「「今そこにある危機」にご用心!号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
8月4日夜に起きたJR京浜東北線の停電トラブルは、死傷者こそなかったものの、現代の鉄道輸送の死角をあぶり出すできごとでした。事故は「エアセクション」と呼ばれる配電区間のつなぎ目で電車が停止し、発進しようとしたために起きました。本来、エアセクションでは停止してはいけないのですが、JRでは運転士への指導を徹底していなかったようです。
その結果、架線とパンタグラフの間で激しい火花が発生し、架線が溶断。停電したことによって、花火見物の客などで混雑していた電車は75分間も立ち往生して車内は真っ暗、エアコンも送風もできない蒸し風呂状態になりました。今の電車は窓がほとんど開きませんから、さぞ暑かったことでしょう。
さらに混乱に拍車をかけたのが、勝手にドアコックを開いて線路に降りてしまった乗客がいたことです。このために併走する東海道線や横須賀線までが安全のためストップしてしまいました。
古いことを知っている人は、この事故を聞いて「桜木町事件」を思い出したかもしれません。1951年(昭和26年)4月、ほぼ同じ場所で架線事故があり、電車が炎上、死者106人、重軽傷者92人という大惨事となった出来事です。戦後に大量配備された電車は粗製濫造で絶縁や防火が充分でなく、窓はほとんど開かず、貫通路も施錠されていたため、大勢の野次馬が見ている前で大量の焼死者が出てしまいました。
桜木町事件のあと、電車の窓は大きく開くように改善され、非常用ドアコックも装備されました。しかし64年後の今日、電車の窓はまた開かないようになっていて、非常用ドアコックは乗客に勝手に操作されてしまいました。毎日利用するものにも、常に危険が存在するということを教えてくれる事故だったと思います。
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いろいろな店長さんたちにお会いして常に話すことは、「販促企画」です。 「来月の企画は?」「今回の企画はどうでしたか?」「次はどんな企画を?」 もうネットショップ業界の挨拶みたいなものですね。 でもひと言で「企画」といっても、どんなことがあるでしょうか? 初心者店舗さんも多いおちゃのこショップさんなので、理論的な小難しい話をするよりも、リアリティのあるわかりやすい順番でお話ししますね! 「販促企画を考えましょう!」というと、ほとんどのお店のスタッフたちからいの一番に出てくるのは「セール」つまり、「値引き販売」案です。 「期間限定で今なら○%OFF! お買い得!」 要するに「安くすれば売れるんじゃないか? 注文が増えるんじゃないか?」と考えるんですね。はい、これは一部には正解です。 世の中、身の回りにも「今週のセール品!」「本日のお買い得品!」はあふれかえっており、実際に「今日は鶏肉が安いので、から揚げにしよう!」「玉子が安いから買っておこう!」「ティッシュペーパーが安いからとりあえずまとめ買い!」など、安いから買った、買ってしまった! という経験は皆さんも多いのではないでしょうか!?(^^;) でもそれは、確実にその商品を近日中に消費することがわかっているから。つまり消耗品や食品だから安い機会に購入するんですよね! しかし、例えば高額なオーディオ機器や家具、洋服や模型やゴルフクラブなどの贅沢品や趣味の品となると… 今だけ5%、10%オフだからって簡単に衝動買いはしづらいですよね? モチロン、ちょうど買おうかと迷っていた背中を押す効果はありますので、セールをすれば注文が増えて売上げがアップすることはそれなりに期待はされるのですが… セール(値引き販売)には別の問題もあります。 「10万円のゴルフクラブセットが8月いっぱいは7万円!」 もうそのクラブは7万円以下に下がるまで買いたくなくなるのが消費者心理ですよね。 いや、9月1日以降に初めて来店したお客様は値下げしてたことは知らないんだから、また10万円でも大丈夫じゃ? そうかもしれません。知らなければ10万円で購入するお客様はまた現れるかもしれません。でももし第三者から、「いや8月は7万円で売ってたよ!」って聞いたら? Googleのキャッシュに7万円時のページが残っていて、それを見られたら? そのお客様は商品だけでなく、お店への信頼感もなくすと思いませんか? 誤解しないでください。ディスカウントが悪いといっているのではありません。 つまりその商品の価格を二度と上げられなくても、今後も十分に採算が取れる! と覚悟しなければ、値下げしてはいけないということです。 そしてもう一つ、「値引き」とは利益を削って売るということです。貴重な現金を失っているということでもあるんですよね。 「販促企画」の中で値下げ企画は最も安易ですが、最も後に考えるべき手段なのです。安易な値下げ企画しかできないのは、知恵がない、工夫がない、アイデアがないお店ということです。 では いい値下げ案はないのか? いえいえ、そんなことはありません。 例えば…スーパーでも… 「1パック380円のお肉が2パックなら680円!」 まとめ買い、ボリュームディスカウントなど呼び方はいろいろですが、要するにたくさん買ってもらえれるならお値引きします! というセールです。 