「「KY」は成功の鍵かもしれませんよ号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
最近は言葉の流行り廃りが激しくて、少し前に一世を風靡した流行語が、あっという間に死語の仲間入りをしていたりします。そういう意味では、2006年ころに流行り始めた「KY」すなわち「空気を読めない(人)」という言葉もかなり古く感じますね。
ただ、この「KY」が単なる流行語と違うのは、日本社会の特徴を如実に表している点です。日本人および日本社会は「同調圧力」が非常に強く、「言われなくても周囲の人と同じような行動を取ること」が暗黙のうちに強制されている面があります。だからこそ、「KY」が流行語になったわけです。
たとえばアメリカやヨーロッパだったら、「KY」は特別なことではなくて、むしろ当たり前でしょう。説明しなければわからない、主張しなければわかってもらえない社会だからです。世界的に見ても、日本のような「黙っていてもわかってもらえる社会」は特殊といえます。
だからこそ、日本社会で成功する人や企業が、国際舞台でつまずいてしまうケースが多いわけです。国際的に成功するためには、むしろ「KY」であったほうがいいのかもしれません。
今回の「オススメ参考書」では、そのあたりのことを考察した本を取り上げてみました。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
さて、梅雨の話で続けますが…6月は旧暦では水無月と呼びます。なぜ雨の多い6月が水の無い月なのでしょうかね? 素朴な疑問… はい、早速ググッて(Google検索して)みました(笑) なるほど!! 旧暦の6月は今の新暦では7月頃なんですね。 また旧暦の梅雨時は5月で別名は皐月(さつき)と書きますが、日本書紀ではそのまま五月と書いて「さつき」と読んでいたようです(余談)。 五月雨と書いて「さみだれ」と読みますが、これが正に梅雨どきの雨のことだったんですね。現代だと「六月雨」と書くべきか!?(^^;) 今では5月のスカッとした晴天を示す「五月晴れ」(さつきばれ)という言葉も、本来は「梅雨の間の晴れ間」という意味だったとか。 「梅雨」というのも梅の花の咲く季節でもないのに…なぜ? と思って調べてみると… このような日本の季節を示す風情のある言葉も、この異常な!? 日常気象!? によってだんだんと意味不明な言葉になりつつありますし、自然の少ない都会では、こうした季節感も感じにくくなっているのが残念ですね。 しかしながら! 我ら商売人たちこそが、一生懸命にこうした季節感を守ろうと頑張っています! 例えば今の季節だと、都会でもスーパーマーケットや商店街の八百屋さんに行けば、青梅と漬け樽に赤紫蘇の葉や塩とか、らっきょうとらっきょう酢、新生姜としょうが酢が並べて売られていたり。梅酒用の大きめのガラス瓶とホワイトリカーを勧めるコーナーが作られていたりするのを見ると、季節感を感じますね! ウチも昔は祖母がこの時期になると梅干や梅酒、新生姜やらっきょう漬けの仕込みをしてくれていたのを思い出します(^^;) 現代のお店では商売のため、売上げのためという多少不純な動機かもしれませんが、お客様に季節感を伝えて旬の食材を気づかせてあげることで、それらを使った伝統食を作ったり食べたりする習慣を伝え守っていることは、商売人の多少なりとも歴史や文化への貢献かもしれませんね。(^-^) あるスーパーで実際に見かけた提案です。 おそらくはらっきょうも梅干も漬けないであろう最近の若い主婦層への提案として、らっきょう酢や梅酢を使ったピクルス作りの提案をしていました。(「私は漬けるわ!」という若い奥様方、すみません(^^;)) パプリカやセロリ、カリフラワーやしめじ、マッシュルームなども入れて、らっきょう酢にスパイスを加えてガラスボトルに漬け込めば、見た目にもカラフルでおしゃれで、若い夫婦のワインや洋食の食生活にも合うピクルス漬けの提案ができました! らっきょうを買わない主婦もらっきょう酢とボトル、いろいろな野菜とスパイスに、ついでにピクルスに合うワインまで買って行くかもしれません! こうした提案で、なかったはずの販売・売上げを確実に作っていますよね! らっきょう酢とピクルスの漬け酢の成分味付けは、確かに似ていますからね! あとは「スパイスを加えればピクルスに!」という目の付けどころが素晴らしい! また、この新商品企画において注目すべきは、「リスクの少なさ」です。 あえて言えば、ピクルス向きのスパイスの発注をして在庫を少し多めにしておくことくらいでしょうか? でもスパイスは賞味期限も長く、不良在庫化しにくい商材ですから、リスクも少ないですよね。 既存商品の組み合わせと加工提案で新商品を産み出す! アイデアの一例でした。 梅雨前の4~5月や梅雨明けの7月には、遠足やピクニックなど子供さんがいる家庭ではお弁当作りでお母さんたちが四苦八苦!? 昔に比べて需要が少なくなってきたといわれる「海苔」ですが、この季節はお弁当という活躍の場が賑わうようです! 最近は、ただ海苔でおにぎりを巻く、というような使い方ではなく、キャラ弁(キャラクター弁当)といって海苔や野菜などを細かくカットして、いろいろなアニメなどのキャラクターの絵を描くお弁当が流行っているのは皆さんもご存知かと思います。 ご存知ない方は「キャラ弁」で画像検索してみてください。 最初はハサミやカッターナイフで器用に細かくカットしていたお母さんたちをターゲットに、最近では海苔を挟んでポンと押すだけで絵柄が抜ける海苔カッターや海苔パンチなる調理器具? があれこれ開発されて…百円ショップなどでも手に入るようになってきています。 