「科学の知識」つけてますか?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「チャンスをつかむ」とは、どういうことでしょうか。ふつうに考えれば、目の前にやってきた好機をためらうことなくつかみ取り、自分の飛躍のための原動力とすることですね。

でも、大切なのは反射的に「チャンスをつかみ取る」という行動なのではなく、目の前にある好機を「これはチャンスだ!」と感じることではないでしょうか。

鈴木敏文氏がアメリカ視察旅行のときにトイレを借り、コンビニエンスストアの可能性に目を付けた話は有名ですが、鈴木氏が渡米する前からもアメリカのセブン-イレブンは存在しましたし、利用した日本人経営者もたくさんいたはずです

鳥羽博道氏がドトールの業態を思いついたのは、同業者たちとのヨーロッパ旅行でしたが、鳥羽氏が見ていたカフェを利用した同業者はたくさんいたといいます。でも、実際に行動に移すことができたのは、鳥羽氏だけでした。

では、鈴木氏や鳥羽氏は特別な選ばれた人なのでしょうか。そうではなくて、彼らの中に「チャンスをチャンスと感じる素養」が育っていたからでしょう。では、そういう素養はどうやって身につけたらいいのでしょうか。

そのひとつの回答が、「幅広い知識を身につけること」であろうかと思います。とくにサイエンスに関する良質の入門書は、機会があるたびにひもといてみたいもの。今回の「オススメ参考書」は、久しぶりに岩波書店の本をとりあげてみました。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

サバからマグロが産まれる!?

吉崎悟朗・著 岩波科学ライブラリー・刊

1,200円 (税別)

岩波書店というと、「岩波文庫」「岩波新書」「広辞苑」に代表される日本の老舗出版社です。でもその創業に、かの文豪・夏目漱石が関わっていることを知っている人は、意外に少ないかもしれません。

岩波書店の創業者・岩波茂雄は1881年、長野県諏訪市の農家の息子として生まれました。父は村の助役をしていましたが体が弱く、茂雄が15歳のときに病死してしまいます。ふつうならそこで学業への道は断たれてしまうのですが、学問を切望する息子の気持ちを知った母親の応援で、勉学を続けることができました。

しかし茂雄はストレートにエリートコースを歩む人ではありませんでした。日本中学から一高、東大への道を選んだものの、一高生・藤村操の華厳の滝投身自殺事件で衝撃を受け、野尻湖の小島に40日間籠もって人生を考えたりしています。母の懸命の訴えで山を下りましたが、一高は落第・除籍となりました。

東大哲学科に入学した茂雄の財産は、幅広い友人でした。落第していたために複数の学年の友人たちと知己を得ることができたからです。小説家・阿部次郎、後の学習院長・安倍能成、哲学者・和辻哲郎、小説家・小宮豊隆などです。彼らの多くが夏目漱石の門下生を自称していたため、茂雄もいつしか漱石の仕事場を出入りするようになっていいました。

東大入学後に下宿先の娘ヨシと結婚した茂雄が選んだ商売は、古本屋でした。卒業後、神田女学校の教師を4年間ほど勤めましたが、学校当局と衝突してしまい、晴耕雨読の生活を夢見て古本屋を目指したのです。店の名前は妻の発案で「岩波書店」とつけました。

「生きるための糧が得られればいい」と商売には熱心でなかった茂雄ですが、それまで店と客が交渉で決めていた値段を面倒だからと正価販売をスタートさせ、開店1年後には店の運営を軌道に乗せることができました。

そのうちに、茂雄に欲が出てきます。新刊書の刊行を始めたくなったのです。しかし茂雄には資金がありません。借金でスタートして、いきなりつまずいたら破産してしまいます。そこで茂雄が考えたのは、「鉄板企画」を出すことでした。知名度があり、大量の読者が見込める筆者の本を出すことができれば、新刊書の出版社として名をあげることができる。茂雄が考えたのは、「先生」である夏目漱石の本でした。

あろうことか、茂雄は夏目漱石に新刊の出版を承諾してもらっただけでなく、本の製作資金まで出してもらいます。つまり当代随一の売れっ子作家に無名の出版社が自費出版をさせたようなものです。こうして『こころ』が発刊され、岩波書店の歴史が始まりました。

