急に春! 花粉症は大丈夫?号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

ついこの間まで冬季オリンピックの話題で盛り上がっていたのに、今はソチのすぐ近くにあるクリミア半島の帰属をめぐって、国際的な争いが起きています。

黒海に突き出したクリミア半島は、面積およそ2万6000平方キロメートル。新潟県と長野県を足したくらいの大きさです。紀元前7世紀ごろから人が住んでいて、キンメリア人、スキタイ人、ドーリア人、イオニア人、ギリシア人、ローマ人、ゴート族、フン族、モンゴル人、タタール人、ロシア人、トルコ人など、めまぐるしく住民が入れ替わっています。

ウクライナ領となったのは1955年のことで、フルシチョフ第一書記がウクライナ融和政策の一環としてクリミア半島をロシアからウクライナ共和国に移管させたことによります。といっても、当時は内輪の所属でしたから、まさかウクライナがロシアと敵対してNATOに加盟する動きを見せるようになるとは、誰も予想しなかったのです。

クリミア半島の歴史は、戦争の歴史でもあります。近代だけでも、19世紀のクリミア戦争は英仏軍とロシア軍の泥沼の戦いで、「クリミアの天使」と呼ばれたナイチンゲールが看護婦として活躍しました。アメリカがペリー提督を日本に派遣して開国を迫ることができたのは、他の欧米列強の目がクリミア半島に釘付けになっていたからだと言われています。

第二次世界大戦中には、セヴァストポリ要塞の攻防戦として名高いセヴァストポリの戦いがありました。ドイツとソ連の出した損害は、双方合わせて20万人以上にのぼったといいます。そしてこのクリミア半島にあるヤルタで、世界史に残る「ヤルタ会談」が行われました。

ふたたびクリミア半島に戦火が起きることだけは避けたいものです。

お知らせ~セミナー開催のご案内

『ネットショップの売れる仕組み構築術』
おちゃのこネットでは、先日2月6日に4年半ぶりに神戸にておちゃのこネット会員向けセミナーを開催しました。
神戸セミナーの様子は、セミナーレポートよりご覧いただけます。
今回は、場所を東京に移して開催いたします。
顧客の心をつかみ、売上につなげるにはどうしたらいいか?講演とパネルディスカッションをとおして、皆さんと考えてみたいと思います。
セミナー終了後には、講師を交えた懇親会も予定しておりますので、是非ご参加ください。

日時:

2014年5月16日(金) 13時30分~17時

会場:

TKP品川カンファレンスセンター(セミナー:ホール6C)
〒108-0074 東京都港区高輪3-26-33 京急第10ビル 6F
アクセスマップ

内容:

セッション1:講師講演
講師:井上敬介氏
http://www.direct-marketing.co.jp/profile/

セッション2:パネルディスカッション
パネラー:おちゃのこネットユーザーさま ※3名予定
モデレーター、アドバイザー:太田 哲生氏

定員:

100名(1アカウント3名まで)
応募者多数の場合は抽選となります。(先着順ではありません)

受講料:

無料

参加資格:

おちゃのこネットの会員様に限らせて頂きます。

お申し込み:

※お申し込みは、2014年4月中旬を予定しております。

懇親会(会費制):

場所:TKP品川カンファレンスセンター カンファレンスルーム6E
時間:
17時~19時
定員:
100名
会費:
3,000円(立食パーティー )

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

大の字の話
いちばん楽な姿勢

加島祥造 著 飛鳥新社 刊

1,333円 (税別)

ぱっと見では2色の表紙カバーに見えますが、これは錯覚。ピンクのカバーに太いアイボリーの帯が巻かれているのでした。最近はこのように、とても「腰巻」という通称では表現できないような存在感のある帯が増えています。

タイトルや本のデザインからは、やさしい自己啓発書のような印象を受けますが、本書は肩の凝らないエッセイ集です。英文学者であり詩人である著者が、90歳を越えてから見出した「生きるヒント」がちりばめられています。

