でインドが躍進した理由を語り、第3章では日本で今問題とされていることをひっくり返してみせます。第4章では日本流ビジネスの利点を「これでもか」と取り上げています。そして最後の第5章は本書のタイトルと同じ題。

じつは著者は現在、CoCo壱番屋のインド進出をコンサルティングしているそうです。カレーの本場に日本式のカレーハウスが出ていって成功するのかと危ぶむ人は多いようですが、著者には自信があるそうです。日本のシステムとインド人の柔軟さが加われば、鬼に金棒だと考えているからです。インドは何かと中国に目を向けることが多いのですが、著者は「そろそろ勢いだけではなく、完璧を目指す日本流をインドに根づかせたい」と考えているのです。

ビジネス書としても傑作ですが、肩の凝らない読み物としても充分に面白い1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

皆さん、こんにちは。

先日、何年かぶりに地元のラーメン屋さんに行った時のお話をさせてください(^^;)

人気の九州とんこつ系の割と大きめな店で、カウンターだけでなくテーブル席も多く、50席近いお店です。その日は土曜日の夕方ということもあってか、まずまずの客の入りで7割方は席が埋まっていました。

私は一人だったので、入店と同時に笑顔の素敵なアルバイトの女性店員さんに、厨房の目の前のカウンター席に案内されました。(^-^)
注文もスムーズに受けてくれたので、私はスマホをいじりながらラーメンの到着を待っていました。

私の左側は4、5席空いていたのですが、ほどなく私より少し年配の男性が1席あけた隣に座りました。先ほどの可愛いバイトの女性店員さんがすかさず笑顔で注文を取りに来ると、その男性は何やら紙切れを取り出して「これは使えるかね?」と照れくさそうに尋ねました。

どうやらクーポン券のようで、チラッとそれを見た私は、(あー、クーポンあったんだ…フリーペーパー見てくれば良かった)と後悔しつつ、二人の会話に聞き耳を立てました。

店員さんは、男性の差し出したクーポンを手にとってじっくり見ています。どうやらクーポンが配布されていたのを彼女は知らなかったのでしょう。しばらくすると、「あ、すみません、これ2月末で有効期限が切れていますね…」と少し困った笑顔で申し訳なさそうに男性にクーポンを返しました。

男性客は、「えー? せっかく取っておいて持ってきたのに…意味無いなぁ…」と、決して威圧するような感じではないですが、残念そうに、少し大げさにがっかりした表情を見せました。

アルバイトの店員さんであろう彼女には、ルール通り、マニュアル通りの対応をして、「すみません」と申し訳なさそうな笑顔で応えるのが精一杯でした。

男性客は、本当に残念そうに、「クーポンあったから来たのになぁ…」と不満を抱えた表情でうつむきました。

でも…申し訳なく思ったのか彼女は、カウンター越しにそのやり取りを見て聞いていたであろう店長さんらしき最年長の厨房の男性のほうをチラチラと見ては助けを求めていました。

店長さんらしき厨房の男性は、明らかに男性客がクーポンを出した際にはそのやりとりに視線を送っていた(認識していた)にも関わらず、女性店員さんが助けを求めてアイコンタクトしたの際には無視して目を合わせず、知らん振りをしたのです。

せっかく素敵な笑顔でよい接客をしていたアルバイトの女性店員さんも、わざわざ何カ月もクーポンを財布に入れて持ってきたお客さんも、とても可哀想でした。

目先の利益を考えれば、期限切れのクーポンを持ってきた客はルール違反で断ってもよいのかもしれません。何のクーポンだったかはわかりませんが、おそらく餃子無料とか替え玉無料とか、原価でいえば数十円程度のコストだったのではないでしょうか。そのコスト、利益を確保したことは店長の理屈? としては間違ってはいないのかもしれませんが…

でも、仮に期限切れを知っていて持ってきた客であったとしても、クーポンを取っておいてわざわざ店に足を運んでくれたお客さんをがっかりさせ、不満な気持ちにさせてしまっては、次回の来店はあるでしょうか?
よほど料理の味に自信のある店だから? また来店する? と思っているのでしょうか?

