ワールドカップはまだまだ続きますよ号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

ワールドカップで日本のグループリーグ敗退が決まり、がっくりと肩を落とされている諸兄姉も多いことでしょう。「せめて決勝トーナメントには進出してほしい」という悲願は実らず、日本人サポーターが望んだ「奇跡」は、同じC組のギリシャにもたらされてしまいました。

しかし、せっかくのワールドカップです。7月14日の決勝戦まで、あと20試合以上もあるのですから、世界の強豪たちの戦いをしっかり観戦しませんか? 今大会では、すでに前回の覇者であるスペインをはじめとして、イングランド、イタリアといった上位の常連たちがグループリーグで姿を消しました。まだまだ面白い番狂わせが待っていることでしょう。

新聞の解説などによると、今回のワールドカップでは、ポゼッションサッカーVS高速カウンターというひとつの潮流があるそうです。スペインに代表されるポゼッションサッカーは、短いパスをつなぎながらボールの支配率を高め、試合を優位に進めるやり方で、世界のサッカー界をリードしてきた戦法です。

それに対して攻撃陣だけでなく中盤の選手やサイドの選手までが全速力で駆け上がり、あっという間の逆襲を仕掛けるのが高速カウンター。オランダがスペインを破った試合に代表される戦い方です。果たしてポゼッションサッカーは古い戦い方になってしまうのか、高速カウンターがこれからの戦い方なのか、興味は尽きません。

もうひとつの見方として、「自分たちの戦い方に固執したチームは敗れる」というものもあります。最先端の戦いを勝ち抜くには、相手をよく知って柔軟に戦術を選ばなければならない。--このあたりは、ビジネスにも共通した要素といえそうです。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

「強いチームはオフィスを捨てる
37シグナルズが考える「働き方革命」

ジェイソン・フリード デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 著
高橋璃子 訳 早川書房 刊

1,500円 (税別)

著者たちの会社「37signals」や、この2人の著者が以前に出版した『小さなチーム、大きな仕事--37シグナルズ成功の法則』をよくご存じの方には、本書の紹介は簡単な言葉で済みます。「あの全米ベストセラーの続編が出ましたよ。今度はリモートワークがテーマです」とささやくだけでいいのです。たぶん。

でも、どちらもご存じないという方が大部分でしょうから、きちんとご紹介しておきましょう。まず「37signals」ですが、アメリカのシカゴに本社のあるウェブアプリケーションの会社です。プロジェクト管理ツール「Basecamp」や共有連絡先管理アプリケーション「Highrise」といった製品で知られ、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークである「Ruby on Rails」は、「Basecamp」から生まれたものです。

著者のジェイソン・フリードは「37signals」創業者の1人で、現在も社に残っている創業者は彼だけです。もう1人の著者のデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンは「Ruby on Rails」の開発者です。この2人による前著『小さなチーム、大きな仕事--37シグナルズ成功の法則』は、ビジネス書の新スタンダードとして脚光を浴びました。

どんなところが話題になったのかというと、「会社は小さく。失敗から学ぶな。5時には帰宅。けんかを売れ」という、彼ら自身が経験から学んだ成功哲学です。世界のあちこちに散らばる少人数のスタッフだけで、数百万人の顧客を抱えるソフトウェア会社が成り立つ。その事実は、旧態依然の経営方法を信奉しているビジネスマンたちにショックを与えました。

その彼らの経営方針をさらに語ったのが本書です。テーマは「オフィスなんか、いらない」。本書の冒頭で、彼らは断言します。「オフィスは非効率だし、通勤はただの苦痛だ」と。そして彼らはこう続けます。「リモートワーク(在宅勤務)を、もっと推進するべきだ」

「リモートワーク」というのは、新しい概念ではありません。すでにサテライトオフィスやSOHO、コワーキングやノマドといった言葉とともに、オフィス以外で組織のために働くやり方は何度も紹介されてきましたし、実際にそうやって働いている人たちもたくさんいます。でも、彼らはその普及の遅さに、不満を持っています。