後に茂雄は夏目漱石への感謝の気持ちを込めて「漱石全集」を出版します。また、幅広い交友関係を生かして作られた『哲学叢書』『科学叢書』、そして日本初の文庫本である「岩波文庫」が一世を風靡。ベンチャー出版社だった岩波書店は老舗出版社へと変貌していきました。

さて、前置きが長くなりましたが今回ご紹介する本は「岩波科学ライブラリー」というシリーズ本の最新刊です。岩波科学ライブラリーは1993年に創刊されたシリーズで、「従来の『勉強もの』という科学読み物のイメージを塗り替えるべく、教養としての最先端の科学知識に加えて、真理の発見に至るドラマ、研究者たちの感動をじかに伝える読み物シリーズとして多くの読者に支持されています。2013年には第67回毎日出版文化賞(自然科学部門)を受賞しています。

本書の内容は、タイトルの通り「サバを代理母としてマグロを産ませよう」という試みの歴史と内容を解説したものです。著者は東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科教授。専門は魚類発生工学および魚類繁殖生理学で、趣味は船釣りという、生活のすべてが魚ですっぽり覆われているような人です。

「世界のマグロが減っている」「このままではマグロが食べられなくなる」というニュースは誰もが耳にしていると思いますが、実際のところマグロがどれくらいの危機的状況にあるのかを知っている人は少ないでしょう。マグロ、とくに大西洋のクロマグロが絶滅危惧種に指定されていて、太平洋のクロマグロやミナミマグロも乱獲のために個体数を減らしています。

数が減った種を保全するためには、獲らないようにするのが一番いいのですが、日本人に「これから10年間、マグロを食べるな」というのは無理な話です。そこで「養殖」や「増殖」という手法が考えられます。

耳慣れない「増殖」とは、人間の手である程度の大きさまで育てて自然界に放す方法です。サケではすでに行われていて、北海道や東北のサケ漁業はその方法によって支えられています。

しかしクロマグロの親は体重が100kgと大きく、そこまで育つまでに4、5年もの時間がかかります。現在の民間養殖場が研究しているクロマグロの養殖施設は、直径80mという巨大なイケスが必要となります。

そこで著者たちが考えたのが、「サバをマグロの代理母にする」という突拍子もないようなアイデアでした。体重300gのサバからマグロの卵を取り出すことができれば、「増殖」はうんと簡単になります。

ではどうすれば、そんなことができるか。著者たちが考えたのは、「マグロの卵や精子の元となる細胞を発見して取り出し、サバに移植する」という方法でした。以下、話の流れは目次に語ってもらいましょう。

1 サバにマグロを産ませる?
2 どうやってサバにマグロを産ませるのか
3 ヤマメがニジマスを産んだ!
4 精巣から卵? 卵巣から精子?
5 希少魚を救うために
6 20××年、ついに●●がマグロを産んだ!
7 おわりに

この研究目標である「サバがマグロを産んだ」はまだ実現してしませんが、この研究過程ですごい成果が得られています。それは「魚のタイムカプセル」です。絶滅寸前の魚の生殖細胞を凍結し、好きなときによみがえらせるという技術です。

著者たちは「考えてから走る」のではなく、「走りながら考える」という姿勢により、荒唐無稽と思えるアイデアを実現させようとしています。ビジネスでも、そういう姿勢が好結果を生むことは多いようです。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

「なんだかなぁ…」
あ、すみません(^^;) 今日はしょっぱなからマイナス発言です。

「いったい何が?」「何のこと?」と思われたと思いますが…
「宅配便」に「なんだかなぁ」なんです。

我が家でもご他聞に漏れずネット通販の利用度は年々増えており、それだけに日々宅配で届く荷物はどんどん増えております。
ほぼ毎日のように黒猫さんや飛脚さんや民営化さん?(^^;)などの宅配会社さんのドライバーの方々が荷物を持って来てくれます。