何カ月も前からクーポンを財布に入れてくれていたこの男性客は、間違いなくこのラーメン店の商圏のお客さんであるわけですし、何度もこれからリピートする可能性もあったでしょう。ここでの対応や感想を同じ商圏内の家族や友人、知人に話すことも十分に考えられます。

わずか数十円? のクーポンのサービスを期限切れだと断ったせいで、彼に与えた悪印象、不満足感、がっかり感、が口コミで何人にも伝えられるかも…またそれだけではなく、それを見聞きしていた私を含めた周りの客の印象を考えると…

このお店は思っている以上に大きな損失を出したと思います。少なくとも私はその厨房にいた店長の態度を見ていて、この店にはもう二度と来たくないな! と感じました。(味はごく平均点なのですが…)

最近はこだわりの味、頑固な職人気質のラーメン店! といったお店が多いようですが…「味」以外があまりに残念なお店も少なくありません。飲食業の主たる商品はあくまで料理の味かもしれませんが、同時に飲食業はサービス業でもあります。お客様を味だけでなく、快適な空間、快適な接客も含めて満足させるお店に私は行きたいですね。

私は外食が多いので人一倍、飲食店の接客やサービスが気になるのかもしれませんが、ふと気になったので皆さんにお話ししてみました。

さてさて、今回はそんな飲食店さんで使う業務用の厨房機器のメッカ、大阪は千日前道具屋筋から厨房機器の専門店さんです。

「ダメ出し!道場」第111弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
タケウチ

ショップ名 :
大阪・千日前・道具屋筋「タケウチ」さん

URL : http://www.k-take.jp/

カテゴリ : 事務、店舗文具

お世話になってありがとうございます。
楽しみにしております。
現状ショップの売り上げはボチボチといったところです。
ショップの運営は、私=社長 一人で運営しております。
ITに関しては、素人です。歳は65歳です。
悩みは、おちゃのこネットの機能を十分使いきれてないことです。
有料でも結構ですので、改良点、使い方を指導(コンサル)して欲しい。
おちゃのこネットショップは 数年前に開店して 良かったと感謝しております。
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大阪千日前道具屋筋  株式会社 タ ケ ウ チ

プロ中のプロ! 本格的厨房機器の専門店! なのに…

まず、商品登録数(全商品一覧)が1255品! さすがの大阪千日前、道具屋筋の専門店である!

私も関西に来た当初は、道具屋筋は珍しくて何度か出かけて冷やかしたものですが(^^;)
業務用、プロ用の飲食店の機器、食器、道具類やナプキンや割り箸などの消耗品、暖簾やのぼり旗など飲食店に関わるモノならなんでも揃う専門店が軒を連ねる商店街なんです。

今から20年前、ネット黎明期、オンラインショップの創世記に、私も一番に(ネットで専門店やるなら道具屋筋のお店なんていいのになぁ!)と考えたものです。タケウチさんとあの頃に出会いたかった(^^;)

もちろん創業60年のタケウチさんなら、業界では知る人ぞ知る専門店さんなんだと思いますし、ただ品揃えが多いだけでなく、その道具類、機器類に関する造詣やノウハウもかなり奥深いものがあると思います。

しかーし! 残念ながらトップページを見た第一印象からそのプロフェッショナルな部分が今ひとつ強くは感じられないのです。

ただ、素人には見慣れない、よくわからない業務用機器がたくさん並んでいるだけのお店は敷居が高いだけです。まったくの個人客はもともと想定されていないように見えますが…業務用機器専門店なのでそれでも良いと思います。

しかし、これから開店しようという、正にタケウチさんのターゲットとなる方々は、必ずしも業務用機器の知識が豊富なわけではなく、多くは素人さんに近い方々だと思います。

千日前の実店舗まで来て、口頭でQ&Aなら手っ取り早く、お店としても面倒がないでしょうが、地方や遠方の見込み客こそがネットのターゲットですから、そういった人たちがまずは気軽に質問ができたり、選択肢を絞り込めるお手伝いをしなければ、ネットでプロ用機器は買えませんし売れません。