全部で9つの関連しないエピソードが語られていますが、それらに共通しているのは「大の字」という姿勢です。タイトルにもあるように、著者は「大の字」がいちばん楽な姿勢であると語っています。そして裏表紙にはこう書いてあります。 「人は誰でもいちばん楽な姿勢でいるとき、安らぎを味わう。人はそれぞれ、いちばん楽な姿勢を見いだせば、幸せになれる。」

東京生まれの著者は、40代のときに偶然、長野の伊那谷を訪れてその風景に魅了されます。10年後にそこに小屋を建て、20年後に移住。以来、伊那谷の住人です。著者はこう言っています。
「私には『偶然』に起こったことのほうが、人生で大きな役割をしてきた。今の私は、自分の長い人生を偶然の光で照らしてみるようになった。そして、人生の中に働く神秘的な力が見えてきた。生きることの不思議さが、ふだんの視野の向こうに広がる。」

最初のエピソードは、著者が10歳のときの思い出です。著者は東京・東神田の呉服商の子どもとして生まれましたが、大家族に店員もいた家はいつも騒々しく、大の字で寝そべることなど、決して許される環境ではありませんでした。

しかし、夏になると避暑に行く鎌倉の広いお寺は別世界でした。10歳の夏、著者は200畳ほどもある本堂でたった1人、大の字で寝るという「冒険」を経験します。 「本堂の畳は、ひえびえとしていた。窓の外からミンミン蝉の声がふりそそいでいた。いっせいに鳴きしきるその声は、はげしくて強いものでした。(中略)その催眠効果たっぷりの声を聞きながら、寝ころんでいるうちにいつしか、どこか遠くへ運び去られるにような気がして、眠りこんだ。」

ただそれだけの体験だったのですが、このことは著者の記憶に深く刻まれました。その理由を、著者はこう説明しています。
「あの『気持ちよさ』--あれは少年の私にも特別のものだったのです。少年のときは気づかなかったけれど、今ははっきりそう思う。なぜならあれは、意識した記憶というよりも、私の無意識の中に入って残ったからです。全身の感覚が、『いい気持ち』と感じ、そこに何かしら深く安らぎがあったという覚えがあった。それが畳の上に大の字になって眠ったあとだから、大の字の行為と結びついて、私の体内に刻まれたのです。」

その後、著者の生活にはなかなか「大の字」になるチャンスは訪れませんでした。狭いひとり部屋、結婚してからの家族との共住。青年期、壮年期を通じての著者は仕事と家庭に心をとられてしまい、大の字になって安らぐ機会を持つことはできませんでした。

著者がふたたび大の字になったのは、50代の半ば。横浜の大学に勤めていて、夏の間の別荘を伊那谷に建ててからのことです。そのころ、著者は人生を迷っていました。すでに著者はアメリカ文学の翻訳家として世間に知られていましたが、ほんとうは詩や小説などの創作活動がしたかったのです。大学教授の地位や家庭から離れ、浮浪者のように暮らしてみたい。そんな思いにとらわれましたが、踏み切れないでいました。

「そんな夏の一日、私は小屋にいて、どうしようもない気持ちに落ち、わが身を投げ出すように、畳に大の字になったのです。『ええ、どうにでもなりやがれ』。これは東京の下町言葉ですが、こんなときの大の字にはよく合う言葉です。」

ここで著者は「自我からの解放」を体験します。畳の上に大の字になり、ガラス戸を開け放って、大音量でベートーベンの「熱情ソナタ」を鳴らし、林のざわめきとピアノの痛烈な感情音の両方に身を委ねているうちに、一瞬でしたが自我から離れることができたのです。そのときのことを、著者はこんな詩で表現しています。

「ほんのわずかなあいだだったが
おれは
とどろき流れる水に
洗われる白い岩だった--そこには
自我のくっついた苔はなかった。」

自我の苦しさから一瞬にせよ逃れることができた著者は、しだいに落ち着きを取り戻しました。そして、横浜から伊那谷に来るたびに自然への驚きと喜びを見つけるようになります。そんなある日、伊那谷で散歩していた著者は、河原の向こうにあった平たい岩に這い上がり、そこで大の字になったのでした。

