「もうすぐ3月。“弥生”の語源はご存じですか?号」 |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
冬季オリンピックの話題はEC仙人の「ダメ出し!道場」前文にお譲りするとして、気がつけば2月もあと2日。すぐに3月、弥生の月が始まります。Jリーグの開幕、プロ野球の開幕など、ファンにとっては待ち遠しいことでしょう。
ところで、なぜ3月を弥生の月と呼ぶのでしょうか。「弥生」というのは、本来は旧暦3月の異名だったのですが、それが今では新暦の異名として市民権を得ています。「弥生」は古くは「いやおい」と読んで、植物がますます盛んに成長するさまを表現する言葉でした。3月は草木が芽ばえるシーズンなので、「弥生の月」と言われるようになったわけです。
「弥生」という言葉で連想するのは、「弥生時代」。昔は「縄文時代=狩猟、弥生時代=稲作」と教わったものですが、最近の研究では縄文時代にも稲作が行われていた証拠があり、縄文式土器と弥生式土器の区別も、特に東日本では曖昧とされています。これからも、あっと驚く発見があるかもしれません。
で、「弥生時代」の名前の由来ですが、これは最初の弥生式土器が発見された場所、「東京府本郷向ヶ岡弥生町」(現在の東京都文京区弥生1、2丁目)から付けられました。土器の種類に発掘場所の地名が付き、その土器が代表する時代の名前にもなったというわけです。
ではその文京区弥生はどこから来たか。じつはこの地には江戸時代、水戸藩の中屋敷がありました。第9代藩主であった徳川斉昭という人は、最後の将軍・徳川慶喜の父親ですが、彼の和歌を彫った歌碑が今も残っていて、その歌碑の詞書に「文政十一年弥生十日」とあったことから、「弥生」が地名になったそうです。つまり、「弥生時代」と「弥生の月」は同じ語源ということになります。
どうでもよさそうな知識ですが、雑学の足しにはなるかもしれません。
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「デッキシューズ」で検索してみると… 1位 楽天でのデッキシューズの検索結果 です。日本を代表する大手ECサイト、しかもバリバリのIT企業のSEO対策に肩を並べているのですから大したものです! 大手さんがどれほどデッキシューズを売り上げているかはまったく不明ですが、THE DECK の佐藤店長は「お客様が購入にまで踏み切れない」と悩んでおられます。 SEOが良ければ売れる! というものでは決してないことは、先日のセミナーでも申し上げましたが… でもメイン商材である「デッキシューズ」というビッグワードでここまで上位に食い込んでいながら売れないのであれば、それは逆に深刻ですね。 サイト内のデザイン、構成、バナーなど十分にクオリティは高く、ほとんど「ダメ出し!」するところはないのですが… 画像をクリックした際のサイズが 小さくて(十分に拡大しなくて)、靴を実際に手にとって細部を確認できるほどの解像度ではない点が、お客様の購入の決断を迷わせていると思われます。 例1) 例2) 例3) 皆さんのパソコン画面サイズや解像度にもよるでしょうが、単純に実際に靴を手に持って目の前で見る際の大きさとくらべて見てください。 実店舗なら必ず手にとって目の前で細部を確認するでしょう? 目の前30cm、20cm、10cmで確認するのと同じレベルまで見えますか? 私のパソコン画面では実寸で12cm位に見えていますから、実物の靴の半分の大きさ程度にしか見えません。 実店舗でいえば、2m位先に置いてある靴を眺めて吟味しているような感じです。2mの位置でよし、あれ買おう! って決断できますか? 13,650円、15,750円、まして63,000円のブーツを買うのに、この程度のクローズアップ画像で妥協して決断できますか? 例えば3)のトップサイダーというブランドは、デッキシューズの代名詞とも言えるメーカーで、その靴底の「スペリーソール」(*注)という模様パターンがポイントだと 当店のウンチクページにも書いてありますが… その肝心の「スペリーソール」がこの写真では良く見えないですよね(^^;) 購入率の低さは、こんな些細な不安心理を消し去れていないことが原因の一つかもしれません。 (*注)デッキシューズで最も有名なソール。自身セイラーでもあったポール・スペリーが1935年に開発したものです。氷上を走り回る愛犬の姿からインスピレーションを得たといいますが、濡れた甲板の上で滑りにくくするために、靴底と甲板の間の水を効果的に排出する目的で、自動車タイヤのような溝が彫られています。その性能が評価され、自らのブランド「トップサイダー」だけではなく、多くのブランドがデッキシューズに採用するソールとなりました。 私は常々、ネット通販にはある種の心理学が必要だ! と思っているのですが(^^;)、靴の購入の場合でも、お客様の心理を考えることが重要だと思います。 靴を買う上での心理的障壁は、何でしょう? そう、誰でもすぐに思いつきますよね。「履き心地」と「サイズ」です。果たしてこの靴は、自分の足に合うだろうか? デザインや色は、好みがあるので、多くの品揃えの中からそれをできるだけ簡単に選んだり見つけ出したりできれば問題ありません。