パソコンの故障は忘れたころにやってきます号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「おちゃのこ通信」、約1カ月ぶりにお送りします。長らくのお休みをいただき、申し訳ありませんでした。そのぶん、中身の濃い号をお届けします。

2月12日は私の誕生日だったのですが、今年はとんでもないバースデーとなってしまいました。前日に突然仕事用のパソコンが挙動不審になってしまい、朝から対応に追われて大騒ぎを演じてしまったのです。仕事用のデータなどは二重にバックアップ(外付けHDとクラウド)を取っていたので安心でしたが、マシンが動かないと仕事になりません。

私の愛機は27インチディスプレイのiMac。2009年後半のモデルです。アップルストアでカスタマイズしてオーダーしたので、CPUもメモリーもハードディスクもマニアが言うところの「大盛り」。おかげで5年経っても性能で困ることはありませんでした。それなのに、画面が突然真っ白になってしまい、セーフモードで立ち上げても画面が縞模様に。

事務所から一番近い修理センターは高崎駅東口のビックカメラだとのことで、私は誕生日に早起きしてクルマに梱包したiMacを乗せ、開店前に高崎に着きました。場所ふさぎだと怒られながらも箱を取っておいて正解でした。着いてみたら、すでに店の前には修理の客が列を作っています。といっても、みんなiPhoneの人で、でっかいiMacの箱を持っているのは私だけでした。

テストの結果、「グラフィックボードかロジックボードがお亡くなり」という診断が下され、その場で「修理か新品に買い換えか」という二択を迫られました。原稿の〆切は迫っているし、今回修理しても次に壊れたらもう対応期間が過ぎてしまうと聞かされて、「何でもいいからiMacのあるやつちょうだい」と、話題の5Kディスプレイの27インチiMacを購入したのでした。

移行はアップルのタイムマシーンというバックアップシステムを使ったら、ただ待つだけで終わってしまいました。かつて新機種と入れ換えるたびに1日以上潰していたのがウソのようです。アプリケーションを入れ直す手間も、パスワードを思い出す必要もなく、すんなりパソコンの入れ替えは終了。とても助かったのですが、何だか物足りない気分になってしまいました。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

正しくウケる文章の書き方プロのノウハウで「顧客」に読ませる!

戸田覚・著 日経BP社・刊

1,400円 (税別)

著者である戸田覚さんは、日本最大部数を誇るパソコン誌「日経パソコン」で人気連載「戸田覚が選ぶ必見スマートフォンアプリ」を続けているほか、ウェブ媒体と紙媒体でユーザー視点の辛口評価が人気の売れっ子ライターです。現在の連載は、月間なんと30本超! 著書も数多く、これまでに150冊以上の本を上梓しています。

そんな著者は書いて稼ぐだけでなく、「文章をうまく書きたい」という人たちに書く技術を伝授する仕事もしています。「戸田覚塾」や「戸田覚セミナー」、メルマガ「アバンギャルド(著者が代表取締役を務める編集プロダクション)の企画会議」などです。本書は著者のそちらの面を凝縮したノウハウ本と言えるでしょう。

とはいうものの、いわゆる「文章読本」は谷崎潤一郎や三島由紀夫、最近の人ではスティーブン・キングなども書いていて、百家争鳴状態です。しかし本書はそれらの「小説みたいな美しい文章を書きたい」という人向けの本とは明確に違います。表紙カバーに記されている「製品・商品紹介、広報宣伝、ブログ、メルマガなどウェブで嫌われずに読まれる文章を書くためのノウハウを満載」というキャッチコピーが本書の性格と想定読者を示しています。

それを端的に示すのが本書の体裁で、本書は「横組み・左開き」です。文体を論じるような本格的な文章読本なら、当然のごとく「縦組み・右開き」のはずです。技術系の本と同じ体裁ということは、「横組みの文章を書く立場の人が読者」と考えられていることを示しています。つまり小説家やエッセイストを目指す人ではなく、メルマガやECサイトのコンテンツを書く人をターゲットにしているわけです。

著者は紙媒体でウケる文章と、ウェブ媒体でウケる文章は違うと主張しています。20代前半からライターとして雑誌の記事や書籍を執筆してきた著者は、ここ10年ほどの出版不況でウェブライティングへと仕事をシフトさせました。そこでわかったのは、紙媒体でもウェブ媒体でも「書く技術」は変わらないが、「ウケる方法」は異なるということでした。