大岩をめぐって流れる水の音を聞き。林の先から射す木漏れ陽に眼を細めているうち、いつしか著者は眠りに落ちました。そして目覚めたその一瞬に見えたものは、この世のものとは思われぬ鮮明なビジョンだったのです。
「河原の石ひと粒、ひと粒
木の葉ひとつ、ひとつ
そびえる林の枝先が
空に刻む明確な輪郭、
すべてがじつにはっきる目に映じた! それを
両目はただ写しとっていて、まだ、
意識に転じなかった。」

著者はそのビジョンを「末期の人の目の見るもの」と表現しました。死ぬ寸前の人の目には、すべてのものが明快に映じると聞いていたからです。
「目を開いたときの私は、まだ意識が働かなかった。ただ、見えたものを目に映じていた。目のもつ全機能が--全感覚が--感受したのです。自我や利欲でなく、純粋な視覚だけの働きでした。」

「あのころの私は、命の回復を願っていた。死への仕度をする心でなくて、本来さずかった生命力を生き返らせようとして、谷の小屋にきていた。大の字になるという行動には、自分の疲れきった命をいたわる意図があったのです。大の字になるということは、肉体を喜ばせるだけでなくて、心をもリラックスさせることを、私は本能的に知っていたようです。」

その次のエピソードは、なんと日本を離れてオーストラリアへ移動します。著者は70代で、オーストラリアに住むドイツ人の友だちに招かれてゴールド・コーストに近いツイード・ヘッドという美しいビーチで過ごすうちに、「生の自分」が甦ってくることを感じます。

それもまた、「大の字」のポーズからでした。今回は河口で浮力の強い海水に体を預けながらの大の字でした。ここで著者は「大の字」のもつ大切な点に気づきます。それは、「大の字」は外からの攻撃を恐れる人にはとれないポーズであるということです。

「元来、『大の字』というのはスキだらけの姿勢なのです。天と地に心と体をまかせきった姿であり、ツケいる可能性は100%だ。逆に言うと、大の字になるときは、そんな恐怖を忘れて、もっと無我になるのであり、だからあんなに気持ちいいのです。」

1990年、著者は天竜川の西側にある小屋から、東岸の山里にある家に引っ越しました。ある夜、台所で皿を洗ってひと休みしていると、ドーンという音が聞こえました。天竜川の花火大会です。著者は家から出ると、近くの土手に座って花火を見物することにしました。

「この景観をひとり占めする豪勢さに
いい気分になって、まず
道端にしゃがみこんだ。
尻をおろして草地に両足を投げだし
つぎは土手に大の字になった。
視線が低くなったので、右には
芒(すすき)の穂波、竹似草と宵待草が見え
その間から
大輪の花火があがるのだった。
時おり背後からふくそよ風には
秋涼の気があった」

著者の「大の字」体験はまだまだ続きますが、興味のある方はぜひ本書でお楽しみください。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

三月も後半になり、ようやく春の気配がしてきましたね。
お天気の良い暖かい日が増えると、やはり人は外へ出たくなるもの。
近所の公園でも十分気持ちいいですが、少し遠出して山や海に! なんて人の流れも増えるシーズンですね。

家にこもってパソコンの前でネットショッピング! というお客さんは、お出かけし、レジャーに優先してお金を使うようになるかも知れませんが、そんなレジャーの準備のための商品を扱うお店はチャンスを迎えます。

さて、今回のショップさんは…そんなレジャーの中でもちょっと専門的なマリンスポーツのお店。しかもヨット中心のかなり専門性の高いお店です。

私はマリンスポーツにはとんと縁がないので正直、ダメ出しできるほど知識もないので悩ましいのですが、あえてマリンスポーツの初心者目線と「通販のプロ」としての目線でダメ出ししてみたいと思います!
専門性の高い客層のお店の方には同様に参考になるのではないでしょうか?