ほとんどは注文時に日時指定をしてはいますが、我が家が配送ルートのハズレにあるせいか? なかなか時間通りには来てくれません。

かと言って個々の荷物の到着を意識して家で待機し続けるわけにも行きませんので、外出して不在時に配達に来られ、帰ってみるとポストに不在票が入っているということも日常茶飯事です。

そのたびに再配達を電話やネットでお願いしては、また時間通りに来られず外出して再配達の繰り返し…なーんてことが日本中で繰り広げられているのかと思うと… 「なんだかなぁ…」なんです(^^;)

我が家はとくに坂の上の高台にあるので、トラックの燃料も多く必要でしょうし、ウチより上には家はほとんどないので、来ては帰り、また来ては帰りというのは本当に申し訳ない上に、燃料の無駄、CO2排出量の増加、ドライバーさんの時間、人件費、さまざまな無駄を生み出している気がして余計に「なんだかなぁ…」の罪悪感なんです。

こんなにITや技術が進み、個々人が通信端末(携帯電話やスマホ)を持って荷物一つ一つの追跡までできる時代なのに、最後の荷物を受け渡しするところだけは超アナログの無駄の量産…

オートロック式の高級マンションなどでは宅配ボックスの配置も進み、入るサイズであれば入れてくれるようですが、まだまだ戸建や古いマンションではそうもいかず、かと言って荷物を置き去りにもできず、在宅時に当たるまで何度も再配達をするしかないのでしょうが…

もう少しモバイル技術を使うなどして配達時の在宅確率を上げたり、集配センターやコンビニ受け取りなどのメリットをつけて推進を図ったり、配達の多い家庭にはロック式宅配ボックスを無償貸与するなども、サービスや制度として考える必要があるんじゃないかなぁと思います。

一宅配業者の効率化、コストダウン化という話だけでなく、国家的規模で時間とコストとエネルギーの無駄を抑えるため、地球規模的な環境保護の観点からも検討して欲しいですね(^^;)

ちなみにそんな観点から宅配便の規模を調べてみたところ…
国土交通省発表資料によると、平成25年度の宅配便取扱個数はなんと、36億3668万個!

国民一人当たり年間30個、4人家族の家なら年間120個! 3日に1個はなんらかの荷物が宅配されてくる計算です。
下記 1990年からの推移のグラフを見ても
http://goo.gl/SFfbnE

23年間で11億個→36億個と3倍以上に成長しており、とくにネット通販が普及した1999年辺りでグーンと宅配便個数も増えているんですね!

さて、今回のお店はそんな宅配便にも大きく関係するお店です。
前回は100号記念特別号でしたが今回が本当の記念すべき100店舗目! さてさて、どんなお店でしょうか!?

はい!ダンボール箱を中心とする創業60年以上の包装資材の専門店さんです。こちらのお店の販売量もグーンと増えているのでしょうか!?
それでは「ダメ出し!道場」第100弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
In The Box

ショップ名 :
プロ御用達の包装資材店 In The Box さん

URL : http://www.in-the-box.jp

カテゴリ : 事務、店舗用品

お世話になっております。
パッケージアート(in the box)の小林と申します。
http://www.in-the-box.jp/
2008年の出店当初はダンボールを中心に販売していましたが、現在は他の包装資材も多く扱うようになり、あれもこれもと盛り込み過ぎた結果、見にくく、まとまりも欠けてきてしまったように感じています。
(”売れ筋商品別” ”業種別”に絞っての支店展開も検討しています)
商品ページにつきましては、カタログ的なページもありますが、価格勝負になりやすい性質の商品のため、なるべく画像や動画を使っての特長説明を意識しています。
また、資材の多くはご希望サイズや材質でのオーダーメイドが可能なので、直接的な商品購入の他、問い合わせや見積もり依頼をいただくことも目的としています。
この機会に客観的なご意見をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

まずは一瞬で自社の強みを伝えよ!