紙媒体からウェブ媒体に軸足を移しはじめてみると、「よい記事を書いたはずなのに、思ったようにウケない」という現実が待っていました。そこで著者は必死でウェブライティングの研究と勉強を続けます。その結果、ウェブ媒体の連載記事の大半が、その媒体のベスト10に入るようになりました。本書はその「研究と勉強」の成果を凝縮したものです。まえがきの日付は「2015年1月吉日」。まだ湯気の立っている、ほやほやの新刊です。

本書は4つの章と付録で構成されています。
第1章 読ませて「ビジネス」に勝つ
第2章 読ませる「内容」を練る
第3章 読ませる「構成」に仕立てる
第4章 読者が「納得する」書き方
付録 正しくウケる文章を書くためのチェックリスト

第1章は「なぜビジネスで文章が重要なのか」を説いています。すなわち、本書の全体的な前振りです。そのためページ数的には他の3章よりも短いのですが、本書を自分のビジネスに役立てたいなら、まずここをしっかり読み込んでおく必要があります。なぜインターネットで動画も大画面の画像も自由に見られる時代に文章が大事なのか。そこをきちんと押さえておかないと、ライバルに差をつけることができません。

第1章の第1項目で、著者は「今こそ文章で差がつく時代。書く力でビジネスに勝てる」と言っています。以下、引用します。
「インターネットが流行し始めた頃、動画が比較的簡単に扱えるようになり、書く仕事は激減すると思われていた。だが、今やだれもそんなことは思っていない。情報伝達の主役は今も文章だ。(中略)写真や動画だけで商品購入に至る人はまずいない。購入を決める前に、必ず多くの文章を読んでいる。(中略)ビジネスで勝つためにはウケる文章の探求が不可欠なことを肝に銘じてほしい」

なぜ文章の力を磨くとビジネスで勝てるのでしょうか。ウェブコンテンツには文章のほかにも写真やレイアウトなどのビジュアル要素も重要なはずです。それについて、著者は「文章以外の要素は横並びだ」と断言しています。ある程度のクオリティに達していると、それ以上の差を写真やデザインで出すのはむずかしくなるからです。その状態で差をつけることができる要素は、文章しか残っていません。

しかし、ウェブが当たり前の現代においても、ウェブ上の文章に力を入れている企業はほとんどないと著者は言います。「ビッグデータの解析やCRM(顧客関係管理)など、仕組みで売上を伸ばすウェブ制作会社が増えているが、こういった流行の技術は消耗が激しい。あっという間に普及して付加価値が薄れていくのはこれまでと同様だ。ところが、すべての情報の入り口である文章に力を入れている企業はほとんどない。だからこそ、ライバルに差をつける大きなチャンスである」

SEOにお金をかける企業は多くても、肝心の検索に引っかかる要素である文章を磨いている企業は多くありません。しかし、ウケる文章が書いてあれば、検索でヒットするだけでなく、来訪者をコントロールして売上につなぐことができるのです。
「SEOをほとんど気にしなくても、文章がウケていれば検索でヒットする。(中略)ウェブの文章がしっかりと書けていれば、本当に来てほしいユーザーに読んでもらうこともできる」

ただし、サイトへの来訪者はいきなり文章を読んでくれたりはしません。著者は、来訪者の注目度が高いのは、動画、写真、図、テキストの順だと言います。しかも、集中力が続くのはせいぜい15分。そのことから導かれる結論は、「つまり、できるだけ早い段階で『これは読んだ方がよい』と思わせるべきだ。タイトルと書き出しの数行で、実は勝負が決まっていることを頭に叩き込んでほしい」となります。

本書では「ウケる文章を書く技術」をまとめていますが、著者はそれだけでは不足だと言います。同時に基礎になる「スピーディーに分かりやすい文章を書く」能力も身につけるべきですが、それについては新聞や雑誌の文章と自分の書いた文章を比較してみることが役立つそうです。「ただし、内容がかけ離れた雑誌と比べても意味がない。読者層の近い雑誌や新聞が適切だろう。格調の高い文章を目指すなら、新幹線や飛行機の中に置かれている情報誌も参考になる」と著者は言っています。