「ダメ出し!道場」第77弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
マリンショップ一点鐘

ショップ名 :
マリンショップ一点鐘様

URL : http://www.ittensho.jp/

カテゴリ : スポーツ、レジャー

株式会社一点鐘の米谷と申します。
前回は「THE DECK」の掲載ありがとうございました。
確かに「自動販売機」の状態にあるんでしょうね。「マリンショップ一点鐘」も同じだと思います。
これからシーズンに入っていきますので、ご指摘いただいた点を改善して売上アップに繋げていきます。
弊社は、新西宮ヨットハーバー内に「マリンショップ一点鐘」と「ヘリーハンセン新西宮ヨットハーバー店」の2つの実店舗を運営しております。
また、セーリングクルーザーを使用した「KISヨットスクール新西宮」の運営も行っております。
ネットショップ「マリンショップ一点鐘」では、ヨットに乗る方々をメインターゲットに、ウェアやシューズ、アクセサリー、部品などを販売させていただいております。
2007年9月にネットショップをオープンさせていますが、とりあえずページを作って並べているだけという状態が長く続いていました。
2013年7月より、ネットショップを強化するために3名体制にして、店頭の接客を行いながらネットショップ2店舗の運営を行っております。
現在は、コアな商品だけではなく、マリンブランドのカジュアルウェアなども積極的に掲載をすることで、更新頻度が上がり、メルマガも再開しているためか、受注件数・金額ともに伸びてきておりますが、もっと伸ばすことができるはずです。
多くの課題があるはずですので、客観的なご意見をお願いします。
********************************************
〒662-0934
西宮市西宮浜4-16-1 新西宮ヨットハーバー内
マリンショップ一点鐘
http://www.ittensho.jp/
********************************************

まずは…「できることはすぐやる!」

はい、上記のお店からのご依頼文でお気づきの読者の方もいらっしゃるかと思いますが、実は今回のお店は、前回の「ダメ出し!道場」に登場した
デッキシューズ専門店 THE DECK さん http://www.the-deck.jp/
と同じ会社が運営する兄弟店舗なんです。
参考)前回の メルマガバックナンバーはコチラ
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm196.html

運営会社は兵庫県西宮市の新西宮ヨットハーバーにおいてヨットスクールとヨット・マリングッズ・デッキシューズ専門店を運営するヨットマリングッズのプロの企業。専門性が高くて当然ですね!

さて、前回の「ダメ出し!道場」で私が最重要項目として指摘させていただいたのは、いかにプロの専門店かということを端的にアピールすべし!
という点です。店舗トップに、どこのどんな会社がどんな熱い思いでこのネットショップを運営しているか、しっかりとアピールすべし! とご指摘させていただき、あいさつ文の実例まで書いたのですが…

「ご指摘いただいた点を改善して売上アップに繋げていきます。」
お返事はいただいたのですが…
前回からはや3週間、いまだお店に変化は見られません。

小うるさいことを申し上げるようですが…(^^;)
実店舗の外装を変えろ! とか店のインテリアを改装しろ! とか言っているわけではありません。オンラインショップのトップページにあるあいさつ文(テキスト)を変更しましょう! という程度のことです。
おちゃのこ管理システムに慣れた方なら1分、いや数十秒でできるような作業かもしれません。

実店舗のおおがかりな変更ではなく、オンラインショップは思い立ったら簡単な修正が即時に行える!ことが最大の強みなのです。

しかしながら、リアルで歴史や実績のある企業ほど、変化に対して慎重を超えて臆病であったり、心理的な面で億劫(おっくう)がってしまいがちです。

まずはできることをすぐにやる!
些細なことの積み重ねが、あなたのオンラインショップを着実に昨日より良い店に育てて行くはずです。

もし、これに対して、
「外注してて社内にページの更新できるスタッフがいないから」
「実店舗の業務が忙しくて…」
などなど、できない理由の言い訳が先に頭に思い浮かんだようなら、それこそがダメ出し! です。(^^;)