ダンボール箱屋さんはネットのお店の中でも早くからBtoB(Business to Business)、つまりビジネス用途の企業間取引のECサイトとして確立して来た業種ですね。
それだけに競合企業も多く、価格競争も激しい業種だとも聞きます。

かといって全国的に一般消費者まで誰もが知っているような有名企業があるわけでもなく、通常使用のダンボール箱であればそれほど決定的な品質や機能の優劣があるようにも認識されていません。(おそらく業界内、プロレベルではそれなりの差があるとは思いますが)

そうなると、個々のお客様によって、価格を優先するのか? 品質や印刷などの仕様、防水性や断熱性、強度といった機能を優先するのか? バランスなのか? と、優先度は違っているでしょうし、必要に応じて業者を使い分けしたり、業者を変えているようなことも十分にありえると思います。

恐らくは、In The Boxさんでも新規起業した会社やお店、一見の個人客ばかりでなく、歴史ある企業がダンボール箱の仕入先を変更するケースも獲得したいという意図もあっての、ネットショップ運営だと思います。

お客様にとっては、アクセスした最初は、大きなダンボール屋さんも小さなダンボール屋さんも、ホームページだけを見ると同じダンボール箱が並んでいる箱屋さんにしか見えません。

そこで最初に求められるのは、「この箱屋さんは何が得意で、何ができて、どのくらいの期間で、いくらくらいでウチの欲しい箱を売ってくれるのだろうか?」
要するに強みと特徴を一瞬で知りたいんですよね!

私が貴社のサイトをざっと見て行っても、創業61年、商品登録数だけでも5000点以上、実績も豊富、事例、サンプルも豊富! 外箱だけじゃなく、内箱、化粧箱、ギフト箱、箱以外の緩衝材、資材なども豊富!

とにかく、「箱のことなら相談すればなんらかの提案が返ってきそうだ!」ということを感じました!

トップページからも、その豊富な取扱い商品ジャンルと「いろいろできそうだ!」は漠然とは伝わってくるのですが…メリハリがなく、膨大な情報量がダラダラと横並びで書いてあるので…

「なんだかプロっぽいお店だとはわかるけど、どこの何から見たら良いかはさっぱりわからん!」でもあります。

いわゆる、アイキャッチと客導線が不明確で、お客様がお店の入り口で立ち尽くしてしまう感じです。

最初の挨拶、第一印象、具体的な自己アピール、そしてどんなお客様に何を見て(して)欲しいのか?

これだけでもトップページの最も目立つ場所でひと目でわかるようにしましょう!

「創業60年のダンボール&包装資材屋、商品数は5000点以上の品揃え!」
「既製サイズのダンボール箱なら5枚、10枚からでも販売します」
「オーダーメイドも得意です! 個人のお客様から企業ユースの大量発注まで臨機応変にお造りします!」

「『よくわからんからとにかく相談したい!』という方も、お気軽にこちらからお問合せください!」
↓↓↓↓↓
問合せフォーム+ TEL番号(時間帯)

こんな挨拶と導線が用意されていれば、せっかちなお客様や急いでいる成約確率の高いお客様を逃すことが減るのではないでしょうか?

専門店、専門企業だからこそ、ついつい品数が多くなり過ぎ、専門的な情報も多過ぎて、素人のお客様を迷子にさせたり、諦めたりさせがちです。

「よくわからん、なんだか難しそう」と思われた方を救う導線を用意しておかなければ、「戻る」ボタンを押されて、せっかくの来客を逃してしまいますよ!

これは、企業としてどこまでやるかの判断になりますが、24時間365日お問合せ対応できるような窓口勤務体制なども、場合によっては検討の価値ありかも知れません。

ネットのお客様は必ずしも平日9時~5時に買い物行動するわけではなく、夜中や休日に検索、検討する方も少なくないですから、その時間にさっと答えてくれるお店と、翌日や週明けまで返事のこない店とでは、受注チャンスが変わることも少なくありませんよね。

もちろんそこまではできない場合でも、少しでもお客様を逃がさないように、簡易で容易な問合せフォームや見積もり依頼フォームなどを用意しておくなどは必要だと思います。

お客様のニーズ・知りたい!に沿った表示の工夫

実は先日、私の身内があるサイズの段ボール箱をまとめ買いしたいと探していると聞いたので、貴社のサイトを伝えて購入してもらいました。

貴社を知る前にも何店舗か他店でも検索していたようですが…
残念ながら他社では独自のシステムを組み、縦×横×高さを入力すると
それに近いサイズの既製ダンボール箱が一覧されるというサイトになっており、探しているサイズの箱が見つけやすかったけれど、貴社ではひとつずつサイズを確認して自分で合うサイズを見つけなければダメで、全部見る前にギブアップしていました。

