「「若さの維持」何かやっていますか?号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
日本は世界に冠たる長寿国ですが、寿命が延びるにつれて医療費も増大しています。すでに総額が40兆円を突破していて、1日当たりに直すと1000億円を超えます。厚生労働省のサイトにある「日本の1日(http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/14-3/dl/02.pdf)」によると、1日当たりの入院者数は134万1000人、通院者数は426万500人だそうです。
これは日本だけが突出しているのかというと、そうではありません。国民1人あたりの健康支出(単位:米ドル)は日本が2771ですが、先進国中で最低で、最高額はアメリカの7437で、次いでノルウェーの4885、カナダの3844、ドイツの3724、フランスの3679となります。これをGDPにおける医療費支出割合で見ても、日本は8.2%と低く、最高はアメリカの16.0%、それにフランスの11.0%、ドイツの10.4%、カナダの10.0%が続きます。
つまり、単純に長生きするから医療費が増えるのではなくて、先進国ほど高度な医療が行えるため、医療費が高騰するのだと考えられます。もうひとつ、医療費に大きな関係があるのは「平均寿命と健康寿命の差」です。健康寿命とは「日常生活に制限のない期間」のことで、これが平均寿命と一致すれば、寝たきり老人は世の中からいなくなります。ちなみに平成22年度の日本における平均寿命と健康寿命の差は、男性が9.13年、女性が12.68年です。
多くの人が、「死ぬならピンピンコロリがいい」と言います。昨日まで元気にしていたのに、朝になったら死んでいたという大往生スタイルです。たしかにこれなら、苦しまなくていいかもしれません。ピンピンコロリとは、平均寿命と健康寿命が完全に一致した状態のことです。
それを実現するためには、まず自分で自分の体を若く保つ努力が必要です。同じく厚生労働省のサイトにある「人口100人でみた日本(http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/14-3/dl/01.pdf)」によると、20歳以上の男女で「習慣的に運動をしている人」は男性14.3人、女性12.0人です。まずそのあたりから意識を変えていく必要がありそうですね。今回の「オススメ参考書」は、そのために役立つ本を選んでみました。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
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「そもそも論」になりますが、お客様が近所のパン屋さんでなく、わざわざ山梨県都留市にある「パン工房 稔」さんでパンを注文して食べてみたくなるほどの強み、特徴、魅力とは何でしょうか? トップページを見るとまず最上部には、 ざっと拝見する限り、この2つが唯一の自己アピールですね。 店長日記に「日本テレビの『ヒルナンデス!!』で放送されました!」とありますので、テレビをご覧になった方は放送の内容や演出、映像や音声などの記憶から、大した説明はなくとも、 でも、その放映をご覧になっていないこれからのお客様にとっては、「テレビが取材に来るのだから.まぁそれなりに美味しいのかな? 何か特徴があるのかもね」という想像はできても、「どんな点が注目されて取材されたのか? 紹介されたのか?」が書いてないですし、そもそも論として当店の強み、特徴についての説明・アピールが弱すぎると思います。 見出しとしては、 「アレルギー対応のパン」としての特徴や強みも、もっと詳しく説明すべきですし、逆に制約事項(小麦アレルギーやゴマ、レーズンなどの他のアレルギーについての説明)も必要でしょう。 「レーズンから種を起こした自家製酵母パン」ですが、そういわれても、パンの素人には「種を起こすってどういうこと? レーズンに酵母があるの? そのレーズンはどこのぶどうでどこで作ったものなの? 小麦やその他の材料はどこ産なの? こだわりがあったりするの?」と、かえって疑問が膨らみます。 また、「富士山からの伏流水ってどういうこと? どんな水なの? 普通の水と何がどう違うの?」という疑問も出てくるでしょうし、「無添加? 稔さんでいう無添加って定義は? 材料、原料一品一品、すべて無添加と言い切れるの?」と思うお客様もいるかもしれません。 もしその疑問に対する答えがYesなら、そこも説明すればより大きな魅力となると思います。そうでないならば、正確に添加物についての当店のポリシーや原則を明記しておきましょう。 食品業界において「無添加」は魅力的なキーワードではありますが、それだけに詳しいお客様も多く、無添加表示をする際には細心の注意としっかりとしたアピールが必要です。 これらを含めて、あらためて1ページフリーページを作ってでも、「自家製酵母パン パン工房 稔 のこだわり」のようなお店の自己紹介ページを作るべきではないでしょうか? また、できればそのページには店長さんのパンを作っているスナップ写真や工房の様子、店内の様子、近所の自然や水の美しさを伝えられるような景色など、「田舎の職人のパン屋さん」の良さを伝えるコンテンツも必要だと思います。 