例えばたこ焼き器だけで51件…
http://www.k-take.jp/product-list/175

自社サイトに行けば一覧でずらっとありますが、
http://www.kk-take.co.jp/sub15.htm

正直、ここまで選択肢が多いと、何をどう選べばよいのか? これからたこ焼き店を開店させようとする人にはお手上げになる方も少なくないと思います。

それは、単に大きいたこ焼きを焼きたいからこの鍋、焦げ付きにくいからこの鍋、というスペックだけの話を言っているのではありません。

お店の規模や、席数、見込み客数、1日の販売予定数、繁忙期ピークタイムの数量の予測、どんなタイプのたこ焼き(柔らか目? 固め? ふわとろ? 揚げ気味? などなど)によっても鍋やカンテキの大きさ、穴の大きさ、数、材質、焼き上がり時間など、選ぶための要素にどんなものがあってどんな基準で選ぶのか? などなど…

実店舗で相談しながら機器を選んでもらう、ケースバイケースのアナログな営業商談ノウハウの部分をフローチャート的に要件を1つずつ選んでいけば、貴店に最適な機器が絞り込まれる! のようにするか

あまりにそうしたマニュアル化パターン化が難しいのであれば…
「メールやFAX、お電話でお気軽にお問い合わせをしてください!」と問い合わせのハードルを下げておかなければ、
「敷居の高い店だなぁ」
「自分なんかがド素人丸出しの質問したらイヤな顔されそうだなぁ」
と腰が引けてしまうお客様も少なくないと思います。

また、もしも「個人客も歓迎!」なのであれば、その旨は大げさなくらいに明記しておかなければ、業務用の専門店であるがゆえに気の小さい個人客は聞くのを恐れて逃げて行きますし、逆に客単価も低いのに初歩的な質問や細かなことを気にする個人客には来て欲しくなければ、嫌味にならない程度の表現で個人客は遠慮してくださいと書いておかなければ時間と手間のかかる個人客に多くの時間と労力を煩わされることになります。

この辺りはどちらが良いということではなく、お店の意思と姿勢の問題ですが、現状はよくわかりませんが素人にはハードルの高いお店という印象です。
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一部に「家庭用 いか焼き器」
http://www.k-take.jp/product/12
のように個人向けの道具もあるようですし、

例えばパエリアの皿
http://www.k-take.jp/product-list/124
などは小型サイズ~中型のものは個人客でも探している人は少なくないでしょうから、いっそ「家庭用オススメコーナー」などの切り口で個人客が買いやすい、欲しいであろうものを一覧しやすい売り場を作るのは販売機会向上に繋がると思います。

ファミレスなどで見かけるステーキ皿
http://www.k-take.jp/product-list/75
キャンプなどで使える小型でも分厚い鉄板
http://www.k-take.jp/product/567
なども個人客向けですね。

2つに分かれたしゃぶしゃぶ鍋(二色鍋)
http://www.k-take.jp/product/303
などもこのタイプではなく、流行の大極模様の二色鍋などもラインアップさせておきたいですね。
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また専門店、専業飲食店だけでなく、学生の学園祭イベントなどの模擬店、素人屋台でも営業できそうなモノもまとめてコーナーを作って販促するとか、可能ならレンタルビジネスの可能性も模索できるような気がします。(ポップコーン器、綿菓子器、串焼き器、鯛焼き器、回転焼き器など)

B to Bだからまぁ仕方ない? 程度の商品写真、商品説明

これはタケウチさんに限ったことではないのですが、多くのB to B(業務向け販売)サイトでは、顧客もその業種や商品、製品にある程度の知識があるがゆえに、商品写真や商品説明がすごく雑で情報量が少なく、個人客の素人はもとよりビジネス客であっても新規参入のビギナーにはよくわからない商品ページが多すぎるのです。