結局は私の紹介と依頼ということもあったので、オーダーメイドで作っていただき、品質と価格には満足してくれたようですが、そうでなければわかりやすい他店舗に行っていたと思います。

おちゃのこネットのシステムの機能だけでは、3サイズを入力して類似サイズを一覧するような仕組みは作りこめないと思いますが…
品名のつけ方の工夫や、サイズ探しのためだけの一覧表をフリーページに用意して、そこから買い物カゴに飛ばすなどの工夫はまだまだ可能だと思います。

また、お客様にとっての優先事項である価格も、すべての既製商品に単価表示を商品名に入れておくと、お客様にとってとても便利になると思います。
例)規格ダンボール箱#1「10枚」235×150×105mm[kikaku1]545円
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規格ダンボール箱#1「10枚」@54.5 235×150×105mm[kikaku1]545円

A0サイズ対応 クラフトポスターケース「80枚」[kposta0-80] 9,411円
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A0サイズ対応 クラフトポスターケース「80枚」@117.6 [kposta0-80] 9,411円

小規模事業者さんが箱を仕入れる際は、「1枚あたりいくらなの?」が最大関心事ですからね! またこうしておけば、10枚買うときと80枚まとめるときとの価格差、お得感なども一瞬で理解しやすいと思います。
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また、これは私も常々思っていたのですが…

ダンボール箱のサイズ表記は…恐らくダンボール箱業界の常識では「内寸でミリメートル表記」だと思うのですが…宅配便や運送業界では「外寸でセンチメートル表記」ですよね。

貴社でも ≪サイズ一例≫
・宅配便60サイズ  →  規格#2
・宅配便80サイズ  →  規格#5
・宅配便100サイズ →  規格#9
・宅配便120サイズ →  規格#12
・宅配便140サイズ →  規格#15
・宅配便160サイズ →  規格#18
のように表示されていますよね。宅配便60サイズとは箱の外寸が縦+横+高さ合わせて60cm以内だと思います。

であれば、貴社における商品表示でも 従来通りの「内寸でミリメートル表記」に加え、「外寸でセンチメートル表記」も併用されてはいかがでしょうか? 色を変えるなど工夫すればひと目でわかりやすくなると思います。また三辺合計が重要なので、合計値も品名に入れるとか、宅配便サイズとの比較が重要なら全商品の品名に
【宅60】、【宅80】 など明記しておくと、これもお客様にとっては探しやすく見つけやすいアシストになると思います。

プロにとっては当たり前のことも、シロウトには馴染みのないわかりにくい情報となってしまうことが多々あります。お客様にわかりやすく判断しやすくする情報の提供やサービスは常に意識したいところです。
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品名も同様に一般のお客様にとって馴染みのない業界用語や品名だけでなく、シロウトが探しそうな品名やキーワードも入れておくことも必要ではないでしょうか?
例)ミラーマット
http://www.in-the-box.jp/product-list/70

私もこの呼び名は初めて知りました。私なら上部の説明のところにある「メーカーによって、ライトロン、ミナフォーム、フォームクッション、発泡シートなどとも呼ばれます」の中にある「発泡シート」で検索すると思いますが、残念ながら「発泡シート」で検索すると1点もヒットしません。

プロや業界人が呼ぶ呼び方だけでなく、「一般のシロウトさんならなんと検索するだろう?」という視点から、全商品ページにもそのキーワードを入れておかなければ、見つけてもらえないことになります。

それは店舗内だけでなく、総合的なSEO対策にもなりますので、全体を再度見直してみましょう!

チャレンジ精神は素晴らしい!