「小さな会社から有名な大企業まで、あらゆる業界のさまざまな会社がリモートワークに進出してきている。ただし、かつてファックスが普及したときのような勢いはない。すぐに大半の会社が取り入れてもよさそうなのに、リモートワークはまだ多数派というにはほど遠い。技術はすでにそろっている。世界中の人といつでも簡単にコミュニケーションがとれて、一緒に作業を進められるツールがいくらでもある。それなのに、技術を使う側の人間は、いまだに昔ながらの働き方に縛られている。アップデートが必要なのは、どうやら人の気持ちのようだ」

彼らが言うには、新しい時代に合った真に合理的な働き方であるリモートワークを阻害しているのは、迷信にも似た古い考え方に取りつかれている人々の気持ちなのだそうです。ならばその「気持ち」を変えさせることができれば、もっとリモートワークは市民権を持つのではないか。そういう考えから、本書は作られました。

本書の内容は、非常にシンプルです。まずリモートワークのメリットを紹介し、次にリモートワークに対する反対意見をひとつずつ論破していきます。そして次のステップで、リモートワークの達人になる方法を紹介します。ここでは、あわせてリモートワークのむずかしさやリスクについても触れられます。

本書が説得力を持っているのは、その内容が理屈や学説などではなく、すべて彼らの会社「37signals」が10年前から実践してきた経験に基づいて書かれているところにあります。したがってその筆致は上から目線ではなく、変に読者に媚びたものでもありません。彼らはただ淡々と自分たちの経験を語り、やってきたことの結果を述べているだけです。

「なぜリモートワークを勧めるのか」という点について、彼らの主張は明快です。「本当に集中して仕事をしたいとき、どこに行きたいか?」という問いに、多くの人たちが「会社のオフィス」とは答えないからです。オフィスは邪魔に満ちています。しかもほとんどの邪魔は、自分でコントロールすることができません。会議、打ち合わせ、上司からの呼び出し、同僚からの質問、電話、メール、などなど。

そして通勤地獄。著者たちは通勤を「人生の無駄づかい」と切り捨てます。通勤のせいで平日の活力と時間が失われ、週末は溜まった雑用に追いまくられてしまう。そんな生活になってしまうのは、オフィスと通勤があるからだと著者たちは言います。

1日に1時間弱かけて通勤している人の場合、1年では400時間もの通勤時間を消費することになります。そこで著者たちはこう問いかけてきます。「僕たちの会社の主力製品であるBasecampは、ちょうど400時間の工数で完成した。もしも400時間が自由に使えたら、いったいどれだけのことができるだろう?」

リモートワークに反対する人たちは、こう主張します。「社員がお互いに顔を合わせていないと、スムーズな意思の疎通ができないし、ひらめきも生まれない。自分1人の仕事環境では、みんな怠けるに決まっている」と。しかし著者たちは、それはすべて誤解と思い込みであると論破します。

現在の技術があれば、世界中のどこにいてもテレビ会議は可能です。それだけでなく、画面を共有して作業のやり方を伝達したり、共同で何かを作り上げたりすることも可能です。そもそも、会議で何かのアイデアが生まれることって、あるのでしょうか。さらに言うと、上司が見張っている現在のオフィスだって、隠れてFacebookに書き込んだり、YouTubeを見ている人はたくさんいるでしょう。

リモートワークが普及すると、本当に働いてほしいスタッフを世界中から選んで採用することができるようになります。あるいは、長年ともに働いてきたスタッフを、引っ越すからといって解雇する必要もなくなります。働く人たちは、「海の近くに住みたい」「いつでもゴルフができる環境がほしい」「空気のいいところで子育てしたい」という希望を、今すぐ叶えることができるでしょう。

リモートワークは、働き方を変えるだけでなく、働くことに対する心構えを否応なしに改めさせます。報酬や地位は実力や実績で決まり、お世辞の上手い人や見かけだけ勤勉な人は排除されるでしょう。仕事は本質的な部分で選択されるようになり、住んでいる地域や国で賃金が差別されることはなくなっていきます。