上記の「ダメ出し!道場」申し込み文の内容からしても初心者店舗さんだとお見受けしますが…、 内容的にはパン屋さんとしてはプロでも、ネットショップとしてはもう一度基礎の基礎から学んでいただく必要のある初歩段階のお店だと思います。 読者の他の初心者店舗さんはもちろんですが、経験豊富な先輩店舗さんも、初心に返って自店を見直す機会になれば幸いです。 実店舗を営まれるお店が、宅配便を使って商品を遠隔地にお届けする、いわゆる典型的なオンラインショップを始めるにあたって、最初に意識しなければならない点は、 いまさらですが、「通信販売とは?」 はWikipedia によれば、 ネットの場合はメディアの部分がホームページになるわけですが、ネットができるよりはるか昔から、紙メディア(新聞、雑誌、カタログ)や電波メディア(テレビ、ラジオ)の通販業はありましたよね。 そして、それらすべての通信販売業態に共通するノウハウ、HowToに関しては、私たちオンラインショップ、ネットショップも基本は学んで習得しておかなければなりません。 宅配便会社との契約、送り状作成(印刷)、梱包、集荷の段取りといった物流面や、カード決済、代引き決済、銀行振込み口座の用意、コンビニ決済やその他便利な決済手段の契約と準備などもそうですが、ネットショップだからというよりも、通販業だから準備しておく当たり前レベルのノウハウがあるわけです。 ネット通販が始まって20年近くが経った現在では、これらの基本通販業ノウハウは、本屋に行けばハウツー本もたくさんありますし、本を買うまでもなく、一般の個人でさえフリマアプリやオークションサイトを使って注文を受け、宅配便や決済システムで容易に配送、代金回収できる時代になりました。 つまりは、物流や決済はもはや当たり前品質で、できて当たり前、あって当たり前なわけですね。 野球に例えるなら、ボール、バット、グローブ、ユニフォームは持っている。ボールは投げられる。バットは振れる。グローブでボールもキャッチできるとしても… 個人でスマホで写真を撮ってフリマで古本を売るのと、大手通販企業が巨大なデータベースシステムと連動して通販サイトで何十万アイテムもの商品を販売するのとでは、技術もそこで流通する金額も桁違いなんですよね。 でも基本は同じなんです。ボールを投げてバットを振ってボールを飛ばし、グローブでキャッチする。走る。滑り込む。投げる、打つ。これらの基本を組み合わせてこそ、野球ができるんですよね。 少し遠回りしましたが、「パン工房 稔さん」はパンのプロであることは間違いないでしょうが、通販業として見たときには、残念ながらこの基本のボールを投げてバットを振ってボールを飛ばし、グローブでキャッチする、走る、滑り込む、投げる、打つの部分でまだまだできていない点が多いようです。 他のお店さんも、ぜひ再認識してみてください。 通販業の基本を1から10まで説明すると、1冊の本が書けるほどのボリュームになりますので、ここではすべては説明しませんが、次項で具体的なダメ出しをしながら、押さえるべき基本を説明して行きますね。 実店舗で直接来店されるお客様と、ネットショップに来店するお客様とでは何が違うでしょうか? 当たり前過ぎて、「なんだ?」と思われている店舗さんも多いでしょうが… 実際に手に取ってさわれない、つまり、大きさ、触感、重量感、質感、匂い、味(試食できない)がわからないということです。 特に、味や匂いは技術革新がかなり進んだ現代でもまだ当分はテレビやパソコン、スマホのネットでも当たり前には伝えられないですね。 この実際に感じられない部分を何十年もの間、「通販業」の先達は画像、映像と音声を駆使してお客様に伝え、疑似体験させ、想像させ、購買意欲を喚起してきたわけです。 小むずかしい言い方をしましたが、要するに写真、動画、演出で「買いたい!」と思わせることが通販業における商品アピールだということです。 さて、そういう観点で下記商品ページを見てみましょう。 自家製酵母のイギリスパン生地にクリームチーズとオレンジピールを混ぜたクリームを巻き込み焼き上げました。 私はこの立方体の見た目から、最初は食パンのサイズをイメージしたのですが…果たしてこのキューブの大きさは一辺が何cmのパンなのか? それとも食パンよりもっと小さなサイズのキューブ状のパンが写真のように4個1セットで届くのか? 正確なところは書いてありませんのでわかりません。 このパン以外もとにかく大きさや個数が不明な商品が多いです。 http://minori.ocnk.net/product/13 大きさによっては260円でも、220円でも 安くも高くも感じますね。 http://minori.ocnk.net/product/31 などなど…お店にとっては当たり前のことも、明記してなければお客様にとっては????です。 実際がどうなのか? もしお客さんの思い込みのイメージと違ったものが届いたら? 