オンラインショップの事業も本気で軌道に乗せて黒字化したいのであれば、実店舗の事業同様にしかるべき対策を取るべきですね。
簡単な品出しや、商品説明の書き換えなど通常の店舗運営業務は外注じゃなく社内でできてこそ商売が可能です。実店舗の商品陳列やPOP書きなどを外注しているお店はないと思います。
億劫がらず、さっとできるスタッフ教育も重要な経営判断です。

まずは「できることはすぐやる!」をオススメいたします!(^^;)

ヨット関連の専門店、プロ企業としての取り組み

今回のご依頼文によると…↓↓↓↓↓
    現在は、コアな商品だけではなく、マリンブランドのカジュアルウェアなども
    積極的に掲載をすることで、更新頻度が上がり、メルマガも再開しているため
    か、受注件数・金額ともに伸びてきておりますが、もっと伸ばすことができる
    はずです。

コアな専門性の高い商品だけでなく、ヨットにまでは乗らないけどファッションとしてのマリンウェアを楽しむような一般のお客様も視野に入れておられるように受け取りました。
また将来的にヨットやマリンスポーツを楽しむマニアになり得る初心者の取り込みは、貴社としても業界としても課題なのではないでしょうか?

では、そんなお客様予備軍の方々が貴社、貴店と出会うには…?
そう、Yahoo!やGoogleでの検索ですよね!

Yahoo!やGoogle で、ヨット、マリンウェアであったり、貴店が代表的なブランドとして扱っていらっしゃるヘリーハンセンなどのキーワードで検索すると、中には自然検索で上位に表示されるものはありますが、はるか下位に表示されて全然露出ができていないキーワードもあります。

もし小さな個人経営のショップならば、月額数万円の広告宣伝費も重荷なので有料広告など無理無理! とあきらめていることも考えられますが…
貴社の場合、ヨットグッズ、マリンウェアでは日本でもかなりの老舗ですし、「インターナショナルボートショー」などの展示会にも出店されるほどの専門性の高い企業です。
いわばヨットを楽しむ人々やマリンスポーツの業界で一定以上の認知、ブランドを求められて当たり前の企業だと思います。

しかしながら、現在の所、お見受けするに…Yahoo! でも Google でも、いわゆるリスティング広告には出稿・掲載されていないようですね。
もちろん関連キーワードすべてで上位表示されれば広告なんて不要! との考えもありますが、そうでないキーワードも多々あるようです…。貴社の総合的な認知度UP、アクセス向上のためにリスティング広告はそろそろ検討されてはいかがでしょうか?

ご存知ない方のためにリスティング広告とは…簡単に説明してみますね。
検索エンジンで検索した際に、ページの上部や右部の目立つ位置に検索の結果より優先してテキスト広告を表示するサービスです。
登録したキーワードで検索されたときに、検索結果の上位ページに「スポンサーサイト」とか「広告」と表して自社サイトの広告が表示されます。

表示されただけでは費用はかからず、実際に検索したユーザーにクリックされて自社サイトへ誘導した際に、初めて1クリックあたり●円というように課金されます。支払いは1カ月単位で登録したクレジットカードで引き落とされるのが一般的です。
月額の課金上限金額も事前に設定でき、その金額を超えると表示されなくなり、それ以上クリックされることはなくなるので、予算を超えて広告費がかかるリスクもありません。

範囲の広い一般的なキーワード(ビッグワード)は検索数が多いため人気が高く、クリック当たりの単価も高価になります。しかしながらサイトへのアクセス数を高めたり、認知を高めるためには、ある程度のビッグワードも必要です。ただし、ビッグワードはその業界の大手企業が高価な入札額で押さえていることが多いです。
一方で検索数の少ない専門性の高いキーワードはクリック単価も安く、それを通じて来店したユーザーは購入率も高くなるので、的確なキーワードを設定することにより、購入率の高いコストパフォーマンスの良い広告手段にすることができます。
小規模な専門店や特定のエリアに特化した地域密着企業にも十分に効果的な広告掲載が可能です。

