「2015年最終号です。本年もお世話になりました号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
あっという間に今年も残すところ2週間となってしまいました。
「年賀状がまだ作れてない」
「年内の仕事が片づきそうもない」
などという悲鳴が聞こえてきそうな気がします。かくいう私も、その悲鳴の元の一人なのですが…。
年末といえば十大ニュースが恒例です。そこで、勝手に「悪い十大ニュース」と「良い十大ニュース」を作ってみましたのでご披露します。みなさまのご感想はいかがでしょうか。なお、どちらも国内版です。
【悪い十大ニュース】
マクドナルドなどで食品に異物混入
群馬大病院の術後死で大学側が謝罪
東洋ゴム、免震ゴムでデータ改ざん
東芝で不適切会計が発覚
新国立競技場の建設計画を白紙撤回
東京都調布市の住宅地に小型機墜落
「ビットコイン」巨額消失、運営会社社長を逮捕
東京五輪エンブレムを撤回、再公募に
横浜市でマンション傾斜、基礎工事のデータ改ざん
巨人3投手が野球賭博関与
【良い十大ニュース】
箱根駅伝、青学大が初優勝
横綱白鵬が史上最多優勝
北陸新幹線、長野~金沢間が開業
「軍艦島」など世界文化遺産に
なでしこ、サッカーW杯で準優勝
芥川賞に又吉直樹さん。記録的ベストセラーに
ノーベル賞に大村、梶田両氏
ラグビーW杯、日本は3勝の歴史的快挙
世界体操、日本男子が37年ぶり金
国産初のジェット旅客機、初飛行成功
それではみなさま、よいお年をお迎えください。なお、新年第1号は1月13日発行予定です。
おちゃのこ最新ニュース
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今週のトピックス
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
実はこちらのお店の運営会社さんはWEBデザインや広告の会社だということで、WEBデザインは正にプロですから当然と言えば当然ですよね。 本来なら「ダメ出し!道場」はWEBデザインの会社さんはプロなので、「ダメ出し!」するまでもないでしょ! とお断りするところなのですが… ビジネスモデルのことは後ほどご紹介することにして、まずはトップページにアクセスした第一印象は… クリスマスセールの大きく美しいデザインのバナーと、テディベア画像にスッキリ整然と作られたメニューやバナー類で、「とても見やすくキレイなホームページだなぁ!」という感じです。 が、ひと通りあちこちとクリックして見て回ると、キレイなページだけど何か寂しくて物足りない印象がしてきました。 それは…いつも言っていますが「人気(ひとけ)」のなさです。 テディベアは生きた動物ではない「物」かもしれませんが、本来のぬいぐるみは贈り主にも受け取る人にもそれを「物」としてだけではない「心」や「気持ち」がこもっているはずですよね。 それを感じられないのです。 「ユニークステディベアのご案内」 「店長プロフィール」 と、おしゃれなインテリア的な要素を前面に押し出して書いてありますし、店長の趣味のミリタリーグッズ収集の延長で、迷彩柄生地のテディベアも作られたんだなぁ…とかはオリジナリティがあって他店との差別化には良いとは思うのですが… 子供さんへのおもちゃ、子供のパートナーとしてのぬいぐるみの要素では考えられていないように見受けられます。 理屈や勝手な憶測で申し上げているのではなく、そう感じるには明確な理由があります。子供が貴店のテディベアを抱っこしている写真が1枚も見当たらないのです。子供だけでなく、店長やスタッフも、お客様の写真でも…「人がテディベアを抱っこしているシーン」がまったく見当たらないことで、ひとけのない、インテリア雑貨として飾り物の熊の置物屋さんのような印象になっているのではないでしょうか? これは貴店に限ったことではないのですが、男性店長、男性デザイナーが作ると、商品を合理的・物理的に分類し、理路整然と陳列する、あまりに自販機型・メーカー型のデータベースのようなお店になってしまいがちなのです。 機械物やパーツ販売をしているようなお店ならそれでも良いのですが、ファッションやアクセサリー、コスメなどの商品は、機能や仕様で商品価値が決まるのではなく、印象や心地良さなど「心」や「心理面」での商品価値が重要な業種です。 貴店のような業種のオンラインショップは、決して「商品仕様説明一覧自動販売機」ではなく、「テディベアとお客様の出会いの場」でなくてはなりません。 ホームページデザイン、WEBサイト構築 というデザインのプロの考え方よりも、「売り場」「出会いの場」をどう演出するか? という商売人や、演出家のような感覚を優先させなければなりません。 