書籍やDVD、家電製品を見つけるのと同じです。 でも、実際に履いたときの履き心地と体感するサイズは、どんなに頑張ってもネットでは(通信販売では)、感じることは不可能ですよね!? はい、ではそこでお客様が思うことは? 1)のタイプの方は、ネット以前に通販属性を持たない方ですから、お客様にするのはなかなか難しいでしょう。 4)のように通販慣れしたお客様は問題ありませんね。 通販ショップとして実店舗や他店と奪い合うお客様は、2)や3)のお客様ですね。薄利多売の量販店ならともかく、高級本物志向の専門店なら、この範囲のお客様を取り込むためには他店と差別化するためのサービスや仕組みは必要かも知れませんね。 大手量販店と同じでいいや! と考えていたら、こちらに来てくれるお客様は少ないと思います。 今日は、あえてちょっと早めの採点と総評です!… でも…今日はここからが長いのでよく読んでくださいね!(^^;) 現状の THE DECKさんは、ひとことで言うと… 買い物に必要な必要最低限の情報は掲載されていますし、画像なども先ほど指摘したサイズの問題はあれど、撮影や加工の質はまずまず十分なレベルではあると思います。 しかしながら、それでは単にデッキシューズの自販機に過ぎません。 ジュースの自販機同様、どこで買っても商品は同じなら、近くて便利か値段が少しでも安い自販機が売れて、わざわざ無名なところの自販機まで出向いてもお客様にとってのメリットはないのです。 メーカーやブランドが確固たるもので、品番で商品検索や比較ができるような商品を、私は 「型番商品」と呼んでいます。 家電店やパソコン関連、書籍やソフトなどは代表的ですが、THE DECKさんの取扱い商品のような認知度の高いブランドの服や靴、バッグなどのお店も、検索一つで複数店を横断的に比較検討できる「型番商品」を扱う「型番系ショップ」です。 こうした「型番系ショップ」では、商品の品質はお店とは無関係にメーカーブランドが保証してくれますので、お店の差別化は圧倒的な品揃え(品切れせず在庫があることも含めて)と便利さ、そして価格競争力がものをいいます。 書籍や音楽・映像ソフトのAmazonや楽天Books。大型家電量販店の通販サイトなどがまさしく、その代表ですね。 靴の世界でもちょっと検索するとTVCMをやっている大手靴店の通販サイト広告がやたらと出てきますので、否が応でもこれらの店との品揃え在庫、価格競争は避けられません。 そんな時、(同じ価格なら)お客様の立場から見るとどうですか? CMで認知されている全国規模の大手靴店で買うか? まだまだ無名の西宮のお店で買うか? 100:0 になることはないと思いますが、何もしなければかなりの確率で前者に流れてしまうことは容易に想像できますね(^^;) では、どうすれば? どんなお客さんならTHE DECKさんで買おう! 買いたい! と思ってくれるでしょうか? THE DECKさんを知らないお客様にとっては、ふと検索で訪れても現状のトップページにある 挨拶文は で…これだけではいったいどんな素性のデッキシューズ専門店なの? 靴屋さん? 靴好きの個人商店? 無名な靴屋さん止まりで何もわからないままですね。 では… ぱっと見ではよくわからない、どこのどんな会社がどんな思いでこのお店を運営しているのか? を、このくらいしっかりとアピールして押すことで、専門店である信頼や、買う方のステイタス感、満足感を与えることができると思います。またさりげなく安物のインチキデッキシューズを買うことを恥ずかしい行為だと感じさせ、お客様のステイタス感やプライドをくすぐるような表現を盛り込むことで、ライバル量販店へ行きにくくする文章にしてみました。どうぞアレンジしてお使いください。(^^;) 上記のようなお店紹介文によって… そして、最初のSEOの話に戻りますが、現状SEOで4位に表示されているのは、「デッキシューズとは?」のコンテンツのあるフリーページなのです! 先日の神戸のセミナーでも、アレルギー対応パンのtontonさんがウンチクや日記をフリーページに載せると検索で自然に上位にヒットしてくる! と、意図せぬ自然なSEOについて紹介していただきましたが、 フリーページを使って、もっともっとデッキシューズのウンチクやメーカーブランドごとの情報コンテンツを充実させたら、より集客効果が高まるだけでなく、量販店との専門性での差別化ができると思います。 (おちゃのこネットのフリーページは比較的SEO効果が高いようです。読者の皆さんもぜひ、もっともっとフリーページに専門店ならではのコンテンツを充実させてみてください!) またそれがひいては、お店のブランド力・信頼感に繋がっていくのです。 THE DECKさんの進むべき道は 日本一の本物のデッキシューズ専門店! ではないでしょうか? 情報も! 商品も! サービスも! 目指せ 金メダル! (^^;) 具体的な戦略や改革案をぜひご相談いただければと思います! さて… オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。 実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。 この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。 もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、 診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。
おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、ブロック要素内に記載した文章を任意の横幅の箇所で省略表示する方法をご紹介します。
自由記入欄やhtmlタグ利用可能エリアに下記のようなhtmlタグを記載します。
<div class="center_box">
<p class="text_ellipsis">ブロック要素内の長い文章を横幅を指定して1行目で省略表示する</p>
</div>
管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。
スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。
※必ずwhite-space: nowrap;を指定する必要があるため、1行での省略表示しか行うことはできません。2行目で省略することはできません。
.text_ellipsis {
width: 200px;
overflow: hidden;
white-space: nowrap;
text-overflow: ellipsis;
line-height: normal;
}
購入回数表示について |
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このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードした購入回数表示についてです。
これまで受注一覧、登録者情報一覧に表示される購入回数は、5回までを数字で6回以上を★アイコンで表示しておりましたが、6回以上も数字で表示可能になりました。
また、受注一覧、登録者情報一覧ページとも購入回数で絞り込んでCSVファイルのダウンロードが可能です。
詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281571&id=535
FAQ(サポートくらぶ)
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。順位を維持するために |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
前回、「順位急落時の対処」についてお話をさせていただきましたが、順位を維持していくために注意する点についてお話をさせていただきます。
■順位を維持するために
様々な原因で順位は変動してしまいますが、極力順位を維持できるように行っていくことをご紹介します。
●定期的なサイト更新
サイト更新とはリニューアルのことではなく、新着情報のように定期的に更新できるコンテンツを用意して更新することになります。
通販サイトの場合、商品の入れ替わりや追加が頻繁に行われるため、特に意識をしなくてもサイトの更新は行われると思われます。
トップページに新着情報などを設けることでユーザーにも新商品の入荷が伝わりやすくなるため設置しておくことをお勧めいたします。
●商品ページなどの情報量が少なくならないように注意する
商品を追加するとページ数が多くなっていくと思われます。
検索エンジンはサイトのページ数と情報量も見ているとされているため、商品ページに説明が少ないまま商品を増やし続け、情報が少ないページが多くなってしまうと順位低下を起こしてしまうことがございます。
また、色違い商品などで説明文章を同じまま商品を増やしてしまうと重複ページとして評価が大幅に下がってしまうこともございます。
商品を追加していく場合、十分な商品情報を記載すると共に、他商品と同じ説明文章を使いまわさないように注意をしましょう。
●売り切れや販売終了商品の整理
売り切れや販売終了など既に使用しなくなった商品ページを削除した際、内部にリンクが残ってしまっていると既に存在しないページへのアクセスエラーとして404エラーというものになってしまいます。
サイト内のリンクで404エラーが多くなってしまうと検索エンジンのロボットが正しく巡回できず正しい評価がつかない場合がございます。
商品ページを削除した際は、サイト内にそのページへのリンクが残っていないかを確認してリンクも合わせて削除していくようにしましょう。
★POINT
・検索エンジン、お客様にも伝わりやすいように更新情報を表示する
・商品の追加や削除の際は情報量、内部リンクに注意する
スウェルキャッチでは、リンク状況の確認など順位維持に向けた対応も
行っております。
突然の順位・アクセス低下にお困りの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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