コーヒー売り場に紙フィルター、野菜コーナーにドレッシング、お肉売り場にステーキソースや焼肉のタレなどを提案販売するのはもはや当たり前に見かけますが… まだスーパーの海苔コーナーで海苔パンチ、カッターを売っているのは見かけたことがありませんね(^^;) 自社サイトでは通常大判海苔が10枚(1畳分)で400円で(つまり1枚なら40円ですが、原価は20円程度でしょうか!?)販売している海苔が、もっと小さいサイズにして微細な模様を切り抜くことで、1枚なんと850円で販売! それでも世界中から注文が殺到し、生産が追いつかないんだとか。 日本中どこにでもある、何百年も前から販売されているあまりに当たり前の食材である「海苔」を、アイデアと工夫一つでここまで価値を高めて、しかも海外にまで販売できるとは!…正に目からウロコですね! では海苔つながりで次は「おにぎり」です!(^^;) 西日本では「おにぎり」東日本では「おむすび」と呼ばれる方が多いようですが、今は全国区でどちらでも通じますね(^^;) 余談ですが、ちょっとググって受け売りのウンチクを。 稲作の始まった弥生時代の遺跡からは握られたお米の塊が出ており、おにぎりのルーツでは? とか… 「おにぎり」という言葉は「握り飯」からきているようですが、「おむすび」の語源は…日本の神話(古事記、日本書紀)の中で最初に登場してこの世の中を産み出したとされる造化三神という3柱の神様のうち2柱が(神様は人ではなく柱と数える)タカミムスビの神とカミムスビの神という神様です。漢字で「ムスビ」の部分は「産霊」と書いて「産み出す・創り出す」を意味する言葉なんですね! 男女の「むすび」も象徴しているので、そこから「縁結び」とも繋がるとても縁起の良い言葉なんです! そういう意味で「おむすび」=「おにぎり」はとても縁起の良い食べ物ということなんですね!!(^^;) さてさて、余談はこのくらいにして…商品アイデアの本題に! このおにぎりが…最近ではエライことになってるんだそうです! まずは 「おにぎらず」って言葉で画像検索してみてください!(笑) 「おにぎらず」!? なんじゃそりゃ!? ( °◇°)? なんと海苔でご飯と具材を包むまではおにぎり・おむすびと同じなんですが…包んでからあえて握らずに、平べったく押して形を整えたら包丁でカットするという… 断面から中のカラフルな具材が見えて、並べてお弁当箱に詰めれば、まるでお米で作ったサンドイッチのように…キレイでおしゃれな今風の「フィンガーフード」(手でつまんで食べられる食品)になるんです! どうやらこの「おにぎらず」が密かなブームになっているようなんです! 「おにぎらず」とはまったく!シャレの利いたネーミングです!(笑) 料理の有名レシピサイト「CookPad」でも、「おにぎらず」レシピがたくさん! はい、ここから本題の本質です!「おにぎらず」! 誰でも作れるメニューではありますが、まだどこのコンビニにもお弁当屋さんにも並んでないようですし、「おにぎらず」専門店さんもまだ見かけたことはないですよね!(あったら素晴らしい!) 情報に敏感な飲食店ではすでに「おにぎらずメニュー」を出しているお店もあるようですが…まだまだ今なら具材やレシピ次第では「おしゃれでセンスのあるお店!」と評価されますね! でも「おにぎらず」という言葉は、著作権も商標権も取られてはいないようです…名前はひょっとしたら商標権が取れるかもしれませんが、ご飯と海苔で具材を包んだ食品としてはおにぎり・おむすびの範疇ですし、すでにレシピサイトなどで一般名称として使われているので、誰かに権利を主張されるなんてこともされにくいと思います。(そんな酷い企業がいたらかえってマイナスイメージですしね!) 要するにこのアイデア、誰でもパクって、いや、利用させていただいて(笑)問題ないと思います! あとはレシピと調理法やパッケージ、盛り付けなどのオリジナリティを出せば、もはや貴店の新商品!(^^;) どこかのコンビニが目を付けたらむしろ追い風で大ブレーク間違いなし!? ですね! …と思っていたらすでに「おにぎらず」専用海苔を作っているメーカーさんを発見しました。素早い! 「おにぎらず」を知って検索した人がこの会社や商品を見つける可能性は、ただの「海苔」で検索する人よりも高いですよね! さて「おにぎらず」の例はヒットを保証するものでもパクれといっているわけでもなく、大事なのはこうしたネット上での密かなプチブームにも新商品企画のヒントやアイデアがいくらでもある! ということです! 皆さんの業種、商品関連でのユーザー、一般消費者さんたち発信の情報を、今一度チェックしてみてください! 面白いアイデアから密かなブームが起こっているかもしれませんよ! 皆さんも、これを読んだらぜひ「おにぎらず」を作って食べながら、新商品のアイデアを「おむすび」(産み出して)みてくださいね!(^^;) 今回は 季節感の話題から、身近で馴染みのある食品、食材をネタに商品案の考え方の例をいくつか示してみましたが… 異業種のお店では、「そんな簡単に思いつかないよぉ~」と思われているかもしれません… 貴社・貴店の特徴や強みを生かした商品企画・アイデア出しのお手伝いも、私の得意とするところです! 「ダメ出し!道場」で公開で相談はちょっと…と思われるお店は個別に相談会でブレストしましょう! 「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて個別にご連絡ください。( info@style-e.com 太田まで) また、「ダメ出し!道場」でも、従来通りのホームページの「ダメ出し」だけでなく、今後はお店の商品やサービスについての注文~購入を通じたリアルダメ出しも行っていこうと思っています。 ただ、予算や手間の関係で家具などの大きなモノや高価なモノはお試し購入ができないかもしれませんが…「ホームページだけでなく商品やサービスも見てほしい!」というお店さんは奮ってこちらまでご応募ください! また従来通りの「ダメ出し!道場」応募もお待ちしております! 応募の際、見てほしい点、相談したい点などありましたら、できるだけ具体的に書いていただいたほうがより有意義なダメ出しができますので、ヨロシクお願いします!