第2章では書き始める前に準備するべきことが論じられています。この章は本書で最も長く、内容が豊富です。すぐに実践できるテクニックがたくさん紹介されているので、少しずつでも取り入れてみるといいでしょう。たとえば「読者ターゲットが不明確のまま、文章を書きだしてはいけない」という項目では、「性別、年齢、関心度、知識・リテラシー、気持ち」といった読者の属性を、「文章を書き始める前にあらかじめ設定しておく」と指示されます。この場合の「読者」とは、サイトへの来訪者ではなく、「読んでもらいたい人」を指します。

読者像が想定できたら、その読者に向けた「キラーインフォメーション」を設定します。キラーインフォメーションとは、「相手が一番知りたいこと」すなわち「相手に一番刺さるキーワード」です。読者像を想定したら、それにもとづいて読者の行動や気持ちを考え、イラーインフォメーションを適切に提示します。それが最大の効果を生みます。

ここで、キラーインフォメーションはくどくどと長かったり、いくつもの要素に分かれていたりしてはいけないそうです。「キラーインフォメーションは、『読者が一番知りたいこと』である。本来なら、言葉の通り、1つでなければならない。(中略)たくさんのことを盛り込むほど、一番大事なこと、つまりキラーインフォメーションが伝わらなくなる」

では、読者はどんなことが一番読みたいと思うのでしょうか。それについて著者はかつて講演でテストした結果を紹介しています。「時間が5分ほどあるので、もう1つ話をさせていただこうと思います。本製品の良い点、もしくは悪い点についてです。どちらをお話ししましょうか」と会場で問いかけたところ、聴衆の答えは圧倒的に「悪い点を聞きたい」だったというのです。

著者はこう分析しています。「人は知っていると得をすることよりも、知らないと困ることを読みたいのである」と。その理由については、「売り手がいい話ばかりするので、いい話は聞き飽きているからではないか」と推測しています。

以下、読み応えがあり目からウロコが落ち続ける話が続くのですが、あまりたくさん紹介してしまうと本書販売の足を引っ張ってしまうので、このへんにしておきます。

なお、付録のチェックリストは、実際に自分が書いた文章を客観的に評価するためのものです。本書の内容に沿った88項目のチェックがありますから、これを使うだけでもご自身の文章が確実にレベルアップするはずです。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

 

予備知識、先入観なくアクセスすると…??どんな店??となる

今回は、「ダメ出し!道場」を1回お休みさせていただき、最近、私自身が実体験したネットショッピングに関する感想、コラムとさせていただきます。

どちらかと言うと普段は衝動買いの多い私ですが、今回は久々にメチャメチャ検索して比較検討、考えまくっての本気買いの体験です。

まずは私ごとで誠に恐縮ではございますが、年明けから家族に身近な友人に、知人、そしてペット(愛猫)と病気が続いて、お見舞いや看護で個人的に慌しく、精神的にも連日緊迫した日が続いたためにメルマガも1週お休みさせていただきましたことをお詫び申し上げます。

家族、友人、知人と人間の病気に関しては、進んだ医療技術、病院施設や体制、保険制度のおかげで、病院や医療者に任せておけば安心ですし、本人も自分の病気を理解していますので、努力やガマンをして闘病してくれるため、付きっきりまでは行かず、まずは安心です。

そして日本は本当に安心して医療を受けられる国であることを感謝し、あらためて感心いたします。日本全国、あらゆる診療科の病院・クリニックがあり選択肢も豊富ですし、入院さえしてしまえば本人も家族も安心して医者、看護士をはじめ医療従事者に身を任せる(患者を預ける)ことができます。

一方海外では、十分な数の医療機関がない国も多いですし、先進国でさえ(先日テレビで見た話ですが…)国民医療保険制度のないアメリカでは、盲腸(急性虫垂炎)の手術でさえ4~500万円超の費用がかかるとか!

これでは庶民はうかつに病気も入院もできませんね! 病気よりもお金のストレスで参ってしまいそうです。

日本では高額な手術費用や療養費がかかっても、高額療養費限度額の適用で、保険適用範囲の薬や治療法であれば、実際には数百万円かかっても本人の負担は数万円~数十万円ですむという素晴らしい制度があります。

保険証さえ持っていれば、お金のことが心配で医療を受けることをためらう心配はあまりありませんね。

私も過去に命に関わるような手術と1カ月以上の入院で総額で300万円以上の医療費がかかる大病の経験があるのですが…その際もこの制度のおかげで実際に支払ったのは数十万円ほどで済みました。

病人を代表して!? この国の医療保険制度と、知らず知らずに病人の分もご負担をしてくださっている健康な国民の皆さんに感謝です。(^^;)おかげさまで今ではすっかり元気に暮らせています!