また、リモートワークは「文章力」を求めます。コミュニケーションのかなりの部分をメールやチャット、掲示板が占めるため、「まともな文章が素早く書けない人」はコミュニケーションができないからです。リモートワークの時代は、履歴書よりも志望動機などを自由に記したカバーレター(添え書き)の中身が重視されるようになるでしょう。著者たちの会社では、面接する人を絞るのに、カバーレターが活用されているそうです。

リモートワークは、終身雇用や平等人事の古い社員制度よりも、フリーランスやインディペンデントコントラクターのような働き方に近いかもしれません。産業革命以降ずっと先進国にはびこってきた「会社員」という身分が、そう遠くないうちに変質していきそうです。

これからの会社組織はどうあるべきかを考えさせてくれる1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

まだ梅雨明けではないですが、いよいよ真夏日が増えてきましたね。

この原稿を書いている今夜も蒸し暑く、私も汗をかきつつTシャツ1枚、袖をまくってパソコンの画面に向かっています。

夏の薄着になると気になるのは…たるんだ身体。鏡を見るのが情けない(苦笑)

今回のお店はそんな残念な体型の私とはまったく縁がなさそうな、筋肉質で引き締まった身体の男性ファッションに特化したブランド(メーカー)の直営店ネットショップさんです。

自分用の服を探しにくる男性客だけでなく、彼氏やダンナ様にプレゼントを! 引き締まった体の男性が好き! という女性客にとってもモデルさんたちの着用画像を見ているだけでも目の保養!? になるようなお店ですよ!(^^;)

では「ダメ出し!道場」第83弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
SKY OCEAN

ショップ名 :
SKY OCEAN

URL : http://www.mensfashion-skyocean.com/

カテゴリ : ファッション

・ショップ運営状況
設立6年目のファッションブランドです。
サマーカジュアルブランドなので、春夏に売り上げが集中しております。
基本的にネットショップなのですが、ファッションブランドということもあり、昨年横浜市内に実店舗もOPEN致しました。
完全日本製で、筋肉質な男性向けのタイトでウエストシェイプ、逆三角形なシルエットのファッションを販売しております。
・悩み
最大の悩みはアクセス数です。
まず、サイトを立ち上げて6年経つにも関わらずYahooやGoogleなどの検索に引っかかってきません。
とくに6年間続けているブログの内容が検索に引っかかった試しがありません。
検索に引っかからないので、訪問者様は口コミなどでいらっしゃる方がほとんどで、アクセス数の伸びに限界があります。
現在、SEO対策をしているのですが、対策ワードの「タンクトップ メンズ」で検索してみても10位以下です。
タンクトップに興味がある人がタンクトップというワードを検索するわけですから、上位表示されればそれだけ売り上げにも繋がると思うのですが。
ブランドの認知度を上げるために、広告も考えてはいるのですが、広告料も大して出せないため、どこに出せばいいのか、模索してばかりです。
とにかくブランドの認知度を上げるためには検索の順位を上げることと広告だと思うので、その対策と、その他できる対策がありましたらご教授いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m
SKY OCEAN阪本

ブランドとしてのコンセプトはOK でもビジネスポリシーは?

実は、SKY OCEAN 代表の阪本さんには、先日の品川で開かれたおちゃのこセミナーで直接お会いしてお話しする機会がありました。

そこで、単なる仕入れ販売のショップではなく、オリジナル商品を企画デザイン製造販売されているブランドであり、メーカーであることをお聞きしていました。

事前に聞いていたので、ブランド、メーカーであるという観点で当ネットショップを見ることができたのですが…

はてさて、何も事前に知らなかったらどうでしょう?
http://www.mensfashion-skyocean.com/

このトップページこそ
「筋肉質な男の為のタイトなシルエットの日本製メンズファッションブランド」と書いてあるのでちょっとブランドっぽいのですが…

カテゴリーをクリックするとすぐにショップ(売り場)に入って行きますので、多くのお客様は、オリジナルブランド、メーカーだと気づかずにいるかも知れません。

オンラインショップ として見た時には、ダイレクトに売り場へ導線ができ、少ないクリック数で購入まで行けますので悪くはないのですが…

ブランドとしての認知や、イメージ戦略上はちょっとあけすけで、「いざ、売らんかな!」が前面に出すぎているような印象も受けます。

これは、阪本さんの狙いや戦略をお聞きできていないのでわかりませんが、お申し込み文でも「ファッションブランドです。」や「ファッションブランドということもあり」など ブランドであることを強調されていることからすると、このサイトでの目的を不等号で表わすと、
「ブランディング」>「小売」
なのではないかと思うのですが…
「ブランディング」<<<「小売」  と見えるのが現状です。