広告の表示順位は、同じキーワードを購入した企業同士の入札額の高いもの順となりますので、ライバル企業との入札合戦になって高騰しているキーワードも時々みかけます(^^;)
例えば…  「保険」というキーワードは超ビッグワードで、おそらく1クリックが数百円~数千円の可能性もあり、大手損害保険会社、生命保険会社などがこぞって購入しているので中小企業にはなかなか手が出せませんが、「ヨット 保険」「ラジコン 保険」のように特定のキーワードの組み合わせの時だけ表示されるような絞り込んだワードなら、まだ1クリック数円~数十円でも上位に広告表示させることができる可能性があります。

一点鐘さんのような、業界やマニアの人なら必ず知ってるというような老舗なら、しかるべきキーワードでの広告掲載は、初心者取り込みの観点からも必要ではないでしょうか。

日本で代表的なリスティング広告サービスを提供しているのは下記2社がなんといっても有名ですね。参考まで。
Yahoo! リスティング広告
http://promotionalads.yahoo.co.jp/ssguide01/?o=JP1045
Google AdWords広告
http://adwords.google.com/

通販ショップとしてのダメ出し

前回の デッキシューズ専門店の際に指摘した点とほぼ同じなのですが、マリンウェアやヨット関連専門店という以前に、オンラインショップ、通信販売ショップとしての当たり前の基準がなっていません!

・ヘリーハンセン ウィメンズ ワンピース
 http://www.ittensho.jp/product/2669
写真は前からの1カットのみで拡大もできず、背面は? 裏地は?

・ヘリーハンセン キッズ デイパック
 http://www.ittensho.jp/product/2534
写真は遠景の1カットのみで、ファスナーを開けたカバンの中も見せず、背面や金具、持ち手など購入時に気になるであろう細部写真もなし。防水性や重量などの情報もなし。

・ヘンリーロイド OCEAN PRO JACKET
 http://www.ittensho.jp/product/1468
10万円を超える高価なアウタージャケットなのに、写真は遠景の1枚だけ!? ファスナー、ポケット、裏地、風や水の浸入を防ぐデザインや機能について、いろいろと説明が必要なはずですが…。

例をあげればキリがないのですが…一事が万事、こんな「手抜き」な感じです。お客様がマニアで、商品について専門雑誌やメーカーからの情報を知っていて当たり前だから、お店は品番と価格だけ提示すれば売れる! というのであればこれでも良いのでしょうが…

少なくとも初心者が購入を検討するにはあまりに情報がお粗末で、通信販売業としての必要条件が整っていません。

専門店である前に、「服屋」としての基本はキチンと押さえましょう!

マニアックな物は可能性をもっと秘めている!

スマートフォン連動型風速計 myMETウインドメーター
http://www.ittensho.jp/product/2471
ヨット競技用のスマホと連動して記録や確認ができる風速計のようですが、これなどはヨットに限定されたものでなく他のニーズも十分に考えられます。その上、Amazon、楽天、Yahooショッピングなどでも見当たりません。もっとアピールと検索対策次第では意外なニーズからの引き合いや注文も期待できる商品かも知れません。

アクアストリップ(船底塗料の剥がし剤)
http://www.ittensho.jp/product/205
元々は船底塗料の剥がし剤というかなりニッチでマニアックな商品のようですが、一点鐘さんの会社サイトによれば
↓↓↓↓↓
http://www.ittensho.com/yacht/aqua_strip.htm
家具などのニス塗装剥がしにも使えるようですし、FRPの船体を傷めないようなので、車やバイク、ラジコンの模型などFRPに塗装してある物への応用も期待できそうですね。

また他社サイトにあった情報によれば、生物分解素材で非可燃性。防腐剤や劇薬系は含まない環境にやさしい剥離剤とあったので、いわゆる塗料店にあるような安価だけど危険な剥離剤と一線を画した商品として特定のニーズはあると思われます。

このようなマニアックな商品は、専門店として一部のヘビーユーザーやマニアだけの商品ではなく、他ジャンルへの応用を意識した商品説明や用途提案次第では新たなビジネスチャンスを広げるかもしれません。