例えば…
この「家庭用 いか焼き器」
http://www.k-take.jp/product/12

写真はわずかに2枚、プレスする2枚の板を開いた内面はどうなっているの? 平らなの? ふちはあるの? 凹凸があるの? 2枚の板ははずせるの? 分解して洗えるの? 重量は? 女性でも片手で持てる重さ? などなど、疑問符のオンパレードです。

例えば…
「お好み焼きテーブル」「もんじゃ焼きテーブル」「鉄板焼きテーブル」の違いは何? 鉄板をはずすと中はどうなっている? 掃除のしやすさは? ガス管の位置は変えられる? などなど、日々のメンテナンス性を考えるための写真や情報が全体的に不足していますね。

例えば…
綿菓子機
http://www.k-take.jp/product-list/4
カタログからスキャンした画像1枚だけで、個々の機種の細かな違い内部構造、掃除やメンテのしやすさなど不明ですね。5万~20万円もする機械を、これだけの情報で買うことはなかなかできないと思いませんか?

あげればキリがないですが、これはB to Bで相手もそこそこ詳しく商品情報を調べていたり、現物を他で見ていたり、もしくは結局電話や大阪まで来店してくれる? からWebはこれでも良いのかもしれませんが、一方で多くの見込み客は、「これじゃぁ買えない」「これじゃぁ問い合わせすらできない」と、黙って通り過ぎ、退店しているのです。

私はネット通販が始まった20年前頃からずっと言い続けているのですが、B to BのサイトがB to C(個人向け小売)のクオリティで商品説明をすれば、圧倒的にライバルに差別化ができ、新規参入客を独占できると思います。

それほどまだB to Bのサイトの商品ページは雑なところが多いのです。まだまだ遅くはありません。

B to Cに寄って行くのか? B to Bで商圏を広げるのか?

社長お一人でオンラインショップの運営をなさっているとのこと、これだけの商品登録や、自社サイトも含めてのホームぺージ製作はかなりお時間、労力を費やしておられると思います。

しかしながら、それにも関わらず(^^;) 辛らつながらページや商品写真、商品説明は大雑把で、残念ながらきめ細やかで痒いところまで手が届く内容とは言いがたいです。

もし、B to Cをもっと進めて裾野を広げていかれるなら、Web運営には専属のスタッフを使わなければ、これ以上のクオリティの向上は望めないと思いますし…

B to Bでもっと商圏を全国に広げて行くのなら、ターゲット(業種や規模、レベル)に応じて提案やコンサルをしたり、先ほど書いたようなレンタルビジネスだったり、違う形のビジネスモデルを作りながら新しい形の厨房機器専門企業を目指すなど…

いずれにせよ現状のまま進めば、ただひたすら商品数と文字数の多い情報ごった煮のお店が拡大(成長ではなくあくまで拡大)していくのではないでしょうか…

総評

まずは社長お一人でコツコツとここまで作りこんでこられたことに本当に敬意を表します。

しかし、そろそろしんどいわりに先が見えない、成長して儲かるイメージがなかなか湧かない…というのが現状ではないでしょうか?

厨房機器専門店は特殊な業種のようでもありますが、実はネット販売の世界では非常に競合も多く、オンラインショップも多い業種です。楽天だけでも何百店もが凌ぎを削っていますが、価格競争マーケットになっているのも現実です。

私はその業界に関しては素人ですが、タケウチさんは大阪千日前の道具屋筋ブランドとその業暦、実績、仕入先などは全国トップレベルにおられるのは間違いないことと思います。

ただ品揃えで楽天やアマゾンのあまたの他店と価格競争する道ではなく、本当に長年のノウハウや知識、ネットワークを活かした新しいビジネスモデルを生み出せるか否か? が今後の展開のカギだと思います。

幸い、関西でお近くですので、一度ご相談していただき、今後の方向性を見出していただければ幸いです。

お気軽にご連絡ください。(^-^)