「最大の悩みはアクセス数です」
「サイトを立ち上げて6年経つにも関わらず、YahooやGoogleなどの検索に引っかかってきません」
「現在、SEO対策をしているのですが、対策ワードの『タンクトップ メンズ』で検索してみても10位以下です」

お悩みのポイントとしても SEOを上げられているのは、ブランドとしての認知やブランドイメージを意識してのことだと思うのですが…

検索にひっかからないとのお悩み…
そもそも、どのキーワードで検索にヒットすれば良いのでしょうか?

「タンクトップ メンズ」では確かに上位ではヒットしませんね。
実際に貴社でタンクトップの商品ページは Googleで14位にヒットしている下記ページで6商品のタンクトップがあります。
http://www.mensfashion-skyocean.com/product-list/4

でもよく考えてみてください。たった6商品のタンクトップのページが、「タンクトップ メンズ」で1位になると思いますか?

そもそも、検索エンジンは、検索するユーザーの利便性、目的満足度を想定して改良されてきました。「タンクトップ」で検索する人はたくさんのタンクトップを見たいか、タンクトップとはどんなものかを知りたいかです。それを達成できるサイトが上位にくるのは当然です。

でも、貴社の目的はそこですか? たくさんのタンクトップを見せることですか? タンクトップとは何かを事典のように説明することですか?
違いますよね。

試しに、「スポーツカー」で検索してみてください。

いくつかのニュース記事で名車の名前こそ見えますが、あのポルシェも、フェラーリも、ランボルギーニも、世界的を代表するようなスポーツカーのブランドサイトはまったく上位表示もされません!

では彼らが、「スポーツカー」で上位表示されないんです…と嘆くでしょうか? そんなことはないでしょうね(^^;)

なぜなら、それらのスポーツカーを求める人たちなら、「スポーツカー」ではなく、「ポルシェ」、「フェラーリ」、「ランボルギーニ」で検索するからです。そしてそれらのキーワードで検索すれば、みごとにそれぞれのメーカーサイトが上位表示されるはずですよね!
これこそがブランディングであり、ブランドSEOだと思います。

では貴社は…?
「SKY OCEAN」「SKYOCEAN」「スカイオーシャン」「スカイ オーシャン」
いずれで検索しても貴社は1位表示されています!
「筋肉質 ファッション」でも1位表示です。
ちゃんとGoogle に一定の認識はされているようですよ!

では、「マッチョ ファッション」では?
34位にようやく下記モデルさん紹介のページがヒットしています。
http://www.mensfashion-skyocean.com/page/19

ようするに何が申し上げたいかというと…
SEO 検索対策とは、きてほしいお客様が検索しそうな的確なキーワードをどれだけ事前に推測、想定して、それぞれのキーワードでヒットするようにページ内の文章にそれを自然な形で盛り込んでおけるか?が大切なのです。

ビッグワードといわれるような漠然とした「タンクトップ」「スポーツカー」のようなキーワードでは、上位表示は当然困難になるだけでなく、検索するユーザーの意図も、貴社がほしい客層とは異なる確率が高く、意味を成さないということです。

何がなんでも「タンクトップ メンズ」で上位表示したいなら、日本一タンクトップの商品をたくさん並べて説明したページを作れば良いのですが、それはできますか? またビジネス目的と合致しますか?

そんなことに労力やコストをかけるより、「筋肉質 ファッション」から派生して、「筋肉 ファッション」「筋肉 服」「筋トレ ファッション」などなど、こんな言葉で検索する人たちにアクセスしてほしいなぁと思う言葉を網羅して、それを上手にサイトのページに盛り込んでみてください。

その上で、Yahoo リスティング広告や、Google Adwords広告などのキーワード広告も 出稿すれば効果的だと思います。

ブランドとしての戦略は?