さて、人間に関してはそんな感じで安心できたのですが…

実は私の愛猫君(6歳♂)も、今年の年明けから調子が悪く、膀胱炎から尿道結石となり、徐々におしっこが出なくなってしまい、1カ月以上毎日通院したにも関わらず、ついには尿路閉塞となり腎臓が悪化、急性腎不全で命の危険なところまで行ってしまい、今月に入り緊急入院して大手術となりました。

なんとか一命をとりとめ、今週ようやく退院して自宅療養ができるまでになりました。

ペットや動物を飼ってない方には今ひとつ共感いただけないかもしれませんが、この子を溺愛する私にとっては我が子も同然なので、今年に入ってからは仕事もそこそこに猫に付きっきりで看病でした。

人間でも動物でもオシッコが2~3日出ないと腎不全を起こし、命に関わりますし、ダメージを受けた腎臓はまず回復しないので…オシッコがちゃんと出ているか? 本当に毎日が気が抜けず、夜もろくに寝られずで緊迫しておりました。

とにかくこの子のためにできることならなんでもしてやりたいと必死でした。

人間なら子供であっても自分の病気や状態もある程度は理解して、おとなしく入院、闘病してくれるでしょうが、猫にとっては入院や痛い治療は一方的な拉致監禁・虐待・拷問を受けているようなもので、大きなストレスになります。

入院させるとストレスで何も食べず…見る見る痩せて弱っていくので、前半はできるだけ入院させず、毎朝・毎晩通院して注射や点滴を受けさせました。

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【ネットの活用。何はともあれ検索!】

まずはかかりつけの獣医さんで病気がわかった時点からはインターネットの出番です!

動物病院の口コミサイトで、近隣で設備も揃って医療レベルの高い動物病院を探して手術など高度医療に備え、治療を受けることはもちろん、そこに通いながらも、最新の治療法や新薬がないかなど連日、寝る間も惜しんで検索しまくっていました。

インターネットとスマホの普及のおかげで、高度な最新手術の技法から獣医学論文のデータベースや、日本にはまだない新薬の情報、実績のある代替療法・民間療法の存在まで見つけることができました。

ホント、ネットに感謝です。

幸いにも我が家の猫は地元の良い動物病院において、最新ではありませんが実績のある手法での手術にて無事に治療を受け、現在はなんとか回復に至っております。
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前置きが長くなりましたが…

このひと月半の間に、インターネットの情報検索によって膨大な情報や知識を得られたことは、20年前なら考えられなかったことですし、ここ数年のスマホやブロードバンドの普及で、どこにいても即情報検索できるようになったことは、本当に素晴らしい時代・環境だなぁと痛感いたします。

そして(ここからがコラムの本題です(^^;))、実際に猫の病気に関係する療法食フードや代替医療・民間療法のサプリメント、そして病気の猫の看護・介護に関するグッズや猫用の暖房器具などなど、この1カ月の間に10軒以上のオンラインショップでかなり多くの買い物をしました。

有名メーカーの量産品などはもちろん大手ショッピングサイト(AとかRとか(^^;))で探して安価で迅速に購入もしましたが…、珍しいサプリやフード、レアな看護グッズなどは個人のブログで教えてもらったり、紹介されたりしている小さなオンラインショップで発見、購入しました。

これらの小さなお店はろくにSEO対策もされていないので普通に検索しただけでは上位表示もされないのですが、過去に同じ病気で苦労された飼い主さんたちの闘病記、治療記などのブログで紹介されており、まさに「口コミマーケティング」によってアクセス、購入に至ったのです。

たとえば…
療法食フードは大手サイトならケース単位で買えばお買い得ですが、好き嫌い、嗜好性の偏った猫なので食べてくれるかどうかわからないため、何種類ものフードを少量ずつお試し購入できるフード屋さんを探して購入とか。

尿道結石を防ぐにはおしっこのpH(酸性~アルカリ性)をチェックする必要があるので、いわゆるリトマス試験紙のような、濡らして色の変化でpHを計る試験紙があるのですが、化学実験と違っておしっこの微妙なpHの差をph5~8くらいの範囲で0.1程度の誤差で測れるものが必要なので、特殊な試験紙を探して購入とか。