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


現役おちゃのこネット店長はこう使ってる!
お客様からの信頼をいただく一番簡単な方法

こんにちは。
「卵・乳アレルギー対応パンのtonton」店長の井藤です。

みなさん、豊臣秀吉って知っていますか?
知ってますよね。
天下統一、「戦のない平和な世を築き上げた」有名な戦国武将です。

豊臣秀吉って、どんなイメージですか?
いいイメージの人、悪いイメージの人、いろいろだと思います。

豊臣秀吉の功績は、「天下統一」「太閤検地」「刀狩」「キリスト教宣教師の追放」「朝鮮出兵」と、数えきれないほどありますが、今回は「朝鮮出兵」について、少し紐解いてみたいと思います。

朝鮮出兵については「秀吉の成長主義がひき起した身勝手な朝鮮征服の戦い」と思われていました。
今はわかりませんが、僕が中学校の時はそう習いました。

ところが、事実は違うという話を最近よく耳にするようになります。

なぜ秀吉は無謀とも思える朝鮮出兵に踏み切ったのか?

この時代、世界全体を見渡せば、まさにスペイン国王が世界を制した時代。
世界の8割は、スペインの植民地でした。

秀吉の時代、スペインによってまだ征服されていなかったのは、東アジアでは、明国と日本だけとなっていたのです。

スペインが、日本に最初にやってきたのは、天文18(1549)年のことでした。
宣教師フランシスコ・ザビエルの来日。
当時のスペイン宣教師とは、表向きはキリスト教の伝道ですが、裏では立派な軍事組織でした。

キリスト教の伝道と見せかけ、それぞれの国民に受け入れてもらえそうな調子の良いことを言っては改宗させ、頃合いを見計らって軍隊を送り込み、人民の殺戮や財宝の強奪、植民地占領などを行っていたのです。

戦国時代の大名たちは、当初、ザビエルなどの宣教師たちのもの珍しさからか、ザビエルたちを招き、自身もキリスト教信徒になったりなど、伝道師たちを快く受け入れていました。

ところが、植民地支配されたの国々と違い、唯一日本だけは彼らが持ち込んだ鉄砲という武器を日本人はまたたく間にコピーし、それを量産しました。

それに驚いた宣教師たちは、スペイン国王に「日本は住民が多く、城郭も堅固で、軍隊の力による侵入は困難です。」と上書を送ります。

そこでスペインは、明国を攻略するにあたり、当時、世界最大の武力(火力)を持っていた日本に、「一緒に明国を奪わないか」と持ちかけました。
秀吉は、国内の戦乱終結を最優先に考え、このスペインの申し出を断っています。

もし、スペインが明国を植民地として支配下に治めることになると、日本は大変です。
数多くの鉄砲を日本が持っていたとしても、スペインに支配された明の兵士たちが、数の力にモノを言わせて日本に攻め込んできたら・・・

それを防ぐためには、朝鮮出兵を行ない朝鮮から明国までを日本の支配下に置いてしまうしかない。

これは安全保障上、必要なことでした。
日本という国をスペインから守るために。

その後、スペイン自体が英国やオランダに押されて国力が低下し、もはや東アジアに構っていられなくなったため、日本も朝鮮から撤収しました。

どうですか?

僕は、この時代の歴史背景と秀吉の「日本を守る」という熱い想いを知って、一気に豊臣秀吉という武将が好きになりました。

ちゃんと学校でも教えてくれたらいいのに!

歴史は人の歩んできた道そのものです。
歴史と背景を知ることで、その人のことを深く理解することが出来ます。

これをショップに生かさない手はありません。

お店を作った歴史と熱い想いは心を動かす!

歴史というと、ちょっと大げさですが、自己紹介くらいはショップに掲載されていると思います。
自己紹介といえば、おちゃのこネットには「私が店長です」という、店長プロフィールを書くところがありますよね。

おちゃのこサンプルサイト
  • デモはなこって誰?
  • 漫画で書かれてるけど、本当にこの人って実在するの?
  • 自己紹介も2行だけ?
  • そもそも、このネットショップって大丈夫?

初めて訪れたお客様にとって、知らないお店で買物をするという行為は、不安でいっぱいに違いありません。

なのに、店長の紹介がこれだなんて・・・
おちゃのこネットのサンプルサイトなんで、当たり前ですけど(笑)

いや、これに近いおちゃのこユーザーのショップはたくさんあります。
大体、左サイドのこのスペースに自己紹介を書くこと自体無理があると思いませんか?