ショップよりブランドです、メーカーです! という意図であるならば、さて販売方法、ルートに関しての考えはどうなのでしょうか?

現状、サイトのどこを見ても、個人客を対象にしただけの小売店にしか見えないのですが、ブランド・メーカーとしてリーテイル(retail:小売)だけでなくホールセール(wholesale:卸売り)はされるつもりはないのでしょうか?

コンセプトが明確で、品質やデザインにも自信があるならば、企業・メーカー・ブランドの意思として「卸もやります!」を宣言すれば、全国の小売店から取扱いをしたい旨の引き合い、問合せがくる可能性は十分にあると思います。
しかしながら、現状サイトのどこにも、それについての説明がありません。

これは、単なるサイトの「ダメ出し!」という話ではなく、ブランドとしての戦略やビジネスモデルとしての戦略にかかわる話ですので、安易にどうしたほうが良いとは言えませんが、「SKY OCEANはブランドだ!」とアピールされるなら、ぜひビジネススケールを広げるチャレンジは検討される価値があると思います。

品川セミナー後に少しお話した際に、「Made in JAPAN」であることをお聞きして、それのアピールが足らないことをもったいない! もっとアピールすべき! とご指摘したのですが、それに加え、「Made in YOKOHAMA」もしくは「横浜 YOKOHAMA」のブランド(製造は他府県であっても)である点も「強み」だと思いますよ!

住んでいる阪本さんにとっては当たり前なことかも知れませんが、ファッションにおいては、地域の持つオシャレなイメージは重要です。
銀座、原宿、渋谷、横浜、神戸、こういったオシャレな街のイメージの強い地域ブランドは、それだけでもひとつのブランド価値だと思います。

ファッション以外でも、農産物や海産物で北海道、日本酒なら新潟や神戸灘、京都伏見、焼酎なら、熊本、鹿児島、梅干なら和歌山のように、商品が地域名と結びつくイメージのあるものは迷わず地域ブランドを天からの授かり物と思って使いましょう!

SKY OCEAN サイトの良い点

その1)独自ドメイン
さて、皆さんお気づきだと思いますが、このSKY OCEANさんのサイトはおちゃのこショップであるにもかかわらず、アドレスが
http://www.mensfashion-skyocean.com
と独自ドメインです。

多くのおちゃのこショップさんは
http://sky-ocean.ocnk.net のように
後半が ocnk.netですが、こちらはちゃんと独自ドメインで運営されています。

いままであまり触れたことはなかったですが、やはりお店のブランド認知の意味でも、企業としての本気度の現れとしても、独自ドメインであるほうがお客様その他利害関係者へのアピールにはなります。

ネットをビジネスとして本気で取り組むなら、独自ドメインくらいの経費は惜しまず、当たり前の覚悟として取得してほしいものです。

その2)特定商取引法表示
http://www.mensfashion-skyocean.com/info
すべてのおちゃのこショップにあるはずの特定商取引法表示のページですが、こちらでは、電話番号、メールアドレス、代表者氏名ともちゃんとテキスト(文字)になっている。

スパムメール対策にメアドを画像にされている店も多いのですが…
絶対ではありませんが、私はあれが嫌いです。いざ、何かお店にメールで聞きたいとき、お店のメアドを見にくるのはこのページですし、そのときメアドが画像だとコピペできず、いちいちメールアドレスを入力しなければならない!

お客様に連絡先を教えるはずのページでお客様にストレスを与えているだけでなく、心証としても、名前が画像になっていたりすると漠然とではありますが、逃げの姿勢を感じてしまいます。このお店は正々堂々と名前をさらす勇気もないのか? と不安や不信を感じるお客様もいるはずです。

「スパムがくるから」というのは、その通りかも知れません。でもそれはお客様には関係のない話です。スパムメール対策は、自社の受ける側でメールの振り分け機能やなんらかのツールを使うなどの工夫して、ちゃんと情報はテキストで載せてほしいものです。

オマケ:以前にも書いたことがあるかもしれませんが、実はこの特定商取引法表示のページは、意外と多くのお客様が確認のために開くページでもあります。
にも関わらず、ほとんどのお店はこのページに淡々と必要最低限の情報しか載せておられません。実にもったいない!