期待以上の場合は満足になるかもしれませんが、期待以下だったら、きっと大きな不満となり、場合によってはクレームとなって再送や返金など赤字になってしまうかもしれませんね。 クレームにならなくても、不満だけ感じて二度と来ない、ブログやSNSでひどい店だと批評されることも起こるかもしれません。 では、なぜそんなことになっているのでしょうか!? このキューブという商品についていえば、大きさ、重量、1注文あたりの個数が不明確であるということです。 重量は、計測して平均値を1個○g位と明記すればよいですし、大きさも大体のサイズを書くと同時に、撮影時に比較となる誰もがサイズを想像できる対象物を一緒に撮影すればイメージしやすいですね。 素直に「定規」を置いてサイズを見せるのも家具や部品ショップなどではOKですが、食品店ではあまりに無骨で味気ない演出ですので、例えば演出がてら卵を2~3個横に置いて撮影するとか、標準的なサイズのパン屋さんのトングとかバターナイフなどを一緒に写せば、大体のサイズはイメージできるようになると思います。 スタバやローソン、セブンイレブンなどのテイクアウト用のコーヒー紙コップなども大きさが伝わりやすく、カジュアルながらおしゃれなイメージで伝わりやすいかもしれませんね。 間違ってもタバコの箱や500円玉などを置くような無粋な演出は、いくらサイズはわかりやすくてもNGですよ。(^^;) また演出上2~3個で撮影した場合も、1個の値段なのか2個セット3個セットの値段なのかも全商品明記しておきましょう。 そして商品写真のクオリティですが…ほとんどの商品写真がどんより背景がグレーで暗く、せっかくのパンが美味しくなさそうに見えているのも通販業の基本としてできていませんね。 特に食品は「いかに明るく色鮮やかに美味しそうに見せるか」は基本中の基本です。撮影スキルはぜひ向上させましょう! http://goo.gl/LhCAUe 私はこの商品と一文だけで、店長の朴とつなお人柄がイメージできましたし、職人気質でアナログ人間、顔を見て声や雰囲気を感じ合える実店舗なら、きっと「いい感じ」だと思います。 でも文字と画像だけで伝えるネットにおいては、言葉足らずでぶっきらぼうで無愛想、ともすればいいかげんな印象を与えることもあり得ます。 「行間を読め。なんとなく感じ取れ!」とお客様に期待しすぎてはいけません。わかるだろう、伝わるだろうではなく、できるだけていねいに、細かな点をキチンと明記して伝える努力をしましょう。 ネットでは、 知りたくない人、忙しい人は勝手に読み飛ばし割愛してくれるので、 私が特に気になったのは、 お客様にそんな都合の良いことを求めてはいけません。 誤解されない表現は、 いずれにせよ、 としておくべきでしょう。 ネット店もオープンから6年ということを考えると、もっともっとお客様目線で改善して、お店や商品の魅力を伝えられるネットショップになっているべきでしょう。 今までお客様目線でダメ出ししてくれる方がいなかったのかと思いますが、これを機会に1日1商品ページでも良いので商品撮影からやり直して、通販ショップとして購入に必要な情報を盛り込んで改善して行ってほしいと思います。 伸びしろのたくさんある、将来が楽しみなお店という意味で、辛口の30点評価とさせていただきました。 撮影や演出に関してなど、ぜひ一度お時間を作ってご相談いただければと思います。
さて… オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。 実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。 この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。 もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、 診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、ページ右下に表示したページトップボタンのように右上にページ最下部へのボタンを表示する方法をご紹介します。
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商品一覧からのカート動作 |
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このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日リリースした商品一覧からのカート動作についてです。
これまで、商品一覧ページの「カートに入れる」ボタンクリック時の動作は画面遷移でしたが、画面遷移しないポップアップ形式が利用可能になりました。
詳細は、下記のFAQをご覧ください。
Q.購入時フォームのポップアップについて
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281624&id=1081&artlang=ja
FAQ(サポートくらぶ)
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