日本の獣医学界ではまだ未承認で使われていないが海外のある国では使われている動物用の治療薬があることを知り、個人輸入で扱えるお店を発見とか。

ある西洋のハーブが猫の病気改善にかなり効果があるが、日本にはそれを含むサプリや輸入元はない。海外から個人輸入している同じ病気で苦労した経験のある猫オーナーの個人事業主さんがやってるショップで購入とか。

体力や食欲が落ちた猫に水や流動食を飲ませるためにシリンジ(プラスチック製の注射器)を使うのですが、先が固いので猫も嫌がりますし、暴れた際に口を中を傷つけたりする恐れもあります。シリンジの先にシリコンゴム製のチューブを着けて与えると柔らかく傷つける心配もないですし、熱にも強いので煮沸消毒もできます。ニオイも味もしないので猫も嫌がらず飲んでくれます。そんなシリコン製チューブを探して購入とか。

猫のお尻周りを広範囲に切開・縫合手術したので、傷が癒えるまでの間は座る場所も衛生的にキレイに除菌して感染症を避けないといけませんが、傷もあり、またペットですので舐める可能性も高いため、刺激の強いアルコール系や塩素系の除菌スプレーは使えません。そのため低刺激で舐めても安全だけど除菌力の強い、かつ量を使うので低価格の除菌剤を探して購入とか。

手術後、傷を舐めたりしないためにエリザベスカラーと呼ばれるラッパ型のプラスチックのカバーを首に着けられ頭を覆われるのですが、これがあると通常の餌入れ、水入れで飲み食いすることができません。カラーを付けていても飲み食いしやすい容器や給餌しやすいスプーンはないか? 特殊な形状や材質の容器や食器を探して購入とか。

などなど、他にもまだまだたくさん買い物したのですが…。どれもこれも普通のペットショップにはない商品ばかりで、かなり考えてあれこれ探しまくりました。

私の場合は自分で散々探して、考えて、工夫して、こんな商品があれば!? と検索しまくって、既存の商品にない場合は材料を個別に買って組み合わせて自作したりなど、できるだけ安価に済ましたりしましたが…

健康なペットのためのお店はたくさんありますが、看護や介護の目的に応じて提案型でアドバイスもできるようなお店というのは、まだまだ少ないんだなぁというのも感じました。

ウチの猫が通っている動物病院は、郊外の住宅街にありながら5つの診療室、6名の獣医さんがいる評判の病院で、待合室も常に20~30匹待ちは当たり前です。

それだけ病気のワンちゃんネコちゃんがいて、飼い主さんたちは病院での注射や治療だけでなく、自宅でも看護・介護をしているでしょうに、病院ではせいぜい療法食フードやサプリくらいは販売していますが、介護・看護グッズなどは売っていません。

一方で町のペットショップにも普通のグッズやフードはいろいろ売っていても、看護・介護グッズや、ましてその使い方やアイデアなどはまだまだ不足していると思います。

冒頭に、人間の場合は素晴らしい医療制度、設備があると書きましたが、看護や介護に関しても人間の場合はさまざまな商品・グッズもあり、ビジネスチャンスも広がっています。

人間ほどではないでしょうがペットも増加、高齢化や長寿化で看護や介護が必要な子も増えているようです。単に売れ筋商品を品揃えするだけなら大手サイトになかなか太刀打ちできませんが、今回の我が家の猫のように困ったところ、かゆいところに手の届く、細かなニーズを助けてくれる商品やサービスには、まだまだ小規模ショップ、小規模サイトにもチャンスがあるなぁと実感いたしました。

今回は私事、ペットのことを中心に書かせていただきましたが…

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【結論】申し上げたかったことは…

小規模オンラインショップさんは、大規模ショップと同様に、量産品の品揃え、大量販売、価格競争と正面から真っ向勝負をしても勝てません。

ですが、少量ずつあれこれお試しできるようなセット組や、定番品+αの組み合わせによる使用法提案、用途提案による付加価値で、「こんなのあったらいいな!」「こんなのできたらいいな!」とお客様のかゆいところに手が届く差別化、強み作りができれば、お客様の信頼を得て固定客やリピーター、ファンを増やせますし、そこに小規模ショップの生き残るチャンスがある! と強く感じました!

自分たちの当たり前をお客様の当たり前にするな!

【追伸】「ダメ出し!道場」は前回が97店舗目でもうすぐ100店舗です!