 

お客様から信頼をいただく第一歩は、まずは自分を知っていただくこと。

自分を知っていただくとは・・・何歳かとか?趣味とか?好きな食べ物とか?
そんなこと書いてもしょうがないです。
いつも通っているお店のマスターの年齢とか趣味とか嗜好品とかには興味ありませんよね・・・

では、何を書くか?

それは、お店を作った歴史と熱い想いです!

なぜそのショップを作ったのかという物語

どんな方でも、必ず歴史はあります。
だって、今まで生きてきたんだから。

波瀾万丈に生きてきた方。
平々凡々と生きてきた方。

人それぞれあると思いますが、ネットショップをやっている以上、なぜそのお店を作ったのか?という経緯があると思います。

それを素直な気持ちで書けばいいと思います。
そこに脚色は入りません。
真面目な方は真面目な文章になるでしょうし、ツッパっている方はツッパった文章になるでしょう。

でもね、真面目な方のお店に血気盛んなツッパったお客様が来られても、疲れるだけですよね。
相性のいい方は、必ずお店の誕生物語に心を打たれるはずです。

僕の場合は、パン屋になったところから物語は始まります。

トントンハウス誕生物語

アレルギーで検索をしてショップに入って来られて、この物語を読んでも何も感じない方もいらっしゃるでしょう。
金銭的に厳しくって、とにかく安価なものを探しているお客様もいらっしゃると思います。

100人のお客様がいらっしゃって、100人とも相性が良いなんてことは絶対にありません。
でも、こんな想いでお店を始めました!というメッセージをひとりでも多くのお客様に伝えることで、商品の見え方は変わるものです。

それが、お客様との関係性だと思います。

お店を始めた経緯と商品への熱い想いを、今すぐフリーページに書きなぐりましょう。
ヘタクソな文章でもいいじゃないですか。
相性のいいお客様には、必ずその熱い想いは届くはずです!

熱い想いが届いたら!
商品は売れる??

ここまでやっても、まだ他のショップと比較されるでしょう。
価格という壁がありますから。
では、価格以外に付加価値を付けるとしたら、どんな方法があるのか?

次回は「モノより思い出」と題してお送りしたいと思います。
どうぞ、ご期待ください!

第2部 実践編目次

卵・乳アレルギー対応パンのtonton
卵・乳アレルギー対応パンのtonton
カテゴリ:食品、飲料
「卵と牛乳抜きのパンを作っていただけませんか?」ご近所のお客様からご要望をいただき作ることになった卵・乳アレルギー対応パン。日本で唯一、卵と乳製品を一切持ち込まない専用工場で製造した安心のパンを通信販売しています。

このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、スマートフォン版トップページにバナーを挿入する方法をご紹介します。
以前、パソコン版の分を紹介しておりますので、同じ内容となりますが、再度ご確認ください。





HTMLタグを追加する

スマートフォン管理→画像とコメントの設定から自由記入欄を追加してください。
下記の、HTMLタグを貼り付けていただき、画像URLとリンク先URLを変更してください。
<div class="free_banner_left">~</div>のブロックは追加可能です。

※パソコン版の画像を利用する
下記の例では、パソコン版と同様の画像を利用しています。基本的には、表示サイズはスマートフォンの画面に合わせて自動縮小されますので、そのままご利用いただいても問題ありません。


<div class="free_banner_box clearfix">

<!-- 左画像 -->
<div class="free_banner_left">
<div class="free_banner_inner">
<a href="http://cafe0101.ocnk.net/product-list/1"><img src="http://www.ocnk.net/ocnk_ma/img/no221/banner001.jpg" art="代替テキスト"></a>
</div>
</div>
<!-- 左画像 -->