総評

前回のデッキシューズ専門店よりも貴社のメイン商材であるマリンウェアやヨットグッズのお店にも関わらず、商品情報が薄く、写真もカタログの焼き直し程度が目立ち、とりあえずオンラインショップやってます程度であると言わざるを得ません。

専門店らしい品揃えや全体的なイメージは決して悪くないのですが、「本気で通販で売るぞ!」という気合が感じられません。
ネット販売を事業といえるレベルに底上げするには、小手先のテクニック論ではなく専門企業としての理念やビジョンをどれだけ反映したオンラインショップ作りをするかの問題だと思います。

前回も申し上げましたが、一点鐘さんならそのジャンルで日本一を目指すことも難しくはないと思います。
情報も! 商品も! サービスも! 目指せ 日本一  (^^;)

具体的な戦略や改革案をぜひご相談いただければと思います!



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、先日お問い合わせがあり、class名を追加させていただいた掲示板の返信記事についてです。
これまで親記事と返信記事の左位置は同じでしたが、返信記事のみインデントさせることが可能になりましたので、ご紹介させていただきます。





スタイルシートを編集する

管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。

スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

数値を変更することで、インデントの幅を大きくできます。


.bbs_res {
margin-left: 15px;
}

.bbs_res .bbs_table {
width: 585px;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

ご利用に際して

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードしたご利用に際しての表示についてです。
これまで「ご利用に際して」は、新規登録画面、カート内のログイン前の会員登録画面で表示可能でしたが、ログイン後のカート内、会員情報の確認ページでも表示可能になりました。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281589&id=833&artlang=ja

http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281589&id=947&artlang=ja


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

単一キーワード対策の効果

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、単一キーワードについてお客様からよく聞く疑問点をお話させていただきたいと思います。

■単一キーワード対策の効果
お客様からよく単一キーワード「○○」で上がれば「○○ 通販」や「○○ 販売」でも上がるのではないのか?という疑問を聞きます。
確かに単一キーワードで対策をすることで関連キーワードとして上昇は見込めます。
しかし、上げたいキーワードが明確であるならば単一キーワードで上昇を目指すより、始めから「○○ 通販」「○○ 販売」で目指すことが望ましくなります。

理由は簡単です。
単一キーワードの主なニーズはその語句の説明になるため、通販サイトは上位に来づらくなります。
そのため、通販以外のサイトが多く表示され、購入意欲が高いお客様はさらに絞り込んで検索をしていくことが多くなり、結果的に効果が見られづらくなる可能性があります。

また、関連キーワードとはあくまで関連するキーワードを示しているだけであり、単一キーワードとは検索結果がまったく異なります。
つまり「○○」で1位にいる通販サイトだからといって「○○ 通販」でも1位に来るとは限らないのです。

このことから単一キーワードで対策をして関連キーワードの上昇を狙うより、上げたいキーワードや取り込みたいお客様が明確ならそれにあったキーワードで上位を目指すほうがより効果が得られると思われます。

もちろん単一キーワード対策が必ずしもいけないというわけではなく、成功することでアクセス数上昇など大きな効果を得ることも出来ますので自サイトの状態を見直してどの対策が望ましいのか判断しましょう。

★POINT
・単一キーワードは購入意欲が高いお客様を取り込みづらい可能性が高い
・単一キーワードと関連キーワードの検索結果は異なる

スウェルキャッチでは、アクセス・売り上げ上昇を第一にキーワード選定をさせていただいております。
キーワードのお見積もりから承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

国際規模でナショナリズムが台頭し、人間関係がだんだんせせこましくなっていくような気がします。小さなことにこだわって争う相手を増やすよりも、おおらかな気持ちで友だちを増やすほうがずっと幸せだと思うのですが、そういうわけにはいかないのでしょうか。
(おちゃのこ山崎)

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また、マニュアルもご用意しておりますのでダウンロードしてご覧ください。(http://www.ocnk.net/pdf/manual.pdf

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