いきなり厳しいことを書いてしまいましたが、私はユニークスさんのこのお店、この商品、サービスを含めたビジネスモデルはとても素晴らしい! と思っています。 高級ブランドの服の生地をリユース(再利用)してMade in Japan の確かな縫製品質で世界に1つのオンリーワンのテディベアを作ってお届けする。お客様の思い出の服地や生地でオリジナルのテディベアも作れる。法人や団体さんなどのオリジナル企画ギフトとしてテディベアを作れるなど、その商品、サービスは簡単に他社が真似することが困難ですし、潜在的なニーズのポテンシャルはとても大きいと考えます! でもそれだけに、テディベアの本質を見失わないでいただきたいのです。 あらためて、お子さんやスタッフさんがテディベアを抱っこしたイメージカットをたくさん用意して見せましょう! これは印象だけの話ではなく、サイズ感をひと目で、一発でお客様に伝えるためにも必要だと思います。 現状、「ユニークステディベアのご案内」ページに実寸サイズが明記されてはいますが、各商品ページにはサイズは明記されていませんし、サイズ感が分かる写真も用意されてはいません。 外部から検索で各商品ページにランディング(アクセス)されたお客様は商品サイズがわからず、サイズの書いてあるページを探してさまようか、あきらめて出て行くことにもなりかねません。 実寸サイズを全商品ページに記入するのも必要ですが、それ以前にひと目でサイズ感のわかる抱っこカット写真が必要だと思います。 「お店」「法人」「大人のおしゃれなインテリア」という「モノ」としてだけではなく、本来の「抱っこできる傍にいてくれる可愛いクマさん!」としての見せ方を忘れないようにしましょう。 <ギフトラッピングについて> そう思うと、いざ自分がギフトで注文する際には… クリスマスの看板画像にある茶色い袋にリボンがそうでしょうか? ユニークスさんに限らずギフト注文が少ないお店でも、ギフト包装・ラッピングのイメージはページを用意してキチンと見せるべきですね。 また、昨今ではエコを優先して、ギフトでも簡易な物を望まれるお客様も増えてきましたので、簡易でエコなギフトラッピングと、しっかりと見栄え優先のギフトラッピングとを選べるように用意しておくのが理想的だと思います。 箱や包装資材のコストが高い場合は、有償でお客様に負担していただいても良いと思います。あまり無理して利益を削って継続できなくなるくらいなら、最初から有償にしておきましょう。 またギフトであれば「手書きメッセージカードの同梱」なども、当たり前品質のサービスとして欲しいところですね。 贈り先がアレルギー体質のお子さんで、喘息の発作でも出たら!? などと考えると、再生、製造前にキチンと洗濯やクリーニングはなされるのか? が気になりますね。 また中綿は新品かとは思いますが、例えば抗菌や防ダニなどの処理がなされていたりするのでしょうか? もしその辺が未検討であれば、今後の課題でもあり、より品質・サービスの向上の可能性があると思います。 繰り返しになりますが、ビジネスモデルとしてリユースの生地やオリジナルの生地を用いたオンリーワンのテディベア製造販売というのは、他社が容易に真似しにくいユニークで強みのあるモデルだと思います。 それだけに買い手、貰い手(ユーザー)の気持ちや心理をもっと思いはかり、見せ方の演出や思いを贈るという意味でのギフトサービスの向上・充実をしていけば、もっと満足度の高いお店になれるのではないでしょうか? 世界的に認知されている「Teddy bear」ですから、日本だけでなく、海外市場への展開も、貴店の着物生地を用いた「ジャポネスクシリーズ」を強く押せば、大きな可能性を秘めていると思います。 最後になりましたが、下記 ご質問の件。 企画在庫品と個人向けオーダーメイドを軸にしつつ、商品・サービスの強みをアピールして、企業向けの大口オーダーは「来たらラッキー」というスタンスで良いと思います。 もっと積極的に企業オーダーを獲りたければ、事例を織り交ぜたコンテンツを増やしていって用途提案をしなければ、法人のお客様の側から「自社オリジナルのテディベアを作ろう!」というアイデアはなかなか出てきにくいと思います。 サイトデザインに関してはプロの貴社ですので、今後はビジネスモデルのアレンジや商品・サービスの拡充をうまくプロデュースできれば、必ず右肩上がりの成長を描けると思います。 いつでもビジネス面についての疑問などがありましたら、ご相談ください(^-^) でも12月もまだ2週間残っています! そして、皆さん年の瀬でお忙しいとは思いますが、「新年初売り」や「福袋セール」など、新年のスタートダッシュの準備もお忘れなく! それでは皆さんぜひ良いお年をお迎えください!