<!-- 右画像 -->
<div class="free_banner_right">
<div class="free_banner_inner">
<a href="http://cafe0101.ocnk.net/product-list/2"><img src="http://www.ocnk.net/ocnk_ma/img/no221/banner002.jpg" art="代替テキスト"></a>
</div>
</div>
<!-- 右画像 -->

</div>


 
スタイルシートを編集する

スマートフォン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。
width: 50%;を
width: 33.3%;にすると3列、
width: 25%にすると4列表示となります。


.free_banner_left,
.free_banner_right {
float: left;
width: 50%;
}

.free_banner_inner {
margin: 5px;
}

.free_banner_inner img {
border-radius: 10px;
}


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

カート内クーポン、ポイントについて

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードしたカート内のクーポン、ポイント欄に注記設定についてです。
カート最終確認画面のクーポン、ポイント利用箇所に注記設定を追加しました。
利用方法や注意書きにご活用ください。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281582&id=1099&artlang=ja



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

モール型ECサイトの種類について

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今ページでは、EC通販サイトを運営する際にサイトを活性化させるためのノウハウを説明させて頂きます。今回は「モール型ECサイトの種類」についてです。

■モール型ECサイトの種類について

自社で運営するECサイトではなく、複数のサイトが集まって構築されている「モール型ECサイト」。安定した主客力のアップが見込めることから、Yahoo!や楽天などと言った有名サイトをうまく活用している運営者も増えています。

モール型ECサイトには多くの運営スタイルがありますが、その中で今回は3つほど紹介したいと思います。

1つ目は、「統合管理型モール」です。これは、1社の運営社が中心となって、複数の企業(ブランド)を統括するサイトのことです。アパレル系や、薬剤を取り扱うサイトが主にあげられます。ユーザーにとっても様々な企業の商品を一度に見ることができ、吟味できるという点で需要は多いです。また、他社が合同でサイトを構築するため、自社運営と比べて信憑性が高く、凝ったデザインでなくとも高い訴求力が期待できます。

2つ目が、「楽天市場型モール」。これは、名前の通り楽天のサイトが運営しているECモールのことで、サイト上の店として出店してくれる企業を集めてそれぞれに運営を任せるタイプです。一見すると自社サイトと変わらないように感じますが、知名度の高い企業を媒体とすることでサイトユーザーに安心感を与えるとともに、多くの人が自社商品を目に届けやすくするという効果があります。大きな商業施設(楽天)の中にテナント(各企業サイト)が入居しているといったイメージでしょうか。

3つ目は、「マーケットプレイス型モール」です。Amazon(以下アマゾン)が世界で最も有名なこのタイプのサイトとなります。アマゾンが運営する一つのサイトに出店する企業を集め、それぞれに商品を出品します。ユーザーはあくまでアマゾンという一つのサイトの中で商品を選択するため、企業から買うというよりは、そのサイトから購入するといった意味合いが強くなります。あくまでその商品自体にブランドがあり、売買する価値がある場合には、このようなサイトを利用するメリットが生まれるでしょう。

そのほかにも、各企業のトップページの有無や、決済方法の選定などで、モール型ECサイトのルールはそれぞれ異なります。自社の製品を売るために最も適したモールサイトを利用して、自社ブランドを高めることができれば、これらの手法に頼ることなく、自社サイトでの安定した顧客を得ることが可能となるのではないでしょうか。

★POINT
・モール型ECサイトには多くの運営スタイルがある
・「統合管理型モール」は、複数の企業を統括して運営するサイトである
・「楽天市場型モール」は、出店してくれる企業を集めてそれぞれに運営を任せるタイプのサイトである
・「マーケットプレイス型モール」は、一つのサイトに出店する企業を集め、それぞれに商品を出品するサイトである
・自社の製品を売るために最も適したモールサイトを選定することが重要である

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

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編集後記

事務所の近くにある埼玉県ときがわ町では、廃校になった小学校を美術展会場にするイベントを毎年行っています。先日、ボランティアに参加して掃除に行ったのですが、なつかしい木造校舎の姿に郷愁がかき立てられてしまいました。実は私は木造校舎で小学校生活を送ったのです。
(おちゃのこ山崎)

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