ここは、いわば会社、お店の自己紹介ページです。住所やTEL番号、メアドだけじゃなく、お店のコンセプトや代表者の挨拶、自己アピール、今イチ押しの商品やキャンペーンなど、お店のトピックスを見ていただけるチャンスのあるページとして、改善の余地があるのではないでしょうか?

「特定商取引法表示」ではなく、別途、フリーページを使って「会社概要」「当店のご紹介」などとしてコンテンツを充実させているお店もときどき見かけます。

一度ぜひご検討ください。

スマホ対応はお早めに

対象顧客層が比較的若く、スマホ普及率の高い客層だと思われますので、早めのスマホ対応をオススメします!

口コミもしやすくなるので、とくに貴社のようなお店は集客効果も高まると思いますよ!

細かなダメ出し

商品を見ていくと…
どの商品ページも何カットもモデルさんの着用画像があって、いろいろな角度から服や着た際のイメージが見られて良いと思いますが…

逆に商品そのものの細部の拡大写真や、生地の質感など、通販ならではの商品を手に取れない不安やストレスを補う商品写真がないのが残念です。

http://www.mensfashion-skyocean.com/product/208
特にニットなどは生地の透け感なども手を入れて光にかざすなどの工夫、見せ方が必要かと思います。ブランドタグなども見せたいところですね。

http://www.mensfashion-skyocean.com/product/230
このベストなどはボタンや金具も細部を見たいですね。

総評

ショップとしての全体的なクオリティの高さは評価できますが、ご懸念の「ブランドとして」の部分では根本的にブランディングの戦略や販売ルートを考えた上で、コンテンツの意図を明確にしてのリニューアルが必要かなと感じます。

ネットショップとしてはセンスも制作スキルも十分なレベルですが、今まではなんとなく体裁を整える感じが強いですが、今後は、企画力とマーケティング(どう売るか?)を考えてネットの特徴を活用する必要があると感じます。

SEOも含め、集客にも少し広い視野で、ターゲットとする客層が反応する媒体選びやリスティング広告などで小さく、早く試行錯誤されることをオススメしたいと思います。

いずれにせよ、貴社の今後の進みたい方向が見えない現状ではあまり具体的なことは提案できませんのでぜひ一度、相談会に来ていただければきっと目鼻が立つのではないかと思います。

ご連絡をお待ちしています!(^-^)

ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。 おちゃのこネットの刑部です。

恐らく本メルマガの人気No.1コンテンツ、「ダメ出し!道場」。これを楽しみにご覧頂いている方も多いことと想像致します。
今現在、登場をお待ちのショップ様がいらっしゃいませんので、今ならお待ちいただくことなく診断を受けられます。
太田仙人の診断を無料で受けられる貴重な機会ですので、是非手を上げるお店さんはご連絡下さい。

太田仙人からのメッセージもご覧ください。
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm185.html#check

皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。そして、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。
商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー

さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

前号のデザイン道場について
前号で、文字サイズについての記載をさせていただきましたが、bodyタグには100%ではなく13pxが適用されております。
サイト全体の文字サイズを大きくされたい場合は、bodyに15px等を指定してください。
申し訳ございませんでした。
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm202.html#de



皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
前号でもお知らせさせていただきましたが、今号よりHTML5テンプレートのカスタマイズ方法をご紹介していきたいと思います。

XHTMLテンプレートのカスタマイズについては、これまで140以上のカスタマイズ方法をご紹介してきましたので、今後はHTML5テンプレートを中心にご紹介していきます。
XHTMLテンプレートのまとめページについては、下記をご覧ください。
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/design01-50.html