さて… オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。 実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。 この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。 もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、 診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて |
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こんにちは。 新規客とリピーター客。どちらが大切とお考えですか? / そんな声が聞こえてきそうです。 そうです、みんな知っているんです。 今さら言うことではないですが、
とよく言われます。 わかっているのに、どうして新規顧客を追いかけてしまうんでしょう?
これって全部、新規顧客獲得のための施策ですよね… 新規顧客が購入されると、「新しいお客様が来た!!」と手放しに喜んでしまって、更に新規顧客を探してしまいがちです。 それもそれでいいんですけど、ショップの運営のことを考えると、まずはリピーターにもう一度購入いただくほうが楽です。 穴が空いているバケツにいくら水を入れても水が貯まりません。 まずは、穴を塞ぐことが優先ということです。 リピーターになっていただくために、どんなことしていますか? それは… どこにも負けない高品質な商品にすること? 間違ってはいないと思いますが、それはもはや日本では当たり前。 これだけネットショップがたくさんあってモノが溢れている現状では、商品そのものでリピーターになっていただくのは難しいと思いませんか?
例えば、すごくおいしいラーメン屋さんに出会ったとします。 今まで食べたラーメンの中で一番美味しい! で、その後リピーターになるのかというと… なぜでしょう? 3日も経てば、その感動は忘れてしまうからです。 だって、一日中ラーメンのことを考えているわけではないですよね。 いや、忘れなかったとしても、街にはたくさんのラーメン屋さんがあるので、もしかしたらもっと美味しいラーメンがあるかも知れない。 では、どうすればいいでしょうか? 1.商品が合わない
マズい、口に合わない、など。 2.ショップが合わない
ショップが気に食わない、ネットショップが使いにくい、メールがウザい(笑)など。 3.ライバルに浮気
近くで同じものが手に入る、同業のショップのほうが良かった、美味しかった、便利だった、など。 4.忘れられる
人は忘れる生き物です。 ましてや、情報過多の時代。 ほっとくと忘れられるんです。 1、2、3はどうしようもないですよね。 でも、4はどうでしょう? ブログ、Facebook、Twitter、YouTube 何らかの方法で思い出していただければいいわけです。 これについては奥が深いので、後日改めて書きたいと思います。 「お客様は平等に扱うべきだ」 コンビニに行っても、ファミレスに行っても、スタッフはマニュアルに沿って均一な接客をするように指導されています。 ところで、お気に入りのお店ってありますか? そのお店のマスターやお気に入りの店員と気軽に話出来たり、隠れメニューが出てきたり、何度も通って常連になったからこそステキなサービスを受けたりしますよね。 「このお店は常連の自分にとても良くしてくれる。やっぱりステキなお店!」 また通っちゃいます。 もし、リピーターの方が「初めての客と平等に扱われた!」と感じたとしたら・・・ 新規客とリピーターどちらが大切かというと、リピーターを大切にしましょうというお話をしました。 リピーターの中でも、濃いリピーターほど大切にしなければ行けないことが、この図からわかります。 一般的によく目にする、統計学からわかるお客様の属性と売上の相関図です。 濃いリピーター=ファン客の人数は全体の10%、売上は全体の40%。 数こそ少ないですが、このファン客こそお店の売上を支えていると行っても過言ではありません。 ファンだからこそ口コミが生まれて友達や知り合いを紹介いただけます。 そしてまた友達や知り合いを連れてきてくれる。 それを実現するためにはファン客になっていただく仕組みが必要です。 そして、その仕組みは、おちゃのこネットで再現可能です。 6回に渡り連載しました「現役おちゃのこネットショップ店長はこう使っている!~心構え編~」は、これで終わりたいと思います。 えっ?使い方の説明になってない??
ここを抑えることで、ショップの見せ方やツールの使い方が変わってくると思い、「心構え編」で解説させていただきました。 目指すべき道標があれば、どんな機能をどういうふうに使えばいいのか、わかる気がしませんか? 次回は「心構え編 まとめ」として、一度情報をまとめたいと思います。 see you!! |
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このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。
おちゃのこネットの刑部です。
今年最後のデザイン道場となりました。
今回のデザイン道場は、2015年にご紹介したデザイン道場の一覧です。
本年も大変お世話になりました。
2016年も皆さんのお役に立つデザイン道場をお届けして参りますので、よろしくお願い致します。
編集後記
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