お店にとっては利益「率」は下がるけど、総売上額も利益額もUPして在庫回転率も上がり、不良在庫や廃棄のリスクも下がるので、お客様も得をし、お店も得をする。こういう値下げ案はシンプルですが有効なんですね! または、「会員登録(メルマガやDM配信許可)していただけるなら、本日から5%OFF!」のように、お客様をリピーターとして囲い込むコストとして値下げするようなケースも有りですね。そうすることで余分につい買ってしまう! 価格を下げる際には、このようにお店にとってもメリットがある企画としてのディスカウント案を考えるようにしましょう。 さて、値下げ案の次によくありがちな販促企画案はといえば… 「送料無料企画!」ですね。(^^;) これも期間限定で「今なら送料無料!」などとお買い得感を煽り購入の背中を押すのですが…当然送料負担するとは送料分の値引きをしているということですから、利益を削っているのは値引き企画と同様です。 通販初心者のお客様は乗りやすいのですが、通販慣れしているお客様にとっては送料が「無料」なんてわけがないのは明らかですから、結構ドライに送料込みの総額からの送料分の値引きだと計算されています。 類似品、競合店が多い業種では、「ライバル店との差別化をしたいが、メーカー希望小売価格の縛りで本体価格のディスカウントができない」という場合などによくやってしまいがちです。 これも単なる送料無料は悪い企画です。 複数買いや「他商品との同梱がいくら以上の場合は送料無料」など、やはり客単価、売上げ、利益額UPに繋がる企画になるように工夫しましょう! 次は… 「ポイント何倍!」のような企画もよく見かけますが… それならば、ストレートなリピートを促すために、「購入者には次回のお買い物時に使えるクーポン券をプレゼント!」とするほうが効果的です。 商品お届け時にキーワードや連番を振って、かなり値引率や特典の付いた魅力的な内容のクーポン券を同梱すれば、商品やサービスさえ気に入っていただければ次回の注文の確率がアップしたり、次回注文までの期間が短くなったり、新たな別の商品を買ってもらえるなどの効果が期待されます。 食品などのお店はより有効ですが、同じ商品のリピートは期待できなくても、品数の多い、他にも買いたいものがあるお店でも有効ですね(アパレルや寝具、雑貨、アクセサリーなど)。 私の事例ですが(^^;) クーポンの内容はたかだか煮卵1個無料 or 替え玉麺無料 or から揚げ2個無料と100円程度のモノなんですが、ついお得感で優先的にそのお店を思い出します(^^;) 次回のリピートを促すクーポン! 工夫次第で低コストで効果をあげやすい企画なので、皆さんもいろいろ考えてやってみてください! さて次によく出てくる販促案は、オマケ(プレゼント付き)です! テレビ通販などでもよく見かける、 これはひと言でいえば、オマケ次第 です! 「お客様の期待を超えるようなオマケであること」 また当然オマケ調達のコストがかかるので、低コストでインパクトや話題性のあるオマケは常に意識して探しておきましょう。 オマケといいながら、他の商品のサンプルをお試ししてもらうというような企画は有りです(食品、ペットフード、化粧品などは効果的)。 最後に、過去私どもがお手伝いしてきたお店の面白企画をいくつかご紹介したいと思います。 ●お客様参加型商品開発案募集アンケート ●100名に1名全額キャッシュバックキャンペーン! ●リアルオフ会 今回は暑さで考えるのもしんどーい! お店の企画のヒントに!? 販促企画案の基本についていくつか述べてみました。 皆様も日々、いろいろな販促企画案を考えておられることと思います。 実店舗でのリアルな販促イベントや企画は、結構な準備期間や実際のコストや在庫を必要とすることもありますが、ネットだけの場合ならアイデアと工夫で実際コストをかけずに行える企画も多いと思います。 値下げや在庫負担、販促品の購入などは慎重に検討する必要もありますが、そうでないものは悩んでいる時間があればとりあえずやってみてお客様の反応を見て、再検討軌道修正しながらブラッシュアップしていってみましょう。 企画やイベントは面倒くさいものでもありますが、それを通じてお客様の動向や意見がいただけたりコミュニケーションできたりもします。 「うーん、アイデアはあるけど一人で考えてて自信がない」 「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて個別にご連絡ください( info@style-e.com 太田まで)。 また、「ダメ出し!道場」でも、従来通りのホームページの「ダメ出し」だけでなく、今後はお店の商品やサービスについての注文~購入を通じたリアルダメ出しも行っていこうと思っています。 ただ、予算や手間の関係で、家具などの大きなモノや高価なモノはお試し購入ができないかもしれませんが…ホームページだけでなく商品やサービスも見てほしい! というお店さんは奮ってこちらまでご応募ください! また従来通りの「ダメ出し!道場」応募もお待ちしております! 応募の際、見てほしい点、相談したい点などありましたら、できるだけ具体的に書いていただいたほうがより有意義なダメ出しができますので、ヨロシクお願いします!