さて… オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。 実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。 この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。 もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、 診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、HTML5テンプレートの商品一覧の商品写真にドロップシャドウを付ける方法をご紹介します。
デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。
.item_data .global_photo img,
.other_photo .global_photo img {
box-shadow: 1px 1px 2px rgba(0,0,0,0.3);
}
希望小売価格について |
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このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードした希望小売価格の設定についてです。
バリエーションごとの販売価格設定は可能でしたが、希望小売価格の設定はできませんでした。
今回の改良で、希望小売価格についてもバリエーションごとに設定が可能になりました。
詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281576&id=1078&artlang=ja
FAQ(サポートくらぶ)
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。繊維用品を取り扱う場合のサイトノウハウ |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今ページでは、EC通販サイトを運営する際にサイトを活性化させるためのノウハウを、取り扱う商品ごとのジャンルにわけて説明させて頂きます。
今回は「繊維用品編」です。
■繊維用品を取り扱う場合のサイトノウハウ
繊維用品と言えば衣服はもちろん、布団や綿、絹など、日常的に利用するものから高級品まで、様々な衣類がそれに当てはまります。
これらの商品を取り扱う際に必要なのは、サイト作りだけではありません。ネットショッピングでこれらを求める対象は、何よりも品質にこだわるか、持ち運びの必要がない利便性を求めているかの2種類が大半だからです。近所の店舗では手に入らないから、ECサイトを利用するのです。あるいは、安さを求めて利用するケースもありますが、これも同様で、細かいサイトの見やすさよりは、スペックや値段を注視している場合がほとんどです。
求められているのは、品質管理のアピールと、値段、送料などの金銭的な貢献となります。これらは大きく記載するようにしましょう。
スペックが重要だと言いましたが、それらを管理するためには、非常に細やかな商品管理が要求されます。
まず、綿や糸、またはそれらを用いた商品は実にデリケートです。例えば落としただけで使い物にならなくなってしまいますし、何か異物に引っかかっただけでも不良品と判定され、発送することが難しくなってしまいます。あるいは、商品の値段そのものを下げなければいけない事態にもなります。これでは、儲けを得ることができなくなってしまいますね。
繊細な業務が求められることは当然のこととなります。具体的には、保存する際には湿気を避けなければいけませんし、運搬に関して言えば、他カテゴリと比べて特に注意を払わなければいけません。
更にその中で、色や種類なども細かく分類されることになるので、倉庫自体の広い面積も必要となるでしょう。また、それに伴いスタッフの専門知識と素早い対応も求められます。
アパレル関連と似た分野ではありますが、こちらは完成した服飾品よりも、むしろそれを作るための素材にたいしても多くの需要があります。
場合によってはアパレル業者と提携するような場合もあり、そうなると大量発注に備え、一度に大量の在庫をそろえておく必要が出てきます。
流行色をあらかじめ抑えて多めに確保したり、繊維用品と合わせて専門用具を取り扱ったりすれば、業者へのニーズに応えることに繋がり、定期的に安定した収入を得ることが期待できるでしょう。
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一にSEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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