In The Box さんを運営するパッケージアート株式会社さんは、おちゃのこ店舗だけでなく、
http://www.in-the-box.jp/

自社サイト
http://www.packageart.co.jp/

楽天ショップ
http://www.rakuten.co.jp/226-art/

Yahoo!ストア
http://store.shopping.yahoo.co.jp/in-the-box/

そしてYoutubeの動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCxqEi-yEILzhhDbsbOFRo2w

Facebookもされているようで、その熱心さとマメさには頭が下がります。すばらしい!
ただ残念ながらまだうまく効果をあげているようにも見えません。

動画は製造過程や品質、事例などを見せるのに非常に効果的だと思いますので、とくに自社、おちゃのこサイト、Facebookなどでは活用していきましょう!
Facebookなどのソーシャルメディアではとかく「宣伝してやろう!」と一方通行になってしまいがちですが…逆にお客様、お友達からアイデアをいただいて、それを試作したり商品化するようなイベント、トライをすると、自然発生的に口コミが起きたり、運がよければ本当に新商品案が出てくるかもしれません。

例えば、「ダンボールを使った使い捨てペットグッズのアイデア募集!」などすれば、ペットを飼っている方なら「こんなのあったらいいなぁ」なんてアイデアがいっぱい来そうですよね!

ネコの爪とぎ、キャットタワー、プチ小屋、迷路、トンネル、月代わり週代わりの使い捨てトイレなどなど…

僕だけでも「こんなのあったらなぁ」はたくさんあります(^^;) ただし安価でお願いします(笑)

モバイル対応が手付かず…

一応、おちゃのこネットスマホ対応のご利用はされているようですが
http://www.in-the-box.jp/phone/
トップページを見る限り何も手付かずのご様子。

スマホでダンボールを注文までする人はまだまだ少ないかもしれませんが、少なくとも、業者探し、問合せまでの検索をスマホでする方はむしろ増えていると思います。

最後(買い物カゴ)まででなくとも、貴社の特徴、強みと、商材の範囲だけでも知っていただいて、とにかくTELをいただく、問合せフォームで「何を入れるどんな箱をいくつくらい、どのくらいの単価でいつまでに必要なのか?」だけでも送信してもらえば、商談に入れるケースも増えるのではないでしょうか?

すべてをネットで完結させることを考えるより、まずは「ご縁を作る!」を優先して考えると取り組みやすくなると思いますよ!

総評

圧巻の商品登録数にネットへの取り組みは高く評価します。とはいえ、まだまだ社内での理解不足に店長さんは苦労されていて、十分な広告予算やシステム開発予算、ネット人材確保や育成など思うようにできず、孤軍奮闘されているのかな? と感じました。(勝手な憶測ですみません)

まだまだネットのダンボール業界はどんぐりの背比べだと思いますので、他社との差別化、競争に勝てる余地は大きいと思いますし、何らかのジャンルや商材に強みを作り出すことも可能だと思います。

冒頭で触れた宅配業界の成長など、ダンボール箱需要はますます伸び、市場規模もまだまだ拡大しますし、品質や納期や細かな仕様リクエストの関係で中国や東南アジアからの安価な競合品も比較的入り込みにくい業種のようにも思えます。

とはいえ大量生産、大量消費は大手さんに寡占され、中小事業者は多品種小ロット短納期対応が生き残りと利益率確保のキーワードになってくると思われます。また応用商品開発なども必要になってくるかもしれませんね。宅配サイズを意識した内容物に応じてサイズを可変できる箱などのニーズも可能性があると思います。一度お時間を作って、こうしたブレストにご来社いただければ幸いです。(^-^)

ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。 おちゃのこネットの刑部です。

本メルマガの人気No.1コンテンツ、「ダメ出し!道場」のご愛読ありがとうございます。

さて、通常のダメ出し道場ですが、現在1店舗お待ちのショップさまがございますが、その後は現在のところ、お待ちいただくことなく診断できます。
太田仙人の診断を無料で受けられる貴重な機会ですので、是非手を上げるお店さんはご連絡下さい。

皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。そして、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。
商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。
実際、ダメ出し道場後にご自身でショップを改善し成果を出されているショップさまも多数ございます!