まだまだ「ダメ出し!道場」登場店舗を募集しております。
また応募の際、具体的に困っておられる点、悩んでおられる点、実際の事業規模や人員体制などより具体的な実情をお知らせいただけるほど、より具体的なアドバイスが可能ですのでよろしくお願いいたします。

「ダメ出し!道場」応募者の方は商品サンプルのレビューや個別のお電話での相談もお受けいたしますので、「我こそは!」と思われる店舗さんは奮ってご応募ください!

ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。そして、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。
商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。
実際、ダメ出し道場後にご自身でショップを改善し成果を出されているショップさまも多数ございます!

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー

さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、HTML5テンプレートの商品画像を角丸にする方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

.item_data .global_photo img,
.other_photo .global_photo img,
.swipe_list .item_image_box img {
border-radius: 5px;
}


※トップ画像部分を除外する場合は、下記をご利用ください。

#photo .swipe_list .item_image_box img {
border-radius: 0px;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

カレンダー設定について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードしたカレンダー設定についてです。
下記の点を改良しました。

これまでは、自由記入欄に外部サービスのhtmlタグを貼り付けることで対応いただいておりましたが、簡単な設定でカレンダーが表示可能になりました。
定休日やイベントの設定が可能です。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281625&id=1035&artlang=ja



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

食品系物流倉庫の選び方

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今ページでは、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「物流倉庫の選び方について」説明させて頂きます。
今回は「食品関係編」です。

■食品系物流倉庫の選び方

昨今急速に普及してきたネットショッピングの業界の中で、商品の管理を物流倉庫会社に任せる業者が増えてきました。それは業務を合理化し、同時に素早い対応を可能にすることに繋がり、通販業界に大きな変化をもたらしました。

ネットショップ業者が物流倉庫会社に在庫管理を委託するようになった背景には、大量の商品を通販事業者が自社で管理する場合の多額のコストや、配送にかかる人件費などの削減が挙げられます。

インターネットを介したショッピングが当たり前となった現在では、日々飛び交っている様々な商品をいかにして迅速に発注者に届けることができるのか、また、大量に届く発注に対して、いかに滞りなく処理できるのかが重要な要素となるため、通販事業者はこのような物流倉庫会社をビジネスパートナーに選ぶことで業績向上が見込めます。

特に食品分野に対応する物流倉庫会社であれば、そのような対応にとどまらず、鮮度を保った商品を届けるための品質管理を求められます。

食品と一言に言っても、その商品は以下のように様々です。

・野菜、肉類などの生鮮食品。
・米、パン、麺類などの主食類。
・干しモノなどの乾類。
・醤油・ソースなどの調味料類。
・水や酒、コーヒーなどの飲料類。
・惣菜、スイーツなどの加工品類。

食品業者はそれぞれの品質管理を徹底する必要があるため、物流倉庫会社もそれに応じた対応が必要です。

例えば、保存方法に関しては「常温」「冷蔵」「冷凍」の3種類に大別できますが、生鮮食品と主食類では、同じ常温保存でも適温は異なるため、こうした違いに対応できる物流倉庫会社を選定が不可欠となります。

専門の取扱品目は物流倉庫業者により異なります。インターネットで検索すると様々なバナー広告や専門サイトを見つけることができますが、安さや条件面だけにこだわって選定すると思わぬ落とし穴にはまることもあるので配慮を怠らないようにしましょう。自社で扱う食品の保存方法、発送方法、賞味期限や流通加工の過程などをしっかりと理解し、それに適した物流倉庫を選定しましょう。

なお、通販業者で食品類を購入する消費者の中には、お中元やお歳暮などのギフト目的で利用する消費者もいます。そのニーズに合わせた包装やラッピングの技術を持った食品業者であれば、更にサービスラインナップが広がります。
例えば熨斗や表書きの専門家が属している物流倉庫を選ぶことができれば、自社の強みとなる商品の売上を伸ばすことができます。この場合、配送などの基本的なスキルだけでなく、装飾関連のスキルを見定めることが重要です。

これらの理解を深めることで、より良い物流倉庫会社とビジネスパートナーとなることが可能となります。

★POINT
・細かな品質管理に対応できる業者を選定することが望ましい
・取り扱い品目が多岐にわたっていること、または、ある食品に専門特化している業者であることが重要
・包装や熨斗などの専門技術に特化した業者であればなお良い

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一にSEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

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初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

パソコンが新しくなったと思ったら、今度は無線ルーターが壊れてこれも新品に。幸いなことにパソコン購入で得たポイントが役に立ちました。もう壊れるのはこれくらいにしてほしいものです。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
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■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
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