さて… オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。 実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。 この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。 もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、 診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、HTML5テンプレートのパンくずリスト「ホーム」横にアイコンを追加する方法をご紹介します。
デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。
今回は、ヘッダーナビゲーションのホームアイコンを利用しています。
そのため、background-positionで位置調整を行っています。
ご自身で作成された画像を利用することも可能です。その場合の位置調整は、ご自身で行ってください。
#pan {
background-image: url(img/navi_home_bg.gif);
background-repeat: no-repeat;
background-position: -10px -10px;
padding-left: 25px;
}
カテゴリ、グループ一覧メニューの非表示 |
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このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードしたカテゴリ、グループ一覧メニューの非表示についてです。
これまで、カテゴリ、グループメニュー一覧のメニュー単位の非表示はできませんでしたが、可能になりました。
XHTMLテンプレートの左エリア、HTML5テンプレートのヘッダー、サイドエリアのメニュー一覧に適用されます。
設定の詳細は、下記のFAQをご覧ください。
Q. 登録済みの商品カテゴリの操作について
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281576&id=935
Q. 登録済みの商品グループ(特集)の操作について
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281576&id=937
FAQ(サポートくらぶ)
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。安定した顧客を得る方法について |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今ページでは、EC通販サイトを運営する際にサイトを活性化させるためのノウハウを説明させて頂きます。
今回は「集客率がアップしているサイトについて」です。
■集客率がアップしているサイトについて
近年、スマートフォンやタブレットの普及により、ECサイト業界も大きな賑わいを見せています。一昔前はネットショッピングというだけで訝しがられたり敬遠されたりすることが多いイメージがありましたが、PCサイトが身近に感じられるようになった昨今では、家から一歩も出ないで買い物を済ますことができるECサイト巡りの需要が高まってきました。今では実店舗を脅かすほどの存在になっているとも言えるでしょう。
そんな中で、健康食品の通販サイトや、食材の宅配サイトへのPCでのアクセスが増加傾向にあるといわれているのは、ご存知ですか?
また、それらのサイトの集客が伸びている一方で、アマゾンを代表するような大型ショッピングサイトの集客は一時期減少傾向だった時がありました。2014年上半期のとある調査では、数%ではありますが、大手ECサイトのアクセス数が減っていたのです。
このような結果となった要因として、スマートフォンの普及により、PCでのアクセス回数が減少しているということが挙げられます。PCの利用率の低下が、そのままパーセンテージの低下に繋がったという考え方です。もちろん、スマホやアプリなどで継続的なショッピングに利用しているユーザーは数多く、下半期も合わせた2014年全体の調査では、アクセス数増という結果に持ち直していました。PCの低下率を鑑みても、それをさらに超えるスマホ利用者がいるという事実に驚きです。
一方、健康食品や食材の宅配サービスに関するサイトのアクセスが急激な伸びを見せています。その要因は、消費者が食や健康に対する関心を上げていることはもちろんとして、在宅で食料品を手に入れることができる利便性が認められ始めているということが言えるのではないかという考えがあります。
ネットでも新鮮な野菜や各地の特産品を安価で手に入れられるようになった今、健康ブームと合わせて、食物品を求めるニーズが高まってきました。また、携帯端末からアクセスすることにより、外出先で食べたいものを検索してショッピングに移行する……という層が増えてきたことも要因の一つでしょう。
これを受けて、ECサイトの運営の際には、食料品をメインページに表示に設定したり、広告に旬の食べ物を使用したりすることで、集客率のアップに繋がることがあるかもしれませんね。
スマホユーザーが増えてきた事情を鑑みれば、端末向けのサイト構築を専門で考えていかなければ、安定した運営を続けることは難しいのかもしれません。
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一にSEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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