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

●リアルダメ出し道場について
リアルダメ出し道場についても、募集をさせていただきます。
まずは、1店舗のみ募集させていただき、応募後、太田仙人、弊社にて審査させていただきます。

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『リアルダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー

さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、スタイルシート編集、HTMLタグ記載等の知識は一切必要ありません。
ボタン画像を画像にする方法をご紹介します。

先日おちゃのこネットからの広報でもお伝えしておりますが、カートに入れる等のボタンを画像に変更できるように改良させていただきました。

画像については、素材をご用意させていただきました!
管理画面から画像を選択していただくだけで設定することができます。
是非お試しください。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281626&id=1037&artlang=ja





なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

陳列中商品並び替え

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、陳列中商品並び替えについてです。
商品管理→陳列中商品並び替えに商品画像を追加しました。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281576&id=942&artlang=ja



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

ワインを取り扱う場合のサイトノウハウ

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今ページでは、EC通販サイトを運営する際にサイトを活性化させるためのノウハウを、取り扱う商品ごとのジャンルにわけて説明させて頂きます。
今回は「ワイン編」です。

■ワインを取り扱う場合のサイトノウハウ
ワイン業界は、数あるカテゴリの中でも最も保存方法に対して繊細な商品を扱います。きちんとした知識と見識を有していることは大前提として、その上で売り上げアップにつながるサイト作りについて、レクチャーしていきたいと思います。顧客ごとのこだわりもかなり強いジャンルとなるので、運営者自身の能力が求められるカテゴリと言えるでしょう。

ワインを管理するために最も重要なことは、商品を劣化させることなく、消費者の手元に届くまで最高の品質を保つことです。

配送のスピードや包装のこだわり、出荷方法などのアピールももちろん大切ですが、何よりもまずは品質を守り続けることが第一です。

ワインを受け持つ業者は、愛好家やソムリエたちの期待を一身に背負うことになります。よく包装などのビジュアルにこだわるサイトや、とにかく在庫をそろえているということを特徴として挙げる業者がありますが、それらもワインの品質管理があってこそ。サイト内でわざわざ公言する必要はありませんが、ライバル業者はみな当たり前のように管理を徹底していると言うことを頭に入れておくべきでしょう。品質管理の徹底は、いかにそれぞれのワインに適した温度帯での保管ができるかという部分が、最重要点となります。

ワインの保存方法は基本的に常温保存が良いと言われています。
保存場所が常に適温を保ち、急な温度の変化が起きないような立地になっているのかもあらかじめ調べておきましょう。

ワインは専門性の高い商品となるため、正直、サイトの出来は二の次でも大丈夫です。ただ、それでもやはり目を引くサイト作りができないわけではありません。

狭い業界内の商品が多いからこそ、ソムリエなどの著名人の名前があれば、そのサイトは一気に際立ち、信ぴょう性のあるサイトに早変わりします。もちろん無断で掲載することは許されませんが、できるならば「有名ソムリエのおすすめ」といったコーナーを設けたりすることができれば、独自性のある通販サイトとして注目を浴びることができるでしょう。

あるいは、海外の輸入品に特化させたり、オーダーメイドのラベルづくりを得意としたりなど、ニッチなニーズに答えることができる強みを持つことも重要です。専門性が高いからこそ、その上の需要に対する供給はさらに枯渇しています。難しいことを逆手に取ることで、良いサイト作りが可能となるのです。

★POINT
・とにかく「品質管理」を徹底すること。運営者側が顧客に引けを取らないほどの知識を有していることが望ましいです。
・豊富な在庫、ビジュアル、オーダーメイドのラベル、輸入品など、何か一つは独自の強みを打ち出すこと。
・ソムリエなど業界の著名人の名前が使えるコネがあれば、信憑性が増したサイト作りが可能となる。
・狭い業界であることを逆手に取り、他サイトにないサービスの提供で、枯渇しているニーズに答えられればベスト。

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一にSEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

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SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

昨日、隣の東秩父村(埼玉県で唯一の「村」)にあるポピー畑を見に行ってきました。高原牧場の一角を赤とピンクのポピー1500万本が埋め尽くし、天空の花園を実現していました。たまには近隣に足を伸ばしてみるのもいいものです。
(おちゃのこ山崎)

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