HTML5テンプレートの最初のカスタマイズは、HTML5テンプレートから新たに追加されたヘッダーメニューの背景を変更する方法をご紹介します。
これまでは、cafe0808.ocnk.netをデモ用サイトとして利用しておりましたが、今後は、cafe0101.ocnk.netを利用していきます。
ベースのテンプレートは、ホワイトラインを利用します。





スタイルシートを編集する

ヘッダーメニューには、現在のテンプレートで基本的に2パターンのデザインがあります。
(1)背景色を利用し、マウスオーバー時に下部罫線に色を入れるパターン
(2)背景画像を利用し、マウスオーバー時に画像を切り替えるパターン

(1)パターンに該当するテンプレート
ホワイトライン、ブラックライン、アーバンホワイト、ワノココロ、アーバンブラック、フレッシュ
ブリリアント、アーキテクチャー、レトロフューチャー、オールドデイズ、フェミニン、アウトドア

(2)パターンに該当するテンプレート
スタンダード、クラフトペーパー、ポップ、ブレッド、フラワー、スカンジナビアン、ガーデニング
リラックス

となります。
デモ用ショップに利用するのは、(1)パターンのホワイトラインとなります。

スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。

※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

(1)パターンの場合
必要な指定は、下記となります。基本的には、初期の指定を上書きする形となります。

#globalnavi {
background-color: #FFFFFFF;
}

#globalnavi li A {
background-image: url(img/navi_line_bg.gif);
background-repeat: no-repeat;
background-position: right center;
border-bottom: 3px solid #F5F5F5;
}

#globalnavi li A:hover,
#globalnavi li.hover > div > .nav_link,
#globalnavi li.toggle_drill_down.hover .toggle_link {
border-bottom: 3px solid #FF0000;
}

#globalnavi

メインメニュー全体の指定です。
background-colorが指定されていますので、そのカラーコード(上記の#FFFFFF部分)を変更してください。
背景色だけでなく、背景画像を指定することも可能です。
background-imageにて指定可能です。

#globalnavi li A

各メニューの指定です。
・background-image
背景画像は、区切り線に利用しています。
※背景色を大幅に変更した場合(白→黒)は、区切り線画像の色も変更の必要があります。

・border-bottom
上記#globalnaviで指定した背景色と同色を指定してください。
※背景画像を指定した場合は、背景画像に近い色または、#F5F5F5のカラーコード部分にをtransparentを指定してください。
例)
border-bottom: 3px solid transparent;

#globalnavi li A:hover,
#globalnavi li.hover > div > .nav_link,
#globalnavi li.toggle_drill_down.hover .toggle_link

各メニューのマウスオーバー用指定です。
・border-bottom
マウスオーバー時に、メニュー下部に罫線を表示させる指定です。
元の色は、#globalnavi li Aで指定した色となりますので、その色から色変更することで、罫線を表示させています。
カラーコードを変更してください。


元画像について
例えば、1番のスタンダード利用時に下記の画像を確認したい場合
background-image: url(img/navi_line_bg.gif);

元画像のURLは下記のURLルールで確認できますので、
http://共用ドメイン(独自ドメイン)URL/data/アカウント名/pc/img/ファイル名

URLは、下記となります。
http://cafe0101.ocnk.net/data/cafe0101/pc/img/navi_line_bg.gif

 

(2)パターンの場合
必要な指定は、下記となります。基本的には、初期の指定を上書きする形となります。

#globalnavi {
width: 100%;
background-color: #FFFFFF;
background-image: url(img/navi_bg.gif);
background-repeat: repeat-x;
background-position: left bottom;
border-top: 1px solid #E0DFE3;
}

#globalnavi li:hover,
#globalnavi li.hover > div > .nav_link,
#globalnavi li.hover .toggle_link,
#globalnavi li.h_home:hover {
background-image: url(img/navi_bg_o.gif);
background-color: #FFFFFF;
background-repeat: repeat-x;
background-position: left top;
}

#globalnavi

メインメニュー全体の指定です。
背景画像が指定されています。
この背景画像を作成された画像に変更してください。

#globalnavi li:hover,
#globalnavi li.hover > div > .nav_link,
#globalnavi li.hover .toggle_link,
#globalnavi li.h_home:hover

各メニューのマウスオーバー用指定です。
・background-image
背景画像が指定されています。
この背景画像を作成された画像に変更してください。

ポイント

・背景色について
グラデーション画像を指定した場合、メニューの縦幅が大きくなると、背景画像よりメニューの縦幅が大きくなる場合があります。
その場合に、上部または下部の画像が表示されない箇所を背景色で表示します。
グラデーションの方向によって、背景色を指定してください。

また、グラデーションでない背景画像を利用する場合も、画像の表示までの間は背景色が表示されますので、必ず背景画像に近い色を指定してください。


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

クーポンについて

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードしたクーポンについてです。
これまでは、全商品共通でしか利用できませんでしたが、商品の指定または除外ができるようになりました。
また、クーポンの割引上限設定や送料無料クーポンの作成も可能になりました。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

検索結果に表示されるページ

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、検索結果から顧客を取り込むため、「検索結果に表示されるページ」についてお話させていただきます。

■検索結果に表示されるページ
SEOを行う上で検索結果として表示されるページは、お客様の入口となり、表示されたページに目的としていた情報がないとショップ内を詳しく見ることなく離脱してしまう可能性があります。
そのため、検索意図にあったページを表示して離脱を防ぐと共に、ショップ内を詳しく見てもらい情報面でも満足してもらえれば、リピーターに繋がる可能性も高まります。
では、どのようなページが表示されることが望ましいのか簡単に説明させて頂きます。

●商品名での検索
商品名検索を行うお客様の多くはその商品を購入する目的で検索されています。
このようなお客様の多くは、値段や状態、送料などのサービス・特典などを見比べて購入される方が多い傾向です。
そのため、商品の値段や状態などがすぐにわかる商品ページや、その商品が扱われていることが一目でわかる一覧ページが望ましくなります。

●カテゴリやブランド名での検索
「シャツ」などのカテゴリやブランド名で検索されるお客様の場合、キーワードに当てはまった商品の中から気に入った商品があれば購入に繋がる可能性が高くなります。
そのため、そのカテゴリやブランドの商品がいくつあるか、どんな商品があるかわかりやすい一覧ページが表示されることが望ましくなります。
また、そのカテゴリやブランドを専門に扱っているサイトであれば、トップページで表示されることでも取り込みに繋がりやすくなります。

●地域名を含んだキーワード
「お茶 静岡」のようなキーワードでは産地、「ペットショップ 札幌」のようなキーワードでは実店舗について検索されている方が多い傾向です。
産地の場合はカテゴリ・ブランド名と同じく一覧ページや、専門店の場合はトップページが表示されることが望ましくなります。

実店舗を探されているお客様の場合、実店舗があることが明確にわかることが大きな条件になります。
なぜなら、この記事をご覧いただいている方の多くのショップはネットショップがメインであるため、実店舗についての情報は会社概要などに多少載せているだけという方が多いと思われます。
それだけでは、お客様が実店舗があることがわからずに集客に繋がらない可能性が高くなります。
また、だからといって会社概要やアクセス方法だけのページが表示されても、ショップの概要かわからないため、取り逃してしまう可能性もあります。
そのため、ショップの概要がわかるトップページを表示させた上で、「実店舗についてはこちら」のように、実店舗があることがわかり、場所やアクセス方法のページに誘導できるコンテンツを用意することが重要となります。

★POINT
・ネットショップの入口は検索結果として表示されるページ
・検索意図にあったページが表示されないと集客に繋がらない

スウェルキャッチでは、対策キーワードと合わせて対策するページも
決めております。
商品名やカテゴリでも上位表示されたいなどお困りの方はお気軽に
お問い合わせください。

★次回は、検索結果として表示される文章についてご説明させていただきます。
また、皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

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編集後記

リハビリ中の身なので、真面目な日々を送っています。毎日、血圧、血糖値、体温、体重を測定して記録し、3食きちんとカロリー計算と塩分計算。おかげで、あらゆる数値が正常に。あとは体力が戻るのを待つばかりです。
(おちゃのこ山崎)

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